ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
仕事、人間関係、因習などにより、多くの現代人は「奴隷」になってしまっている。「奴隷」とは有形無形の外圧によって思考停止に立たされた人のこと。あなたも奴隷になっていないだろうか。自分の人生を失ってはいないだろうか。奴隷状態から抜け出す方法はひとつ。それはいまいる場所からとにかく逃げること。逃げて、孤独の中に身をおくことが、自分を取り戻す唯一の手段であり、成功の最短ルートだ。孤高の芥川賞作家による、窮地からの人生論。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
地方の高卒で大学受験失敗して、そこから引きこもりになって作家になった人生。YouTubeのガイ録も見ました。 一般的な価値観みたいなものを家族が押し付けずにいた事と、自分の好きな事をやってみようと思い立ち、「徹子の部屋」で山田詠美さんが毎日机に向かうと話したのを見てからは、毎日、机に向かって何か書く...続きを読むようにして今も何か書くようにしているとの事。 好きをやり続けるには、自分に厳しくあり続ける事が肝心だと気づかされました。 第四章 なぜ読書が必要なのか 読んで見たいと思って手に取った本が、理解できなかった時の考え方等、参考になる事が多かったのでメモを取りながら読みました。 ただ浸るだけでも良いから読んでみる。の気持ちで本を読んでみようと思いました。 田中慎弥さんの書く文章の空気感が好みなので、また何か読んでみたいです。
文章が読みやすく一気読みしました。 人間は所詮一人で産まれて一人で死んでゆく。 無理して人との関係を維持する必要もない。 15年間引きこもりだった筆者の実体験が説得力ある。 今まで無理して人に合わせることもなかったが、これで良かったんだと再確認できた。
完全な孤独などないこの言葉が私に安心を与えてくれた。 私は今のところ孤独を感じても逃げ場がある。実家や、本や、音楽、、好きなものがたくさんあるし、話をしたい友達もいる。 それは著者曰く奴隷じゃないからなのかと今の私の立ち位置が客観視できた気がする。 本を読まないということはその人が孤独ではない...続きを読むという証拠であるという太宰治の言葉があるがそれが核となっていると感じた。 (太宰治の人柄というものを私は理解してはいないがこの言葉通りというわけではないと思う。ただそれは置いておいてこの本を読んで、、ということだけで考える。) それはその時代においてであって今は違うだろう。本になり変わるスマホなどの電子機器の存在がそれを変えたと私は考える。 2023年度、本を1ヶ月に一度も読まなかった人は6割を超えているそうだ。その一方で読み続けている人もいるのも事実でその1人がこの著者だ。そしてこの著者は本に救われた人と言えるだろう。 完全な孤独はない、この言葉に私は安心を覚えた。 ただその一方で私は完全な孤独はないというのは屁理屈のようなもので、その人が孤独と感じたらそれはもう孤独なのだと思う。そのもとにはみんな孤独だろ、というわたしの考えがある。 孤独と退屈の境界線が私にはまだできていないので大きな声では言えないが私はみんな孤独を抱えていると思う。それは人と繋がろう!とか友達を作ろう!とかの昔からそう言われて育つじゃない?だからこそ逆に孤独なのでは?と思うのだ。1人と孤独は違うと言われれば崩れそう、、わはは 田中さんはアルバイトもないし、大学にも行ってないし、就職も経験していない。そんな人に何がわかるんだといえばそうかもしれないけど私はそうじゃなくてどんな職種につこうと関係ない、孤独という点で共通している著者は完全な孤独はないと言っていたけどそうとも言えるし完全な……ここで孤独の対義語を言いたかったけど思いつかず調べた。GoogleAIはけど対義語と示していた。私はカネコアヤノの孤独と祈りが好きなんだけど孤独の対義語は祈りな気がしてきた。そんなことまで考えることができて本当に読んでよかった。
あなたは孤独であり孤独ではない。 現役であるかぎり、能力に磨きを書い続けなければ、たちまち錆びつく 本の奴隷になってはいけない 主体的に生きろ 1日1回机の前に座る 最初に応募したのは29歳のとき 持ち上げられてもそういう状態に慣れるのはよくない 人生は棚からぼたもち すごく面白かった。
「共喰い」で芥川賞を受賞した田中慎弥の人生論。「共喰い」の著者とは思えないほど、その筆致は強烈さなどとはほど遠く丁寧である。 一つにある仕事に対して、思考停止状態の奴隷状態であれば、そこから「逃げる」ことを推奨する。単純に逃げろというても、色々と難しくはあろうが、実際に自身が高校卒業から大学受験...続きを読むに失敗して、約15年引きこもりになった実体験から、滲み出た苦心さがあるからこそ自然と説得力がある。 そして逃げた先に、自身を見つめ直し、思考を回復して、本来何を求めていたのかを問うことは、惰性的に生活している者にも警鐘であり、自身を再燃させてくれる意外な優しさを感知させられた。 まるで坂口安吾の堕落論を思い起こしたのは自分だけでなかろう。 そして著者にとって、生きていくこと=作家となることしかないと辿り着き、未だ作家の業と向き合い、身悶えながら書き続けていることに真剣さがあろう。
口述筆記らしく、田中慎弥本人の執筆では無い。 うーん何だろう。面白かったし、真っ当なことを書いてあったけど、衝撃的な事は書いてなくて、だからこそためになるというか、そこに真実が担保されている様な気がしました
孤独を勧めるだけでなく、孤独を勧めた先にするべきことも書かれていたのでバランスがとれてる本だと思った。 すべてを投げ出す自暴自棄的な逃避ではなく、次に繋げるための、準備期間としての逃避。
うまく文章が書けなくてもねちっこくしがみつき、10年かけて賞を獲得した。できることを毎日ちょっとでいいから続ければ。ねちっこく。 ねちっこく続けること。棚からぼたもちが落ちてくるところで待つ。
孤独とは、自分と向き合い自分の頭で考えることのできる時間のこと。 苦しみから逃れて生きろ。生き延びろと伝えたい著者はきっと優しい人だろうなと思った。
大切なのは、逃げたら、そこからは能動的な思考を継続していくということ。 主体性、能動性、そういったものを取り返すための逃避。 面倒なことを避けると、実態を見失いかねない。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
孤独論 逃げよ、生きよ
新刊情報をお知らせします。
田中慎弥
フォロー機能について
「ビジネス・経済」無料一覧へ
「ビジネス・経済」ランキングの一覧へ
図書準備室(新潮文庫)
犬と鴉
神様のいない日本シリーズ
完全犯罪の恋
切れた鎖
試し読み
孤独に生きよ 逃げるが勝ちの思考 増補改訂版・孤独論
孤独のレッスン(インターナショナル新書)
宰相A(新潮文庫)
「田中慎弥」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲孤独論 逃げよ、生きよ ページトップヘ