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しかしそれは明らかに、インテリアのために配置されたようなそんな気配であった。どうです、ますますいいでしょう。レトロ調でこの駄菓子はオシャレでしょう。そうあの鉢植えをぼんやりと眺めているマスターがさも言いたげなように、駄菓子は店先でわずか数品ばかりが、店主の、そして大人たちの、懐古願望を満たすためのもののように、客受けを狙う見世物として晒されていた。(「駄菓子屋」より) 文芸誌に掲載された作品、デビュー前に同人誌へ寄稿した作品、さらには完全書き下ろしの新作「銀閣寺」まで。単行本未収録の短篇小説を集めた電子オリジナル作品集。 *駄菓子屋 *木曜日の最後の授業 *新しき自分 *人形の家 *失っていく男 *闇より深い夜の河 *子供たちの夏 *空、見上げる者たちへ *竹野にて *銀閣寺 ●竹野雅人(たけの・まさと) 1966年生まれ。東京都出身。法政大学経営学部卒業。大学在学中の1986年に「正方形の食卓」で第5回海燕新人文学賞を受賞してデビュー。1994年、『私の自叙伝前篇』で第16回野間文芸新人賞受賞。
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【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 昭和30年7月。夏休みのある朝、小学4年生の広之は大阪から夜逃げしてきた家の子・勝治と出会った。無邪気な少年同士の友情は、親たちの抱える複雑な情と事情に流されて、ひりひりとした痛みを帯びていく。ひと夏の体験とかつて荒くれ者だった父が酔って語る魂の話は、広之の心に何を刻むのか-戦争の傷跡残る和歌山を舞台に、ふたりの少年の出会いと友情、そして別れを軸に、大人たちの人情の機微と愛情を情感こめて綴った、ふたつの家族の物語。
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舞い落ちる桜の花びらの下に、彼女が立っている。俺は夢中で、シャッターを切る。初めて出会ったにもかかわらず、俺の魂は彼女に引き寄せられた。そして彼女も……。だが、異国の地に生を受けた青年が、やがて故国に帰る時が来る。青年の故郷まで、彼女は追いかけた。ただ、もう一度だけ、会いたい。ようやく再会を果たし、結ばれる二人の背後で流れる、河村隆一のラブソング「抱きしめて」。でも、それはあまりにも切なく美しい詞と旋律。あたかも別れを予言するかのように……。そして、運命は再び二人を引き離した。互いに想いながらも、すれ違い、それでも想いを断ち切れず、遠い海の果てに想いを寄せる。二人の恋の行方は――。台湾人青年・コウと水沙(みさ)の切なくもひたむきな恋の物語。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。
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経済誌『帝都経済』のオーナー兼主幹の杉野良治(スギリョー)は、大物政治家とのつながりを背景に、財界を牛耳る大物フィクサー。企業の弱みにつけ込んでは、広告料などの名目で巨額のカネを集める。記事攻撃を恐れ、唯々諾々とカネを出す大企業、財界人たち。杉野から婿に、と期待されている若手幹部・田宮大二郎は、『帝都経済』をいつか一流誌に、との志を抱くが、その思いも虚しく、杉野の傍若無人ぶりはとどまることを知らなかった。日本の政財官界に澱む悪の連鎖を白日の下に曝し、企業社会の暗部を克明に描いて話題を呼んだ、長編経済小説の傑作。
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落伍者のフリした、人間関係の天才。 男女の疑問は、太宰に聞け! 生身の女に全身でぶつかり、太宰治は三十九歳で死んだ。 太宰治の、文学上の共犯者となった「五人の女たち」 最初の心中相手で、一人絶命した「田部あつみ」 最初の妻で不貞をはたらき離縁された「小山初代」 『ヴィヨンの妻』の“椿屋のさっちゃん”のモデルで、二番目の妻「津島美知子」 『斜陽』のために自分の日記を提供した「太田静子」 玉川上水で太宰との心中を遂げた「山崎富栄」 二十一歳の太宰治が心中を試みた時、相手の女・田部あつみは、死の直前で他の 男の名前を叫んだ。それに気づいた彼は、二人を固く結んでいた手首の紐を断ち切って、一人生き残る。太宰治の小説はすべて、女の嘘から始まったのであり、 常に生身の女を描いたものだった──。太宰治の作品と人生、そして、そこに介在し小説モデルにもなった五人の女たちを紹介しながら、男女の機微をも読み解く 画期的な一冊!!
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「俺は選民だと言ってのけるパンクさと、その不安を吐露する弱気の混在。でも、僕なら気恥ずかしくてちょっと無理。」(いとう)。今回は「コンセプトマシンD」こと太宰治の『晩年』を読む。芥川賞作家と希代の仕掛人が捨て身でおくる“漫談スタイル”の超文学実践講座。本電子書籍は、文芸誌「すばる」2009年9月号に掲載された作品の電子版シングルカットです。
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 場をなごませ、時には凍りつかせるダジャレ。老若男女問わず、ダジャレは全ての人に言う権利があります。本書は、より有効かつハイセンスなダジャレの活用のために、学校・オフィス・プライベートなど、シチュエーションに応じたダジャレを満載しています。厳選されたダジャレの数々は、きっとあなたの発想力とユーモアセンスに磨きをかけてくれるでしょう!
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番(つがい)――それは生まれ変わってもなお惹かれ続ける、唯一無二の運命の相手。 パイ屋を営む天涯孤独な娘アデリエーヌは、竜族の第三王子の番に選ばれた前世の記憶を思い出した。長命で崇高な竜族と比べて、弱く卑小な人間が番であることを嫌った第三王子に殺された、あの時の記憶を。再び第三王子の番候補に選ばれたという招待状がアデリエーヌのもとに届いたことで、止まっていた運命が動きはじめ――。やがて、前世の死の真相と、第三王子の一途な愛が明かされていく。 【登場人物】 ・第三王子 とある理由で名を奪われた竜族の王子。前世のアデリエーヌとは関わろうとしなかったが……。 ・アデリエーヌ 第三王子の番として、竜族の王宮で暮らした人間の娘。生まれ変わり、今はパイ屋を一人で営んでいる。分冊版第1弾。 ※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。
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心に鬼を棲まわせた“独眼竜”伊達政宗の周囲には、かくも、たくましく、そしてたおやかな女性たちがいた――。我が子に毒を盛ったとされる母・義姫、影ながら政宗を支え続けた妻・愛姫、片倉小十郎の姉で政宗を育てた喜多、松平忠輝に嫁いだ娘・五郎八姫、そして真田信繁(幸村)の娘・阿梅……伊達の女性を主人公にした連作短編集。母・義姫――毒を盛ったのは母だと疑っておいでなのでしょう/妻・愛姫――濡れ衣を着せられたまま、殿が平気でおられるとは思いませなんだ/保姆・片倉喜多――本当のことを言ってはならぬ。言えば、政宗の心は折れる/娘・五郎八姫――私は優しくなどありませぬ。父・政宗を気に掛ける母を見て育ちましたゆえ/真田家・阿梅――黙っていたこと、ご容赦くださいませ。ですが、お知りにならぬほうがよかったのです 伊達政宗の言動等から生まれたとされる「伊達男」。伊達といえば、男ぶりばかりが注目されるが、実は女性こそが素晴らしかった! 各短編で描かれる五人の女性の生きざまを通して、伊達政宗の真の姿も浮かび上がってくる。『会津執権の栄誉』で直木賞にノミネートされた著者、新境地の最新刊。
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弟の結婚式だというのにフィービーは気が重い。弟の結婚相手の一族、レイヴネル家には亡くなった夫の学生時代の宿敵だったと聞くウェスト・レイヴネルがいて、彼と会ってしまうのが分かっているからだ。父と弟は、最新式の農業経営をとりいれて成功している彼に領地の管理を教われとけしかけてくるが、フィービーはできることならウェストと近づきたくないと思っていた。 しかし、婚礼の晩餐会、農場の案内とレイヴネル邸で過ごすなかで、ふたりは信じられないほど惹かれあい、すばらしい時間を過ごす。やがて、それぞれの領地に戻る日がくるが…… リサ・クレイパスの作品の中でも伝説的な人気を誇る『冬空に舞う堕天使と』とレイヴネル一族がめぐりあう、ロマンスファン必読の話題作。
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今年デビュー10周年を迎える真山仁がデビュー作『ハゲタカ』の前年の2003年に発表した幻の第一作、ついに文庫化! 破綻の危機に瀕した大手生保を舞台に人びとの欲望が渦巻く大型経済小説。真山仁の全てがここにある! 電子特別附録として著者インタビュー「真山仁、『ダブルギアリング』を語る」、2015年1月幻冬舎から刊行予定の書き下ろし単行本『雨に泣いている』の冒頭部分を収録。 *本書は、二〇〇三年八月にダイヤモンド社より刊行された『連鎖破綻 ダブルギアリング』のタイトルを変更して文庫化したものが底本です。
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旧態依然としたW県警で女性初の警視に登りつめた松永菜穂子。彼女が抱える秘密とは…。ネタバレ厳禁!前代未聞の警察小説! =================ドラマ化され話題を呼んだ前代未聞の警察小説、待望の文庫化!================= 【あらすじ】 W県警の熊倉警部が遺体となって発見された。彼に極秘任務を与えていた監察官の松永菜穂子は動揺を隠せない。県警初の女性警視昇任はあくまで通過点。より上を目指し、この腐った組織を改革する。その矢先の出来事だったのだ。「極秘」部分が明るみに出ては県警を揺るがす一大事だ。事故として処理し事件を隠蔽できないものか。そんな菜穂子の前に警部の娘が現われ、父の思い出を語り始めた……。えっ!? えっっ!? えっっっ!? 各話に仕掛けられた仰天の仕掛けに、卒倒すること間違いなし! 前代未聞の警察小説、登場!
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天才であるが故に誰とも協調することができない孤高のプレイヤー・琢磨。 練習熱心だが、とあるトラウマから他人を信用することができなくなった駆。 高校の名門テニス部で出会った二人は、入部当日から衝突してばかり。プレースタイルも真逆で、初めてコートで向かい合ったときからお互いのことが気に食わない。 だけどある日突然、「お前ら、ダブルス組んでみない?」と理不尽な部長命令が下り――。 喧嘩ばかりの凸凹コンビが、練習と敗北を重ねる中で徐々に成長し、絆を深めていく熱血部活テニス物語! 少年たちの、熱い夏が始まる。
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7人制ラグビー×円盤投! 二刀流で東京オリンピック出場を目指す天才アスリートの 苦悩と奮闘を迫真の筆致で描く、新機軸スポーツ・エンタテインメント! 2018年、陸上日本選手権。 ある選手の活躍が、観客を魅了する。 7人制ラグビーの日本代表・神崎が円盤投の決勝に出場、日本記録に迫る成績を残したのだ。 もし円盤投で東京オリンピックへの出場を手にすれば、1964年の東京五輪以来の奇跡――。 前代未聞の「二刀流」アスリートの登場に世間は熱狂、神崎は瞬く間にスターダムを駆け上がっていく。 一方、新興スポーツ用品メーカー「ゴールドゾーン」の岩谷は神崎の才能に着目、彼のスポンサードに向けて動き出す。 長年取材し続けた著者だからこそ到達した、スポーツの「本質」がここにある。
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男・マッケルウェイ、21歳。 素っ裸の探偵稼業に勤しむ。 私立探偵アーロン・マッケルウェイシリーズの一篇。 人はそれぞれ裸の一個人でありつつ、 職業を持つことによって、社会から認知された存在になる。 しかしその職業から微妙に逸脱し、あるいはそれがボーダーレスの ゆらぎの中にある時、小説を推進する出来事が起動する。 今回の短編でアーロンが巻き込まれるトラブルは カリフォルニアに巣食う犯罪によって起きたもの。 今度のマッケルウェイは、文字通り「素っ裸」だ。 【著者】 片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
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窓から見える灰色の空 完全に対等な、男女の関係がある。 共に過ごす時間は快適で、偽りがなく無理なところが少しもない。 そうした対等の関係が1日のあいだに連続して起こり、女性の側がすべて同一人物であったとしてそこで起こっていることはいったい何か。 何でもない、というのがおそらくこの小説の回答であり、1対1の関係がただ1個ではない、ということがそこにあるだけだ。 窓から空を見る、という行為であたかも自分をニュートラル・ポジションに戻しているかのような主人公の所作に魅了される。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
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夏川秋代は、夫を亡くして公団住宅にひとり暮らし。ある日、「(長女の巴と)家族になろうとしている」と語る若い男が突然やって来た。戸惑う秋代をよそに家に上がり込む謎めいた男。彼は本当に娘の婚約者なのか、それとも新手の詐欺なのか――。 秋代には実は、長女だけでなく、二人の息子にも男の来訪について相談できない理由があった。アメリカで未婚のまま娘を産んだ長女、男らしさの抑圧に悩み在日韓国人のパートナーとうまくいかない長男、借金を重ねて妻子に出て行かれた次男……こじれた家族の関係は修復できるのか。 現代文学の最前線を走る作家が、家族のあり方や人々のつながり方を問う渾身の長編。 〈解説〉大前粟生
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著者23年ぶりの書き下ろし長篇恋愛小説。 綾「私は初めて会った16年前から涼さんを愛し続けている」。涼「僕にかかわった者は、みんな死んでしまう。女も男も。僕が綾を愛しすぎているせいで」―― 音村綾(旧姓・上里)は30代半ば。現在は信州でペンション経営兼漫画家として活躍。夫・子ども・母と4人で暮している。 祥川涼。画家。40代後半。妻を失い、その後同棲していた女性とも別れ、現在は酒浸りの日々を送っている。 冒頭の「現在」では、綾のコミック発売記念サイン会のシーンの衝撃的事件から始まり、「1年前」「4年前」「8年前」「10年前」「12年前」「14年前」、そして二人が出会った「16年前」へと時をさかのぼり「現在」に戻る。謎とサスペンス、そしてストーカー小説の雰囲気も交えた〈究極の恋愛小説〉である。 この作品は、2001年に刊行された『もう切るわ』以来、23年ぶりの「書き下ろし」長篇! (底本 2024年10月発行作品)
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孤独な老人が出会った若く心優しい女。それは女詐欺師に仕組まれた罠だった。女の裏側を描かせれば一級の著者の文庫書下ろし! 沢田隆が晴美と出会ったのは、近所の居酒屋だった。一流企業を定年後、妻を亡くし孤独に暮らす沢田は、親子ほども年の離れた病弱で薄幸な晴美に心奪われ、しだいに彼女のために金を使うようになった。だが、ふとしたことから沢田は、晴美を留美と馴れ馴れしく呼ぶ中年女性の存在を知る。しかも女性はおかしな部屋の話もするのだ。いったい晴美の真実の姿とは? 彼女は何者なのか? それを知る前に沢田に悲劇が訪れる――。明野ワールド全開! プロローグ 第一章 歳上の男 第二章 歳上の女 第三章 歳下の男 インターミッション 第四章 混沌 第五章 混沌の収束 第六章 破綻 エピローグ解説 内田剛
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左遷部署に所属し、サエない毎日を送っているアラサーOLの小芋菜々美。現実がパッとしないならせめてインスタ界でちやほやされたい! と思い、インスタグラマーを目指すことに。でも、ドS上司の冬真義宗からは「ダサダサ芋子には無理だろ」と一蹴されてしまう。 通勤服でも壊滅的なセンスを誇る菜々美を辛辣に斬り捨てる冬真だったが、実は彼こそが、菜々美が憧れるフォロワー10万人目前の神インスタグラマー「空透」の中の人で――!? #誰いい #PR
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仲のいい二人の若い女性が、赤い糸で結ばれていたそれぞれの伴侶、つまり赤い糸で結ばれている「誰か」を見つけるまでを描いた、傑作恋愛小説。
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「恋も仕事も人間関係も中途ハンパ!」と悩む、日本全国女子たちへ。タレント吉木りさが、自伝でもエッセイでもなく“小説”の形で、ひとつの答を書きました。同世代のみならず親たち世代まで共感間違いなしの“分岐点に立つ女子「あるある」”が、いっぱい。「吉木ならでは」のユーモア表現も随所に光ります。笑って、少し涙して!? 目が離せない1冊!! < STORY > 中学時代、周囲になじめなかった女子4人 「どさんこ」、「ジーコ」、「コロちゃん」、「マチコせんせい」。 25歳の現在、演歌歌手、少女マンガ家アシスタント、お笑い芸人、モデルとなっているが、いまだに同窓会では仇名でしか呼ばれない。 「私たちの人生、この先、どうなっちゃうんだろう……」 再会した4人は意気投合するが―― !?
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「かえりたい。かえりたい! かえりたい!!」 ドロドロの食べ物、かけさせてもらえない電話、へんな薬。 少女は見知らぬ男の拘束から逃がれ、明け方の街を駆ける。 「おとうさんは、どこへいったの?」 恐怖、不安、孤独。どこへ行けばいいのかもわからない。 まだ暗い街で見つけたひと筋の灯り。 暖かな光に導かれた先はベーカリーだった。青いエプロンをつけた男の人がやさしく迎えいれてくれた。 「ようやくたどり着けた」 店中に広がる焼きたてパンの香りは少女の不安を溶かし、安堵でこころを満たした。 しかし……。 インディゲームクリエイター・yonaが手がけるNintendo switch(TM)・Steamで配信中のゲーム『ダレカレ』を、『英国妖異譚』『欧州妖異譚』『古都妖異譚』などのシリーズで人気を博する篠原美季が小説化。 ゲームに描かれた「誓い」を軸に小説オリジナルのエピソードを加えた、生きること信じることを問いかける感動の物語。
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都内の進学校に通う高校3年生の妃望(ひの)は、父親とは生まれた時から引き離され、娘をかえりみない母親と二人で暮らしている。幼少の頃から自由を与えられなかった妃望は、学校では友達も作らず、家に帰っても一人、孤独な毎日を送っていた。 しかし母が留守になる週末には、隣の部屋の男と、締め切った部屋の中、ずっと二人で過ごしている。体の関係を重ねる二人は、恋人でもなければセフレでもない。安らぎを求めるように男の部屋に通う妃望は、何故かいつも記憶の一部を失くしている。男を「オッサン」と呼び、その名前を憶えることもない。 失くしてしまった妃望の記憶が戻った時――その中には、あまりにも残酷で悲しい真実が隠されていた。
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安アパート「人間荘」は、1階に7部屋、2階に9部屋があって、それぞれに人間離れした住人が住んでいる。12号室の住人は変わるたびに、人間荘で起きた殺人事件を、黒い表紙のノートに書き遺して……。そのノートが暴く5つの連続殺人と、その円環を閉じる最後の殺人の物語で、「新本格」の先駆けとなるような奇想に満ちた大傑作。
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『誰にも見せない顔』 真佐美には中学時代からの親友・渚沙がいる。落ち込んでいるときに慰め、励ましてくれる渚沙は真佐美にとってかけがえのない存在だ。ある日、渚沙の夫の松原から呼び出された真佐美は、誰にも見せない渚沙の裏の顔を知らされて……。 『すてきなご縁』 会社をクビになったカスミは、引越し先で上品な老女に出会う。道に迷っていた老女を目的地まで送ったお礼にと邸宅に招かれ、そこで「実はあなたにお願いがあるのよ」と老女から切り出されたこととは……。 『強い風に吹かれて』 あの夏の日、美咲は夜の海にいた。合コンを兼ねた海辺のバーベキューは、地元の不良たちによって悲惨すぎる思い出に変わった。それから十年が経ち、成功を収めた美咲の前にあの夜のことを知る男が現れる。 『探偵事務所のオプション』 探偵事務所を営む「わたし」の元に、保険金殺人で兄を殺されたという依頼者が訪ねてくる。容疑者の篠田月絵は、高齢男性との結婚を繰り返しては遺産を受け取っている。そこで「わたし」は、依頼者にあるオプションメニューを提案する。 『海峡の点滅』 小さな海峡に面した街に、夜中の十二時になると対岸から光の点滅が届く。誰がなぜそんなことをしているのか……さまざまな思いをめぐらせ、また願いをこめて海峡の点滅を見る人の中に、一人だけその真相を知る女性がいた。 『お楽しみはこれから』 経営の危機にあった老舗温泉旅館を立て直した美奈子。メニューを和食から洋食に切り替え、女性専用の宿にした戦略が大当たりして、チェーン展開を狙っている。その路線に反対していた美奈子の夫は、謎の失踪をしていて……。
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「頑張るんじゃない。楽しむんだ」……35万部の人気写真家HABUが贈る、新たな自分と出会うための写真と言葉――単調で平凡な毎日に埋もれ、夢やみずみずしい気持ちをおろそかにするのではなく、そこに自分なりの幸せを見つけるためには、どうしたらいいのだろう。美しい空の写真に、明日へのヒントとなる短い文章を添えた、ずっと大切にしたい1冊。25年にわたって「空」を撮り続けてきた写真家が贈る、心に響く写真詩集。
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バレちゃった でも、幸せになりたい! 真面目に生きているけど、上手くいかない男たち。 累計40万部を超す「幻想」シリーズの著者が贈るイマドキの若者たち。 生徒を見捨てる校長を殴ってクビになった。 恋人に告げると、彼女の両親から婚約破棄を申し渡された。 でも彼女からは夢だった弁当屋を一緒にやろうと言われ……。 そんなとき、オレがAVに出ていると元生徒たちに告げられた。 しかし、それはオレにそっくりな従弟だった。 親が自慢するエリートだったはずのヤツが何故? 両親には言えない秘密を抱えた男たちの悲喜交々を描く、渾身作!
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夏から秋へ。その時、誰もが淋しい。 作者自身が「あとがき」に述べているようにこの作品はそれぞれ別々に書かれた6つの短編をひとつの流れにつなげ、その集合が全体を構成するように作られている。 ショートストーリーを6つつなげているのだからあるタイミングで登場人物はスイッチし、全体を通しての主人公のような人物は存在しない。 にもかかわらず確かに「1つ」を感じさせるのは5月から秋のはじまりに向かう季節の推移の自然さと各ショートストーリーの人物たちが宿している「愛」のようなものに対する独自の距離感とそこから派生する「淋しさ」があるからだろう。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
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