怪談と名刀

怪談と名刀

528円 (税込)

2pt

3.2

名物警視として活躍後、実業界に転じて通信事業の世界で風雲児となった著者が、その晩年、刀剣研究を志し著した幻の名著。名刀妖刀にまつわる怪談奇聞の数々を、物語的興趣を湛えて活写している。昭和10年初刊以来、史上初の再編復刊なる!

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怪談と名刀 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2016年11月10日

    戦国時代~江戸幕末の、刀剣が絡む怪を集めた読み物集。
    刀剣はこれみな怪や悪を斬るものであり、刀それ自体が怪になるお話はありません。
    とはいえ名刀の凄まじさはそれぞれのエピソードの中でよく伝わってきてかなり興奮しました。
    中では長めの「藤馬物語」は、著者が実際に剣術を指南してもらった師匠のお話だそうで...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月03日

    古い文体なので歴史小説に馴染みのない私には読み進め辛いかなと感じたが慣れればスッと内容がはいってきた。物語だけでなく刀その物の姿形や刀工の解説もあり読みごたえがあった。

    0

    Posted by ブクログ 2015年05月05日

    刀剣乱舞に関連して、日本刀の本が読みたいと思い購入。
    やや、古文めいた文章だったものの、不思議とすんなりと読めた。
    怪談、というよりかは、怪奇譚という感じ。怖い>不思議。
    冗長で中だるみしていた話もあったが、おおむね、初めて読む話ばかりで面白かった。文庫本だったので、おでかけのお供にぜひ。

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    Posted by ブクログ 2015年01月03日

    名刀と呼ばれる所以には、勇士の逸話と同等に魑魅魍魎が跋扈する世界があった!
    日本刀についての知識が無くても怪傑勇士の武芸譚として楽しめ、もちろん名刀と呼ばれる諸々の見所・特徴を各章末にぎゅっと凝縮。今までありそうでなかった、かゆいところに手が届く一冊。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年01月05日

    刀剣好きなら楽しい一冊。各刀ごとの逸話が短編として収められていて、それぞれの短編の末尾にはその刀についての著者の所見が記されている。知ってる刀派が出てくればテンションが上がるし、知らないものについても刃文や地鉄の特徴などが細かく記録されているのでとても参考になる。私はそんなに詳しくないので、地景とか...続きを読む

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