武田三代

武田三代

580円 (税込)

2pt

4.0

信虎追放、信玄陣没、勝頼自刃――。
天下に名をとどろかせた甲斐の武田家。風林火山を旗印にしたこの強大な騎馬軍団は如何にして生まれ、そして滅んだのか。信虎、信玄、勝頼という武田三代にまつわるさまざまなエピソードから、埋もれた真実が明らかになる! 著者の代表作『武田信玄』の基礎をなしたともいえる七篇を集めた短篇集。

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武田三代 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年05月14日

    武田信虎、晴信、勝頼の三代にまつわるスピンオフ的な作品。
    信虎の最期、異説 晴信初陣記、消えた伊勢物語、まぼろしの軍師、孤高の武人、火術師、武田金山秘史の7篇。

    いろんな説があっていいではないか。こうであったら面白い、と思わせた作者の勝ち。

    0

    Posted by ブクログ 2012年08月05日

    信虎→信玄→勝頼という武田家三代の事績の中から生み出された短編集。『伊勢物語』の紛失と武田義信切腹事件を結びつけるという発想が面白かった。そもそも武田家が今川家から『伊勢物語』を預かっていたという話は本当だろうか?
    そしてそれを盗難することで武田家の内部分裂を計ったという北条氏の謀略は?
    事実だとし...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    父信虎の追放から帰参の様子を描いた「信虎の最後」
    信虎の横暴と重臣の晴信(信玄)擁立への布石たなった「異説 晴信初陣記」
    今川との繋がりに重要な文書紛失事件を扱った「消えた伊勢物語」
    山本勘助を軍師とする資料の出所を探る「まぼろしの軍師」
    武田軍の出城を与る城主の物語「孤高の武人」
    烽火台の火薬職人...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年06月29日

    新田次郎先生は大好きなのですが、歴史物だけは合わなかったです。新田先生が本当は歴史物を一番書きたかったと読んで、心苦しく思っています。

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    Posted by ブクログ 2010年03月22日

    第8回吉川英治文学賞を受賞した「武田信玄」の異説や番外編を集めた、7編からなる短編集。

    信虎、信玄、勝頼の武田三代の滅びるまでが、本編とは違った切り口で書かれている。

    新田次郎の「武田信玄」は緻密な情報戦が面白い。また、山本勘助の息子が甲陽軍艦の元である甲陽軍談を書き上げるまでを綴った「まぼろし...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年12月01日

    この本は、私の中ではベスト3に入るくらいのお気に入り。
    特に、金山秘史が非常に興味深い。

    武田三代(信虎、信玄、勝頼)にかかわる色々な人物の話がオムニバス形式で10話くらいかかれていました。どれもこれも興味深かったです。

    そして、やはりこの戦国時代というのは悲しいものだなあと思いました。

    庶民...続きを読む

    0

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