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Posted by ブクログ
波照間島に戻った莉子と小笠原。二人の前に現れた若い女性は横領の疑いを懸けられていた。彼女を救うため、そして自らの道を確かめるため、莉子は過去の挫折と向き合いつつ再び事件の渦中へ飛びこむ。
謎解きものとしては過去作品と比べて、最高傑作とまではいかないかな、とは思いましたが、今までのシリーズ作品の総決算として、そして新たな莉子の旅立ちを描いた、シリーズの転換点を描いた作品としてはこれ以上ないくらいの出来だったと思います。
シリーズを通してしっかりと伏線を張り、単品作品だけにとどまらない大きな物語の流れを作っているのも松岡さんらしいです。しっかりと『推理劇』編の伏線を回収し今後の新たな展開が楽しみな構成になっています。
小笠原もだいぶ成長してきました。シリーズ当初こそ完全なワトソン役の印象でしたが、最近は莉子の精神面の弱さや学問的な弱さのカバーもやってのけて、助手役割からパートナーに変わってきたんだな、と思います。恋愛描写については進んだような、進んでいないような、相変わらずな感じでしたが(笑)。
映画化も決定しましたし、まだまだシリーズの勢いは止まりそうにないですね。今後とも二人の活躍にお世話になろうと思います(笑)
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