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カール・マルクスはアメリカでコミューンを立ち上げ、渡英した福沢諭吉や森有礼たちは、蒸気コンピュータを輸入するために画策する。ロマン派の詩人ジョージ・バイロンは英国で首相となり、詩人ジョン・キーツは蒸気映像作家として活躍する……蒸気機関が夢見る鏡合わせの19世紀で繰り広げられる、幻想と爛熟のモチーフに彩られた傑作歴史改変SF、ここに再臨。巻末にはアイリーン・ガンによる「差分事典」増補版を収録。
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Posted by ブクログ
伊藤計劃、円城塔、ゲイル・キャリガー… 他のサイバーパンク、スチームパンクをぐるっと回ってから記念碑的作品とやらにたどり着く。 んー、欲張ってもキリが無いのは判っているのだけれど、近現代史がもっと頭に入っていれば、もっともっと楽しめたんじゃないかと思ってしまうんだよな。
円城塔を契機に読んだ作品だったが、これを読むと彼の『Self-Reference Engine』や『屍者の帝国』が如何に本作の影響下にあったかがわかる。その意味で読んでよかった。 ただ、同様に19世紀のフィクション、ノンフィクション織り交ぜた歴史改変である『屍者』を楽しめた一方、本作で理解が及ばな...続きを読むい部分も多かったのは、偏に教養の無さ故だろうなと。もう少し19世紀史を事前に振り返っておくべきだったかと思う。 全体的な解析機関を巡るSF的アイディア、作品構成自体は非常に好み。
正直、理解できたかと言われると「……」となる。が、SF的な知的好奇心がくすぐられる本には違いない。 差分事典を読み込んで、自分なりに調べたりして反復したいと思う。 混沌とした倫敦の光景に飲み込まれ幻影の十九世紀の雰囲気は十分楽しんだ。
ギブスン×スターリングのスチームパンク。 ざっと読んでみる。一気に読ませるストーリーはよいSFの特徴。まあそればっかりじゃないけど、今回は必要な力かと思う。こういう世界観を作ったことで古典として後々フィーチャー群と比較される運命だから。 あとスチームパンクは歴史改編物でもあるので、バベッジとかどう...続きを読むいうキャラ設定をするかもみどころ。歌舞伎とか歴史小説みたい。そのあたりも機関の女王とか、噛んで味わうスルメ的な楽しみ方もできる。そういうときは事典が親切。 読み終わって二人の作者の手品が明かされる。なるほどね〜。そこでもう一回、伏線などを確認しながらじっくり読んでみようと思わせるのも、2つめの特徴。でもって二回目も期待に応えてくれるかな、と思いながら再度ジャックインではなくて機関駆動! 余談として、私はスチームボ○イをあんまり楽しめなかった。もっと黒々としたCGでやってほしい(アップルシード最高!)。ストーリーもSF映画の常で全〜然覚えてないし。
正直に言おう、全く分からなかった。 最後まで話の全体像が見通せず、何がどうなって、話に決着がついたのか、あるいはつかなかったのか、さっぱり。 でも、個々の細部のネオヴィクトリア朝時代のロンドンの町とか、パラレルアメリカ大陸のマンハッタンコミューンとか、もちろん、蒸気機関ダービーとか、は瞠目をもって楽...続きを読むしんだんだけど。 肝心の?ストーリーが。さっぱり。落ちも全然分からないし。
ウィリアム・ギブスンとブルース・スターリングというSF小説の巨匠二人による共著。スチーム・パンク、サイバー・パンク、歴史改変SFの古典的名作として名前をよく聞くので読んでみた。けど、とにかく読みにくい。『ニューロマンサー』もかなりキツかったけど、歴史的な背景知識がないからか尚の事。 でもこの手の古...続きを読む典はなんとか理解したいという思いもあるので、いつかまたチャレンジしてみようかな。 1855年ロンドン。蒸気機関が発達し、現代で言うコンピューターのような位置づけになっている世界。
久しぶりに、最後まで読めなかった本になるんだろう。名作と言われて手に取ったはいいけど、描かれる物語は最果てまでいかないのではないか。という印象がつきまとう。 歴史改編ものなのにもかかわらず、もとの歴史をよく知らない。という読み手の甘さは否めない。けど、それを差し引いてもあまり楽しめなかった。 なんだ...続きを読むろ。読み方として間を開けすぎているというのもあるのだろうけど。こんなに楽しめなかった本は久しぶりだ。 もう少し大人になってまとまった時間がとれるようになったら読み返そう
欧州のこの頃の歴史・人物を知っていた方が楽しめる作品だと思う。 まったくしらない人物だとなんとも。
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