石原莞爾 マッカーサーが一番恐れた日本人

石原莞爾 マッカーサーが一番恐れた日本人

704円 (税込)

3pt

3.1

稀代の軍略家として知られる石原莞爾将軍。帝國陸軍の異端児だった関東軍作戦参謀は、満州攻略の作戦を立案しこれを遂行した。本書は貴重な史料や関係者へのインタビューを基に、石原莞爾の最晩年ともいえる東京裁判酒田法廷の模様を紹介し、天才・石原莞爾の思想を炙り出したもの。現代日本に石原在れば……と考えずにはいられない。

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石原莞爾 マッカーサーが一番恐れた日本人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2016年05月31日

    山形出身なので、石原莞爾がどういう人物だったのか興味があり購入。この人の戦略が実現していたら、アメリカに勝つ(少なくとも負けない)という仮想戦記が現実のものになっていたのではないか?と思わせる。
    無謀な戦争に突き進んだ日本にも、このような大局を見て戦略を作れる人物がいたのか、と感銘を受けた。現在の日...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年01月22日

    石原莞爾に興味をもったので読んでみた。
    この人は戦争終了時ガンにかかっていたそうだ。
    石原を東京裁判(東京リンチ)の被告として呼んだら、色々と面白かったろうに。
    石原曰く「第一級の戦犯はトルーマンだ。アメリカの飛行機が日本に落としたビラに"もし日本国民が銃後において軍とともに協力するならば...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年04月26日

    満州事変を引き起こしたの張本人、石原莞爾の戦後を描いた本。戦犯と言えばかなりの戦犯候補だと思うが、何故か東京裁判では被告人とならず、参考人として尋問を受けたのみである。しかもわざわざ酒田に臨時法廷を設けての尋問だから重要視をされていたわけである。
    確かに東京裁判で石原を被告人席に立たせたら面白いこと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年04月04日

    満州事変を成功させた男・石原莞爾の壮大な戦略を解説する本……かと思ったら、東京裁判の検事に証人尋問されてやり込めました(弁が立つ面倒くさい人だからマッカーサーが被告にしなかった)が大半でガッカリ。東條英機とケンカして左遷されてるから、満州にいた期間は意外と短いのよね

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    Posted by ブクログ 2013年11月24日

    石原莞爾の思考・行動分析についての内容を期待していたが、内容は終戦後の石原を追ったドキュメンタリー(当時は映像で残してあるわけもなく、文章から辿ったものだが)のような形になっている。

    一番恐れたかは分からないが、唯一対抗できる可能性を持っていたのかもしれない、とは思う。

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    Posted by ブクログ 2013年06月05日

    戦前日本最大の巨人と言うべき石原莞爾を、たかが一回の尋問に押しこめて矮小化した堕本。江川達也の「マンガ最終戦争論」の方が全然マシ。

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    Posted by ブクログ 2013年06月02日

    石原莞爾という人を少々誤解していたようだ。
    本書を読むと至極まっとうな正論を主張している人だ。あの時代にこんなことを言っていたとはにわかに信じられないくらいだ。今時の自称右翼の人たちに読んで欲しいと思った。
    日本が負けたのは民主主義でなかったからだと述べている。そして敗戦後は国防にお金をかけなくてよ...続きを読む

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