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作品一覧 2017/05/09更新 カエアンの聖衣〔新訳版〕 試し読み フォロー ゴッド・ガン 試し読み フォロー シティ5からの脱出 試し読み フォロー 禅〈ゼン・ガン〉銃 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> バリントン J ベイリーの作品をすべて見る
ユーザーレビュー ゴッド・ガン バリントン J ベイリー / 大森望 / 中村融 「馬鹿と天才は紙一重」を地でいった英国SF作家の短編集。思わず「くだらねーw」と一蹴してしまいそうなネタを膨らませ、読者の少年心に訴えかける作品が持ち味。 「神を殺すための兵器を生み出す科学者」や「極限まで巨大な音で演奏するオーケストラ集団」など冒頭から面白設定の話が続くが、ラスト3話はどれも必読...続きを読む。 特に「蟹は試してみなきゃいけない」は、思春期まっただなかにいる蟹の若者たちの青春を描いたお馬鹿SFの傑作。蟹の生殖行為や本能をここまで面白く解釈して書けるのは天才としか思えない。 Posted by ブクログ 禅〈ゼン・ガン〉銃 バリントン J ベイリー / 酒井昭伸 作者の作品は初めて読んだがすごいSFだ 宇宙最強の銃「禅銃」と退廃する銀河帝国の崩壊という話ではなく 後退理論などの小道具が素敵 ファンタジー小説としては楽しみにくいが そうあるべく書かれた話でないから仕方がない Posted by ブクログ カエアンの聖衣〔新訳版〕 バリントン J ベイリー / 大森望 自分は元々キルラキルは好きな作品だったが、本作へはキルラキル経由ではなく、ベイリー経由で偶然たどり着いた。長年色々追っていると、こういう偶然が出来て面白い。 読後感を振り返るとまるっきりキルラキル。服がテーマってなんだよ?という、多少穿ったような、本当に面白いのか?という疑問も抱きながらの読み始め...続きを読む、荒唐無稽でありながらもグイグイ引き寄せてくる構成に徐々にハマっていき、最終的には秀逸なオチに唸る。振り返ってみると見事としか言いようがない作品で驚くに至る。なるほど、中島かずき氏が本作の影響を受けた、というのはよくわかる。中島氏の視点を追体験する意味でも、読んでよかった。 Posted by ブクログ ゴッド・ガン バリントン J ベイリー / 大森望 / 中村融 日本オリジナルの短編集。巻末の解説にもあるが、ベイリーの短編は一つのアイデアを著者の豊かな想像力で膨らませて、見事な作品に仕上げている。難しいアイデアではなく、もし◯◯が△△だったらというifを広げている感じだ。例えば、表題作は、もし神を殺せる銃があったらだし、「邪悪の種子」は、もし不老不死になった...続きを読むらを描く。希望がない作品が多いが、これはベイリーから人類への警告なのかもしれない。「蟹は試してみなきゃいけない」はその中では異色。蟹を通して人類の存在を茶化しているように感じた。人もやはり動物なのだと。単純に文字面を追って楽しむのもよし、深読みして哲学的なことを考えるのもよし、様々な楽しみ方がある本だ。 Posted by ブクログ カエアンの聖衣〔新訳版〕 バリントン J ベイリー / 大森望 読む前は、服のSFって何だ!って感じだったが、読み進めて納得し、センス・オブ・ワンダーに震えた。確かに、服を着ると気分が変わるし、いつもと異なるテイストの服を着れば、他人が受けるその人の印象が変わる。服を着た本人も(一時的なものかもしれないが)性格が変わったかのように錯覚することもあるだろう。気づい...続きを読むているようで気づいてない状況を、あわや星間戦争なところまで物語を膨らましているのはさすがである。読む前の期待がそれほど大きくなかったこともあり、余計に心と脳みそにガツンときた。 Posted by ブクログ バリントン J ベイリーのレビューをもっと見る