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■老舗靴メーカー、苦境からの大逆転!
空前の“メガブランド”誕生の舞台裏を開発チームが初公開!
「150万足売れれば大ヒット」と言われる子ども靴市場で、
年間600万足を売り上げ、いまや「子どもの2人に1人」が履いていると言われる
アキレス株式会社の子ども靴「瞬足」。
業界関係者の間では、“奇跡のシューズ”として、いまや伝説化した子ども靴ブランドです。
「速く走れるようになる靴があるらしいぞ!」
2003年の発売以来、「瞬足」は子どもたちの間で瞬く間に口コミで広がり、
初年度24万足、04年70万足、05年158万足…と加速度的に売上を伸ばしました。
発売10年目の13年現在、累計売上は4,000万足を突破。
毎年発売するモデル数は200種にも及びます。
また、注目すべきは、自社の売上だけでなく、それまで縮小していた子ども靴市場全体の拡大にも貢献したこと。
現在では、ランドセル、Tシャツ、靴下、なわとびなど、他ジャンルの企業とのタイアップ商品も開発し、売上も好調。
「子どもたちのライフスタイルを応援する」メガブランドに成長しました。
では、どのようにして、開発チームは、最強ブランド『瞬足』を生み出したのか?
それは、靴業界はもちろん、一般的にも常識破りで前代未聞の「あるアイデア」から始まりました。
組織力、決断力、突破力、マーケティング、現場主義、熱意…
開発チームが「瞬足」を生み出した背景には、
ビジネスを成功させるために不可欠な様々な要素が見えてきます。
本書は、その開発の舞台裏をドラマ性に富んだタッチで描きました。
また、この少子化時代に、「どうやって子どもたちの心をとらえるか」、
その秘訣を開発チームが明かします。
縮小する国内市場も、アプローチしだいでまだまだ打開できる!
子ども市場だけでなく、あらゆる業界のビジネスパーソンに、
“現状打破”への貴重なヒントを与えてくれる1冊です!
Posted by ブクログ 2018年12月09日
頭でっかちな教科書やフレームワークからではなく、
実体験や想いからスタートして開発している。
振り返るとそれはマーケティングの基本を徹底していたところがかっこいい。
愚直に、一途に、打算なくやるのがいいのだ。
・マーケティング部門は市場分析+橋渡しの役割(つくる部署「企画開発」と売る部署「営業...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月26日
【実はネーミング?】
読みものとしては、なぜか盛り上がりに欠けます。
しかし、ブランドというものを考えさせられます。
何かにこだわってものをつくることは非常に大切です。しかし、消費者にそのこだわりが伝わるかといえば、伝わらないことのほうが多いです。わかりにくいこだわりではヒット商品は生まれません。...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年11月30日
チェック項目5箇所。「コーナーを力いっぱい駆け抜けた結果として速く走れる」という側面はあります、しかし私たち作り手が真に目指したのは、「運動会でよい思い出をつくれる靴」をどもたちに提供することだったのです。子どもたちが「オシャレ」に興味をもちはじめる年齢は年々早くなっていました、それは、子ども靴の売...続きを読む
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