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Posted by ブクログ
現代怪談シリーズ。
幽霊ってそもそも何?という概念を考えさせられるストーリーばかりだった。
些細な常識が覆されるとゲシュタルト崩壊のようなキリがない恐怖に変換される。
実態を持たない、人の形とは限らない誰かの残留思念というか。でも人の形をしていることもあるし。
"ほん怖"というより"世にも奇妙な物語"のイメージが近い感じだった。『下の人』『知らないこと』が特に軽快に話が進んでいたようて飛び抜けて奇妙。え、そうなる?って。
雰囲気がなんだか読んだことあるような?と思い返したら教義『地獄の楽しみ方』でも言葉の解釈ひとつで見え方が変わるお話があったなあと。『地獄の楽しみ方』を小説に落とし込んだらこうなるんだと私は読んだ。
26/08/28 評点見直し
Posted by ブクログ
京極氏の京極堂ではない短編8篇。
タイトルに堂々と幽談とされれば、そんな言葉があったかと思ってしまう。
解説では、“幽けき”(かそけき)記憶に棲むモノとされています。
怖さ的には、 怪談 〉 奇談 〉 幽談
こんな感じでしょうか
「手首を拾う 」
手首に拾われる感じ、幽けき存在感
「ともだち 」
幽けき友達
「下の人 」
家の中で下の方に潜む存在
「成人 」
実話風で奇妙。奇談寄り。
「逃げよう 」
怖さが直接的。怪談寄り。
「十万年 」
幻覚・幽玄の境界。幽談の極致。
「知らないこと 」
知らないことはない我が家
「こわいもの 」
京極さんには、結局怖いものがなのでは?
京極的幽けき短編集でした。
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