パーフェクトフレンド
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パーフェクトフレンド

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周りのみんなより、ちょっとだけ頭がよい小学四年生の理桜。担任の千里子先生からも一目置かれている彼女は、ある日、不登校の少女 「さなか」 の家を訪ねるようにお願いをされる。能天気少女のややや(注: 「ややや」 で名前)や、引っ込み思案の柊子とともに理桜は彼女の家に向かうが、姿を現したさなかは、なんと早々に大学での勉学を身につけ、学校に行く価値を感じていない超・早熟天才少女であった。そんな彼女に理桜は、学校と、そこで作る友達がいかに大切であるかということを説くのだったが……果たしてその結末は!? 野崎まどが放つ異色ミステリ、まさかの小学校編登場!

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パーフェクトフレンド のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年04月21日

    好きな作家繋がりで読みました。

    今回は友達がテーマ。読んでいていろいろな感情が揺さぶられました。

    普段何気ない友人について、小学生にして数学者からの考察、論点に改めて友人・親友に対して深く考えさせられました。 小説って凄いなと強く実感。

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    Posted by ブクログ 2014年11月21日

    相変わらずの野崎まどワールドでした。

    校長先生の件は電車で読んではいけません…
    小説でニヤニヤと笑ってしまったのは久々でした^^;

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    Posted by ブクログ 2013年10月01日

    『友達』って必要?『友達』って何?と思っている人におすすめ。そして、日常『あの人友達かな?』と疑問に思うことがある人にもおすすめの本。
    私が今まで周囲に感じたことは、『友達』の定義は人それぞれで、幅広いなぁということ。
    私自身『友達』と『親友』は違うものと思っているので。

    野崎まどさんおもしろい作...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年08月02日

    裏を掻かれた。裏の裏を掻かれた。こんなに素晴らしい屁理屈を突き通し、不条理を力業でねじ伏せる。読んで良かった。騙される、翻弄される快感。

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    Posted by ブクログ 2012年07月30日

    面白かった。これは読み応えがあった。
    読ませられたかのようだった。
    友達について。解の無い解を導き出した。友達は素晴らしいものだと。
    そして今回も例に漏れず超常だった。
    しかもあの一族が関わっていた。これは納得するしかない。

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    Posted by ブクログ 2012年05月13日

    学校に行く価値を感じない天才少女さなかと、その周りの少女たちが織り成す日常と徐々に友情を育んでいく様子を描いた小説。

    野崎まどさんらしい相変わらずの軽妙なキャラクターたちのやり取りが今作も光っています。不覚にも何度も吹き出しそうになりました(笑)

    キャラのやり取りや、時折挟まれる地の文のギャグも...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年01月07日

    読んだらほっこり間違いなしの作品。
    友達って素晴らしいよね、って言いたいだけ。

    でも、その結論に至るまでの過程は独創的な気がする。
    そんなアプローチから行くのかと思った。
    凄く良い!凄く面白い!

    何度でも読み返したくなる温かい世界がここにはある。

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    Posted by ブクログ 2022年12月20日

    ある現象について、Aという説明とBという説明が同時に成立しうる状態、そしてそのどちらの説明にも同じくらい納得できないところがある。そんな「答え」がミステリの答えとして提示されてしまうのには、なんだか不思議な心地よさがある。”友達”もまた、きっとそんな概念なのだろう。

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    Posted by ブクログ 2018年09月29日

    【デジャヴをみているような現実の中で】

    あ、これはあれだ。と思う場面があって、でも。なんだろう。天才ってのは、いや。作り物の天才ってやつは、本当に面倒くさいやつなのだ。

    私たちの毎日は常識の中で作られていく。たった1つの非常識が、日常を非日常に変えてしまう。

    こんなことはありえない。そうだろう...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年06月06日

    ワシの名前は「友作」だが、文字通り、友達を(たくさん)作れる人、的な思いが込められている。幸いなことに今のところ名前負けをしていない自分では思っているが、もちろんワシだって「友達」を完全に論理的に説明することなど出来ない。だが本作の主人公はそれに挑み、その結果、逆説的に非論理的である友達の本質を悟る...続きを読む

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