実験(新潮文庫)

実験(新潮文庫)

作者名 :
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作品内容

新作が書けぬ小説家・下村に届いた旧友春男の近況。長く疎遠だった春男は、三十を過ぎうつ病を発症したという。青春の華やぎを一切拒絶して引きこもる息子を案じ、両親の相談を受けた下村は、筆の進まぬ窮状を脱する好機と、ある不穏な「実験」を思いつくが……。潮風と砂が吹きつける海峡の町で、孤独且つ平和という泥濘であがく人々の精神の危機を冷徹にえぐる表題作ほか2篇。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮文庫
電子版発売日
2019年08月09日
サイズ(目安)
1MB

実験(新潮文庫) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2019年03月10日

    小説家の主人公がうつ病の旧友を自殺に追い込もうと「実験」する表題作。童貞の友人を妻に誘惑させるようなことをしたりと、意地の悪さが出ていて面白い。
    収録されている「週末の葬儀」では、海沿いの街とそこに住む人が、潮風で錆びついて疲弊して行く様子が書かれている。共喰いのドブ川の描写を思い出させるような上手...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年05月06日

    暗い。出てくる人間全てが絶望的なほどに暗い。暗くて退廃的でうすっぺらい人間たちの関わりにイライラしつつも、淡々と進む文章につい読んでしまう。

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    Posted by ブクログ 2013年05月18日

    書けなくなった小説家下村が、三十を過ぎ鬱病を発症した旧友春男を題材に小説を書こうと接近する。

    外界との接触を絶ち、自らの論理の中で生きる春男の発する言葉とは?
    そして下村はどう反応するのか?

    現代日本文学の旗手、田中氏の萌芽的作品。

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    Posted by ブクログ 2013年03月01日

     表題作は過去最強に暗い小説だった。主人公の小説家のもとに、引きこもりになった幼馴染の相談に乗って欲しいという知らせが来る。幼馴染にはうつ病を発症し、自殺未遂も起こしていた。主人公は幼馴染を小説のネタにしようと、ある「実験」を試みるのだが…。
     幼馴染のキャラクターがこれでもかというぐらいに暗い。3...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年02月17日

    自身をモチーフとしたと思しき新作が書けない小説化を主人公として、うつ病で悩み自殺願望を持つ友人との交流を通じて、彼をテーマにした作品を書くことで1つの実験を試そうとするがその結末は・・・。帯の「お前の苦しみを小説のネタにもらっといてやる」という一文そのままの小説。

    他人の苦しみですら小説の糧として...続きを読む

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