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Posted by ブクログ
音楽×数学をテーマにした小説を探し中でして。
(レビュー読んでくださった方で、これ!っていう本があれば是非お教えください)
ネットから行き着いた一冊。
吹奏楽部員による、サバイバルミステリー。
ここにどう数学が関わってくるかを説明すると、おそらく、誤解とネタバレを招くと思うのでスルー。
最強の体育会系文化部である吹奏楽部だからこそ、なのかなんなのか、とりあえずパートリーダーって大変だということが分かったよ、私。
しかしだなぁ。
序盤で、突然10年に一度の怪奇現象により校舎が飛んでいくわ、着いた世界で牛に追いかけられるわ、大蛇に襲われるわで、ちょっとこの小説の着地点が見えなかったのだけど。
そんな序盤なんて、まだ甘かったよ……。
読む内に、どんどんこの小説のヤバさ、そこに解を持っていく猟奇的シナリオに戦慄する。
というか、そもそも、そんなエゲツないことが過去何回も起きているのに、相変わらず校舎を建ててる学校が普通にヤバかったな。そうだな。
まぁ、そういう色んなヤバさを、ミステリー小説だから!この物語はフィクションです!って、まるっと収めてしまえば、最後まで読めなくはないと思う。さらにはカラクリだけを読むと、面白いと思う人もいるかもしれない。
ほんと、ある意味の、虚でした。
Posted by ブクログ
目に映るものすべてがことばに変換され、
心に感じるものすべてをことばで顕さなければ受け容れられない。
あえてジャンルは青春小説。
それはそれは数学パズルでありロジック・ミステリなのだけれど、
同時に女子高生モノであり異世界モノでありサバイバルモノでもあってバトロワモノでもあるので、
そんなもん青春以外のなんだって云うのさ。
相変わらずの語り口だけれど衒学的ではないんだよな、と思っていたらあとがきで、
「頭が重く、口数が多い本能を抑えて、作家としての生涯のテーマだけを追ってみる。
偏執的・網羅的な足し算掛け算の癖を抑えて、お客様の想像力を信じた引き算をしてみる。」
という試みの上で書かれたものだとか。
…なぁるほどねぇどおりで読みやすいわけだよー(んな馬鹿な)。
目に映るものすべてがことばに変換され、
心に感じるものすべてをことばで顕さなければ受け容れられない。
それはもう、障害や病と同じようなもので。
そのことばを、自分に都合良く捏ねるのか、身を切りながら可能な限りのほんとう、を綴るのか。
それってひと付き合いにも似てるわね。
☆2.8くらい。
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