国内ミステリー - KADOKAWAの検索結果
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嬲り屋
不破竜次は2年前まで新宿中央署の刑事だった。同僚たちから“麻薬犬”と蔑称された硬骨な正義感は、組織の中では出世の妨げとなり、妥協のない姿勢は、不破を自然に孤立させていくだけだった。いまでは新宿歌舞伎町でカラオケボックス『ユニゾン』を経営するかたわら“復讐請負人(リベンジ・エージェント)”を裏稼業にしている。法の網を巧みに潜り抜けている悪党どもを、依頼人に代わって次々になぶり、懲らしめるのだ。ある日、不破の店に、26、27の息を呑むほど美しい、それでいてどことなく翳りをおびた未亡人が訪ねてきた……!長編ハード・サスペンス。 -
逃げろ。
地球に巨大な隕石が落ちてくる――。 救いのないニュースで、人間たちはパニックに陥った。街が狂気の渦に飲み込まれる中、僕はひとまず会社へ出勤してみる。しかし、そこで待ち受けていたのは、閑散としたオフィスと、血まみれの死体だった……。 明日をも知れぬ恐怖で次第に歪んでいく日常を潜りぬけ、僕は逃げる。途中で出会った、殺人犯の老人や、ひきこもりの無口な少女とともに、僕は逃げる。 空に光る隕石から。 そして避けられない運命から。 -
虹の巣 (角川ebook)
美貌の実力派女優・鈴子(すずこ)は人気絶頂のなか、年上のちょっと冴えない舞台出身の脇役俳優・由崎克彦(ゆざきかつひこ)と結婚。奔放で飾らない鈴子の人柄で明るい家庭を渋谷区松涛に構えていた。克彦の仕事場である世田谷区の撮影所で鈴子は、弁当を届けにきていた女子高生・佳恵(よしえ)に出逢い、鈴子に憧れていた彼女を自宅のお手伝いさんとして採用する。鈴子の寵愛を受けていた佳恵だが、鈴子が娘を出産したことで様子が一変する。赤ちゃんの世話役として、いけすかない別の若い女性が家に入ってきたのだ。そして悲劇が起こる。赤ちゃんが亡くなった状態で自宅から発見されたのだ――。スキャンダラスに報じられた事件の7年後、由崎家には4つになる娘の日阿子(ひあこ)と、新しいお手伝いさんの暁子(あきこ)がいた。元気はつらつで食欲旺盛な日阿子はテレビドラマの子役に抜擢され、その笑顔が日本中を夢中にさせる存在に。この家の平和を心から願う控えめなお手伝いさんの暁子だが、彼女には胸に隠したある「秘密」があった――。幸せそうに見える家族。けれど実際は、それぞれが人に言えない暗い過去や闇を抱えながら生きている。夫婦とは、親子とは、血のつながりとは……という深いテーマに挑んだ、家族の魂の再生の物語。 ※本書は、2016年4月1日に配信を開始した単行本「虹の巣」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください) -
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数多一人は超有名劇団 『パンドラ』 の舞台に立つことを夢見てやまない青年。ついに入団試験を乗り越え、パンドラの一員となった彼だったが、その矢先に 『パンドラ』 は、ある人物によって解散を余儀なくされる。彼女は静かに言う。「映画を撮ります」 と。その役者として抜擢された数多は、彼女とたったふたりで映画を創るための日々をスタートすることになるが――。 『全ての創作は、人の心を動かすためにある』 彼女のその言葉が意味するところとは。そして彼女が撮ろうとする映画とは一体……? 全ての謎を秘めたままクラッパーボードの音が鳴る。 -
ニッポン泥棒【上下 合本版】
高度経済成長からバブルが弾けるまでを商社マンとして駆け抜けた尾津。2年前に失業し、妻にも去られたが、いまは孤独を飼い慣らせるようになった。そんな尾津のもとに、ある日見知らぬ青年が訪ねて告げた――「あなたは、“アダム”の一人です」。尾津は、恐るべき機能の秘めた未来予測ソフトウェア「ヒミコ」の解錠鍵の片割れで、「ヒミコ」を狙うある勢力から狙われているというのだ。話を一笑に付した尾津だが、青年はその後首をつり、さまざまな人物が接触してくるようになる。尾津は身の危険を感じ、培った交渉術を駆使しながら、もう一人の解錠鍵“イヴ”にあたる人物を捜し当てるが――。 時代の変わり目で奮闘する男の行き着く先は? 現在読むべきノンストップサスペンス! ※本電子書籍は「ニッポン泥棒(上)」「ニッポン泥棒(下)」の2冊を合わせた合本版です。 -
ノーウェア・ボーイズ
『イッツ・ダ・ボム』(松本清張賞受賞作)で話題をさらった新鋭の飛躍作! 憧れの女性と結婚した中学時代の友人が、人を殺したという。社会人二年目の僕のもとに舞い込んだ衝撃のニュースは、忘れたかった記憶を呼び起こす。町田生まれ町田育ち、中学二年生の僕が「町田市内で知らない場所はない」と思っていたあの頃、リス園での事件から僕を助けてくれた大学生の〈響さん〉。憧れの彼女と過ごした僕ら四人の輝かしい日々は、たった一つの暴力で終わりを告げた――。あれから十年。今度は響さんを助けるために、僕は過去に向き合わなくてはならない。ひとりよがりな思いが想像を超える瞬間へと繋がる、愚かでクールな青春ミステリ。 -
白磁の薔薇
標高千五百メートルの麗峰の中腹に建つ『ユートピア』、そこは死を間近にした人々が最高で最期の治療と看護を保証された豪華なホスピス。入居者は元女優の凛子や著名なエッセイストの水原など莫大な費用が払える特別な人間ばかりだった。看護師長の千香子はオーナーの中条に見込まれ独身のまま住み込みで務めていた。ある日、季節外れの嵐によって道が寸断され『ユートピア』は孤立してしまう。千香子を含めその場に残されたスタッフ全員が中条の部屋に呼ばれる。そこで彼が話し出したのは、とんでもない提案だった。翌朝、駐車場でスタッフの一人が他殺体で発見される……! 大人のサスペンス・ミステリ―完結編! 「あえて本文庫が白兎シリーズという名称を使わない理由もわかる。(中略) それにしても、何とも不思議な魅力に満ちた連作であることか」(解説:池上冬樹) (本作は、長らく在庫切れだった『白兎4 天国という名の組曲』(講談社)を著者が全面見直しし、加筆修正、改題の上文庫化したものです) -
初恋は坂道の先へ(角川文庫)
小学校の教師をしている25歳の研介。ある日、恋人の品子に一冊の本が届くと、彼女は失踪した。本の贈り主は品子が以前話していた「忘れられない初恋相手」なのか? 場面は変わり、中学2年生のしなこは敬愛する小説家、日向の家に通っていた。日向には、海人という不登校の孫がいる。彼は本をばらばらにする謎の行動をしており、その取っつきにくい性格に初めは馴染めなかったが、徐々に交流を深めていく。 〈選考時のコメントより〉 ●僕はこの物語を読んで感じた気持ちを形容する言葉を知りません。ただただ、ジタバタするほど面白かった。そして泣いていました。この物語が大好きだと世界中に叫びたくなりました(35・男・書店員) ●どこにでもいる、特別に何か持っているわけでもない登場人物、なのに一人一人が生き生きとしていて、しっかりと心に残る(32・女・書店員) ●『本』というものは、人を結びつけたり人の心を救ったりするすごいものだということが、まっすぐ書かれていて嬉しくなりました(36・女・書店員) ●ありきたりな恋愛ものかと思いながら読んでいたら見事にだまされた。辻村深月や朝井リョウを最初に読んだ時を思い出した(28・男・書店員) ●それぞれの世代がそれぞれの視点で風景を見つめ、生きている。眼差しが優しく、未来が明るく感じられた(36・女・公務員) ●読み終えた後に、不器用な自分を少しだけ好きになれた気がする。(29・男・販売業) ●やられた!と声に出してしまいました。私も小説を読んで励まされ本のおかげで出逢えた人もいます。感情移入して夢中で読んでしまいました(18・女・高校生) 第1回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞〈大賞〉受賞作に、文庫化にあたり短編「かなたの小説」を収録。 -
遙かな坂
大手スーパー〈マイウェイ〉の凍結庫で店長が凍死体になって発見された。東京四部長の逢坂常平は、早朝、警察からの電話で事件を報らされる。捜査は、自殺、他殺、事故死のいずれも決め手のないまま難航した。――逢坂の家庭では、妻千鶴を中心に、ひとり息子剛の東大合格だけを目標に生活を組みたてていた。少しでも入試に有利な条件を得るためのコネや情報、有能な家庭教師。だが、常平の九州への単身赴任、膨らむ教育費を補うための千鶴のアルバイト等により、家庭は大きな亀裂を生じていった……。家族全体を巻きこむ受験地獄と苛烈な流通戦争を描き、学歴社会を鋭く告発する社会派推理の力作長編。 -
万能鑑定士Q:推理劇全16幕
2010年の刊行スタートと同時にベストセラー街道を驀進し、累計発行部数は450万部を突破。数多くの電子書籍売上ランキング(ミステリ部門)でも1位を獲得し、空前絶後の人気を博した大ヒット知的エンタテインメント「万能鑑定士Q」シリーズ! シリーズ中最高傑作の呼び声も高い「推理劇I~IV」や、初読者にも絶対オススメの「短編集I・II」等のほか、最新作「謎解き」まで、Qシリーズの魅力を余す所なく楽しめる傑作集が電子書籍限定の豪華合本版として満を持して登場。テレビドラマ化された『探偵の探偵』でも大きな話題を呼んでいる松岡圭祐氏が生んだ、“人の死なないミステリ”の元祖にして最高峰、奇跡のシンデレラストーリーが清原紘氏作の電子オリジナルのカバー&描き下ろしイラストでファン待望の1冊に。スペシャル特典としてコミックス1巻も収録!