血蝙蝠

血蝙蝠

792円 (税込)

3pt

3.3

肝試しに荒れ果てた屋敷に向かった女性は、かつて人殺しがあった部屋で生乾きの血で描いた蝙蝠の絵を発見する。その後も女性の周囲に現れる蝙蝠のサイン――。名探偵・由利麟太郎が謎を追う、傑作短編集。

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血蝙蝠 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    短篇集。由利・三津木シリーズは二作のみ。
    大体血腥い事件ばかりだけど、とてもロマンチックで真の愛は勝つ、というすっきりとした読後感。
    花火から出た話と恋慕猿が好きです。
    表題作の血蝙蝠と銀色の舞踏靴は三津木くんの人柄の良さがよく伺える話でした。
    最後の二千六百万年後も面白かった。横溝先生のSF作品な

    0
    2022年01月29日

    Posted by ブクログ

    短編集。

    特に印象に残った一編。
    一番最後の「二千六百万年後」。
    まるで星新一の作品を読んでいるようで、今まで触れたことのある横溝作品とは全く毛色の違う作品でした。そして案外星新一の無感情な雰囲気の文章と似ていると感じました。
    ただ、やっぱり横溝作品は長編であってこそ、と個人的には思います。

    0
    2021年07月19日

    Posted by ブクログ

    横溝正史の短編集。短編の中で事件を終わらせないといけないからある程度仕方がないのかもしれないけど、「意外な人物が犯人でした」というワンパターンで終わってしまった感があり、残念。

    0
    2025年04月30日

    Posted by ブクログ

    短編集
    由利先生シリーズとなっているが、由利先生や三津木か出てくる話もあり、出ない短編もあり、恋愛小説風からSFまで幅広い趣向にとんでいるが、どれも基本はミステリだ
    やはり、そこがいいところだと思う
    解説にあるように、時代が戦争へ向かっていく時勢を感じさせる作品かある

    0
    2022年10月27日

    Posted by ブクログ

    由利先生シリーズのドラマ化に合わせて再登場した
    関連本を購入、まず、この『血蝙蝠』から読み始め。
    1938~1941年に発表された短編9編。

    収録されているのは、
    日中戦争勃発によって江戸川乱歩らの探偵小説が検閲を受け、
    自由に執筆できなくなり、当局に睨まれないよう
    スパイものにシフトせざるを得な

    0
    2020年06月10日

    Posted by ブクログ

    横溝正史『血蝙蝠』角川文庫。

    4ヶ月連続復刊刊行の由利麟太郎シリーズ第3弾。名探偵・由利麟太郎と助手の三津木俊介の活躍を描いた2編の短編を含む9編を収録。横溝正史にしては斬れ味の悪い短編ばかりが収録されているように思うが、どうだろうか。

    『花火から出た話』。お伽噺のようなストーリーが展開する。横

    0
    2020年05月26日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    短編集だった。短編だったけど、1話1話面白く楽しく読めた。ミステリーはミステリーだけど、1話目はロマンチックなお話で、いつもは殺人が絡んで何とも言えない終わり方だけど、そうじゃない爽やかさを感じるポジティブなお話で良かった。最後の話はミステリーではなく、SFのようなお話で不思議だった。先生がこういっ

    0
    2023年10月03日

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