共犯者

共犯者

660円 (税込)

3pt

銀行を襲い、仲間と山わけにした金で商売をはじめた内堀彦介は、事業に成功した今、真相露顕の恐怖から5年前に別れた共犯者の監視を開始するが……。疑心暗鬼から自滅していく男を描く「共犯者」。妻の病気、借金、愛人とのもめごと、仕事の失敗――たび重なる欲求不満と緊張の連続が生み出す衝動的な殺意を捉えた「発作」。ほかに、「恐喝者」「愛と空白の共謀」など全10編を収める。

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共犯者 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    どの短編も読みやすい。
    男女間の縺れを扱った作品が多い。
    個人的に「共犯者」「愛と空白の共謀」「典雅な姉弟」が面白かった。

    0
    2023年11月14日

    購入済み

    読みやすい

    スラスラと読み進められました。
    読んでいるうちにゾッと怖くなるような感じもあって、小説なのにすごいなーと思いました。
    敗戦後の昭和の時代を懐かしむこともできる短編集でした。

    0
    2022年03月16日

    Posted by ブクログ

    表題作の「共犯者」のほか、「恐喝者」「愛と空白の共謀」「発作」「青春の彷徨」「点」「潜在光景」「剥製」「典雅な姉弟」「距離の女囚」を収録する短編集。

    0
    2021年07月25日

    Posted by ブクログ

    時代背景がよくわかる描写で面白い。松本清張の作品は場面が浮かび上がってくる印象。
    「共犯者」「恐喝者」「潜在光景」「典雅な姉弟」・・・・
    「潜在光景」はドラマ化されたことがあった。

    0
    2013年11月21日

    Posted by ブクログ

    あいつを消さねば――。
    完全犯罪をもくろんだ男のつまずきとは。スリリングな短篇10篇。

    銀行を襲い、仲間と山わけにした金で商売をはじめた内堀彦介は、
    事業に成功した今、真相露顕の恐怖から5年前に別れた共犯者の監視を開始するが……。
    疑心暗鬼から自滅していく男を描く「共犯者」。
    妻の病気、借金、愛人

    0
    2023年06月12日

    Posted by ブクログ

    社会派推理小説家巨匠による短編集。
    市井に住む輩の犯罪の発端、発覚、破滅を描くパターンが多いようにも思うが『剥製』のように犯罪とは無縁の人間の虚飾をテーマにしたようなモノも混じっている。
    『発作』の主人公は妻に送金しなければならぬ身でありながら愛人を抱えその金策のため金の前借りを続けてしかも愛人との

    0
    2022年06月10日

    Posted by ブクログ

    短編となるとどうしても内容が薄く、登場人物に共感出来にくいが、本作はとても凝ったシュチュエーションと、結末がとても気になるストーリー展開でどの作品も楽しめる。
    作者は犯罪サスペンスの大家であり、初っ端の「共犯者」でやはりと思いつつ以後の作品を読むとそうでない作品もあり、そういった意味でも新鮮に読むこ

    0
    2016年02月29日

    Posted by ブクログ

    恐喝者は素晴らしい作品ですね。

    勘違い。
    自ら地獄に落ちる。
    恐喝が恐喝を生む。

    ってとこが実に良い。

    0
    2012年01月07日

    Posted by ブクログ

    社会派の傑作、、うーん。あまり社会派だとは思わなかった。過大評価。どちらかというとアリバイ崩しものの本格ミステリ。

    0
    2024年02月08日

    Posted by ブクログ

    初清張作品。
    序盤は非常にどんどんと読み進んだが、途中で読む体力が持たず、ペースダウン。

    あまり推理物を読んでこなかったため、全部読むには体力がいる。

    内容としては、他にはない切り口で興味深い物であった。ただ、短編ではなく、長編を読みたいと思った。

    0
    2021年08月13日

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