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4.0
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-倭加宮(わかみや)マキは、祖父の代理として参列した葬儀で、14年ぶりに氷碕(ひさき)リョウに再会した。彼と一緒に、後見人となった橘(たちばな)の弁護士事務所を探りに行った帰り道、黒ずくめの何者かに襲われてしまう。二人の窮地を救った橘は、自分もマキと同じ〈狗番(きつねばん)〉で、リョウを〈狗(きつね)〉として〈目醒め〉させてはならないと告げた。〈狗〉とは? そして〈目醒め〉とは――?
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-寅さんを導入として日本を語る 小説による日本論と言っていいかもしれない。片岡義男の小説で「日本」が問題になる時、そこには必ず「日本語」の問題がある。今回はなんと、素材は「寅さん」、つまり、映画『男はつらいよ』だ。寅さんの映画を、金髪の外国人女性、今は女性だが大工として男でもある人、その人の連れ合いの女性、そしてその連れ合いの兄である小説家の4人で見て、その感想を延々と楽しく語らいながらいつしかそれが前後の日本批判になっている、という構えの作品だ。自由な「寅さん」のように、ここでは「性」もまた自由になる。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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3.6大好きな人を笑顔にするのは、手作りおやつ。 「シュークリームは天使だ」「苺は誘惑のプリンセスだ」 おいしそうなものを見ると、思わず語ってしまう変な「くせ」を持つ高校二年生の桐原陽平は、調理部唯一の男子部員。顔も体も四角く、全体的にごつい上に無口なため、はじめは完全に浮いていた。部活で食べ物を目の前に語りだし、部員全員を引かせたが、優しく声をかけてくれたのが希歩だった。今では仲良しカップルとなった二人の出会いだ。 陽平の入部のきっかけは、家でのごはんづくりに役立てるため。小学生の頃に母と死別し、父と八つ年下の弟・朋樹と三人で暮らす陽平は、父と交替でごはんを作っているのだ。ときどき希歩が家に遊びに来て、朋樹と三人で料理をする。朋樹が「大きくなったら希歩ちゃんに告るから」と宣言したため、兄弟は恋のライバルでもあった。 母親の記憶がない朋樹のために、料理の苦手な母がつくったごはんを再現する「お母さんの日」の揚げパン。風邪をひいた希歩のために、陽平がつくる「すりおろしタマネギのスープ」……。温かくておいしいおやつとごはんが家族と恋人をやさしく包む、ハートウォーミング青春小説。
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4.2
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-レインメーカー・アイランドの奇跡に 立ち会う幸福。 雨の日のほうが多く、 通称“レインメーカー・アイランド”と呼ばれるポリネシアの島。 広い場所が好きで、ただ旅をする目的だけで来た青年・西本は 偶然、その島で皆既日食が見られるかもしれないことを聞く。 島に渡った彼以外の観光客は、ほとんどがそれ目当てなのだ。 しかし、あまりにも雨が多いため、 見られる確率は3%もないだろうとメディアは告げる。 にもかかわらず、「雨の伝説」に支えられて奇跡は起きた。 島と、雨と、日食と、当地に生きるシンプルで強い人々の 濃密な描写の数々が堪能できる美しい一編。 【著者】 片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。76年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
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3.7
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-父親であることを知らなくても、父親は父親 再会がある。二つの再会だ。 最初に男同士の再会があり、そこである疑問が浮かび そのことの確認も含め、2度目は男と女の再会がある。 そこで明らかになったこと。 それは子供の存在であり、そのことを自分が知らせてもらえなかったことであり、 さらにジェンダーもからみ、ニューヨークと日本の差もあり、 そして何より、彼女の生き方のことがある。 ケンカや怒号や訴訟があってもおかしくない場面だろう。 しかし片岡義男の小説でそれはありえない。 代わりにそこにあるのは…… そう。雨のなかの日時計だ。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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3.5さらば愛しき車たちよ シムカ1000、アロファ・ロメオ ジュリエッタ・スパイダー、ボルボ122S、BMW2000CS…… 9人の女性たちを彩る9台の車…… 時は流れ、ぼくは進む。究極の恋愛小説 「ビートルズが東京へやってきてた1966年。フランスの大衆車シムカを思いがけず手に入れたぼくは、その代償のようにひとりの女ともだちを失った」(第1話「たそがれ色のシムカ」)、「シトローエンの2CVを転がしていたとある春先。雪の中で後輪を空転させている車がいた。中には灰色のコートを着た女と少女。二人の行き先は思いがけない場所だった」(第5話「翼よ! あれがパリの灯だ」)……。 華やかなマスコミ業界にいながらも地道な「ぼく」の人生は、偏愛するクラシック・カーと、強く自由に生きる女性たちとの出会いとともにあった——。9つの青春・恋愛短編集。
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3.9
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3.4
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3.8おじさんはひどい。でも、おじさんだってつらい!? 男性は「そうなんだよ」と共感、女性は「こんな人に困ってる!」と思わず頷く物語。 ●人事からセクハラを注意された課長。だが、どの部下が訴えたかわからない。次の日から部下の対応に四苦八苦するのだが……。(「スコール」) ●女性の後輩に出世競争で敗れ、役員になれなかった男は、果たして次の生きがいを見つけられるのか。(「時雨雲」) ●浮気で離婚された男が、十年ぶりに娘と再会した「気まずい場所」とは。(「涙雨」) ●四十代で派遣社員。ストレス解消にネット上で女子高生「さなたん」として活動する男が陥った大ピンチ。(「天気雨」) ●定年退職後、街に出て公共マナーを注意することが生きがいとなった男の孤独。(「翠雨」) 報われない「おじさん」たちの心情を時にコミカルに、時に切なく描き出す、連作短編集。
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-立ち止まる時間がほとんどないような彼女が、ふと立ち止まるその時に 作家がそのような語彙を用いているわけではまったくないが、 これは近年の言葉で言えば「シングルマザー」の物語だ。 彼女には4歳になる息子がいて、翻訳の仕事をしている。 幼稚園に連れて行くこと、料理を作ること、絵本を読み聞かせること、 それら子供のために割く時間のほかにも 姉や姉の子、姉の夫、仕事相手との関係があり、 用事があったりなかったり、誘惑の電話も頻繁にかかってくる。 それらの細かい時間がいくつもいくつもミルフィーユのように重なって この魅力的な女性のポルトレは描かれる。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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3.7
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4.5父親を病でうしない、母親との確執を抱えた女子中学生の雨音(あまね)は不登校になり、山岳写真家の伯父・道夫のもとに身を寄せた。道夫はバーニーズ・マウンテン・ドッグのワルテルとともに自前のログハウスに住んでいた。ログハウスの近くには大きな別荘があり、雨音はそこの持ち主の長男で高校生の正樹と知り合う。正樹は再婚した父親と若い母親に対して、複雑な感情を抱えていた。雨音と正樹は道夫の影響で登山の魅力を知るようになり、道夫の愛犬ワルテルと自然との触れ合いが、二人の心を少しずつ癒していく。家族の問題を抱えた中学生と高校生が、道夫とワルテルと過ごすなかで自らの生きる方向性を見出していく、心に響く長編小説。
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3.7
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-やってきて、去っていくアメリカの青 金髪。そして美しい青い瞳。アメリカからジャズ・ピアニストの女性がやってくる。右も左もわからない彼女を迎えに行き、なにかと世話するのは、彼女と同じエージェントに所属する男。彼もまた同じくジャズ・ピアニストだ。アメリカと日本、二つの国で共有されている古い歌、それらの演奏を通じて彼らは親密になり、彼女の日本滞在は心地良いものとなる。しかしながら彼女には、実は壮絶な過去があった。親密になれたからこそ語られたその過去と、ある預かり物を残して、彼女は次なるアジアの国へと旅立って行く。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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4.3
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-明治の黎明期にイギリス女性と恋に落ちた日本人留学生の行く末は! それは神の存在を探るアメージング グレースでもあった。 十数年ぶりに帰国した愛は、男爵だった曽祖父が造った北海道の農場を訪れる。そこで見つけたものは、一つの金庫の中にジェーンというスコットランド娘からの100通を超す恋文であった。そして曽祖父・龍の華麗な愛と男爵芋の秘密が百年を越してよみがえってくる。 【目次】 農場 会社 絶望 結婚 友人 家族 恩寵 男爵芋 修道院 唐人お吉 あとがき 【著者】 茶屋二郎:1945(昭和20)年、金沢市生まれ。慶応大学卒業後、小学館入社。その後バンダイに転じ、28歳で取締役、35歳で社長に就いた。社団法人デジタルメディア協会理事長などを歴任。現在、一般財団法人 日本おもちゃ図書館財団 代表理事。著書に「若き血に燃ゆる」(リベラルタイム出版社)、「1868年 終わりの始まり」( 講談社)、「遠く永い夢」(日新報道)、「父の背中」(時鐘舎)、「蓋棺」(ボイジャー)など。
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3.0憧れだった美大に通うことになる白川実乃里。しかし実際に大学生活を送るうち、理想とはかけ離れた現実を知り、彼女は落胆する。教師からの厳しい指摘、友人の才能への劣等感――次第に自分の夢に対して迷いが生じてくる……。そんなある日、彼女は大学近くにある池で、不思議な青年と出会う。学内で「妖怪画家」と噂される彼の名は、一色真澄。その本業は、人間との共存が難しくなったアヤカシたちの悩みを解決することだというのだが――!?
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3.7札幌の私立高校に通う宍戸琴音は、ある日学校の帰りに怪しいタクシーで「とこよ」のボロい温泉宿につれていかれる。そこには優しく儚げな龍神ハクと、強面で高圧的な龍神クズがいた。病弱な親友ハクの嫁になって助けるように、とクズに命じられた琴音は、とりあえず宿の仕事を手伝うことに。ところがこの二人、仲が良すぎて、琴音はすっかり壁の花…? イレギュラー契約結婚ストーリー!
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3.5ブラックなアパレル企業から逃げ出したOL、萩原優奈。父親の薦めにより再就職した先は……なんと「顔が見えない」のをいいことに、現代の妖怪たちが働く不思議な『電話受付センター』だった! 雪女や天狗、カッパやらがヘッドセットを装着して電話応対する会社……そんなおかしな光景が広がる「九十九コールセンター」だが、センター長の妖狐(ちょっと格好いい)・稲野さん曰く、肩身の狭い妖怪たちのために父が立ち上げた会社なのだという。次期社長として期待される優奈は、問題児だらけの会社を救うべく立ち上がる――!?(……え? ……ホントに?)
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3.0ギャラリー画楽多堂を営む斉藤楽真。見るものすべてを虜にする絵を描く彼は、実は人に仇なすあやかしを絵に封じる転生絵師だった。楽真は、あやかし狩りの頭目・上総と共に、警視庁の依頼で自分の寿命を対価にあやかしを競り落とすと噂されるオークションを捜査することに。いったい誰が、何の目的でこのオークションを開いたのか。だが黒幕の姿は見えず、やがて周囲で次々とあやかし絡みの事件が起こり始め……。飼い主の孤独を募らせるために、飼い主に寄り添う犬神。死者との再会を叶える神社。望んだ人生を歩む人と人生を交換できるアプリ。捜査を進める楽真と上総に、見えざる敵が忍び寄る!! 人の闇に入り込むあやかしの狙いとは!?
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3.8元書店員の紗月が働き始めたのは、妖怪が集まる古書店!? その上、ドSツンデレな店主・影野には、何やら秘密があるようで……? 甘くて不思議な恋愛小説。 【あらすじ】恋破れ、故郷の新潟に帰った紗月。元書店員の彼女は小さな古書店で働き始める。ところが、そこは妖怪が集う「あやかし古書店」だった!? 無愛想でドSな店主・影野と共に絵本や小説で妖怪たちの悩みを解決するうちに、紗月は影野の優しさに惹かれていく。ある日、彼の書斎から、紗月の名前が記された古い絵本が出てきて……? 二人の過去に秘められた運命とは? 一途な想いに涙がこぼれる、甘くて不思議な恋愛小説。
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4.3拝啓 あの頃のあなたは 今の奇跡を信じていましたか? ツンデレ妖狐とドン底元OLの甘く切ない恋物語! 「あやかし恋古書店」著者の最新刊! 【あらすじ】 その手紙が二人を繋いだ――失業と失恋でお先真っ暗の元OL・碧梨(みどり)は、亡き祖母からの謎の手紙に導かれ、新潟の寂れた神社を訪れる。そこで出逢ったのは、口の悪い美形の妖狐・琥珀(こはく)。弱みを握られた碧梨が、同居の傍ら手伝うことになったのは、妖怪と人を結ぶ不思議な手紙の「代筆」だった。手紙が解き明かす、秘められた因縁とは? 二人の同居生活の行方は? 手紙の起こす奇跡に涙する、甘くて切ない恋物語! 【文庫書き下ろし】 優しい想いのこもった手紙に涙が出ました。 自分の本当の気持ちを相手に伝えることの大切さを気が付かせてくれる1冊です。 (蔦屋書店ひたちなか店 小林様) この物語を読み終わった後、大切な人に手紙を書きたくなりました。人と人の心をあやかしたちに教えてもらったような気がしてあたたかい気持ちになりました。 (紀伊國屋書店 梅田本店 中川様) なんとなく、うつむきがちな碧梨がだんだん積極的になっていく所がこちらも嬉しかったです。そのきっかけになる手紙を琥珀がこそこそやっているのを想像するとニヤニヤします。ツンデレ狐はやっぱり最高ですね。もちろんポンちゃんも癒しです。そしてこのSNSの世の中手書きの手紙というのが、「心」を感じて温かくなります。 (紀伊國屋書店 広島店 藤井様) 自分の気持ちを伝えるのが苦手な碧梨が、代書の仕事や祖母との思い出を通じて成長し、琥珀に相対するまで、悶々と楽しく読ませてもらいました。 (知遊堂 上越国府店 野池様) 著者について ●蒼井紬希(あおい・つむぎ) 2011年に別名義でデビュー。著書および担当シナリオは多数。 蒼井紬希名義で発行された「あやかし恋古書店~僕はきみに何度でもめぐり逢う~」が続々重版(6刷)。現在も様々なジャンルで精力的に活動中。 ホームページ:君に捧げる言の花 http://tsumugi.mimoza.jp/
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-何度生まれ変わっても、あなたに会いたい 猫と猫、人と人、人と猫がつながり、連綿と紡がれていく物語。ツンデレ猫神見習い×意中の人の自覚ナシな新米店長 鎌倉古民家カフェの新米店長・香帆が経営に頭を悩ませていると、突然同居する白猫の「公爵」が語りかけてきた。曰く、自分は猫神見習いで多くの猫を幸せにする必要がある。故に猫相談を始め、集客に一役買う、と。半信半疑の香帆の前に現れたのは、公爵から依頼を受けたという美青年・青藍。青藍≠公爵設定に付き合いつつも、香帆は大いに助けられるが、公爵の助力の裏には香帆との長い輪廻転生の縁があって…? 新井テル子・装画
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-友人の後ろについた黒い“もや”、過去世の夢を見る大学教授…… それより気になるのは、大事にしている式神にその思いが伝わっていないこと⁉ 大学一年生の宗近靫正の影には、主従の契りを交わしたあやかしのサクヤが潜んでいる。父方の田舎にある山の桜の木に寄り添うように暮らしていたサクヤと幼い頃に出会って以来、靫正はサクヤとともに在ることを望んだ。友達のようになりたいのに、いつまで経ってもサクヤが自分を“坊ちゃん”扱いするのが靫正は気に食わない。そんなある日、靫正は会員不足に悩む昔噺研究会に勧誘されるが--。 対等でいたいのに主として扱われることにたいそうご不満な主と、主と対等でなんかいられるわけがないと主の望みを拒否しつづける従者のあやかしが遭遇する、不思議な輪廻の物語。
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-教師になる夢に破れた創士が辿り着いた街のビルの中の託児ルーム『さくらねこ』。 そこは一風変わった先生と元気な子どもたちが集う託児所だった。 疲れ知らずの先生たちと子どもたちに翻弄されながら、少しずつ成長していく創士。 働くにつれ創士自身が知らなかった過去が明らかに――? 第3回「お仕事小説コン」入選作を書籍化! ※この作品は2019年4月刊行の電子書籍「キッズスペースさくらねこ~やっと決まった就職先は人外ばかりでした~」を改題し、加筆・修正したものです。
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3.5少女は癒しを与え、青年は剣を取る。形だけの婚姻から始まる、和風シンデレラストーリー。 相馬家の長女・澪は家族で唯一異能を持たず、家族から蔑まれて生きてきた。 そんな時突然、秋月公爵家当主・暁斗から、形だけの花嫁として澪を迎えると伝えられる。 彼は顔を覆う傷と失明した片目を隠すため、仮面をかぶって暮らしているという。 一緒に暮らすうちに、2人の距離は少しずつ近づいていく。 ある日、澪はあやかしに負わされた傷を治す、癒しの力を持っていることに気づき――。 4月13日生まれ。「江戸の花魁と入れ替わったので、花街の頂点を目指してみる」シリーズ(富士見L文庫)にて第5回カクヨムWeb小説コンテスト キャラクター文芸部門大賞を受賞しデビュー。著書に『あやかし乙女のご縁組~神託から始まる契約結婚~』(集英社オレンジ文庫)などがある。
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4.3司書の仕事を探していた結衣は、破格の条件が提示された求人に応募する。面接場所は美しい大豪邸。採用され、その中にある書庫で働くことになるが、そこは《あやかし》のための図書館だった――。
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5.0現し世に生きるあらゆるものは命の核、實珠(みたま)を持っている。 それを喰らい生者に成り代わる怪異「浮き人」。 国家機関の特殊人外管理局に所属する還送師は、アヤカシと契約し、これらに対処する専門職である。 この春、管理局の地方分室に18歳の余部基惟(よのべもとい)は配属されることになった。 基惟は水神に拾われ育てられた青年で、その神の實珠を身の内に持つがために、管理局により長らく監視・軟禁されていた。 先輩となる葵宵(きしょう)と相棒の愛らしい妖狐・伽羅に案内されやってきたのは、久々埜知(くくのち)様という神が護り、アヤカシも数多く住まう可見依(かみより)町。 基惟は個性豊かな分室の先輩やアヤカシたちとの関わりを通じて、新たな経験や感情を知っていく。 だが彼の身を狙う危険な勢力が現れ、町を巻き込む大事件に発展して……!?
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4.0リサーチ会社で働く朋代は、自称イケメン蛇神のアラヤマツミと料理上手な烏天狗のハガミと三人でシェアハウスをしている。 朋代は、ハガミのつくる薬膳料理に舌鼓をうちながら二人に愚痴を聞いてもらう日々。 ある日、残業中にどこからともなくこだまする悲鳴の話を二人にすると、その原因を探るべくアラヤマツミとハガミと一緒に会社を探索することに……!? ファン文庫人気シリーズ『河童の懸場帖 東京「物ノ怪」訪問録』に登場した朋代とアラヤマツミ、ハガミの三人が活躍するスピンオフ!
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4.0リサーチ会社で働く朋代は、自称イケメン蛇神のアラヤマツミと料理上手な烏天狗のハガミと三人でシェアハウスをしている。 朋代は、ハガミのつくるおいしい薬膳料理に舌鼓をうちながら二人に愚痴を聞いてもらう日々。 雪の降る日、配置薬の配達のために河野がやってくる。 麻里の誕生日にプレゼントを渡さないと言う河野に朋代がプレゼントを渡すべきと説得し、一緒にプレゼントを選びに行くことに…!? ファン文庫人気シリーズ『河童の懸場帖 東京「物ノ怪」訪問録』のスピンオフ第2弾!
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4.0「一杯につき、なんでも一つ占います」。一風変わったドリンク専門のキッチンカーを経営する五百城圭寿は、少々ワケあり。普通の人には見えないモノが視えるため、相手の守護霊と会話することで、たいていの依頼に応えることができるのだ。圭寿と常に一緒にいるスマホをいじってばかりの謎めいた美青年・白蓮は、五百城家を代々守護してきた「あやかし」で…? 青春のレモネード、雪解けの甘酒…各種ご用意しております!【目次】プロローグ/第一章 訳あって、もれなくあやかしがついてきます/第二章 あやかしと一緒に、幽霊アパートに引っ越しました/第三章 あやかしはマカロンがお気に入りのようです/エピローグ
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5.0充実しているはずが何か足りない日々を送る大学生の愛莉はある日、怪しげな「食事処」に迷い込んでしまう。 出会ったのは、社長を名乗るあやかしの男と、数年前に行方不明になった人気俳優の想真。 ここは怪異に魅入られた人を招き、その悩みを食べて解決する「あやかしの食事処」らしい。 社長にそそのかされて想真を手伝うことになった愛莉はやがて、想真の秘密と、自分の記憶の欠落にまつわる真実と向き合うことに。 ほんのり怖くてじんわり心にしみる、現代あやかしファンタジー。 【目次】 プロローグ 無名の駅にて 第一章 食事処《何でもお悩み相談所》 第二章 悪意の投稿 第三章 想真への依頼 第四章 思い出 第五章 待ち人来たる
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-美しく妖しい怪奇と幻想。独特の夢野久作の世界感。「あやかしの鼓」を巡る恐ろしい因縁。それを打った者や音を聞いた者を次々と命を奪ったり不幸にする呪われた鼓だった。その奇怪な鼓を打ってみたいが、因縁も断ち切りたい。妖しくも美しい未亡人が誘う罠。「怪夢」怪奇と幻想のホラーオムニバス全6篇の作品。「支那米の袋」ロシア人の踊り子ワーニャと酒を飲む日本人の青年軍人は、酔いつぶれた彼女から「あなたを殺してしまいたい」と言われる。その訳は……ワーニャの恋愛話は奇想天外だった。そして体験した恐怖。とても贅沢な世界一の恋愛遊びとは……。読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
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4.01~2巻1,500~1,870円 (税込)「夢みる力」を復活させんと、想像力の可能性に挑んだ13編の書下し作品を、ぜひお楽しみあれ! ●巻頭言より 去る三月に本書と同じ「操觚の会」同志諸氏の協力で伝奇時代小説のアンソロジー「伝奇無双」(戯作舎)を電子書籍で上梓したが、その僅か一ケ月後にさらなる伝奇時代小説のアンソロジー「妖ファンタスティカ」をこうして紙媒体で刊行できるのは、伝奇ルネサンスを提唱した者として望外の歓びである。支持して下さった皆様にお礼申し上げる。 伝奇ルネサンスなる言葉に初めて接した方も多いと思うので、まず伝奇ルネサンスとは何かを手短に説明しよう。 伝奇ルネサンスとは一言で言えば作家の想像力を無限大にまで広げんとする企みである。 かつて國枝史郎・角田喜久雄・吉川英治らの働きで伝奇小説は時代小説の代名詞にまでなった。 (中略) しかし万人がメディアとなり、読書が娯楽の王座を退いた現在、伝奇は過去のコンテンツと化したかにも見える。夢想も荒唐無稽も破天荒も過去の概念と成り果てたかのようだ。いつの間にか作家も読者も「夢見る力」を信じなくなり、想像力の可能性を語ることを躊躇うようになってしまったのだろうか。 否。「夢見る力」は失われたのではない。そこにあるものが見えていないだけなのだ。 伝奇ルネサンスとは「夢見る力」を復活させるための試みである。それは崇拝する者を失って深い眠りに就いた物語の神々を復活させんとする十九世紀の魔術結社「黄金の夜明け」団の儀式にも似ている。 その意味で伝奇ルネサンスを「魔術」と呼んでもいいだろう。奇しくも本アンソロジーの参加作家は十三名。中世ヨーロッパで魔女集会に集った者たちの数である。 されば宣言しよう。 ここに伝奇は甦り「夢見る力」はこれより大なる復活を遂げん、と。
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4.0ほんの少しでも悪意を持って見た相手を、体調不良にさせてしまう「呪いの目」を持つ孤独な少年・夜守集(やもり しゅう)。 高校進学を機に、妖怪の町・鳥取県境港市にある、祖母が経営する民宿「綾詩荘(あやしそう)」に居候することに。 しかしそこは、あやかしも泊まれる宿だった! 祖母に上手く丸め込まれ、宿で働くことになった集はある日、フクロウの体に幼い男の子の魂が憑いたあやかし「たたりもっけ」と出会う。 自分の死を理解できないまま、この夜を彷徨う彼に、集はもう一度家族に会わせてあげたいと奮闘するが――。 のんびりゆったり居候……のはずが、手のひらサイズのお部屋掃除に、10メートルの布団干し!? 愉怪で奇怪なお宿、営業中です!
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3.8「鍋の中でコトコトと野菜が煮込まれていくような、心の解ける音が聞こえる小説です」 ――額賀澪(作家) 「――お願いです。なんでもしますから、私をお嫁にしてください」 18歳になり、叔父夫婦の家を追い出されることとなった七瀬真琴(ななせ・まこと)。 「――契約として、結婚しませんか。 七瀬さんには一緒に家を守ってほしいのです」 そんな彼女に、肩の上に「誰も見ることのできない猫」を乗せた作家・英千尋(はなぶさ・ちひろ)はそう切り出した――。 これは、鎌倉の「あやかし屋敷」を舞台に、 あやかしに好かれない作家と、あやかしに好かれるお人よしの「契約夫婦」が、 友人から預かった大切なその屋敷を守りながら、心惹かれあっていく物語。
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4.0かつて八百八狸を統べながら、現在は四国・久万山に封じられた大妖怪・隠神千狸。たった独りで三百年を生きる彼はある時、あやかしが見える体質のせいで気味悪がられ、孤独に暮らす少女・三春と出会う。 山から出られぬ自分にとって、丁度良い暇つぶしだ。 そんな軽い気持ちで三春をかまい始めた千狸だが、過ぎ往く四季を幾度も巡り、共に笑い共に遊び、時には喧嘩して振り回されるうちに、いつしか“隣に誰かがいてくれる”日々が当たり前のものになっていき――。 これは孤独を厭わぬ妖怪狸と孤独を嫌う少女、二人の孤独が雪解けていく物語。
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4.3身も心もすっかり癒やしてくれ、不安や悩みも取り除いてくれる温泉宿があるとしたら――行ってみたいですよね? 気怠い通勤中、OLの朝海が満員電車の中で出会ったのは、茶虎の猫。ふらふらとついていくと、いつのまにか目の前には、古式ゆかしい日本家屋。 そこは、心疲れた人だけが招かれる、不思議な旅館「月猫庵」。 人懐っこい猫又や天狗や河童、果てはつくもがみなど、あやかしたちにノセられた朝海は、月猫庵で働くことに……。 新米仲居の彼女は、次々に訪れる「疲れた人」たちを、しっかり癒やすことができるのか…?
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3.6見習い和菓子職人・杏崎かの子、22歳。 彼女には不思議な力があった。幼い頃から、妖や幽霊の影が見え、人の嘘が「猫語」に聞こえるのだ。 その能力のせいで親しい友人もできず、苦労しながらひっそりと生きてきた。 ある日かの子は、経営難と技量不足を理由に、勤めていた和菓子店をリストラされる。 夜道をとぼとぼ歩いていると、後ろから来たバイクに全財産が入ったバッグをひったくられてしまった……! 彼女は、そんな窮地を謎の大きな2頭の犬を使役する着物姿の美男子・御堂朔(みどう・さく)に救われる。 なぜか自分を知っているらしい朔に連れていかれたのは、東京の下町にある神社の境内に建つ和菓子処「かのこ庵」。 なんと、同じく和菓子職人だった亡き祖父が、朔に一億円の借金をして構えた店らしい。 そして朔は、陰陽師の血をひく人間で、この神社の鎮守だという。先ほどの大きな犬は式神だったのだ。 一億円の借用書を見せられ、「店で働けば借金をチャラにしてやる」と言われたかの子だが、なんと「かのこ庵」はあやかし専門の不思議な和菓子屋だった。 しかもお客様は、なんと猫に化けてやってきて――!? イラスト/前田ミック
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3.8妖しくも美しき、スタイリッシュ伝奇アクション、ここに開幕! 美貌の青年、真継晴の周囲で繰り返し起きる悲惨な事故。 それは晴の祖父、座倉統十郎が持つ骨董品「匣」の相続を争う、親族たちの謀略だった。 命を狙われた晴の護衛として雇われたのは、横浜山手に店を構えるという、骨董品店「杠屋(あかなしや)」の面々。 彼らは、いわくつきの古道具「特殊骨董」の始末を請け負う特殊骨董処理業者であり、彼ら自身もまた特殊骨董の化身――付喪神なのだという。 呪われた「匣」の秘密と晴の過去を知るために、座倉家に乗りこんだ晴と杠屋の妖かしたち。 そこで彼らが出会った真実とは――?
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2.073歳毒舌老婆が、ある日突然20歳に!? 瀬山カツ73歳は、街を歩けば毒舌をはき、トラブルばかり引き起こす厄介者。ある日、娘の幸恵と大喧嘩をして家を飛び出したカツは、見覚えのない写真館にたどり着きます。店先に飾られた憧れのオードリー・ヘップバーンの写真に魅せられ、写真を撮って店を出ると、なぜか心はそのまま、容姿だけが20歳の頃の自分に。 地元に戻っても、もちろん誰もカツだと気づきません。戦中をひとり生き抜き、結婚後は早くに夫を亡くし、女手一つで身体の弱い娘を育ててきたカツ。おしゃれも遊びも我慢して生きてきたカツが初めて手にした「自由」でした。 髪型も洋服も靴も名前も変えて新しい人生を楽しむことにしたカツでしたが、自由になって思うのは娘と孫のことばかり。そして、娘の幸恵もまた母の不在に、これまでの母の深い愛を改めて認識するのでした。 そんな中、カツは街ののど自慢大会に飛び入り参加し、自慢の歌を披露。それがイケメン音楽プロデューサーの目にとまり、歌手デビューのチャンスが巡ってきます。孫の翼のバンドでボーカルを担当するカツ。ところが、デビューがかかった音楽フェスティバルの当日、一緒に舞台に立つはずの翼が事故に遭って……。果たしてカツが孫のために選んだ道とは?
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