富士に死す

富士に死す

580円 (税込)

2pt

4.4

いま、改めて富士山を知る――。著者の「富士山もの」の掉尾を飾る傑作。
霊峰富士に対する民間信仰は昔からあるが、急速に大衆化したのは「富士講」の始まった天正年間である。しかし、大衆化は同時に信仰の俗化、形骸化を招いていった。富士講の荒廃に反発する行者・月行に見出され、のちに富士講中興の祖と称されるまでになった身禄の、感動的な波乱の一代を描いた長篇歴史小説。

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富士に死す のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    富士山に興味がある今、登る前に知れてよかった。

    霊峰富士、民間信仰が急速に大衆化した「富士講」が始まったのが天正年間。1573〜1592頃
    元禄2年1689年頃からの5代目月行と月心と6代目となると伊兵衛の生涯の話。

    駿河国浅間神社の浅間大菩薩、それまでは木花開耶姫/コノハナサクヤヒメ、を祭神と

    0
    2024年08月11日

    Posted by ブクログ

    断食をして死を迎えられる人がどれだけいるだろうか。

    作中に、瞑想をして時には自分だけのこと、時には父だけのこと母だけのこと兄や弟だけのことを考えてみなさいという教えが出て来るがたまにはそうやってみるのもいいかも。

    0
    2013年08月18日

    Posted by ブクログ

    富士講300年。霊峰富士への日本人の思いを描く
    「富士山もの」の掉尾を飾る傑作。享保十八年、吉田口の岩穴で入定した行者・身禄の感動的な生涯を通じ、富士への想いを描いた長篇歴史小説

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    自分にとって身近な富士山。その山の中で江戸時代に入定(宗教的自殺)をした人がいたことは知っていた。ただ、知識として知っていても、その人の人となりや当時の空気感のようなものはなかなかわからない。リアルと創作の境目が曖昧な小説ではあるが、それでも理解のヒントにはなるかなと期待して読んだ。

    師匠との出会

    0
    2025年11月11日

    Posted by ブクログ

    富士山に対して、いい印象を持ってなかったけれど、そんな自分を少し反省。神聖な気持ちで、今年は富士山に登ろうと思う。

    0
    2011年04月18日

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