ウィリアムギブスンの作品一覧
「ウィリアムギブスン」の「ニューロマンサー〔新版〕」「カウント・ゼロ〔新版〕」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ウィリアムギブスン」の「ニューロマンサー〔新版〕」「カウント・ゼロ〔新版〕」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
[記憶屋ジョニィ]
[ガーンズバック連続体]
流行雑誌のカメラマンが、30年代のアメリカが求めていた未来風の建築物を撮っているうちに、本当にそれを見てしまうというギブスンとしてはちょっと変わった話。登場人物の一人にそんなものは記号論的亡霊にすぎない、大衆潜在意識の一部を感じ取っただけ、と言わせたり、現実のアメリカの抱える問題とのずれを指摘したりして、SFの無邪気な部分をあっさりと切り捨てているようにも読める。下手をすると小難しいこと言ってる反SFの作家みたい。こんなの書いたあとによく電脳シリーズを書いたよなあ。でもサイバーパンクの批判性ってこういうことなのかも。
雰囲気的には「カウント・
Posted by ブクログ
「ニューロマンサー」を読んで、目くるめくSF仕掛けに翻弄されて、元になったこの作品を読もうと思った。面白かった感で言うと、こちらの方が上。完成度は「ニューロマンサー」が上かな。
麻薬よりも強力に脳内に作用するソフトウェア、高度に進化した整形というか人体改造、マトリックス世界への侵入、千葉シティ・・・といった「ニューロマンサー」で使われた仕掛けを描いた作品も勿論面白いのだが、一方で宇宙ものの2編もなかなか良かった。宇宙開発はソ連が優勢になるのは、人の命より国家が大事だからなんだろうね。
もう歳で長編を一気に読む気力が無いのもあるが、SFは短編の方が好きなのかもしれない。