国内ミステリー - KADOKAWAの検索結果
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殉狂者 【上下 合本版】
1971年。赤軍派のメンバー吉岡良輝は武装訓練を受けるためにスペイン・バスクにやってきた。世界革命の理想のもとに、この地でフランコ政権からの独立を目指し武力闘争を続ける過激派組織ETAに協力し、秘密作戦に参加する吉岡。政府転覆のためのテロ作戦が着々と進んでいるさなか、吉岡は同じメンバーのマリアとの間に子を授かる。時は流れ2005年。オリンピック元柔道スペイン代表アイトール吉岡は、死別した父がテロリストだったことを知る。事情を知る母は失踪し、当時の関係者も次々と消されてゆく。両親の過去に翻弄されたアイトールが30余年の時を経て詳らかにした衝撃の真実とは? ヨーロッパ=バスク地方を舞台にした、交錯する二つの時代の物語。※本書は上・下の2冊を合わせた合本版です。 -
推定未来
決められた未来はない──だが、予測できる未来はある。どんな瑣末なデータからも予測した犯罪を未然に防ぐという警視庁の眉唾部署・捜査一課犯罪未然防止対策係──通称「ミゼン」に転属となってしまった巡査部長の君島透。 ミゼンのことを胡散臭いと疑う彼だったが、そんな男をスカウトしたのは「人の不幸を呼ぶ女」と噂されながらも、犯罪防止を信じて疑わない若き美人係長・如月美姫だった。困惑しながらも如月の下で事件を追う君島だったが、やがてある真実へと辿り着く……。 果たして、二人が出会ったのは予測可能な未来だったのか、それとも──。 -
救ってみろと放課後は言う (角川ebook)
寺島日登志が遺書を書き上げたのは、九月四日の午後のことだった。 心を決めたはずなのに、その日、まさかのひったくりに遭い、遺書と練炭の入った鞄を盗まれる。 聞き覚えのある声で分かったひったくり犯は、以前日登志が話したことのある、宇都宮の「聞き屋」だった。 仕切り直しを図るなか、日登志は以前から目をつけられている岸塚に呼び出される。 奴が恋人である睦美の名を口にするたび、日登志の胸はざわめいてしまう。 一方、友人・神山からの不審な電話で宇都宮駅に向かった瑠梨が発見したのは、ビルから落下して意識不明の神山の姿。血が広がる彼のそばに投げだされているのは、「遺書」だった。 自殺したがりな僕たちは、それでも誰かを救いたい。 『初恋は坂道の先へ』で第1回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞〈大賞〉を受賞した俊英がおくる、謎が思わぬ方向に展開する切ない青春ミステリー! ※本書は、2016年11月30日に配信を開始した単行本「救ってみろと放課後は言う」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください) -
凄腕 私刑屋 不破竜次
元新宿署の刑事で、今ではカラオケボックス経営を隠れ蓑に「復讐請負人(リベンジ・エージェント)」を裏家業にしている不破竜次を一人の女が訪ねてくる。神保佳奈というその女は不破の元同僚刑事・中根卓也の婚約者と名乗り、中根の行方を探してほしいと依頼する。大物財界人を追っていたが警察内部が関与した疑いのある事件のため、命を狙われたのではないかと、佳奈は疑っていた。不破が事件を追ううちに、フィリピンの少女売春の組織が浮かび上がってくるが、真相がつかめたかに思われた時、奥多摩の山中で中根の切断された左腕が発見され、事件は思わぬ方向に……! 息もつかせぬハードボイルド・サスペンス! -
スタンレー・ホークの事件簿【全4冊 合本版】
1巻 仮面――ペルソナ バージルシティ。公園内の全裸の男性像の下で、男の他殺体が見つかった。ワイルドな刑事、スタンレー・ホークは捜査を担当することに。ただでさえ忙しいのに、赴任してきたばかりの内部管理課長、アリスター・ロスフィールド警視の命により、日本人精神科医、ジン・ミサオによるカウンセリングを受けることになり……。スタンレーと、息を呑むほどの美貌と優秀な頭脳を持つ警視・ロスフィールド。ミステリアスで美しい男、ジン。おぞましい事件と、男たちのめくるめく三角関係の扉が、今開く。 2巻 葛藤――アンビヴァレンツ 夏の終わりに上司であるロスフィールドと関係をもったスタンレー。それ以来二度と機会がないままのふたりの前に、強盗殺人事件が立ちはだかり……。 3巻 二重自我――ドッペルイッヒ 遺体の臓器を抜き取る連続殺人事件が発生。スタンレーは難航する捜査だけではなく、美し過ぎる上司・ロスフィールドとの関係にも頭を悩ませて……。 4巻 冥罰――リトリビューション ハンサムな仮面の下におぞましい性癖を隠し持つ画家、ルイス・クウェンティンに囚われたロスフィールドとジン。ルイスは苦悩に歪むロスフィールドの表情を描くことに至上の悦びを感じ、残酷に2人をいたぶっていき……。スタンレーは彼らを救うことができるのか!? めくるめく外伝も収録の完結巻。 ※本電子書籍は、「スタンレー・ホークの事件簿 I 仮面――ペルソナ」「スタンレー・ホークの事件簿II 葛藤──アンビヴァレンツ」「スタンレー・ホークの事件簿III 二重自我──ドッペルイッヒ」「スタンレー・ホークの事件簿IV 冥罰――リトリビューション」を1冊にまとめた合本版です。 -
「正義の天秤」シリーズ【3冊合本版】
名門・師団坂法律事務所には刑事事件専門の部署がある。そこに所属する弁護士は元医師の経歴を持つ鷹野を筆頭に、元刑事の人情家、元ニートのゲーマーなど個性派揃い。ある日、彼らの元に無実を訴える男から弁護の依頼が入る。駅のホームから女性が転落死した事件で、検察に自白を誘導され殺人犯にされそうだというのだ。型破りな弁護士軍団が男を守るために授けた秘策とは何か? 疾走感抜群の新時代リーガル・ミステリ。 ※本書は2020年3月刊行の『正義の天秤』(角川文庫)、2022年8月刊行の『正義の天秤 アイギスの盾』(角川文庫)、2023年2月刊行の『正義の天秤 毒樹の果実』の3冊を収録した合本形式での配信となります。 -
絶対城先輩の妖怪学講座
妖怪に関する膨大な資料を蒐集する、長身色白、端正な顔立ちだがやせぎすの青年、絶対城阿頼耶。白のワイシャツに黒のネクタイ、黒の羽織をマントのように被る彼の元には、怪奇現象に悩む人々からの相談が後を絶たない。 季節は春、新入生で賑わうキャンパス。絶対城が根城にしている東勢大学文学部四号館四階、四十四番資料室を訪れる新入生の姿があった。彼女の名前は湯ノ山礼音。原因不明の怪奇現象に悩まされており、資料室の扉を叩いたのだ――。 四十四番資料室の妖怪博士・絶対城が紐解く伝奇ミステリ登場! -
総理に告ぐ 新橋署刑事課特別治安室〈NEO〉
ノンフィクションライターの小林は、脳梗塞で療養中の元与党幹事長・佐竹の回顧録のゴーストライターを引き受ける。売れないライターからの一発逆転を狙い、小林は過去のスキャンダルを告白させようと試みるが、国の行く末を憂う佐竹が語り出したのは、戦争のできる国家へと大きく舵を切る現総理大臣のスキャンダルだった。しかし、佐竹の告解が終わった刹那、公安警察が現れて乱闘になり、脳梗塞を再発した佐竹は死亡してしまう。佐竹の告白と乱闘の一部始終が録音されたレコーダーを手に、現場から命からがら逃げ出した小林は、旧知の警察官の助けを得て、マスコミを巻き込んだ大勝負に出るが――。 -
そして、君のいない九月がくる
その夏、恵太が死んだ。 幼いころからずっと恵太と一緒に育った美穂と、仲良しグループだった大輝、舜、莉乃たちは、ショックから立ち直れないまま呆然とした夏休みを送っていた。 そんなある日、美穂たちの前に現れたのは、死んだ恵太に瓜二つの少年、ケイ。 「君たちに頼みがある。僕が死んだ場所まで来てほしい」 戸惑いながらも、美穂たちは恵太の足跡を辿る旅に出る。 旅の中でそれぞれが吐き出す恵太への秘めた想い。嘘。嫉妬。後悔。恋心。そして旅の終わりに待つ、意外な結末とは――。 隠された想いを巡る、青春ミステリ。 -
空の彼方
王都レーギスの中心部からはずれた路地に、隠れるようにある防具屋[シャイニーテラス]。陽の光が差し込まない暗い店内に佇むのは、女主人ソラ。彼女の店には、訪れる客と必ずある約束をかわすルールがある。それは、生きて帰り、旅の出来事を彼女に語るというもの。店から出ることのできないソラは、旅人の帰りを待つことで彼らと共に世界を旅し、戻らぬ幼なじみを捜していた。 ある日、自由を求め貴族の身分を捨てた青年アルが店を訪れる。彼との出会いが、止まっていたソラの時間を動かすことになり――。これは、不思議な防具屋を舞台にした心洗われるファンタジー。