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戦後、連合国軍占領下の日本では米国兵士と日本人女性の間に生まれた子供たちが街中に捨てられ、悲惨な状況に追い込まれていることが社会問題となっていた。三菱創業者である岩崎弥太郎の孫娘で、外交官婦人でもあった沢田美喜は現状に心を痛め、女性たちが子供を託せる施設、エリザベス・サンダース・ホームの設立に乗り出す。資金繰り、世間からの差別の目、子供たちの行く末……様々な困難を乗り越え、千六百人近い子供たちを育て上げた女性の物語。
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Posted by ブクログ
こんな立派な方が居られたとは! 戦後、アメリカ兵士と日本女性の間に生まれ、捨てられた子供達のために、私財をなげうってホームを作った澤田美喜さん(三菱の岩崎家の方)。しかも54歳からの活動!私もまだまだ頑張らねば!
戦争後の自分の事だけでも精一杯な時代に 多くの子供たちの面倒を 見ることが出来るなんて とてつもない事で 寄付を出してくれる人達にも尊敬した。 自分が理不尽な目にあった時に 思い出してみようと思った。
思いもよらない沢山の問題と戦ってきた方なのだと思いました。 今とは全く違うであろう世間の目、資金面、その他多くの問題に立ち向かい、救いの手を差しのべ続けた行動は誰でも出きることではないと思いました。
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