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Posted by ブクログ
野崎 まど の書き下ろし『小説家の作り方』
しがない小説家に届いた女性からのファンレター。
彼女からの依頼は、小説の書き方をレクチャーしてもらいたいというもの。
その不思議な女性との交流から、思わぬ展開へ・・・という物語
後半は、まさかこんな展開になるとは!と驚いた。
いろんな伏線が張られていたんだ、と最後まで読んで納得!
文系小説かと思いきや、おもいっきり理系へ!
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【内容(「BOOK」データベースより)】
「小説の書き方を教えていただけませんでしょうか。私は、この世で一番面白い小説のアイデアを閃いてしまったのです―」。駆け出しの作家・物実のもとに初めて来たファンレター。それは小説執筆指南の依頼だった。出向いた喫茶店にいたのは、世間知らずでどこかズレている女性・紫。先のファンレター以外全く文章を書いたことがないという紫に、物実は「小説の書き方」を指導していくが―。野崎まどが放つ渾身のミステリー・ノベル改め「ノベル・ミステリー」登場。
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【目次】
I. 読者
II. 卵
III. レクチャー1
IV. レクチャー2
V. レクチャー3
VI. レクチャー4
VII. 誕生
VIII. この世で一番面白い小説
あとがき
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Posted by ブクログ
大学卒業後にファンタジー小説でデビューした物実は、4作品の小説を
出版したまだまだ駆け出しの小説家である。
ある日、一通のメールが届き、女性ファンからのメールだった。
返信をしたことで、後日会うことになる。
そこで、小説の書き方を教えてほしいと言われ、私は"世界で一番面白い小説"
のアイデアを思い付いたとのこと。お金を支払うからどうしても教えてほしい
ということで、引き受けるも・・・。
今作は、積読して読んでいませんが同著者の作品で、TAITANという
作品にも通ずるものがあると思ってます。
タイトルや表紙からは、全くと言っていいほど、自分も読むまではSF感は
1ミリも感じさせまんし、読んでいっても3分の2くらいまでは、
本当にタイトル通りな内容が展開されていきます。
これが良い展開だったのかは読み手によって変わると思いますが、
残り3分の1ほどでしょうか、色がガラッととまでは言いませんが、
ジャンルが変わってしまう形になります。
あくまで複線的なところはそれまでもあるのですが、
これをスルーしてしまうと、本当に変わってしまってそこに対して、
賛否が分かれると思います。
自分としては2023年に読んでることもあるし、過去にもA.I.って映画も
あったし、アイ・ロボットなんて映画もあって、おっとこれ以上は
読んでみてください。自分的には楽しめました。
Posted by ブクログ
とにかく登場人物のキャラクター設定がぶっ飛んでいて、それだけで面白い!
特に紫さんの微妙なズレが面白い。
例えば小説を書くにあたり、キャラが普段と違う一面を見せることが、演出の一つだということを教える場面。
「例えば、学校では怖くて誰も近寄らないような不良生徒。でも実は…?」
試しに紫さんに振ってみる。
彼女は少し考えてから答えた。
「下半身が馬」
もう、破壊力最強。ツボりました。これは電車で読んではいけないやつ!!
真面目な感じの表紙に騙された!これも一つの演出なのか?!
そして予想もしない展開へ。
とにかく面白くて一気読み。エンタメを思う存分楽しみたい人にオススメです!
Posted by ブクログ
レビューを拝見して知った本です。ありがとうございます。
大学を卒業して、アルバイトをしながら小説を書いている、小説家の物見のところに紫依代という女性から、ファンレターが届きます。
初めてのファンレターに物見がメールを返信すると、「小説の書き方を教えていただけないでしょうか」とメールの返信がきます。
会ってみると、紫依代は明裏大学文学部の2年生でたいそう可愛い女性でした。
紫依代は「物見の小説はキャラクターがよい」といい、物見から「小説を学びたい」と言います。
そして「この世で一番面白い小説のアイデアがある」と言い放ちます。
物見は、小説の個別指導という聞くからに詐欺っぽいアルバイトを始めます。週に1度下北沢の喫茶店で、小説を教え始める物見ですが。紫さんは今までに五万冊の本を読んでいるというのに驚きます。
週に1度、2カ月の講義を続けていくうちに物見は可愛い紫さんにちょっとした下心も持ちますが。
紫さんは物見の誘いには一度ものらず、すぐに帰ってしまいます。
何度も出てくるフレーズの”この世で一番面白い小説”とは一体何なのか興味津々で読みました。
ストーリーの展開はこの作品がSFであるらしいことを視野に入れて読めば最初からヒントはたくさん隠されていたと気づいたと思います。
”この世で一番面白い小説”を生むために必要なもの。
”小説を読むこと”と”小説を書くこと”
きっと世界を変えてしまうポイント。
ターニングポイント。
この世界とその小説の前と後の二つに分けてしまうような、読んだらもう二度と前の世界に戻れなくなる。
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