共喰い

共喰い

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作品内容

一つ年上の幼馴染、千種と付き合う十七歳の遠馬は、父と父の女の琴子と暮らしていた。セックスのときに琴子を殴る父と自分は違うと、自らに言い聞かせる遠馬だったが、やがて内から沸きあがる衝動に戸惑いつつも、次第にそれを抑えきれなくなって─。川辺の田舎町を舞台に起こる、逃げ場のない血と性の問題。第146回芥川賞受賞作。文庫化にあたり、瀬戸内寂聴氏との対談を収録。ほか「第三紀層の魚」併録。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
集英社
掲載誌・レーベル
集英社文庫
ページ数
208ページ
電子版発売日
2013年02月08日
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

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    Posted by ブクログ 2016年05月15日

    共食い/第三紀層の魚、両方とも面白かったです。共食いは芥川賞、第三紀層の魚は前年の候補作だったそうで、対照的な物語でした。
    著者が山口県下関の出身だからかもしれないが、釣りに関する描写が多い。前者は鰻釣り、川、後者はチヌ釣り、海。ただ一辺倒な描写では無く、両作ともに主人公の心理や作中の雰囲気にそ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年09月01日

    ある古本屋で初版一刷の美品を見つけたので、作品の中身を確認するまでもなくひとりでに手が動いてしまった。中身の話に移れば、「共喰い」は久しぶりに面白い作品を読んだというのが正直な感想。セックスと犯罪が好きなやつは是非読むべし、といったところである。「第三紀層の魚」は滅びゆく「戦後」に想いをはせながら、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年10月03日

    不謹慎だけど‥‥ おもしろい。
    映画、探したけど、もう配信してなかった。
    前は怖くて、見えなかったんだ。今は観たい。

    もらっておいてやるの作家。
    とんがってるのに、記者が笑ってたのが違和感で、そういうのは受け入れてくれるひとなのかなと思った。ほんと、怖いけどおもしろかった。
    ただメンタルが強い...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年01月18日

    芥川賞受賞作品を今さらながら読んだのは、同僚に勧められたから。
    受賞会見の印象が強くて、文章もクセがありそうと勝手に読まず嫌いしていた。

    ですが、読みやすく1時間くらいでスイスイ読んでしまった。
    「共喰い」は好き嫌いわかれるでしょうね。
    男女の情事の話だから。

    個人的には、併録されている「第三紀...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年01月09日

    すごく面白かったけど、『共食い』は読んだことあったわ。
    一緒に入ってた話は、子どもながらの思いを表現する適当な言葉が見つからない感じがよく表現されているように思った。
    自分も源氏はちょっとかじっているけど、瀬戸内寂聴との対談は別にいらなかった

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    Posted by ブクログ 2018年09月10日

    自分の中の暴力的な血と葛藤する話なんだなあと思いながら読んでたら最後の方ふつーに急展開で面白かった。
    ただ地の文がものすごく読みにくかったので星減らしたよ。臭い川とか土砂降りの雨とかタバコの煙とか鰻の頭とか、どれもいいんやけど、地の文がなんというか、いっしょうけんめい話にぴったりな舞台装置を説明して...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年12月03日

    芥川賞受賞の時に聞いたことがあって、古本屋で売ってたので即購入した一冊。テーマがテーマなだけにその異質なところに惹かれて手に取ったのもあったけど、読み終えるとセックスと暴力や遠馬の家庭環境はそんなに気にならなくて、むしろ風景や行動の一つ一つが細かくきれいに描写されていることや繊細な人間関係の方が印象...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年10月09日

    著者の田中慎弥氏は、高校卒業後、引きこもり同然で執筆活動に打ち込んでいる。作家は人生経験が必要と言われるが、そうなると彼には当てはまらない。そんな彼が自身に課している課題はひとつ、365日欠かさず「毎日書く」ことだ。本作を読むと作家に必要なのは想像力と他者陶酔なのだとわかる。併録の『第三紀層の魚』は...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年10月02日

    親を軽蔑し、こんな風になりたくないと怖れながら、こうなる以外の道がない、どこにも逃げたぜないと思う主人公の気持ちが恐い。
    その気持ちが高じたとき、実母がもたらす解放。重苦しい。

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    Posted by ブクログ 2016年07月28日

    血生臭くてよかった。抗えない自分の中に流れる汚い血が、汚水とか魚とかに映っていた。男も女も所詮アホだとわかってても欲望は制御できるものではないし、アホな人間にめちゃくちゃにされた自分の愚かさが憎いのもわかる。一番殴りたいのは自分だけど、弱いから人を殴るのか、本気で殴るのが好きなのかわからなかったけど...続きを読む

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