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55歳、仕事で大ポカをして依願退職を強要された人生がけっぷちの広告代理店営業マン、武村竹男(タケ)はお稲荷さんの怒りを買い、1780年代の吉原にタイムスリップしてしまった! しかも自分を揺さぶり起こしたのは吉原のガイドブックで当てている出版界の風雲児、蔦屋重三郎(蔦重)だった! なぜか20代の体に戻ったタケは蔦重のもとで働くことに。そこには後に世界で知られる浮世絵師、喜多川歌麿の若き姿があり、タケは葛飾北斎らとも交流し、蔦重に叱咤されながら、ものづくり、商売、ひいては人生の極意を学んでいく。タケはこのまま江戸の住人となるのか!? ユーモア満点の実用エンタテインメント小説!
...続きを読むPosted by ブクログ 2023年05月26日
物語としてとても面白い。かつ、学びもあるすごく好きな書籍。
環境や他人のせいにせずに己の天分を仕事にする努力をすること。
恩送り、何かを捨てて新しい何かが入ってくるスキマをつくる。得意なことに甘えない、人は得意なことで成功も失敗もする。人生の上がりを決めて逆算する。そこに向けて一歩ずつ登れば確実に上...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年06月18日
広告代理店の55歳管理職が会社から退職を迫られ、吉原にてやけ酒を食らい気を失う。そして気がついたら江戸時代の遊郭吉原にタイムスリップ。そんな彼を助けたのは蔦屋重三郎だった。蔦重の元で、まだ無名の喜多川歌麿や仲間たちとの交流で、主人公のいわば人生のやり直しが始まる。
大元の設定はSFになっているが、浮...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月27日
2023.2.27
4月から転職が決まったタイミングだったので為になりそうだと思い手に取った。
色々勉強になったけど、人には分相応というものがあり、人それぞれ幸せの尺度が違うという事は本当によく分かる。
蔦重の葬式には本当に多くの人が集まったろうなぁ。憧れるわ。
歌麿と最期は笑って昔話でもしてくれて...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年04月07日
主人公が江戸時代にタイムスリップして蔦重こと蔦屋重三郎とともに過ごす日々を描いた作品。設定としてはおもしろかったですが、蔦重の「教え」そのものはなんだかあまり響かなかったです。
蔦重はこの時代にあって時代の流れをよむことに長けたマーケッターといえるでしょう。その才覚を生かして歌麿や写楽を売り出した...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月25日
現代から江戸時代へタイムスリップした武村は、20代前半の若者(タケ)と姿を変え、蔦重に拾われる。
蔦重は江戸で本屋を営んでいて、そこには後の喜多川歌麿が絵師として雇われていた。蔦重はタケも雇う事にするが、その教えがタケを変えていく。
蔦重の教えは、江戸っ子特有というのかサッパリしているのだけれど、芯...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月13日
啓発本のようなねらいもあるのかな?と思ったら、涙涙の感動物語。面白かった!
江戸の文化、著名人の周辺知識、伏線回収もいいね!
以下自分のメモ
物事を反対から考えると別な世界が見える
何かできないか、ではなく何ができるか
気が合わない人ほど丁寧に。枝の先に果実あり
性悪説の方が他人を大切にできる。...続きを読む
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