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Posted by ブクログ
地方の高卒で大学受験失敗して、そこから引きこもりになって作家になった人生。YouTubeのガイ録も見ました。
一般的な価値観みたいなものを家族が押し付けずにいた事と、自分の好きな事をやってみようと思い立ち、「徹子の部屋」で山田詠美さんが毎日机に向かうと話したのを見てからは、毎日、机に向かって何か書くようにして今も何か書くようにしているとの事。
好きをやり続けるには、自分に厳しくあり続ける事が肝心だと気づかされました。
第四章 なぜ読書が必要なのか
読んで見たいと思って手に取った本が、理解できなかった時の考え方等、参考になる事が多かったのでメモを取りながら読みました。
ただ浸るだけでも良いから読んでみる。の気持ちで本を読んでみようと思いました。
田中慎弥さんの書く文章の空気感が好みなので、また何か読んでみたいです。
Posted by ブクログ
完全な孤独などないこの言葉が私に安心を与えてくれた。
私は今のところ孤独を感じても逃げ場がある。実家や、本や、音楽、、好きなものがたくさんあるし、話をしたい友達もいる。
それは著者曰く奴隷じゃないからなのかと今の私の立ち位置が客観視できた気がする。
本を読まないということはその人が孤独ではないという証拠であるという太宰治の言葉があるがそれが核となっていると感じた。
(太宰治の人柄というものを私は理解してはいないがこの言葉通りというわけではないと思う。ただそれは置いておいてこの本を読んで、、ということだけで考える。)
それはその時代においてであって今は違うだろう。本になり変わるスマホなどの電子機器の存在がそれを変えたと私は考える。
2023年度、本を1ヶ月に一度も読まなかった人は6割を超えているそうだ。その一方で読み続けている人もいるのも事実でその1人がこの著者だ。そしてこの著者は本に救われた人と言えるだろう。
完全な孤独はない、この言葉に私は安心を覚えた。
ただその一方で私は完全な孤独はないというのは屁理屈のようなもので、その人が孤独と感じたらそれはもう孤独なのだと思う。そのもとにはみんな孤独だろ、というわたしの考えがある。
孤独と退屈の境界線が私にはまだできていないので大きな声では言えないが私はみんな孤独を抱えていると思う。それは人と繋がろう!とか友達を作ろう!とかの昔からそう言われて育つじゃない?だからこそ逆に孤独なのでは?と思うのだ。1人と孤独は違うと言われれば崩れそう、、わはは
田中さんはアルバイトもないし、大学にも行ってないし、就職も経験していない。そんな人に何がわかるんだといえばそうかもしれないけど私はそうじゃなくてどんな職種につこうと関係ない、孤独という点で共通している著者は完全な孤独はないと言っていたけどそうとも言えるし完全な……ここで孤独の対義語を言いたかったけど思いつかず調べた。GoogleAIはけど対義語と示していた。私はカネコアヤノの孤独と祈りが好きなんだけど孤独の対義語は祈りな気がしてきた。そんなことまで考えることができて本当に読んでよかった。
Posted by ブクログ
「共喰い」で芥川賞を受賞した田中慎弥の人生論。「共喰い」の著者とは思えないほど、その筆致は強烈さなどとはほど遠く丁寧である。
一つにある仕事に対して、思考停止状態の奴隷状態であれば、そこから「逃げる」ことを推奨する。単純に逃げろというても、色々と難しくはあろうが、実際に自身が高校卒業から大学受験に失敗して、約15年引きこもりになった実体験から、滲み出た苦心さがあるからこそ自然と説得力がある。
そして逃げた先に、自身を見つめ直し、思考を回復して、本来何を求めていたのかを問うことは、惰性的に生活している者にも警鐘であり、自身を再燃させてくれる意外な優しさを感知させられた。
まるで坂口安吾の堕落論を思い起こしたのは自分だけでなかろう。
そして著者にとって、生きていくこと=作家となることしかないと辿り着き、未だ作家の業と向き合い、身悶えながら書き続けていることに真剣さがあろう。
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