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幸せな嘘
甘い幸せな嘘が詰め込まれたラブストーリー 都会での新進気鋭のシナリオライターというプレッシャーから逃避行したナオキ。すべてを投げ捨て、あてもなく彷徨いたどり着いた海の美しい港町で、彼はバーテンとなる。そこで出会った家族のような常連客の面々、そして、真っ白な画用紙のようにピュアで心の美しい琴美との恋から、彼は次第に自分を取り戻す。そしてそこでの出会いをバネに取り組み始めた、新たなシナリオ。 その頃、世間では新しいドラマが人気を博す。そこで描かれる恋愛は、まさに琴美が大切にしている、彼との秘密のデートだった。「なぜ?」・・・そして、次第にすれ違う、二人の恋。ドラマの中で進む、二人にそっくりな恋愛模様。 ドラマは終盤、皮肉にも脚本家としての自分を取り戻したナオキが、それにより琴美とすれ違いはじめ、二人の恋愛は、ハラハラ、ドキドキの展開に。 ドラマの恋の行方は?そして、ナオキと琴美の恋の行方は・・・? ベストセラー「あらしのよるに」の著者、きむらゆういちが書き下ろしたラブストーリー(文庫版)を電子化。 -
三浦綾子 電子全集 自我の構図
人は果たして人を真に愛し得るか。人間にとっての永遠の課題を追求した問題作。愛のあり方、求め方とは――。 高校教師・南慎一郎は、同僚であり、新進の日本画家であった藤島壮吉から絵の手ほどきを受け、日展初出品で協会賞を受賞する。入選した絵は、藤島の妻・美枝子をモデルにし、藤島と共に描いたものだったが、藤島は落選した。しかも、藤島は美枝子への慎一郎の気持ちに気づき、自殺してしまう。そして、藤島の死は大きな波紋を呼び、慎一郎と藤島の家庭は崩壊していくのだった。人は果たして人を真に愛し得るか。人間にとっての永遠の課題に正面から取り組んだ問題作。 1978年(昭和53年)にテレビドラマ化され、話題を呼んだ。 「三浦綾子電子全集」付録として、著者が北海道新聞に書いたエッセイ「敷島の滝」を収録! -
三浦綾子 電子全集 この土の器をも ―道ありき 第二部 結婚編
愛を持続させることはいかに大切であるか――。新婚生活から新聞懸賞小説に入選するまでを綴った自伝的小説。 37歳で結婚し、綾子の実家に近い一間だけの小さな新居で始まった結婚生活。新聞社の1,000万円懸賞小説に『氷点』を投稿し、入選するまでの愛と信仰の日々を描く。「大きな愛」に包まれた「小さな家」には、さまざまな人が立ちあらわれる。また日常生活の中で、人を信じる、愛することの重要性を説く。 「道ありき 青春編」の続編。 「三浦綾子電子全集」付録として、週刊新潮1999年10月28日号の記事「墓碑銘・作家、三浦綾子さんの苦難を支えた信仰と夫の愛」を引用収録! -
三浦綾子 電子全集 裁きの家
人は人を裁くことができるのか? 誰もが持っている人間のエゴイズムに光をあてた問題作! 「『家庭は裁判所ではない』ということを、わたしは度々口にする。しかし、現代は家庭もまた裁き合う場であって、憩いの場でもなければ、許し合う場でもなくなっていると言える。わたしは、現代の持つこの一つの問題を、親子、兄弟、夫婦、嫁姑の家庭関係の中で追求してみたかった。」(単行本「あとがき」より)。小田島博史と滝江夫婦、その息子・清彦、小田島謙介と優子夫婦、その息子・修一と弘二、そして姑・クメらが織りなす愛憎模様から、救いようのない現実の醜さを描く。 1970年(昭和45年)、1973年(昭和48年)に2度、テレビドラマ化され話題を呼んだ名作! 「三浦綾子電子全集」付録として、週刊誌連載時に取材旅行先で撮影した三浦夫妻の写真を収録! -
BE-TWINS
「モンスターU子の嘘」作者の女子校小説! 昭和な時代を感じさせる、福岡にある、小中高一貫の女子校・恵和女学院中等部。主人公の語り手・文子が、この学校に通う中学一年の女の子だ。公立の小学校から入学した文子は、「下から」のお金持ち、名前が派手、発育具合も違う同級生たちにコンプレックスを少し持っていた。そんな文子の親友・七美も、「あとから入学」組だが、ふしぎな魅力で、クラスのなかでいいポジションを築いていた。 ある日、ふたりで早起きして始業前にこっそり、前から気になっていたお御堂を訪ねたとき、文子は、七美から秘密を打ち明けられる。それは、自分にまったく瓜二つの妹・夕美という一卵性双子がいるということだった。また、彼女一流の嘘が始まったと思った文子だったが、まんまと目の前にいる当の本人こそ、夕美であることに気付かされ、ショックを受ける。 「友達以上恋愛未満」の少女×少女×少女の瑞々しい女子校小説。 -
嘘つき彼女とニセ彼氏
こんな軽い男の“ニセ彼女”になるなんて! 私、小野寺千鶴は、成績優秀、スポーツ万能、見た目だって完璧な優等生を演じている。それは、大好きなお兄ちゃんに認められるため。ところがある日、周りの女子から評判の、イケメンだが気に食わないクラスメイト――九条樹に弱みを握られ、秘密をばらされたくなければ“彼女”になることを要求された。「普通の女の子にも飽きた」からって、ブラコンで猫かぶりの私と付き合うのも楽しそうと言う九条。こんな軽い男の“彼女”になるなんて……けれど、私に選択権はない! 「E★エブリスタ」電子書籍大賞 青春・友情部門受賞作。ポップでフレッシュ、ちょっぴりハード? なハイスクール・ラブストーリー! -
ウメ子
ン年前の子ども時代を舞台にした、著者初の長編小説。 ウメ子は変わっている。ウメ子はふつうの子とちがう。初めて会った日から、みよはずっとそう思ってきた。ロビンフッドのような服装に、勇敢な行動。みよは、ウメ子の魅力に夢中になった。そんなある日、謎の紙芝居屋さんが現れ、行方不明だったウメ子の父さんの居場所が・・・。人と人が共感で結びついていたあのころ。誰もが貧乏で、さげすみもひがみも感じさせなかったあの時代。人間関係のむずかしい現代から、懐旧の世界に導かれる。人気エッセイストの阿川佐知和子さんが子ども時代の経験に想を得た、初の長編小説。坪田譲治文学賞受賞作品。 -
三浦綾子 電子全集 病めるときも
自己本位にしかものを考えることができない人間の悲劇。6つの作品からなる短編集。 性愛に奔放な元小学校教師の加代は、真実の愛があることを信じない(「井戸」)。入院中の療養所の裏山で性愛におぼれて妊娠してしまう霧子(「足」)。東京を離れることをいやがり実家に帰ってしまった妻に対し、つつましやかな女性に惹かれる慎二だが(「羽音・1969年(昭和44年)にテレビドラマ化」)。少年・清志は家出した母の面影を優しい女性教師に見るが(「奈落の声」)。金と情欲に支配された人たちに翻弄され続けた美津子は不幸のまま……(「どす黝き流れの中より」)。研究室が火事で全焼した後、精神に異常をきたしてしまった夫を支える明子(「病めるときも」)。人間の弱さと罪深さを描いた6つの短編集。 「三浦綾子電子全集」付録として、出版ニュースに載せた「わが著書を語る」、講演写真を収録! -
三浦綾子 電子全集 道ありき 青春編
著者の二十歳代前半から療養生活、自殺未遂、光世氏との結婚までを記した自伝的小説。 小学校の教師をしていた綾子は、敗戦を迎え、それまで教えてきたことが間違いだったのではとの思いにさいなまれ、虚無感を覚える。教師を辞め、結婚を決意するが、結納が届くその日に倒れ、その後、肺結核を発病する。長い療養生活の中で婚約解消、自殺未遂などを経験するが、同じ結核患者でクリスチャンの幼なじみ前川正の献身的な支えを得て、生きる希望を見いだしていく。その後、脊椎カリエスを患った綾子は、受洗する。そんな折、前川正が危険な大手術を受けることになり……。 「三浦綾子電子全集」付録として、夫・三浦光世氏による「創作秘話」を収録! -
三浦綾子 電子全集 積木の箱
親と子、教師と生徒の絆を深く描く問題作。 旭川の私立中学校に赴任した教師の杉浦悠二は、生徒のひとり、佐々林一郎の暗い表情が気になっていた。じつは一郎は、実業家の父を持つ裕福な家の息子であったが、姉だと信じていた奈美恵が父・豪一の愛人だったことを知って以来、すさんでいたのだった。悠二は一郎の力になりたいと何かと尽力するが、一郎は全く心を開かない。それどころかますますすさんでいくのだった。 1968年(昭和43年)、1975年(昭和50年)に2度、テレビドラマ化された、昭和を代表する名作! 「三浦綾子電子全集」付録として、新聞連載にあたっての文章(単行本未収録コラム)を収録! -
黄金の服
復活した悲運の作家の青春小説集 泳いで、酔っ払って、泳いで、酔っ払って…。夏の大学町を舞台に、若い男女たちが織りなす青春劇。プール、ジャズ、ビール、ジン、ラム、恋愛、セックス、諍い、そして暴力。蒸し暑い季節の中で、「僕」とアキ、文子、道雄、慎の4人は、プールで泳ぎ、ジャズバーで酒を飲み、愛し合い、諍いを起こし、他の男たちと暴力沙汰になり、無為でやるせなく、しかし切実な日々を過ごす。タイトルの出典であるガルシア・ロルカの詩の一節「僕らは共に黄金の服を着た」は、「若い人間が、ひとつの希望や目的を共有する」ことの隠喩。僕たちは「黄金の服」を共に着ることができるのだろうか? 他に、職業訓練校での野球の試合をモチーフとした「オーバー・フェンス」、腎臓を患って入院している青年の日々を描く「撃つ夏」を収録。青春の閉塞感と行き場のない欲望や破壊衝動を鮮烈に描いた短篇集。「黄金の服」と「オーバー・フェンス」は芥川賞候補作品。 -
窓のないオフィス
中堅システム会社で順調にエリートコースを歩んできた大友祥子は、社内政治の罠にかかり、最悪の状況にあったシステム導入プロジェクトのプロジェクトマネージャに任命された。 そのプロジェクトは、鬱病患者と自殺者をだし、前任のプロマネは突然姿を消していた。 まさに「失業か!鬱病か!」という状況。 着任した大友は、このプロジェクトが今まで自分が積み上げてきたやり方では到底太刀打ちできない状況であることを知り、呆然となる。 大友祥子は、この絶望的なプロジェクトを動かせるのか! この作品を読むと、ITシステム導入がどのようにおこなわれるか基本的な流れがわかります! -
三浦綾子 電子全集 ひつじが丘
過ちを犯さない人間はいない。だからこそ愛することはゆるすこと。永遠の愛のテーマ。 牧師の家に育った奈緒美は高校卒業後、友人・京子の兄、良一から求婚される。やんちゃな面を持つ良一に奈緒美は惹かれていくが、良一の人間性に不安を感じ取った両親は反対する。一方、奈緒美の高校時代の担任で、良一の女性遍歴を知る竹山もまた、奈緒美への密かな思いを抱くだけに祝福することができなかった。周囲の声に反発する奈緒美は函館に帰る良一を送りに行き、そのまま結婚生活を始めてしまう。だが、そのわずか数か月後には、良一の冷酷な面を知ることになるのだった。 「三浦綾子電子全集」付録として、 夫・三浦光世氏による「創作秘話」などを収録! -
三浦綾子 電子全集 塩狩峠
明治42年に実際に起こった鉄道事故を元にした人間のあり方と愛と信仰の物語。三浦綾子の代表作であり、多くのファンに愛される大ベストセラー作品! 東京で、父と厳格な祖母に育てられた信夫は、祖母の死後、キリスト教徒であったために家を出されていた母親とも暮らすようになる。母と妹、そして父までもが信じるキリスト教に違和感を抱きながらも、まっすぐに成長していく信夫。やがて、少年時代からの友人・吉川に誘われ北海道に渡り、鉄道会社で働くようになる。この地で信仰に目覚めた信夫は自らも洗礼を受け、吉川の妹・ふじ子との結婚を決意する。結納のために汽車で札幌に向かうが、塩狩峠の頂上にさしかかったとき、信夫の乗った客車が突然汽車から離れ、暴走を始めた……。 「三浦綾子電子全集」付録として、夫・三浦光世氏による「創作秘話」などを収録! -
三浦綾子 電子全集 続 氷点
人間にとっての「ゆるし」とは何かを問いかけるベストセラー『氷点』のその後。 自分が殺人犯の娘であると知った陽子は、睡眠薬自殺を図るが、一命を取り留める。意識が戻った陽子に、育ての親である啓造と夏枝は、陽子が殺人犯の娘ではなかったことを告げる。だが同時に、陽子は自分が不義によって生まれた子である事実を知るのだった。潔癖な陽子は、実母への憎しみを募らせていく。そんな陽子に特別な感情を抱く兄の徹は、陽子の実母に接近していき……。 1971年(昭和46年)にテレビドラマ化され話題を呼んだ。 「三浦綾子電子全集」付録として、随筆「『続 氷点』を終って」を収録! -
女子虫
自惚れと自虐の間を漂いながら、“身の丈の幸せ”求めて今日も荒野を突き進む! でも、ポジティブな言葉で無闇に励まさないでほしい――。 40歳を過ぎたら、子供も家も持っているはずだった。なのに、東サユリの現実は、韓流グループ「美男宮殿」に情熱を注ぐだけの毎日。自称・中二病で小学校教師の夫は、児童に振り回され、妻にはもはや無関心だ。好きな男のためのときめき代くらい自分で稼ごうと、サユリはパートに出たものの、なぜか職場の若い男になつかれて――。 ハイテンションな会話の応酬! 前にも後にも進めない女たちの痛々しさをおかしくも鋭く描く、笑えて苦い女子小説。“女子”と“労働”を描き続けてきた、宮崎誉子の進化形!
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