作品一覧

  • 西郷内閣 明治新政府を築いた男たちの七〇〇日
    4.0
    1巻583円 (税込)
    廃藩置県(明治4年7月)後も混乱が続く日本。そんな中、西郷隆盛は同年11月に欧米使節団を送り出すと、留守政府のトップ=事実上の首相として、内政、外交、財政など日本の国づくり、新政府の立て直しに着手する――。近代日本の礎を築いた西郷と同内閣を支え活躍した男たちの「1年10カ月」を、時系列でドラマ的に描いたノンフィクションノベルズ。
  • 石原莞爾 アメリカが一番恐れた軍師 若き男たちの満州建国
    -
    1巻748円 (税込)
    関東軍作戦主任参謀・石原莞爾は、稀代の軍師だった。その卓抜した戦略眼と歯に衣着せぬ言動から、彼は陸軍内にあって異端児であった。軍内でその実力を発揮できず、不遇を囲っていた石原に転機が訪れる。日本が権益を手にしていた満州への赴任である。かの満州の地で、軍師・石原は「日本の未来」を見つけた!!
  • 日本最強のプロゴルファー伝鬼才・戸田藤一郎の生涯(小学館文庫)
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 本当は小心者だった。だから女に溺れ大酒を飲んだ。でも人に隠れて、猛練習をした。心を読まれないように黒いシャツ、黒いズボン、黒い眼鏡で試合にのぞんだ。武器は、「右手はアクセルや。右手のスピードで飛ばすのや」300ヤードのロングドライブと、風を切り裂いてピンに絡むパンチショット。十八歳で初優勝、二十四歳でグランドスラムを達成し、戦争の十年をはさんでまた優勝、戸田藤一郎の破天荒な勝負師人生。解説・陳 清波。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 石原莞爾 マッカーサーが一番恐れた日本人
    3.2
    1巻704円 (税込)
    稀代の軍略家として知られる石原莞爾将軍。帝國陸軍の異端児だった関東軍作戦参謀は、満州攻略の作戦を立案しこれを遂行した。本書は貴重な史料や関係者へのインタビューを基に、石原莞爾の最晩年ともいえる東京裁判酒田法廷の模様を紹介し、天才・石原莞爾の思想を炙り出したもの。現代日本に石原在れば……と考えずにはいられない。

ユーザーレビュー

  • 西郷内閣 明治新政府を築いた男たちの七〇〇日

    Posted by ブクログ

    明治の最初の十年間は、日本史上で最も改革が進んだ十年間と言える。集権的な近代国家の構築というグランドデザインの下、既得権と封建的制約を一気に廃し、有能の人材が自由に伸びれる社会を作った。戊辰戦争の勝者である薩長が敗者の徳川の遺産を分捕る、という体制になっていたら、日本の近代史はもっと違うものになっていただろう。
    本書はその十年のうち、岩倉・大久保らによる海外視察の前後も含む明治4~6年の物語。廃藩置県を薩長の力で断行した後、留守政府の首班は西郷に任され、その内閣で山縣、井上、大隈、江藤、板垣といった人材が縦横無尽に働く。その成果は太政官改革に宮内庁改革に止まらず、地租改正に秩禄処分、司法体系に

    0
    2018年04月30日
  • 石原莞爾 マッカーサーが一番恐れた日本人

    Posted by ブクログ

    山形出身なので、石原莞爾がどういう人物だったのか興味があり購入。この人の戦略が実現していたら、アメリカに勝つ(少なくとも負けない)という仮想戦記が現実のものになっていたのではないか?と思わせる。
    無謀な戦争に突き進んだ日本にも、このような大局を見て戦略を作れる人物がいたのか、と感銘を受けた。現在の日本にも居て欲しい人物。

    そして、ただの地元紙だと思っていた山形新聞が、石原莞爾の裁判に関してはきっちりと取材を行っているのを知り、ちょっと見方が変わった。

    0
    2016年05月31日
  • 石原莞爾 マッカーサーが一番恐れた日本人

    Posted by ブクログ

    石原莞爾に興味をもったので読んでみた。
    この人は戦争終了時ガンにかかっていたそうだ。
    石原を東京裁判(東京リンチ)の被告として呼んだら、色々と面白かったろうに。
    石原曰く「第一級の戦犯はトルーマンだ。アメリカの飛行機が日本に落としたビラに"もし日本国民が銃後において軍とともに協力するならば、老人、子供、婦女子を問わず、全部爆撃する。だから平和を祈念して反戦態勢の機運をつくれ"と。トルーマン大統領名で書かれている。これは何だ。国際法では非戦闘員を爆撃するなと規定があるにもかかわらず、非戦闘員を何十万人も殺したではないか、このビラがそうだ。立派な証拠である。」法務官「あれは脅し

    0
    2017年01月22日
  • 石原莞爾 マッカーサーが一番恐れた日本人

    Posted by ブクログ

    満州事変を引き起こしたの張本人、石原莞爾の戦後を描いた本。戦犯と言えばかなりの戦犯候補だと思うが、何故か東京裁判では被告人とならず、参考人として尋問を受けたのみである。しかもわざわざ酒田に臨時法廷を設けての尋問だから重要視をされていたわけである。
    確かに東京裁判で石原を被告人席に立たせたら面白いことになっていたと思うのである。何せ稀代の戦略家ではあるわけだから連合国の検事をやり込めた可能性はありそうである。
    石原が戦争を指揮していたら日本はアメリカに勝てないにしてももう少し時間を稼げた可能性はあると思うが、なんといっても石原には日本の指導者になる力量、才覚は無かったのである。そこが政治屋東条と

    0
    2015年04月26日
  • 石原莞爾 マッカーサーが一番恐れた日本人

    Posted by ブクログ

    満州事変を成功させた男・石原莞爾の壮大な戦略を解説する本……かと思ったら、東京裁判の検事に証人尋問されてやり込めました(弁が立つ面倒くさい人だからマッカーサーが被告にしなかった)が大半でガッカリ。東條英機とケンカして左遷されてるから、満州にいた期間は意外と短いのよね

    0
    2015年04月04日

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