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周りのみんなより、ちょっとだけ頭がよい小学四年生の理桜。担任の千里子先生からも一目置かれている彼女は、ある日、不登校の少女 「さなか」 の家を訪ねるようにお願いをされる。能天気少女のややや(注: 「ややや」 で名前)や、引っ込み思案の柊子とともに理桜は彼女の家に向かうが、姿を現したさなかは、なんと早々に大学での勉学を身につけ、学校に行く価値を感じていない超・早熟天才少女であった。そんな彼女に理桜は、学校と、そこで作る友達がいかに大切であるかということを説くのだったが……果たしてその結末は!? 野崎まどが放つ異色ミステリ、まさかの小学校編登場!
...続きを読むPosted by ブクログ 2013年10月01日
『友達』って必要?『友達』って何?と思っている人におすすめ。そして、日常『あの人友達かな?』と疑問に思うことがある人にもおすすめの本。
私が今まで周囲に感じたことは、『友達』の定義は人それぞれで、幅広いなぁということ。
私自身『友達』と『親友』は違うものと思っているので。
野崎まどさんおもしろい作...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月13日
学校に行く価値を感じない天才少女さなかと、その周りの少女たちが織り成す日常と徐々に友情を育んでいく様子を描いた小説。
野崎まどさんらしい相変わらずの軽妙なキャラクターたちのやり取りが今作も光っています。不覚にも何度も吹き出しそうになりました(笑)
キャラのやり取りや、時折挟まれる地の文のギャグも...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年09月29日
【デジャヴをみているような現実の中で】
あ、これはあれだ。と思う場面があって、でも。なんだろう。天才ってのは、いや。作り物の天才ってやつは、本当に面倒くさいやつなのだ。
私たちの毎日は常識の中で作られていく。たった1つの非常識が、日常を非日常に変えてしまう。
こんなことはありえない。そうだろう...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年06月06日
ワシの名前は「友作」だが、文字通り、友達を(たくさん)作れる人、的な思いが込められている。幸いなことに今のところ名前負けをしていない自分では思っているが、もちろんワシだって「友達」を完全に論理的に説明することなど出来ない。だが本作の主人公はそれに挑み、その結果、逆説的に非論理的である友達の本質を悟る...続きを読む
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