歴史・時代小説の検索結果

  • 口入屋用心棒 : 1 逃げ水の坂

    口入屋用心棒

    小説・文芸
    2.8
    1~51巻561~825円 (税込)
    わけも告げず姿を消した妻を探し求めて、駿州沼里から江戸にやってきた湯瀬直之進は、小日向東古川町で店を構える口入屋・米田屋に住み込みの用心棒として雇われる。仔細あって木刀しか遣わない直之進だが、さっそく、うだるような暑さのなか、主の光右衛門について江戸の商家を回ることになる。書き下ろし長編時代小説、待望の新シリーズ第一弾。
  • 左近 浪華の事件帳 : 1 遠き祈り〈新装版〉

    左近 浪華の事件帳

    小説・文芸
    4.5
    1~4巻561~671円 (税込)
    千年の時を超え、古の帝からの密命を守り続けてきた〈在天別流〉。その闇の組織に属し、大坂の町と人を守るその使命に命を賭ける、若き美剣士・東儀左近の活躍を描く、書き下ろし長編時代小説の新シリーズ。舞台は、NHKの土曜連続ドラマで放送され好評を博した「浪花の華 緒方洪庵事件帳」の二年前となる。
  • あおなり道場始末

    あおなり道場始末

    小説・文芸
    4.0
    1巻561円 (税込)
    九州、豊後、坪内藩の城下町にある青鳴道場。先代の死から早一年、道場は存亡の危機にあった。跡を継いだ長男の青鳴権平はまだ二十歳と若く、その昼行燈ぶりから、ついには門人が一人もいなくなってしまったのである。米櫃も底をついたある日、「鬼姫」と巷で呼ばれる妹の千草や、神童の誉れ高い弟の勘六に尻を叩かれた権平がようやく重い腰を上げる。「父の仇を捜すために道場破りをいたす」。酔って神社の石段で足を滑らせて亡くなったとされる先代の死には不審な点があり、直前には五つの流派の道場主たちと酒席を共にしていた。三人は、道場再興と父の汚名を雪ぐため、まずはその一つ、新当流の柿崎道場を訪ねる――。
  • もんなか紋三捕物帳 : 1 ちゃんちき奉行

    もんなか紋三捕物帳

    小説・文芸
    3.0
    1~3巻561~594円 (税込)
    江戸城中の警備を担う城中奉行の大久保丹後は、城内で起きる不可解な事件の解決に心血をそそぐが、真相究明には程遠い日々。業を煮やした丹後は、江戸中の岡っ引きの大親分、門前仲町の紋三に助力を求めるが……。徳間書店、廣済堂出版、双葉社の三社共同書き下ろしシリーズ。
  • 岡場所揉めごと始末記 : 1 九十新さん

    岡場所揉めごと始末記

    小説・文芸
    -
    1~2巻561~583円 (税込)
    御先手組同心を務める九十九家の五男坊・新吾は、根付け彫りに熱中するかたわら、自立の道を求めていた。ひょんなことから出会った口入屋の紹介で、深川にある料理屋梅本に住み込み、揉め事処理の役目を担うことになる。期待の新人デビュー作。
  • 椿の海

    椿の海

    小説・文芸
    -
    1巻561円 (税込)
    江戸の初期まで、千葉の犬吠埼に近い九十九里浜のあたりに、椿の海と呼ばれる広大な湖があった。それを干拓して広大な水田にする……夢のような計画には、さまざまな事件と人間の思惑が絡み合っていく。伝説の湖は、いかにして人の手で変わっていったのか。書き下ろし長編時代小説。
  • 貸本屋ときどき恋文屋

    貸本屋ときどき恋文屋

    貸本屋<ゆうづき>で働くなつは、実は由緒ある武家の生まれ。恋ゆえに出奔した兄を捜すため、単身江戸へ上ったのだ。手がかりは兄の恋人が版画職人を目指しているということだけ。版画本の作者を調べては、めぼしい人々を訪ねる日々だ。ある日、本に興味のない植木屋の小六が歌集を借りていく。恋歌がうまく作れないという彼に、なりゆきで協力することになるが…?
  • 壮志郎青春譜 陰御用江戸日記 : 1 孤愁の刺客

    壮志郎青春譜 陰御用江戸日記

    小説・文芸
    -
    1~3巻561~583円 (税込)
    田沼意次政治を守るための影御用を務める安川市兵衛に見込まれた浪人・村越壮志郎の活躍と成長。
  • もののけ、ぞろり

    もののけ、ぞろり

    小説・文芸
    3.5
    1~6巻561~594円 (税込)
    宮本武蔵の弟子・伊織は亡き母を蘇らせる外法に失敗、弟が白狐と化してしまう。人間の姿に戻るべく、本物の外法使いを探す兄弟が辿り着いたのは、夏の陣に揺れる大坂城だった。妖術で徳川家康に応戦していた淀殿は、豊臣秀吉や織田信長を復活させ大騒動に。襲いかかる物の怪から弟を守るため、伊織は妖刀村雨でもののけたちをメッタ斬り! 愉快痛快、新感覚時代小説。
  • 霧の城

    霧の城

    織田の女城主と武田の猛将、許されぬ戦国の恋。武田と織田が争う岩村城攻防戦。一通の恋文が二人の運命を変えた! 美濃国岩村城を攻めあぐねていた武田の猛将・秋山善右衛門は無血開城を促すため、岩村の女城主・おつやの方に一通の書状を送る。そこには和議の条件として、おつやと夫婦になりたいという驚きの申し出が書かれていた。和議を受け入れるか悩むおつやだが……実話を基に、織田と武田の熾烈な戦いと、その後の二人の知られざる運命を描く感涙の歴史秘話!
  • 刀伊入寇 藤原隆家の闘い

    刀伊入寇 藤原隆家の闘い

    小説・文芸
    3.7
    1巻561円 (税込)
    日本国存亡の危機に真の英雄現わる! かつてなき国難に立ち向かった実在の貴族の闘い! ――時は平安中期、朝廷きっての貴公子でありながら、「さがな者」(荒くれ者)と呼ばれた藤原隆家は、花山法皇や藤原道長らとの「闘乱」(喧嘩)に明け暮れる日々を送っていた。その頃、陰陽師・安倍晴明は彼にこう告げた。「あなた様が勝たねば、この国は亡びます」。道長との政争に破れ、自ら望んで任官した九州・大宰府の地で、隆家は、海を越えて壱岐・対馬を蹂躙し、博多への上陸を目論む異民族「刀伊」の襲来を迎え撃つ! 清少納言、紫式部らとも交流し、京の雅の世界にも通じつつ、かつてなき未曾有の国難に立ち向かった実在の貴族の奮闘を、豊かな想像力をからめ織り上げた、雄渾にして絢爛たる平安戦記エンターテインメント!
  • 愛妹草紙 十死零生の剣

    愛妹草紙 十死零生の剣

    小説・文芸
    -
    1巻561円 (税込)
    その秘奥義を使った者は、必ず死ぬ。 天保十一年陰暦六月。牛久藩の勘定方下役の岡部隼人は、藩の特産品の取引をめぐる不正が行われていることに気付く。懐柔策と思われる不審な動きが続くなか、決定的な証拠を掴んだ隼人は、藩主への直訴を決断する。その行く手には、剣のライバルでもある悪徳侍が待ち受けていた。
  • 秘め事おたつ 細雨

    秘め事おたつ

    小説・文芸
    3.7
    1~4巻564~679円 (税込)
    両国の稲荷長屋で金貸しを営むおたつ婆は、口は悪いが情に厚く、困っている人を見過ごせない性分。ある日、常連客の弥之助が身投げを図ろうとした女を連れてくる。訳も訊かず寝食を与えるおたつに、女は自身の過去を語り始めるが……。誰の身の上にもある秘め事。それらを清算すべく、おたつと長屋の仲間達が奮闘する書き下ろし新シリーズ第一弾。
  • 追われもの 一 破獄

    追われもの

    小説・文芸
    4.0
    1~4巻564~627円 (税込)
    博打の罪で遠島となった丹次は八丈島で平穏に暮らしていた。だがある日、新たに来た旧知の男が衝撃の話をもたらす。実家の乾物問屋が兄嫁に潰されて親は首を吊り、兄・佐市郎は行方知れずだという。優しい兄の窮状を知った丹次は焦燥にかられ、島抜けして遥か彼方の江戸を目指そうとするが……。時代劇の人気脚本家が贈る骨太の新シリーズ始動!
  • 極道大名

    極道大名

    久留米藩主・有馬虎之助には裏の顔がある。なんと江戸のごろつきで知らぬ者はない極道〈水天宮の虎〉なのだ。そんな虎之助だが八歳の将軍家継にはなぜか懐かれ、このかわいい将軍を支えて自分は副将軍にと目論んでいた。だがある日を境に事態は急変、かつて散散殴りつけた男の影がちらつき始め……。帰ってきた伝説の暴れん坊、新シリーズ始動!
  • 大名やくざ

    大名やくざ

    有馬虎之助は大身旗本の次期当主。ところが屋敷を一歩出れば着流しを大きくはだけて目つき鋭く、「若親分!」と方々から声が飛ぶ。じつはこの虎之助、侠客の大親分を祖父に持つ根っからのやくざだった――。敵との縄張り争い、主筋の藩の跡目騒動、次々と舞い込む難題に稀代の暴れん坊がはったりと剣戟で対峙する!  痛快時代小説シリーズ第一弾。
  • 甲賀忍法帖 山田風太郎忍法帖(1)

    山田風太郎忍法帖

    小説・文芸
    4.5
    1~14巻565~1,100円 (税込)
    家康の秘命をうけ、徳川三代将軍の座をかけて争う、甲賀・伊賀の精鋭忍者各十名。官能の極致で男を殺す忍者あり、美肉で男をからめとる吸血くの一あり。四百年の禁制を解き放たれた甲賀・伊賀の忍者が死を賭し、秘術の限りを尽くし、戦慄の死闘をくり展げる艶なる地獄相。恐るべし風太郎忍法、空前絶後の面白さ!
  • 続 御書物同心日記

    続 御書物同心日記

    小説・文芸
    3.7
    1巻565円 (税込)
    嫁入り道具の絵巻物を担保に、大名家が古本屋に金を借りにきた。目利きを頼まれた御書物同心の丈太郎は、極彩色の春画にうろたえる。一方、将軍家の書物を管理する御文庫では将軍遺愛の本が紛失した。書名を聞いた途端、丈太郎は驚愕する。そして「事件」は意外な展開をみせた・・・。江戸情緒あふれる連作集。(講談社文庫)
  • 其の一日

    其の一日

    小説・文芸
    4.0
    1巻565円 (税込)
    吉川英治文学新人賞に輝いた傑作短編集。安政7年3月3日、井伊家の密偵・可寿江(かずえ)は水戸浪士の不穏な動きを察知し、主君でかつて恋人でもあった直弼に通報しようとするが。「桜田門外の変」「箕輪心中」などの事件を題材に、江戸市中で懸命に生きる人々の、運命を変えた1日を描いた時代小説短編集。全4編を収録。<第24回吉川英治文学新人賞受賞作>
  • 夜明けの辻

    夜明けの辻

    小説・文芸
    3.7
    1巻565円 (税込)
    江戸中期の尊皇論者、山県大弐と出会ったことから藩の内紛にまきこまれた二人の青年武士の、友情の破綻と和解までを描いた初期の中編『夜明けの辻』。元芸妓との結婚を望んだ若侍が、頑固一徹の国家老の伯父を説得するために機略に富んだやり取りをくりひろげる“こっけい物”の佳品『嫁取り二代記』。ほかに『平八郎聞書』『葦』など、山本周五郎の文学的精進のあとを伝える全11編。
  • 風来の剣

    風来の剣

    小説・文芸
    4.0
    1巻565円 (税込)
    料理屋の女将(おかみ)が襲われ、奉公人が殺された。同じ頃、材木問屋の主が川で謎の転落死を遂げる。事件を追う蓮見宗二郎ら始末人だが、魔手は始末屋の元締・文蔵にまで伸びる! 陰に見え隠れする謎の老武士は何者か?  宗二郎の秘剣“鱗返し”を突き崩す“風来の剣”とは? 始末人に最大の危機が迫る! (講談社文庫)
  • 幽四郎仇討ち帖

    幽四郎仇討ち帖

    小説・文芸
    -
    1巻565円 (税込)
    鈴鹿藩江戸上屋敷に二つの早桶が担ぎ込まれた。一つは公金横領の罪を着せられ脱藩した松方伝四郎、もう一つは彼の許婚で、自害した三千代であった。…と、片方の棺の蓋が開いて、ゾロリとした着流しの男が立ち上がった。「幽霊の幽四郎」が伝四郎の仇を討たんと甦ったのだ!

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  • 明智光秀の密書

    明智光秀の密書

    小説・文芸
    3.5
    1巻565円 (税込)
    信長が本能寺に斃れた翌日、そうとは知らず毛利攻めを続ける秀吉軍は、毛利に密書を携えた明智の使者を捕縛した。難解な暗号で記された密書、やがて解読された凶報。知恵者、黒田官兵衛の秘策をもって、秀吉軍は急遽、明智攻めに取って返した。――史実の“裏”を照射する歴史推理の傑作短編集。

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  • 抜討ち半九郎

    抜討ち半九郎

    小説・文芸
    4.0
    1巻565円 (税込)
    抜討ちの達人関根半九郎は、許嫁を犯した上役を斬り、破牢して盗賊の群に落ちた。拾った女お民を連れて、殺人と強盗の凄惨な日々。やがて、最後の大仕事に失敗し、奉行所の追手、血みどろの仲間割れ、敵(かたき)たちとの対決、とすべての結着をつける時が迫って――。苦い人生を急ぐ男を、鮮烈に描く傑作他6編を収録。
  • 鬼と人と 上巻 信長と光秀

    鬼と人と

    小説・文芸
    3.9
    1~2巻569円 (税込)
    天下を治めるのは、型破りな行動を引き起こす「破棄と気迫」か? それとも、感情を抑え、礼式を尊び、格式を重んじる「品位」か? 歴史上の謀反事件として最も名高い「本能寺の変」に題材をとったこの小説は、個々の事件における信長と光秀両者の内面を浮き彫りにし、主従の心の葛藤を鮮やかに描き出した。なぜ、忠臣は天才的主君を討ったのか。初の独白形式で迫る歴史巨編!
  • こんちき あくじゃれ瓢六捕物帖

    こんちき あくじゃれ瓢六捕物帖

    小説・文芸
    4.0
    1巻569円 (税込)
    色男・瓢六が大活躍。人気捕物帖シリーズ第二弾 晴れて無罪放免となった瓢六だが、お袖と熱々の平和な日々も長くは続かない。 わけありの母子を匿ったり、瓦版を作ったり、そして今度はお袖が牢に入れられる……!? 粋で愉快でほろりとする六篇を収録。痛快無比の時代小説。
  • 小説 太田道灌

    小説 太田道灌

    小説・文芸
    3.0
    1巻569円 (税込)
    室町幕府の権威失墜とともに、関東は長い戦乱状態に入っていた。江戸城を築城し、軍事と歌に秀でた武将・太田道灌は、上杉家の滅亡を阻止するため獅子奮迅の活躍をしていた。しかしその才気はあらぬ誤解を招き、ついに謀略の魔の手に倒れた。道徳と秩序が乱れた世の中で、己の美学を貫き通したそのさわやかな生きざまを余すところなく描く。
  • 生きのびる 横浜異人街事件帖

    生きのびる 横浜異人街事件帖

    小説・文芸
    3.7
    1巻569円 (税込)
    ときは幕末。開港して六年目の横浜では、南京人による犯罪が激増していた。取締りの応援に乗り込んだ与力立花源吾が行方知れずに。そしてある朝、源吾の首が奉行所の門前にさらされていた――! 下手人と目されたのは窃盗団頭領の張竹芳。剣友・源吾の敵を討つため、卯之助と正五郎は上海へ向かう。著者円熟の筆がますます冴える『横浜異人街事件帖』完結篇。
  • 岩倉具視 言葉の皮を剥きながら

    岩倉具視 言葉の皮を剥きながら

    小説・文芸
    3.4
    1巻569円 (税込)
    明治維新の立役者の一人、岩倉具視。下級公家に生まれ、クーデターの画策などで幾度となく追放されながら、いかにして彼は権力の中枢までのぼりつめたのか。本作の構想を長年温めてきた著者が、卓越した分析力と溢れる好奇心で史料と対峙。「尊王攘夷」や「佐幕」といった言葉を剥きながら、新たな岩倉具視像を立ち上げることに成功した永井文学の集大成!
  • 本朝金瓶梅 西国漫遊篇

    本朝金瓶梅 西国漫遊篇

    小説・文芸
    5.0
    1巻569円 (税込)
    おきんとお六、女ざかりの妾2人に挟まれて旅する江戸最強の色男・西門屋慶左衛門。伊勢参りのご利益か自慢のモノがついに回復! 京都で大坂で金毘羅で、西国の美女たちを相手に最高の快楽を求めるが……。色と欲にまみれた男女が豪華に繰り広げる、痛快エロティック時代小説が現代の“精力減退”に警鐘を鳴らす!? 中国四大奇書のひとつ、名作『金瓶梅』に林真理子が新たな命を吹き込んだ、ノンストップ・エンタテインメント第3弾!
  • ばさらの群れ

    ばさらの群れ

    小説・文芸
    -
    1巻569円 (税込)
    ときは南北朝時代。中世特有の宗教心と組織の理論が発達し、人間が人間らしくいることが非常に難しくなったこの時代に、ばさらと呼ばれる一群の人々が誕生した。ばさらとは、規格化・画一化を何よりも嫌い、自己の個性を遺憾なく発揮し尽くした人々である。現代と相通ずる世相を活写し、人間、この世をいかに生くべきかを問う歴史小説。
  • <実説>  諸葛孔明 ある天才軍師の生涯

    <実説> 諸葛孔明

    小説・文芸
    3.7
    1巻569円 (税込)
    『三国志』の中で、天才軍師として華々しく登場する諸葛孔明。ライバル仲達とは本当に戦ったのか? などフィクションを取り除き、真実の生涯に迫る著者会心の力作!
  • 縮尻鏡三郎 首を斬られにきたの御番所

    縮尻鏡三郎 首を斬られにきたの御番所

    小説・文芸
    3.6
    1巻569円 (税込)
    失脚して縮尻(しくじり)御家人となった拝郷鏡三郎は、いまは「大番屋」の元締として大忙し。本日もよろず相談事が持ち込まれる。役人の言葉に逆上して「ここで餓死させていただく」と坐り込む男あれば、ぐうたらな娘婿は評定所に呼び出される。趣味の陸釣りに出かければ、手に釣竿を握った奇妙な土左衛門の話を聞かされる。表題作ほか「天に口無し」「護持院ガ原逢魔が時の大捕り物」「舞う桜」「吝嗇之助は吝嗇之助」「妲己のおせん」等を収録、好評シリーズ第二弾。
  • 本朝金瓶梅

    本朝金瓶梅

    小説・文芸
    3.5
    1巻569円 (税込)
    『金瓶梅』とは赤裸々な性描写で有名な中国の小説。この筋立てを花のお江戸に移したのが本書です。札差の西門屋慶左衛門は金もあれば美男子で、評判の女好き。かたや少女の頃から妾稼業をし、男をたらし込んで生きてきたおきん。そんなふたりがまぐわってしまったから、さあ大変。慶左衛門の妾のほうが100倍幸せとばかりに、おきんは自分の夫に毒を盛る。念願かなって妾になっても、慶左衛門はいろんな女にうつつを抜かし……。恋愛小説の名手が描く、官能時代小説!
  • 狸穴あいあい坂

    狸穴あいあい坂

    小説・文芸
    3.4
    1~4巻572~715円 (税込)
    結寿(ゆず)は、十七の娘盛り。元火盗改の祖父と麻布狸穴で暮らしている。新春、ムジナを探す八丁堀同心・妻木と出会う。精悍だがどこか飄然とした佇まいに、ほのかな恋心を抱く結寿。だが、火盗改方と同心は、手柄を競い合う仇敵関係だ。その頃、夜道で金品を奪う“ムジナ”が出没し……。二人は、祖父に内緒で、狸穴界隈で起こる不思議な事件の謎を解いていく。恋と捕り物の行方を温かな人情のなかに描く連作時代小説。
  • 海の百万石 銭屋の女たち

    海の百万石 銭屋の女たち

    小説・文芸
    -
    1巻572円 (税込)
    江戸後期、加賀国で名を揚げた豪商・銭屋五兵衛。志高く海運業を興し、功を成して藩の財政を度々救ったが、後に無念の最期を遂げた。「海の百万石」と称された銭屋五兵衛と一家を支え、共に生きた女たちーー母やす、妻まさ、長男の嫁きわ、孫娘千賀。一家への謂れなき罪を背負い、銭屋再建のためそれぞれが必死に尽力した姿を描く壮大な歴史ロマン。草思社・文芸社W出版賞金賞受賞作。
  • 会津の義 幕末の藩主松平容保

    会津の義 幕末の藩主松平容保

    小説・文芸
    4.0
    1巻572円 (税込)
    高須藩の六男に生まれ、会津松平家の養子となった容保。初代藩主保科正之が定めた会津藩家訓による徳川将軍家への絶対随順を、精神に叩き込まれる。幕末の動乱期、家老たちの反対を押し切って京都守護職を拝命。京都の治安に尽くし孝明天皇の信を得る。だが、戊辰戦争で朝敵の汚名を着せられ…。信じた正義のために潔白を明かそうと、信念を貫いた武士の誇り高き人生を描く書き下ろし歴史小説。
  • 恋の櫛―人情江戸彩時記―(新潮文庫)

    恋の櫛―人情江戸彩時記―(新潮文庫)

    小説・文芸
    5.0
    1巻572円 (税込)
    指物師の職人の家に後添いとして入ったおしなだったが、なつかぬ継子と姑の苛烈な虐めに、耐えきれず家を出た。二年後、ばったり、夫に出遭ってしまう(「蝋梅」)。こっそり組織的に藩士に内職をさせていた貧乏藩。足軽勘七の透かし彫の柘植櫛が大店の跡取り娘の手に渡り、娘は「この職人に会いたい」と言い出した(「恋の櫛」)。江戸の各所で職人の技と意地と優しさが交差する。心温まる傑作四編。
  • うばたまの 墨色江戸画帖

    うばたまの 墨色江戸画帖

    青井東仙は十一歳のとき貧しさから逃れるように家を出て、江戸で偶然出会った絵師・松山翠月に才能を見出され、弟子となった。しかし、夜具も食事も着物も与えられ満たされた暮らしに次第に創作意欲をなくして破門されてしまう―。才能に溺れ、落ちぶれた絵師が再起をかける、大江戸人情譚! 闇と現が隣り合わせの江戸で、東仙は再び夢を描く…。新・時代小説! 2018年ノベル大賞受賞作。
  • 春山入り(新潮文庫)

    春山入り(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.6
    1巻572円 (税込)
    藩命により友を斬るための刀を探す武士の胸中を描く「春山入り」。小さな道場を開く浪人が、ふとしたことで介抱した行き倒れの痩せ侍。その侍が申し出た刀の交換と、劇的な結末を描く「三筋界隈」。城内の苛めで病んだ若侍が初めて人を斬る「夏の日」。他に、「半席」「約定」「乳房」等、踏み止まるしかないその場処でもがき続ける者たちの姿と人生の岐路を刻む本格時代小説の名品。『約定』改題。
  • 密偵 幕末明治剣豪綺談

    密偵 幕末明治剣豪綺談

    小説・文芸
    -
    1巻572円 (税込)
    幕末明治、急速に押し寄せてくる西欧化の波に敢えて反抗するように、剣の道を極めようとした男たちがいた。人を律し、自身にはなお厳しく生きながら、ひたすらに精神の自由を求めるその姿は、不思議と人々の心までも動かした。新選組永倉新八、高野佐三郎、富山弥兵衛、小栗上野介……。いずれ劣らぬ強烈な個性をもち、時代と激しく対立した男たち。今なお、まばゆい光を放つ、尊いまでの孤高の生き方を、練達の筆が描いた剣豪小説の逸品。
  • 日本史の叛逆者 私説・壬申の乱

    日本史の叛逆者

    小説・文芸
    3.8
    1~2巻572~924円 (税込)
    父を異にする二人の皇子、中大兄皇子と大海人皇子。両者の間の確執は、やがて、古代史上最大の争乱といわれる壬申の乱となって火を吹き上げた――。二人は何故そこまで憎み合わなければならなかったのか? 大海人皇子の妻・額田王はどうして中大兄皇子に娶られなければならなかったのか? 大海人皇子の実父はいったい何者であったのか? 数多くの謎を秘めた壬申の乱。その歴史の真相と、交錯する人間模様を、著者独自の視点から探り、リアルな筆致で描いた、新本格歴史小説!
  • 右京之介助太刀始末 お江戸の信長

    右京之介助太刀始末 お江戸の信長

    小説・文芸
    -
    1巻572円 (税込)
    婚礼直前に屋敷を逃げ出した竜子姫を助け、石川島で大捕物を仕掛けた“若様”奥山右京之介。まんまとせしめた大金を仲間に配り、風のように江戸から消えた。そして季節が秋から初冬へと移る頃、若様は播磨国仙崎藩にフラリと姿を現す。此度の狙いはなんと、豊臣秀吉が多田銀山に隠したと伝わる七億両もの埋蔵金。仙崎藩のお家騒動に便乗し、若様は仰天の秘策を打つ。芥川賞作家、入魂の書き下ろし。
  • 絵師金蔵 闇の道しるべ : 1 奈落

    絵師金蔵 闇の道しるべ

    小説・文芸
    -
    1~3巻572~583円 (税込)
    土佐藩内で起きた贋絵事件の濡衣により所払の沙汰を受けた御用絵師金蔵は、南町奉行遠山景元に呼び寄せられ江戸にやってきた。浅草猿若町市村座で助六上演中に起きた人殺し事件に遭遇した金蔵は、下手人の似顔絵を描いたのだが……。期待の新人が放つ本格書き下ろし時代小説第一弾!
  • 青い目の旗本 ジョゼフ按針(一)~衣笠の姫~

    青い目の旗本 ジョゼフ按針

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻572円 (税込)
    徳川家康が重用したイギリス人三浦按針(ウイリアム・アダムス)を父に、日本人を母にもつ三浦ジョゼフ按針。父亡き後、旗本の地位と領地、朱印状を継いだ。ある日、嵐により持ち船が難破、三浦半島に漂着したジョゼフは、その地を治める衣笠藩のお家騒動に巻き込まれる。背後にはジョゼフを追い落とそうとする老中の陰謀が……。破天荒な旗本の活躍を圧倒的スケールで描く、新たなる時代活劇!
  • 忠臣蔵 (一) 運命の廊下

    忠臣蔵

    小説・文芸
    -
    1~5巻572~616円 (税込)
    徳川五代将軍綱吉が治めた元禄時代には、側用人柳沢吉保が賄賂政治によって絶大な権勢を掌中に収め、貨幣経済の発達によって町人が台頭。近世町人文化が花開いた爛熟期でもあった――。元禄十四年、赤穂城主浅野内匠頭は、勅使下向に際し接待係を命じられた。指南役は高家・吉良上野介。江戸中を震撼させた“松の廊下事件”の出会いは、もう目前に迫っていた!!
  • お江戸、にゃんころり 神田もののけ猫語り

    お江戸、にゃんころり 神田もののけ猫語り

    小説・文芸
    2.7
    1巻572円 (税込)
    「死ぬ前に、誰に会いたい?」お江戸の町で話題のとある噂。最後の願いを叶えてくれる死神がいるという。大切な約束や伝えたい言葉、抱える事情は人それぞれ。妖かしたちが目にした、涙と人情のお江戸物語。
  • 徳川御三卿 (上)

    徳川御三卿

    小説・文芸
    3.0
    1~2巻572円 (税込)
    長男家重を将軍につけた吉宗は、万一の場合にそなえ、御三卿を新設。田安・一橋・清水、登場す! 尾張・水戸の両家は京都で猛威をふるう竹内式部の尊皇思想に呼応、御三卿と全面対決。本格歴史巨編。
  • お江戸、れんれん 神田もののけ恋語り

    お江戸、れんれん 神田もののけ恋語り

    小説・文芸
    -
    1巻572円 (税込)
    狸と猫の妖かしが、一人前の妖怪になるために妖怪学校にご入学。授業は神田の町での人助け。市井の人々の恋まつわるお悩みを、天然ボケの妖かいコンビが見事解決!?
  • 契り桜~風太郎江戸事件帖~

    契り桜~風太郎江戸事件帖~

    小説・文芸
    4.0
    1巻572円 (税込)
    本所深川へやって来て一年。風魔一族の跡取り・風太郎も、下っ引きの仕事が板についてきた。お互い憎からず思う綾乃という娘もいる。そんなある日、風魔の抜け忍がなじみの飯屋で働き始めたのを知る。近ごろ江戸を騒がせる数々の事件は、奴の仕業なのか? 忍術を封印した風太郎におそろしい罠が迫る――。いくつもの恋が咲き、時に散る、心に沁みる江戸人情捕物帖。
  • ふらっと銀次事件帳一 天ぷら長屋の快男児

    ふらっと銀次事件帳

    小説・文芸
    -
    1~3巻572円 (税込)
    面倒臭がり屋だが人情家の銀次は町の事件解決屋。天麩羅屋台を束ねる母の下で難事件に挑む日々。辻斬りを追い、その正体の旗本を傷つけてしまった銀次。待っていたのは詮議ではなく思いがけない真実で…。
  • 極楽宿の刹鬼 火盗改鬼与力

    極楽宿の刹鬼 火盗改鬼与力

    小説・文芸
    2.5
    1巻572円 (税込)
    火盗改の竜之介が踏み込んだ賭場には三人の斬殺屍体が。事件の裏には「極楽宿」と呼ばれる料理屋の存在があった。極楽宿に棲む最強の敵、玄蔵。遣うは面斬りの太刀! 竜之介の剣がうなりをあげる!
  • 惑いの面影 小伝馬町牢日誌

    惑いの面影 小伝馬町牢日誌

    小説・文芸
    -
    1巻572円 (税込)
    お人好しのやっさんと囚人からも親しまれている牢屋敷の同心・大賀弥四郎のもとに、亡き妻と面影の似たお峰が、亭主殺しの科で入獄してきた。しかしそこには様々な男たちの野心が何重にも渦巻いていて……。
  • お江戸、ほろり 神田もののけ人情語り

    お江戸、ほろり 神田もののけ人情語り

    小説・文芸
    4.0
    1巻572円 (税込)
    理由あって口入れ屋の世話になることになった狸と猫の妖怪2匹の初仕事は、長屋に居座っているという妖怪どもを追い出すこと。依頼主のちょっと変わった3人の爺さんは、自らの死に水を取ることを条件に、生活に困った妖怪たちを長屋に招き入れ、長年仲良く暮らしてきたというのだが、今さらなぜ? どうやら大切に育て上げた娘の結婚に関係が!? お江戸もののけ騒動記。
  • 夜隠れおせん 火盗改鬼与力

    夜隠れおせん 火盗改鬼与力

    小説・文芸
    -
    1巻572円 (税込)
    待ち伏せを食い壊滅した「夜隠れ党」頭目の娘おせん。父の仇を討つため、裏切り者源三郎を狙う。一方、火盗改の竜之介も源三郎を追うが、手練れ二人の挟み撃ちに…大人気書き下ろし時代小説シリーズ第6弾!
  • ジュリアス・シーザー

    ジュリアス・シーザー

    シーザーが帰ってきた! 凱旋する英雄を歓呼の声で迎えるローマ市民たち。だが群衆のなかには、彼の強大な権力に警戒心を抱くキャシアス、フレヴィアスらの姿があった。反感は、暗殺計画の陰謀へとふくらむ。担ぎ出されたのは人徳あるブルータス。そして占い師の不吉な予言……。耳をくすぐる言葉、卑しい媚びへつらいにも動じないシーザーに、死はとつぜん訪れた。息遣いが聞こえる演出家の名訳・第2弾。
  • 生きている源八

    生きている源八

    小説・文芸
    3.8
    1巻572円 (税込)
    どんな激戦に臨んでもいつも生きて還ってくるために、臆病者とさえ誤解されながら、なおも生きつづける兵庫源八郎。その細心にして豪胆な戦いぶりに託して、“玉砕”が叫ばれていた太平洋戦争末期に作者の信ずるところを強く打ち出した〈日本士道記〉シリーズの表題作。かけ違った恋に衝撃を受けつつも、剣の道を貫く『藤次郎の恋』。ほかに『立春なみだ橋』『豪傑ばやり』など全12編。
  • 五瓣の椿

    五瓣の椿

    小説・文芸
    3.9
    1巻572円 (税込)
    「この世には御定法で罰することのできない罪がある」最愛の父が死んだ夜、自分が父の実子ではなく不義の子なのを知ったおしのは、淫蕩な母とその相手の男たちを、自らの手で裁く事を決心する。おしのは、母を殺し、母の男たちの胸につぎつぎに銀のかんざしを打ちこみ、その枕もとに赤い山椿の花びらを残してゆく……。ミステリー仕立で、法と人間の掟の問題を鋭くついた異色の長編。
  • 闇は知っている

    闇は知っている

    小説・文芸
    3.3
    1巻572円 (税込)
    十七歳の僧・隆心は、彼の心を踏みにじった後家お吉を絞殺し、故郷から逃げ出す。山崎小五郎と名を変え、金で殺人を請負う〈殺し屋〉となった彼は、天与の美貌と剣技にものをいわせ、平然と女を犯し、人を殺すが、育ての親である隆浄和尚と対峙したとき……。抜き差しならぬ人間関係のしがらみと、一瞬の気の緩みが死につながる暗黒街にうごめく男たちの凄絶な世界を描く時代長編。
  • 深川無明剣 密命斬刑帖

    密命斬刑帖

    八州廻りの小菅専之助は、悪を憎む義心ゆえに、権限の及ばぬ水戸藩に逃げ込んだ悪党を斬ってしまう。御役目を罷免され、貧乏御家人としてくすぶっていた専之助であったが、ある日、北町奉行・遠山金四郎に呼び出される。深川に巣くう凶賊の壊滅――斬り捨て御免の密命を受けた専之助は、林永暢という武士と組まされた。しかし、その林という男は、賊の首魁を追い、清国から密かに渡ってきた清人であった。生まれや性格の違いから反目しあう二人であったが、互いの腕を認め、いつしか男の友情が芽生えていく。専之助の居合いと林の中華武術が、深川の闇を切り裂く!
  • 八丁堀の狐

    八丁堀の狐

    小説・文芸
    -
    1~4巻576~639円 (税込)
    静かにただ独りで悪に食らいつく北町奉行所与力・狐崎十蔵。江戸の悪党たちは恐れを込め「八丁堀の狐」と呼ぶ―。本所、小石川、八丁堀で町奉行所同心が続けざまに斬殺された。面子を潰され下手人の捕縛に躍起になる町方同心たちをよそに、十蔵は本所鐘楼下の博奕打ち、般若の五郎蔵一家を執拗に追う。十蔵の狙いは「稲妻」。江戸八百八町の町人をむしばむ禁制の麻薬だった。売人を泳がせ、五郎蔵一家の背後に八百石小普請組の旗本が潜んでいることを突き止めた十蔵。だが、そこで用心棒を務めるのは同心殺しの人斬り浪人だった。襲いくる神速の殺人剣。待ち受ける巧妙な罠。絶体絶命に陥った八丁堀の狐だが…。気鋭が贈る迫力の書下ろし。
  • 流れ星 邪淫剣

    流れ星 邪淫剣

    刀自身が意志を持ち、持ち主を守ると言われる神秘の刀・流星刀。唯一の主人にしか抜くことができず、持ち主に無敵の業をもたらす流星刀は、さらに男女の和合を掌り、その持ち主はどんな女性とも情交できる力を得るという。伊賀の女素破・緋月の手引によって、流星刀と巡り合った太刀拵え細工の彫金師・清吉。早速、緋月と情交し、初めての絶頂を経験した清吉は、なかば邪な気持ちで女体に溺れてゆく。だが、快楽の一方で流星刀が彼を導いた先は仮借ない剣の世界だった。大火で身寄りを亡くした孤児たちを食いものにする人買い。その背後で我欲を貪る寺社奉行。彼らの悪行を暴くべく苛烈な戦いに挑むことになった清吉は…。
  • 中国皇帝伝 歴史を動かした28人の光と影

    中国皇帝伝 歴史を動かした28人の光と影

    小説・文芸
    3.3
    1巻576円 (税込)
    中国史上、一番の名君は誰か。歴代皇帝の総数は少なくとも二百を超えるが名君と呼ばれる皇帝はわずかだ。しかし名君とは何か、その答えは簡単ではない。王朝の創業者か、領土を拡げた征服者か、善政を布いた為政者か。あるいは上司にするなら誰がいいか、という身近な基準もありだ。様々な角度から探った素顔の皇帝伝。
  • 子づれ兵法者

    子づれ兵法者

    小説・文芸
    -
    1巻576円 (税込)
    剛剣が唸り小太刀が舞う、武士の世界。我が子の命を賭け真剣で勝負を挑んだ兵法者と、その男を愛してしまった道場主の娘を描いた表題作をはじめとする7編の時代小説短編集。自らも剣の達人である筆者が洞察力鋭く、緊迫した立ち合いの瞬間を描く。ドゥ・マゴ文学賞に輝いた『黄落』に続く佐江作品の傑作。
  • 流れ星 魔性剣

    流れ星 魔性剣

    一の身寄りだった刀鍛冶の祖父を亡くし、天涯孤独の身となった流一朗太。彼は祖父の死の間際に一振りの脇差を渡された。流星刀と呼ばれるそれは、彼が生まれた晩に天から降ってきた隕石で作られたもので、不思議な力を秘めた刀だった。人間を選ぶ流星刀は、唯一の主人にしか抜くことができず、その持ち手に無敵の業をもたらすのだ。さらに、男女の和合を掌り、その持ち主はどんな女性とも情交できる力をも持つらしい。 江戸に新天地を求める旅の途中、一朗太は野盗を斬り、彼らに襲われそうになっていた美貌の女武芸者・梢と肌を合わせて童貞を喪う。初めて人を殺め、初めて女体と一つになる悦びを知った一朗太。魔性の剣の淫気に導かれ、和合の神秘に目覚めた少年が抱いた無窮の欲望とは…。
  • 一睡の夢 家康と淀殿(文庫版)
    値引きあり

    一睡の夢 家康と淀殿(文庫版)

    小説・文芸
    -
    1巻577円 (税込)
    先に尽きるのは家康の寿命か、豊臣家の命脈か。 まったく新しい「家康像」を描き出した本格歴史小説! 時は「大坂の陣」の数年前――。いまだ盤石でない徳川幕府を案じる老齢の家康は、二代将軍である息子・秀忠を揺るぎない天下人にするための体制づくりを急いでいた。一方、豊臣家の威信凋落を肌身で感じる淀殿は、愛息・秀頼の復権に向けた効果的な打開策を見つけられず、焦燥感を募らせていた。宿命と因縁に翻弄され、矜持と野心の狭間で揺れ動く二人は、やがて雌雄を決する最期の戦いに、それぞれ活路を見出そうとするが……。 父であるが故の、母であるが故の苦悩と喜び。親が子に寄せる想いが時代を動かす――。 己の「死」の先に見出そうとした「希望」とはいったい何だったのか?
  • 南国太平記(上)
    値引きあり

    南国太平記

    小説・文芸
    -
    1~2巻577円 (税込)
    調所笑左衛門の改革策断行で、薩摩藩は財政立て直しに成功した。だが藩主斉興は世子斉彬に家督を譲ろうとしない。洋学好みの斉彬の浪費による財政再崩壊を恐れたのだ。一方、斉興の愛妾お由羅の方は、実子久光への家督継承を画策。その意を受けた兵道家牧仲太郎は、斉彬の子どもたちの呪殺を謀り、斉彬派の軽輩武士は陰謀暴露に奔命する――。藩情一触即発の風雲をはらむ南国藩「お由羅騒動」の顛末。
  • 歴史に学ぶライバルの研究

    歴史に学ぶライバルの研究

    小説・文芸
    -
    1巻579円 (税込)
    人の世は良くも悪しくも競争の世界である。「独断専行型の天智天皇VS人心懐柔型の天武天皇」「政治家・頼朝VS戦術家・義経」「信長に仕えた芸人・秀吉VS教養人・光秀」「人望家の西郷VS合理主義者の大久保」……。熾烈を極めたライバルたちの競争の歴史は、われわれにとって第一級のケーススタディとなっている。座談の名手が巨大なライバル8組を俎上に、その人間像を浮き彫りにする。
  • 馬超 曹操を二度追い詰めた豪将

    馬超

    小説・文芸
    3.8
    1巻579円 (税込)
    黄巾の乱を横目に少年期を過ごした馬超――“無様な死に方だけはしたくない。圧倒的に強くなってやる”と、心に誓った彼は、父・馬騰の盟友である韓遂から刀を習う。そして半年で、泳ぐ魚を斬るほどの腕を身につけた馬超は、西暦194年、二百騎を統率して長安を攻め、大将の首を七つ取るという見事な初陣を飾るのであった。その後も厳しい修練を積み、西暦202年の「汾水の戦い」を経て、めきめきと頭角を表していった馬超は、西暦211年、曹操率いる二十万の大軍と激突する。世にいう「潼関の戦い」である。騎馬隊の先頭で、十万の大軍を指揮する馬超は、疾風の如く馬を走らせ、凄まじい活躍を見せる。そして、宿敵・曹操をあと一歩のところまで追い詰めるのだが……。屈強な肉体と際立つ腕っ節、あでやかな姿から「錦馬超」と称えられ、恐れられた豪将・馬超。戦場を駆け抜けるその勇猛果敢な姿を描ききった長編力作小説。
  • 消えた義経

    消えた義経

    小説・文芸
    3.0
    1巻579円 (税込)
    悲願の平家打倒を果たした源頼朝と義経であったが、歴史の宿命は非情にも二人の間を引き裂いた。そして義経追討の命が下った途端、義経は忽然と姿を消す。鎌倉が放った密偵の探索が進むにつれて、物語の舞台は京都、鎌倉から奥州平泉、そして遠く中国大陸の靺鞨国にまでおよぶ。―義経が平泉を脱出して北へ向かったという北行伝説の謎を大胆に推理した、著者渾身の長編歴史ミステリー。
  • 佐々木小次郎 秘剣「つばめ返し」を編み出した剣豪

    佐々木小次郎

    小説・文芸
    -
    1巻579円 (税込)
    宮本武蔵の最大のライバルとして著名な悲劇の美青年剣士・佐々木小次郎……しかしその実像は、断片的な史料で伝えられるのみで、ほとんどが謎のヴェールに包まれている。本書は、そうした史実の隙間を紡ぎ、佐々木小次郎という一人の剣豪の瑞々しい青春の勇姿を描き出す。少年期に小太刀の名手・富田勢源に入門した小次郎は、背に伝家の宝刀を携え、幼馴染みの若菜を追って各地を流浪しながら、兵法修行を積んでいく。やがて柳生四天王の一人・木村助九郎との打ち太刀や武蔵の門弟・小池左門との決闘などを経て、その剣名が高まると、小次郎は自らの最強を証明したいと願うようになる。そして、もう一方の雄・武蔵に対し、ただ己の編み出した秘剣「つばめ返し」が通用するか否かを確かめるため、運命の“巌流島”へと向かうのだった――。常に敵と真っ向勝負し、倒し続けた孤高の剣士。その生き様を活写した、著者会心の力作小説である。
  • 蜂須賀小六 秀吉の天下取りを支えた男

    蜂須賀小六

    小説・文芸
    3.0
    1巻579円 (税込)
    「夜盗の頭目」や「盗賊の首領」であったと語られることの多い蜂須賀小六。実は、これらの話は巷談によって流布した創作であり、実際の小六は、「秀吉動くところに、正勝(小六)あり」と謳われたほどの知略に優れた武将であった。小六は決して勇猛な武人であったわけではなく、その寛容な人柄で多くの人々を惹きつけ、緻密な情報収集能力と鋭い状況判断力で豊臣秀吉の天下取りを支えた。なかでも有名な秀吉の墨俣一夜城建設も、小六が命知らずの川並衆を従えて、的確に事を運んだことが成功の大きな要因であった。川並衆が小六の人柄に惚れ込んだからこそ為し得たのである。信長への隷属を嫌いながらも互いに認め合った秀吉に従属し、齢四十を超えてから出世の糸口をつかんだ遅咲きの武将、蜂須賀小六。信長・秀吉をはじめ、今川義元、斎藤道三、明智光秀、徳川家康など五英雄英傑がひしめく時代を、独自の才で堂々と生き抜いた男の真実の生涯を描く力作小説。
  • 小説 千利休 秀吉との命を賭けた闘い

    小説 千利休

    小説・文芸
    3.0
    1巻579円 (税込)
    「この“にじり口”から茶室に入れば、あなたは一人の人間になります」――この利休の言葉に、秀吉は激しく反発する。「俺は、茶室に入っても、おまえとは同等ではない」――と。一触即発の関係の中で日を重ね、心の溝を深めてゆく二人。そしてついに決定的な出来事が起こった――。 本書で、「なぜ利休は、それほどまでに天下人・秀吉と対立したのか」を、利休の内面を照射しながら、徹底的に探ってゆく。そして、その心のありかを、「利休のその強靭な精神は、あくまでも、“自分をまちびと(市民)である”と考えた自己保持にある」という結論を導き出してゆく。 さまざまな形で、多くの作家が書き尽くした感のある「利休切腹」の真相を、利休自身の「まちびと」としての生き方に求め、天下人を気取る成り上がり物への反抗心として描き上げた著者の視線は、痛快であると同時に新しい。男の人生には美学が必要だと語りかけてくれる好著である。
  • 異才の改革者 渡辺崋山 自らの信念をいかに貫くか

    異才の改革者 渡辺崋山

    小説・文芸
    3.0
    1巻579円 (税込)
    幕末に活躍した人物の中でも、ひときわ異彩を放つ渡辺崋山。「遠近法」を取り入れて、日本美術史に新境地を開拓した画家として有名な彼だが、実はれっきとした大名家の家老である。1万2千石の小藩ながら、東海の田原藩の経営再建に尽力し、農政家を招いて領民の生活安定に心を砕き続けた。その手腕は、天保の大飢饉でも領民に餓死者を出さず、幕府から唯一表彰を受けたことからも分かる。崋山の才能は、それだけに止まらない。江戸藩邸では、高野長英や小関三英など、蘭学者との交流を通じて西洋の新知識まで蓄えた。まさに多才にして「異才の改革者」だったのである。更にその視野は日本を越えて世界にまで向けられたが、幕府の海防政策を批判した容疑で「蛮社の獄」に連座し、49歳で自刃に追い込まれてしまう。幕末初期の改革者だった崋山は、いかに守旧派と闘い、自らの信念を貫き通したのか? 時代の先駆者の生涯に学ぶ一冊。
  • 新釈「五輪書」

    新釈「五輪書」

    小説・文芸
    4.3
    1巻579円 (税込)
    佐々木小次郎との戦い、二刀流の遣い手……など、戦国末期から江戸初期にかけて生きた、不世出の天才剣豪・宮本武蔵の名を知らない日本人は、まずいないだろう。「五輪書」は、戦国末期から江戸初期に生きた不世出の剣豪、宮本武蔵が最晩年に書き記した兵法書である。兵法書とは、言うまでもなく、武芸の解説や武士の心構えについて、独自の説を理論化したものである。その点、「五輪書」も例外ではない。敵という言葉に象徴される人間関係、個人の覚悟など、これほど現代人の生き方を指し示す兵法書も珍しく、現代人の必読書といえよう。
  • 耳袋秘帖 四谷怪獣殺人事件

    耳袋秘帖 四谷怪獣殺人事件

    小説・文芸
    3.3
    1巻580円 (税込)
    四谷大木戸の水門に竜が現る!? 田安徳川家の四谷の下屋敷で、奇っ怪な出来事が頻発しているという。八本足の犬から腹切り大根まで、難事件に根岸肥前守が挑む!
  • 武田三代

    武田三代

    小説・文芸
    4.0
    1巻580円 (税込)
    信虎追放、信玄陣没、勝頼自刃――。 天下に名をとどろかせた甲斐の武田家。風林火山を旗印にしたこの強大な騎馬軍団は如何にして生まれ、そして滅んだのか。信虎、信玄、勝頼という武田三代にまつわるさまざまなエピソードから、埋もれた真実が明らかになる! 著者の代表作『武田信玄』の基礎をなしたともいえる七篇を集めた短篇集。
  • 富士に死す

    富士に死す

    小説・文芸
    4.4
    1巻580円 (税込)
    いま、改めて富士山を知る――。著者の「富士山もの」の掉尾を飾る傑作。 霊峰富士に対する民間信仰は昔からあるが、急速に大衆化したのは「富士講」の始まった天正年間である。しかし、大衆化は同時に信仰の俗化、形骸化を招いていった。富士講の荒廃に反発する行者・月行に見出され、のちに富士講中興の祖と称されるまでになった身禄の、感動的な波乱の一代を描いた長篇歴史小説。
  • 耳袋秘帖 馬喰町妖獣殺人事件

    耳袋秘帖 馬喰町妖獣殺人事件

    小説・文芸
    4.0
    1巻580円 (税込)
    訴訟でやってくる者たちが泊まる<公事宿>のひしめく日本橋馬喰町。お裁きがまさに始まろうとしたお白洲で、獣に食いつかれたような傷を残して公事師が突然死んだ。“マミ”と呼ばれる獣、卵を産んだ女房、三日月井戸……馬喰町七不思議のなかに隠された巨大な悪事に根岸肥前守が挑む、大人気殺人事件シリーズ第16弾!
  • 御宿かわせみ

    御宿かわせみ

    小説・文芸
    4.2
    1~34巻580~740円 (税込)
    江戸情緒をたたえた捕物帳でロングセラーとなった、人気シリーズの新装版の第一作。大川端にある小さな旅籠「かわせみ」。若き女主人るいは、元・同心の娘。都市を行きかう人びとがひと時のやすらぎを求めて投宿する。ときに、表沙汰にできない厄介ごとを胸に秘めて……。誘拐、詐欺、敵討ちなど、大小さまざまの事件に巻きこまれながら、るいは恋人の神林東吾と協力し、解決の途をさぐってゆく。数度にわたりテレビドラマ化され、話題をとった人情譚。
  • ばけもの厭ふ中将 戦慄の紫式部

    ばけもの厭ふ中将 戦慄の紫式部

    小説・文芸
    3.7
    1巻583円 (税込)
    時は平安。「今源氏」と噂される色好みの貴公子・雅平は、数々の女性と浮き名を流していた。恋文一つ返せないほど奥手な上総宮の姫君、廃屋での逢瀬を約束した昼顔の君など、今夜も恋人と甘い時を過ごすはずの雅平を、紫式部の祟りが襲う!? 『源氏物語』を思わせる怪事に次々と見舞われ、怪異好きの友人・宣能に、たまらず泣きつくが・・・・・・。大人気「ばけもの好む中将」シリーズ、待望のスピンオフ作品。恋を追いかけ、あやかしに追われるドタバタ平安怪異譚!
  • 画狂老人卍  葛飾北斎の数奇なる日乗

    画狂老人卍 葛飾北斎の数奇なる日乗

    小説・文芸
    5.0
    1巻583円 (税込)
    江戸の大絵師、葛飾北斎は絵への探求心が人一倍。偏屈で一般常識なんぞ持ち合わせてはいない天才は、弟子の常次郎をいつも困らせている。猫を探せ、鼠を捕まえろなど、無理難題の毎日だ。しかし「絵が好き」という共通点があるからこそ、師匠はぶっきらぼうでも弟子の成長を見守り、弟子も怒りながらも尊敬の眼差しを送る。そんな愛あるおかしな日常を、軽妙な筆致で生き生きと描く。
  • 国芳一門浮世絵草紙1 侠風むすめ

    国芳一門浮世絵草紙

    小説・文芸
    4.0
    1~6巻583~1,683円 (税込)
    浮世絵師歌川国芳と娘登鯉をめぐる人間模様 『笹色の紅』で評論家の絶賛を浴びた新鋭作家の、ほのぼのおかしくて、ちょっとせつない書き下ろしシリーズ第1作。  天保の改革で、贅沢なものが次々と禁止になるさなか、見事な戯画で大人気を博した歌川国芳。ついには国芳も奉行所に呼び出され、顔見知りらしかった遠山の金さんと全面対決へ。さて、その顛末はいかなることに!? 国芳と妙ちきりんな弟子たちとが織りなす浮世模様を、国芳の娘の絵師・登鯉の目から格調高く描く。
  • それからの三国志 上 烈風の巻

    それからの三国志

    小説・文芸
    -
    1~2巻583円 (税込)
    西暦234年、五丈原の戦いで稀代の軍師・孔明が没し、数々の英雄たちに彩られた「三国志」は終焉する。しかし蜀魏呉の覇権争いには、新たなステージが待っていた。老将・仲達が徐々に権力を掌握してゆく魏、対して、孔明の遺命を受けた姜維が蜀を支え、呉とともに北伐を重ねる。激動の世紀の先に、平和な世は訪れるのか? 知られざるその後のヒーローたちの活躍を描く感動の歴史大河。
  • 西郷内閣 明治新政府を築いた男たちの七〇〇日

    西郷内閣 明治新政府を築いた男たちの七〇〇日

    小説・文芸
    4.0
    1巻583円 (税込)
    廃藩置県(明治4年7月)後も混乱が続く日本。そんな中、西郷隆盛は同年11月に欧米使節団を送り出すと、留守政府のトップ=事実上の首相として、内政、外交、財政など日本の国づくり、新政府の立て直しに着手する――。近代日本の礎を築いた西郷と同内閣を支え活躍した男たちの「1年10カ月」を、時系列でドラマ的に描いたノンフィクションノベルズ。
  • 右京之介助太刀始末 お江戸の姫君

    右京之介助太刀始末 お江戸の姫君

    小説・文芸
    -
    1巻583円 (税込)
    神出鬼没、正体不明。とびきり強くて色っぽい奥山右京之介がお江戸に帰ってきた! ある夜、土手で大立ち回りをする黒づくめの美貌の女を捕えた右京之介は、極秘裏に吉原の遊郭に閉じ込める。実はこの女、婚礼を間近に控え、屋敷から逃げ出してきた竜子姫。武芸も達者で気位の高い姫は精一杯の抵抗を試みるが、右京之介はどこ吹く風。そして、姫の背後に蠢く幕閣の闇を飄々と暴いていく。芥川賞作家の渾身書き下ろし。
  • 歳三の首

    歳三の首

    小説・文芸
    4.0
    1巻583円 (税込)
    明治新政府軍による箱館総攻撃の火ぶたが切られ、五稜郭より出動した土方歳三は、一本木関門での激戦の最中、一発の銃弾に斃れた。歳三の首を獄門台に晒す、戊辰戦争終了後も、土方の亡骸を探す新政府弾正台の思惑を知った嘗ての新撰組隊士永倉新八は箱館の地に向かう。
  • シーボルトの駱駝

    シーボルトの駱駝

    小説・文芸
    -
    1巻583円 (税込)
    旅芸人の一座に拾われた、天涯孤独な娘・さわ。その一座が長崎で手に入れたのが、徳川家に献上されるために、シーボルト来日2年前に日本に連れてこられた駱駝だった。興行で背に乗ることになったさわだが、波瀾に満ちた旅興行はやがて、国を揺るがす事件に結びついていく。書き下ろし長編時代小説。
  • 石ノ森章太郎原作による 小説 佐武と市捕物控

    石ノ森章太郎原作による 小説 佐武と市捕物控

    小説・文芸
    -
    1~2巻583円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 人生の過酷と哀感を独特の叙情で包み込んでコミックス界に一時代を画した石ノ森章太郎。その古典的名作『佐武と市捕物控』を主題に、文学で捉えなおした「佐武市の江戸」。「端午の節句」に始まる六つの短編は、時に主題にヒタと寄り添い、時に飛翔し、さながら闇にうなるしなやかな大凧の糸の響だ。瑞々しい“眼”が随所に光る魅力的な変奏曲。才気溢れる女流作家のデビュー第一作。
  • こらしめ屋お蝶花暦 寒中の花

    こらしめ屋お蝶花暦 寒中の花

    小説・文芸
    3.8
    1巻583円 (税込)
    江戸日本橋の御茶漬屋女主人・お蝶は、悪事には拳を上げ、困っている者がいれば助けを惜しまない。周りからは「こらしめ屋お蝶」と呼ばれて慕われている。そんなお蝶の亭主・伊三郎は「お役目」だと言い残し、姿を消した。時々届く花だけが無事の報せ。いとしい人の帰りを待ちわびながら、今日もお蝶は世話焼きに駆け回る。
  • 蘭方姫医者書き留め帳一 十字の神逢太刀(かまいたち)(小学館文庫)

    蘭方姫医者書き留め帳(小学館文庫)

    小説・文芸
    3.0
    1巻583円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 戦国時代の争乱が収まって平和となった、開府以来六十余年の江戸。長崎奉行だった父・黒川与兵衛正直の娘である花世は、長崎で蘭方医学を学び、柳庵と呼ばれる治療所を開いていた。そんな市中で、首筋を十字に切られて男が相次いで殺された。警戒を強めるなか、花世の下で働く吉蔵が襲われ傷を負う。背後に切支丹の影が見え隠れし、花世は亡父への想いを秘めながら事件に立ち向かう。江戸市中を不安に陥れようとする、犯人は誰なのか。すべてを見通した花世は、心優しい解決策を提示するのだった。
  • やわら侍・竜巻誠十郎 五月雨の凶刃(小学館文庫)

    やわら侍・竜巻誠十郎(小学館文庫)

    小説・文芸
    3.5
    1~3巻583~616円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 時は享保年間。八代将軍徳川吉宗は大衆の窮状に直接耳を傾ける画期的な政策を実施した。世にいう目安箱である。目安箱を管轄する御用取次の加納久通は、お取り上げにならなかった訴え"難立願"のなかにも看過できない事案が含まれていることに以前から気づいており、頭を悩ませていた。久通は、一度闇に葬られた訴状を秘密裡に調査する「目安箱改め方」の設置を決意。白羽の矢を立てられたのが、竜巻誠十郎という青年である。誠十郎は剣を持たず、想身流柔術を駆使する天涯孤独の侍だった。新・江戸川乱歩賞作家による書き下ろし長編時代小説シリーズ第一弾。
  • 蛍火の怪 旗本絵師描留め帳(小学館文庫)

    旗本絵師描留め帳

    小説・文芸
    3.0
    1~5巻583~649円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 時は元禄、所はお江戸。千三百石御使番を勤める旗本藤村新左衛門の三男、新三郎が、伊達衣装の懐に手裏剣代りの仕込み筆を入れて歩きまわるとなぜか事件にでくわす。降るほどあった養子の口を、武士は嫌いだとみな断っての町屋暮し、浮世絵師菱川師宣の版下絵師に甘んじている新三郎が、小僧の四郎吉、地本屋の三番番頭六兵衛ともども、巨悪小悪を仕込み筆を飛ばしてさわやかに解決する。解説・井家上隆幸。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 美しき魔方陣 久留島義太見参!(小学館文庫)

    美しき魔方陣 久留島義太見参!(小学館文庫)

    小説・文芸
    3.0
    1巻583円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 美しい詰将棋を作り、和算家として超人的な能力を持ちながら、浪人暮らしを続ける久留島義太。好きな酒につられ、土屋土佐守の薦めで磐城平藩の登用試問に参加し、そこで知り合った松永良弼と妹の芙蓉と親しくなる。しかし、藩を我がものにしようとする野心家が、その兄妹に奸計を仕組んだ。藩と二人を守るため、久留島は空前絶後の立体魔方陣勝負に挑む!左右対称となる詰将棋、登用試問での和算の出題の数々、立方四方陣…。実在した天才和算家である久留島義太が大活躍する、書き下ろし和算エンターテインメント小説。
  • ほたる―慶次郎縁側日記―

    ほたる―慶次郎縁側日記―

    小説・文芸
    3.0
    1巻583円 (税込)
    川面に消えたほたるの光は、移ろう人の心の幻か。幼い異母妹と懸命に生きた貸本屋の男が、愛する妻の借金に戸惑う(「みんな偽物」)。悪い男に強請られる女が泣きついたのは、蝮の異名をもつ曰く付きの岡っ引き吉次だった(「ほたる」)。浮気、妻への暴力、ささやかな幸せにつけ込む債鬼の罠──江戸の市井で泣く人々を、心に鬼を飼う仏の隠居・慶次郎が情けで救う傑作シリーズ第十弾!
  • 油小路の血闘(小学館文庫)

    油小路の血闘(小学館文庫)

    小説・文芸
    3.0
    1巻583円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 桶狭間における織田信長、乱世を生き抜いた伊達政宗・真田信之、幕末の相楽総三・伊東甲子太郎などはみずからの命を賭けて生き方を選び、これをつかみとることができた。そこには一種の爽やかさがある。弁明も俊巡も許されない乱世にあっては、人は力いっぱい生きねばならない。生きるか死ぬか明晰な頭脳と、その後に積んだ経験と教養で時代を切り開いた男たちを女流作家が描いた珠玉の短編歴史小説集。解説・清原康正。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 藩医 宮坂涼庵

    藩医 宮坂涼庵

    小説・文芸
    3.0
    1~2巻583~605円 (税込)
    藩の権力独占を狙う家老と対立する宮坂涼庵。 若い頃秋川藩の城勤めをしていたゆみえは、宮坂涼庵の要請で、具合の悪い藩主の跡継ぎ・松剛丸を診察するために一緒に出かけていったが、お松の方に追い返される。実は松剛丸は、毒を盛られており、その背後には藩を我がものにしようとする家老遠藤源右衛門がいた。飢えで死ぬ人間がいた当時、救荒植物の普及を目指す宮坂に共感したゆみえは、遠藤の陰謀を阻止すべくともに立ち上がったのだった。著者初めての時代小説が、いよいよ電子化!
  • 蟹足の剣 剣鬼・樋口又七郎定次

    蟹足の剣 剣鬼・樋口又七郎定次

    小説・文芸
    -
    1巻583円 (税込)
    上野国馬庭村の樋口家、又七郎は心信流。だが、念流にこだわる彼は、その秘伝を継ぐ目医者偽庵に従い、諸国を行脚する。そして十七年、念流を身につけて帰郷した又七郎を待ちうけていたものは…。
  • 廓の与右衛門 控え帳

    廓の与右衛門 控え帳

    小説・文芸
    3.0
    1巻583円 (税込)
    遊廓を舞台にした艶物時代小説、登場!  かつて江戸柳生道場の四天王の一人と言われ、吉原では「闇夜の歳三」の名もあった大木歳三。吉原で三笠太夫のために人を殺め、京都・島原遊郭に移ってきた。歳三は、大門開閉の務めのために大門脇の番屋に詰める「与右衛門」とも呼ばれていた。  与右衛門の前に現れた若者は、佐山甚四郎と言い、太夫の初音の弟だった。その甚四郎が、何者かに殺される。そして、初音から父親の仇を取りたいと聞かされ、その相手が初音の客の一人である楽隠居の見斎、すなわち藁谷右近だと知る。初音に自分が仇であることを知らされた見斎は、初音の父親と親しくなる余り、佐山一家が切支丹であることを知り、逆に斬りつけられたのだと言うのだった。見斎は、脇差しを己の腹に差し、初音を昨日身請けして自由の身にさせたことを告げて果てた。  与右衛門は、甚四郎を殺した犯人に迫るのだった。(「第一章 男傾城」)  美しき女たちが集うきらびやかな遊廓を舞台に、欲にまみれた男やいうに言われぬ人情の絡みから起こる厄介事を与右衛門が解決していく。  第八回、小学館文庫小説賞を受賞した艶物時代小説が、ついに電子化!
  • 巣立ち―お鳥見女房―

    巣立ち―お鳥見女房―

    小説・文芸
    4.6
    1巻583円 (税込)
    嫡男久太郎の婚姻の日が近づいていた。相手は、珠世の夫伴之助に苛酷な陰働きを命じた前老中水野忠邦に連なる家の娘、鷹姫さま。祝言の日までの心労、婚礼の場での思わぬ騒動、そして次男久之助も人生の岐路を迎えて──。家族が増えた矢島家では、喜びも増え、苦労も増える。姑となった珠世に安寧の日々は訪れるのだろうか。人情と機智にホロリとさせられる、好評シリーズ第五弾。

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