小説作品一覧

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  • 迂回融資
    -
    相談役森川俊を中心に5人の腹心が金融・不動産・法律・広告会社、そして政治結社を持つ。その5つの会社が山手線の主要駅にあり、それを線で結ぶと五角形になることからそのグループはペンタゴン会と名称された。ペンタゴン会で不動産業を受け持つ大山に、合同銀行の取締役が10億円で銀行の担保物件の処理をして欲しいと依頼がきた。聞けば融資するための金を捻出するために物件を売りたいという。銀行が自分の財産を処分してでも金を貸す不自然さに、銀行の弱みを嗅ぎ取った大山だが……。
  • 浮かぶ瀬もあれ 新・病葉流れて
    -
    昭和四十四年、いざなぎ景気の真っ只中。広告代理店に勤める梨田雅之は、派閥争いと出世競争に辟易とし孤立していた。やがて裏街道を突き進むようになった彼は、破滅的な博打に身を焦がし、二人の女との情事に溺れる。だがその胸中には人生を賭けるに足る何かへの渇望が。荒ぶる魂は何をすれば鎮まるのか? 若き病葉の躍動を描く傑作賭博小説!
  • 浮かぶ飛行島
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 浮かれ女盛衰記(上)
    4.0
    この小説を支えているのは登場人物ヴォートランで、すごい悪党。しかし。ヴォートランはどうなるのかという興味で先を読まずにはおれません。私のようなヴォートラン狂は、歌舞伎役者の「見得」を待つのと同じで、同じ場面を心待ちにするんです。やはり傑作だと思います(山田登世子)。

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  • 浮かれ桜
    -
    1巻495円 (税込)
    チャラチャラしていて何が悪い!? 売れっ子イケメン俳優、芸能界の奇人たちが繰り広げる愛憎活劇 「抱かれたい男」人気投票、いつでも第1位。芸能界随一の人気俳優・北村冬馬は、女を殴る、蹴る、捨てるの“鬼畜”ぶりを発揮していた。だが、AV女優との腐れ縁の清算を謀ったときから、冬馬の周囲の男女関係が異様な交錯を見せ始めた。ライバル俳優、女帝タレント、美人女優らが狂喜乱舞の色悪(いろあく)小説決定版。「電子版あとがき」を収録。 ●末永直海(すえなが・なおみ) 1962年福岡県北九州市に生まれる。漫画家小林よしのりの秘書、ホステス、旅回り演歌歌手など数多くの職歴を経て、1996年デビュー作となる「薔薇の鬼ごっこ」で第三回蓮如賞優秀賞を受賞。2002年「百円シンガー極楽天使」が文化庁の主催する海外輸出小説、昭和~平成の優れた日本文学27作品に選出され、アメリカ、イギリス、ロシアで翻訳刊行される。
  • うかれ女島(新潮文庫)
    3.9
    お前の母親は淫売や――大和が小学生の時、母親は飛田新地から売春島に渡った。以来絶縁し二十年。島で娼婦、女衒として生きた母は、溺死体となって発見された。遺されたのは、四人の女の名前が書かれたメモ。保育所経営者、主婦、一流企業の会社員、女優……皆、島で体を売った過去があった。そのうちの一人に誘われ、大和は島へ向かう。母の死と女たちの秘密とは。衝撃の売春島サスペンス。(解説・酒井順子)
  • 邪鬼の泪 浮雲心霊奇譚
    3.8
    【浮雲一行の京への長き旅。シリーズ最終章突入!】 霊を見ることができる赤眼を持つ憑きもの落としの浮雲。 おのれの運命と対峙するために、土方歳三らとともに京の都へと向かう旅をしていた。 辿り着いた岡崎宿で、歳三たちは子どもの生首と抉り出された腸を目にする。ここ半年、いくつも骸が発見されているらしく、村人たちは鬼の仕業だと噂していた……。 一方、別行動を取っていた浮雲も寺の住職から“人を喰らう鬼”の伝承を聞いた直後、その寺の小僧の惨たらしい死体を発見し……。 恐ろしい伝承の裏に隠された哀しき真実とは――。 人は誰しも鬼の一面を持っている。 怪異の謎とともに明かされる土方歳三の秘められた過去。 累計750万部突破の「心霊探偵八雲」と双璧をなす 幕末ホラーミステリシリーズ、最終章突入!
  • 浮雲心霊奇譚 赤眼の理
    3.7
    1~8巻572~847円 (税込)
    時は江戸末期。絵師を目指す青年・八十八は、夜道で幽霊に出くわして以来、奇妙な行動を取るようになった姉を救うため、憑きもの落としの名人に会いに行く。肌が異様に白く、両眼を覆うように赤い布を巻いた男。名を、浮雲という。布の下に隠した赤い両眼で死者の魂が見えるという破天荒な浮雲と行動を共にするうち、八十八の前には新たな世界が見えてきた――。幕末ミステリー、堂々開幕!
  • 浮雲心霊奇譚 赤眼の理 1 赤眼の理
    -
    1~3巻110~275円 (税込)
    絵師を目指す八十八(やそはち)の姉が奇妙な行動をとるようになった。幽霊の類の仕業らしく、話も通じない。困った八十八は憑きもの落としの名人に会いに行った。その男は肌が異様に白く、両眼に赤い布を巻いていた。死者の魂が見えるという破天荒な男に惹かれ、八十八は共に数々の事件に関わっていく――。「霊を祓(はら)えば、もう戻れなくなる」最強憑きもの落とし見参! すべてのエンタメファンに捧ぐ、幕末ミステリー開幕! 神永学10周年記念作品。『心霊探偵八雲』のルーツがここに! 浮雲心霊奇譚 赤眼の理 分冊版、第一巻※本電子書籍は『浮雲心霊奇譚 赤眼の理』の電子分冊になります。
  • 浮雲
    4.0
    第二次大戦下、義弟との不倫に疲れ仏印に渡ったゆき子は、農林研究所員富岡と出会う。様々な出来事を乗り越え、二人は屋久島へと辿り着いた――。終戦後、激動の日本で漂うように恋をした、男と女の物語。 (C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved ※本作品は電子書籍化にあたり、紙本に含まれていた次の要素を削除しております。 <解説 板垣 直子>
  • 宇喜多秀家 秀吉が夢を託した男
    4.1
    1巻630円 (税込)
    関ケ原の合戦に敗れ、涙にくれる家来に向かって秀家はこう諭した。「わしは生きる。太閤から天下を盗奪した家康が、この世に存在するかぎり、わしは死なぬ。家康の治める天下とはどのような天下か、じっくり見届けてくれよう。」秀家の新たな戦いが始まった……。幼い頃から秀吉にかわいがられ、秀吉のために縦横無尽の活躍をした宇喜多秀家。その栄光と悲劇に彩られた波乱の生涯を描く。
  • 浮舟寺
    値引きあり
    -
    結婚詐欺にあっても、心からは女を憎めず、怒れず、それどころか女の勝手気儘な大らかさを羨望する「浮舟寺」の稲次郎。燃えるような恋の道行には、なりうるはずもなく、何やら佗しいがほのぼのとしたアバンチュールに終わる「中年」の妻子もちの有川とハイミスの私の一泊旅行。――酸いも甘いも知りつくした中年男と女の、あいまい模糊とした愛情のありようを、上方芸人の世界や関西の商家を舞台に自由奔放なタッチで描く好短篇集。
  • 浮き身
    3.8
    1巻1,650円 (税込)
    彼らが女を商品のようにしか扱えないのと同じで、私は彼らを子供を産ませる男か身体を買う男に峻別することしかできなかった――。十九年前の、デリヘル開業前夜の彼らとの記憶に導かれ、私はかつて暮らした歓楽街へ赴く。酷い匂いの青春はやがて、もうすぐ子供が産めなくなる私の、未来への祈りとなる。新たな代表作!
  • 右京介巡察記
    -
    将軍代替りのたびに、各藩へむけて発向せしめられた幕府巡察使は、しだいに初めの意義がうしなわれ、形骸化してきている。各藩が失政をおおいかくすため、巡察使に対して酒色と賄賂の奸策を用い、その口を封じようとしたからだ。だが、その年の3人の正副使のなかに、ひとりの気骨ある武士がいた。瀬名伝右衛門。巡察の古習を守ろうとする正義のふるまいは、各藩にとって、若々しいかぎりであった。しかし、藩の秘密を守ろうとする奸計にはめられた伝右衛門は、腹を切って果てる。その怨念を承けついで日かげに育った一子・紫右京介は……。神変無想流をきわめた虚無的な瞳の美剣士が、父の仇を討つ時が刻々せまる!
  • 浮世絵画家の肉筆
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 浮世絵の曲線
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 浮世小路の姉妹
    3.7
    1巻792円 (税込)
    町火消い組の鳶見習の昇吉は、老舗料理茶屋加賀屋うきよしょうじの姉妹、お佳世とお澄を知る。半年前の火事で両親と店を失った姉妹は、未だ火付けの下手人に狙われているらしい。い組の若頭吉五郎の命で下手人を探ることになった昇吉。探索の過程で、昇吉はお澄に関するある真実を知ることになる――。大江戸日本橋を舞台にした若者たちの、初々しく力強い成長の物語。
  • 有喜世新聞の話
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 浮世でランチ
    3.6
    「人生ってきっと、ワタクシたちが考えているより、二億倍自由なのよ」。中学に入ってから不登校ぎみになった幼なじみの犬井。学校という世界に慣れない私と犬井は、早く25歳の大人になることを願う。11年後、OLになった私だが、はたして私の目に、世界はどのように映るのか?14歳の私と25歳の私の今を鮮やかに描く文藝賞受賞第一作。
  • 浮世床
    -
    同じ作者式亭三馬による「浮世風呂」の姉妹編で、江戸滑稽本の代表作の一つ。「浮世風呂」に出る風呂屋の隣にある「浮世床」は江戸庶民の社交クラブともいうべき場所で、そこにあつまるひとびとの生態を精密にして軽妙な会話によってえがきだしている。床の主人鬢(びん)五郎、その女房、下剃りの留吉(とめきち)が店をかまえるなかに、楽隠居、素読の先生、上方者、籠舁き、櫛屋、居候の飛助などが、つぎつぎに顔を出す。てんでに勝手なことを言い、小さな喧嘩が起こるかと思うと談論風発、すぐまた新しい客と入れ替わる。三馬は3編を出す予定だったが果たせず、巻三は瀧亭鯉丈が書いた。本書はその初編部の完訳である。三馬は古本屋を開くなどしたあと、19歳で処女作の黄表紙を発表。34歳で代表作『浮世風呂』を発表した。一方、自家販売の化粧水「江戸の水」を売るなど商才にも長けていた。
  • 浮世の画家〔新版〕
    3.9
    戦時中、日本精神を鼓舞する作風で名をなした画家の小野。多くの弟子に囲まれ、大いに尊敬を集める地位にあったが、終戦を迎えたとたん周囲の目は冷たくなった。弟子や義理の息子からはそしりを受け、末娘の縁談は進まない。小野は引退し、屋敷に籠りがちに……。著者による序文を収録した新版。
  • うきよの恋花 好色五人女別伝
    4.5
    この恋は、地獄につながっている――。 女はなぜ、男のために火付けをし、火あぶりになったのか(「八百屋お七」)。 女はなぜ、道ならぬ恋におぼれ、自ら鉋(かんな)で胸を突いたのか(「樽屋おせん」)。 女はなぜ、ふしだらな下男と駆け落ちし、心を喪ったのか(「お夏清十郎」)。 江戸時代の人々の注目の的になった恋の事件の裏には、 悲しい“まこと”と、優しい“ほら”があった―― 心中、駆け落ち、不義密通。 江戸のスキャンダルをまとめた井原西鶴の代表作『好色五人女』を大胆に新解釈した、胸に刺さる悲恋時代小説。
  • ウクライナにいたら戦争が始まった
    4.1
    単身赴任中の父と3か月を過ごすため、高校生の瀬里琉唯は母・妹とともにウクライナに来た。初日の夜から両親は口論を始め、琉唯は見知らぬ国で不安を抱えていた。キエフ郊外の町にある外国人学校にも慣れてきたころロシアによる侵攻が近いとのニュースが流れ、一家は慌ただしく帰国の準備を始める。しかし新型コロナウイルスの影響で一家は自宅から出ることができない。帰国の方法を探るものの情報が足りず、遠くから響く爆撃の音に不安と緊張が高まる。一瞬にして戦場と化したブチャの町で、琉唯は戦争の実態を目の当たりにする。
  • ウクライナ日記 国民的作家が綴った祖国激動の155日
    4.2
    ウクライナの国民的作家による「マイダン革命」勃発後半年間の記録と考察。2022年のロシアによるウクライナ侵攻の根源を伝える。世界的なベストセラー小説『ペンギンの憂鬱』の著者であるウクライナの作家アンドレイ・クルコフが、2013年に起きた市民デモ「マイダン(独立広場)革命」の激動の日々――自由を求める市民側と警察や特殊部隊の武力衝突、大統領の国外逃亡、クリミア半島のロシア編入、続く内乱――を一市民の視点から書き留めたドキュメント。池上彰氏のウクライナ解説付。浅田次郎氏推薦。
  • ウクライナとともに 涙と笑顔、怒りと感謝の365日
    4.5
    1巻1,980円 (税込)
    突如始まったロシアの侵攻…隣国ポーランドからウクライナ支援を続ける日本人からのメッセージ 2022年2月24日、多くの専門家の予想を裏切る形で突然勃発したロシアの侵攻に、当事国ウクライナだけではなく世界中が驚かされました。本書は、ウクライナ避難民を最も受け入れている隣国ポーランドで支援の前線に立ち続ける1人の日本人による記録です。ポーランドの首都ワルシャワの日本語学校で教頭をつとめる著者は、侵攻直後から避難民の受け入れや、戦地に残る人たちへの支援に奔走してきました。あれから1年、現地では何が起きていて、どんな支援が必要なのか、また日本にいる私たちができることは何かを強く伝える1冊です。 ※本書の売り上げの一部、また著者が得る報酬の全てを「千曲市ウクライナ避難民を支える会」を通じてウクライナ支援に充てさせていただきます。 「私たちはいつどこで突然避難民に、また支援者になるか分からない。それだけ情勢を読むのが難しい世界に私たちは生きている。だから知ってほしい。新聞やテレビを通しては届いてない現実を。ヨーロッパはどうウクライナを支え、ウクライナはどう戦っているのかを」―序章より 第一章 戦前、まやかしの平和 第二章 戦争勃発 第三章 支援の本格化 第四章 世界に届かない小さな声たち 第五章 先細りする支援と帰国の波 第六章 支援疲れを支援慣れに 第七章 越冬支援の開始 第八章 必ず、春は来る
  • うぐいす
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • ウグヒスブエヲ フケバ
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 鶯を呼ぶ少年
    -
    1巻495円 (税込)
    ウグイスの声が導いたものは、森の中に隠された男の死体 「正夫に死体の話をしたのは、あくまで、でまかせでした。正夫が、あの山に登るのが恐ろしかった。山には忌わしい記憶があるのです。私と、正夫の母の…」あの山には近寄ってはいけない。特に、稲荷神社の祠には。あそこには“秘密”が埋められているから…。(「鶯を呼ぶ少年」より)  第35回日本推理作家協会賞短編部門を受賞した表題作の他、物悲しくも美しい珠玉のミステリ短編7本を収録。 *鶯を呼ぶ少年 *死はゆるやかに *時には草色の血 *目撃者 *紅皿欠皿 *誘拐 *波がうたった死の詩 ●日下圭介(くさか・けいすけ) 1940年和歌山県生まれ。早稲田大学第一商学部卒。1965年朝日新聞社に入社。1975年『蝶たちは今…』で第21回江戸川乱歩賞を受賞。1982年『鶯を呼ぶ少年』『木に登る犬』で日本推理作家協会賞・短編賞を受賞。その後作家活動に専念し、『黄金機関車を狙え』などの近代史ミステリーで新境地を開く。
  • うけいれるには
    4.3
    第1回「日本の学生が選ぶゴンクール賞」受賞作!フランスの地方に暮らす幸せな一家。ある日、第三子が重い障がいを抱えていることが分かった。長男はかいがいしく第三子の世話に明け暮れるが、長女は彼の存在に徹底的に反発する。障がいのある子どもが誕生した家庭の心の変化を、静謐な筆致で描く感動長篇。
  • 雨月先生は催眠術を使いたくない
    3.7
    文学部2年の織辺玲(おりべ・れい)は、配信アプリで人気のイケメン陰謀論者・ユイリに高額投げ銭をしている友人を案じ、やめさせる方法を大学図書館で調べていたところ、 立ち入り禁止の閉架書庫の中に奇妙な空間があるのを見つける。ふかふかのラグマットに、たくさんの本、なぜか湯気を立てている肉まんも――!? 訝しんで近付くと、背後から「見た……?」と不気味な声が。振り返るとそこにいたのはボサッとした黒髪の、色白痩身の男性だった。 驚く玲に、彼は、「積んであった本のタイトルは?」など、奇妙な質問をしてくる。 なんと彼は、文学部心理学科の准教授・有島雨月(ありしま・うげつ)だった! 閉架書庫を自分のランチ場所にしていたようだ。 やたら不愛想な彼に戸惑う玲だが、心理学の准教授ならば渡りに船。 友人を助けてほしいと訳を話すと雨月は興味を示し、一緒にユイリ主催のイベントに参加することになったのだが――。 「え? 有島先生、催眠術使えるんですか!?」 「はあ? そんな非科学的なもの、この世に存在しません。催眠術なんて、この世には……」 「……なんで君だけ、全然かからないの」 「あはは! 有島せんせー、玲ちゃんに興味津々なんだってさ」 やがて玲は知ることになる。有島雨月の大きな秘密と苦悩を。そして彼が追い求めてやまない「誰か」の存在を。 自分の持つ「不思議な力」を利用しつつも憎んでいるクセ強准教授・有島雨月と、好奇心旺盛な天真爛漫女子・織辺玲。 新・凸凹コンビが科学と非科学の力で謎を解く、心理学×催眠術×現代ミステリ!
  • 雨月物語
    4.0
    雨そぼふる薄暗き午後,あるいは皓々たる月の夜,この世とあの世が交錯する.荒ぶる先帝の怨霊,命を賭した義兄弟の契り,帰らぬ夫を待つ妻の悲しき末路,男にとりついた蛇性の女の執念…….中国や日本の古典をさまざまに取り入れ,美しくも妖気ただよう作品に仕上げた上田秋成(1734-1809)の珠玉の短篇集.「白峰」ほか全九篇を,平明な注と解説で.八四年ぶりの新版.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 雨月物語
    4.2
    上田秋成の『雨月物語』は、人の心の中の闇を、厳しく美しく描いた小説集である。怨霊と生者の対話を通して、人間の愛憎や執着、欲望や悔恨をあますところなく表現し、近世怪奇文学の最高峰といわれている。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。
  • 雨月物語の世界 上田秋成の怪異の正体
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    短篇傑作集であり、伝奇小説、時代小説、怪異小説、翻案小説のいずれともいえる『雨月物語』九作品を、より深く面白く読むための絶好のガイド。翻案の元となった古典作品をたどりつつ怪異の本質に迫る。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 雨月物語・春雨物語
    -
    歌人、茶人、浮世絵草子・譚本作者で江戸中期の国学者上田秋声の短篇怪奇譚集の現代語訳。中国や日本の古典を素材として怪異出現の必然性、怪異描写の迫真性は類をみない。超現実・非現実の奥行きを読む格好の書。

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  • 雨月物語論 源泉と主題
    -
    1巻10,450円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 秋成の「意識」と「方法」はどこまで読み解けるか。執筆の意図と、選ばれた表現・結構の戦略を、秋成とその周辺の「知」から究明。気鋭の論者が放つ待望の「雨月」論。
  • 禹貢製作の時代
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 烏合
    -
    昭和51年、神戸で起きた≪神侠会≫若頭の射殺事件を皮切りに、神侠会から離脱した者たちが≪一神会≫なる組織をつくり分裂した。多くの死傷者を出す抗争劇が幕を開け、一神会若頭の美山勝治は、その火種を消すべく命を懸けるが……。血で血を洗う抗争の渦はもう誰にも止められないのか? 非道を極めた男たちの壮絶な権力闘争を描く、極道小説。
  • 動かされないと云う事
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 動かない時計
    -
    1巻880円 (税込)
    愛知県豊橋市を拠点に活躍する川柳作家・鈴木順子が、自ら歩いてきた激動の人生を、あるがままに17音の川柳として曝け出す第4句集。 最愛の存在である我が子を思い、母であり経営者であり表現者である著者が、家族や仲間に支えられ、明日のために再び立ち上がるまでの、平成30年から令和4年までの川柳の記録。 「今日は今日」「あのときの顔」「目覚めたら」「涙の味」「菜の花」「動かない時計」の6章構成。 あとがきの前には、著者が当時の記録をブログに綴った「当時を振り返って」が収録されている。 この本を手にとった人は皆、著者の人生の光と影を知り、17音にほとばしる痛みや慟哭、そして再生への渇望と鎮魂を真正面から感受し、しばらくその場に茫然と立ち尽くすに違いない。 バカヤローだったな華の大都会 おんなじだよと半分くれたけど違う 寝汗かく私は何も悪くない 諦めた訳ではないわゼロ地点 親不孝重ねられても愛おしい 母さんにやるよと動かない時計 もう仕事忘れなさいと夜が言う 繰り言の何を言っても還らぬ子 無念ではあるが諦めてはいない 楽しんで生きると決めたもう泣かぬ 娘からもう届かないプレゼント 着陸してみようか笑い声がする
  • 動かぬ鯨群
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 動かぬ証拠
    3.8
    ラスト1ページの驚愕! 新形式本格ミステリー! ……犯行は完璧のはずだった。だが、そこには犯人が見落とした、たったひとつのミスが残されていた。ラストで絵(イラスト)による《動かぬ証拠》が目の前に浮かび上がる、まったく新しい推理短編集。カラーイラストが鮮やかなボーナス・トラックも収録。《証拠》が見えてしまうので、ページをパラパラめくらないでください。
  • 動く海底
    無料あり
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    1巻0円 (税込)
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  • 動くとき、動くもの
    3.0
    緑豊かな自然の中で、日々山が崩れ、河が荒れる――。祖母・幸田文が著した名作『崩れ』の地を再訪。そこで出会った人々と、寡黙だがかけがえのない「砂防」という営み。 「山も川も、人の心も、動かぬものはありません。決別であり、同時にそこからの始まりでもあります」著書の目と心に映る景色を確かな筆致で綴る。(講談社文庫)
  • 動くはずのない死体~森川智喜短編集~
    3.7
    1巻1,980円 (税込)
    ドレスをズタズタにした犯人は、どこから来てどこへ逃げた?(「幸せという小鳥たち、希望という鳴き声」) 夫は殺したはずなのに! なぜここに!?(「動くはずのない死体」) 瞬間移動能力者が起こした密室殺人。読者への挑戦状付き!(「ロックトルーム・ブギーマン」) どこまでもロジカル、限りなくポップ。そしてほんのりクレイジー。本格ミステリ大賞受賞作家の奇想が踊る、5つの奇妙な謎と解決。
  • 動く不動産
    3.5
    園山由佳は、義兄から父親危篤の報せを受け、大阪へと向かった。義兄の石丸伸太は通天閣のちかくで、父の看病をしながら司法書士兼お好み焼き屋を細々と営んでいる。そんな彼のもとに、購入した土地の登記依頼が舞い込む。ところが、その物件は購入者とは別の名義人の申請がなされ、しかも不正を働いた売り主は不審死を遂げる。由佳と伸太はこの不可解な事件の調査を開始するが……。日本の土地制度の矛盾を鋭く抉った横溝正史賞受賞作。
  • 動く密室
    -
    神戸―川崎間を航行(こうこう)する大型のカーフェリーに、それぞれの思惑を抱く3つのグループが乗船していた。その中の一人が航海の途中、船内のトイレで毒殺された。だが、被害者には殺される理由がみつからない。誤殺か? 犯人はフェリー内にいる。しかし、全員に完璧なアリバイがあり、捜査は難航した。洋上に仕掛けられた巧妙な犯罪トリック。本格推理の力作!(『フェリーKT79に何が起きた』改題)
  • うごめき<新装版>
    -
    1巻550円 (税込)
    新幹線開通、沸き立つ日本。憧れが現実になった時代。男と女も高度経済性長! 夢の超特急・新幹線開通、東京五輪開催と、国力充実に色めき立つ日本。秘めやかで慎み深かった昭和世代の色恋模様も劇的変化。職業婦人に団地妻、金髪美人―性の対象にするなど考えられなかった女性に手が届く!雑誌編集者の葛西典彦の欲望はうなぎのぼり。まずは手始めに、団地妻になっていた憧れのお姉さんと…。「ねぇ聞いて。わたしはよその奥さんよ。だから、ね。あン。そ、そこは…」。
  • うさぎ
    5.0
    1巻330円 (税込)
    中学二年の夏休み。バイクでケガをした和巳は入院中にある小学五年生の少女と出会う。しかし……。その後の和巳の話も含めた、短編2話を収録。さわやかで甘酸っぱい青春小説。
  • ウサギ
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • ウサギ狩り人(上)
    値引きあり
    4.0
    世界1500部突破! ヨーナ・リンナシリーズ最高傑作! そこは天国ではなく地獄。 ヨーナとサーガが繰り広げる鬼気迫る追跡劇! ストックホルムの高級住宅街。売春婦の目の前で客が撃ち殺された。公安警察警部サーガが緊急出動するが、犯人はシリアのテロ集団と関わりのある男の名前を口にして、現場を立ち去ったあとだった。唯一の目撃者を尋問すると、犯人の頬には長い髪の束のようなものが垂れ、被害者に童謡をきかせ、ゆっくりと時間をかけて止めを刺したという。4年の刑で服役中の元国家警察警部ヨーナの元に、意外な人物が訪れる。ヨーナは国を揺るがす凶悪犯を追跡するために、復帰する。 犯人の奇妙な行動から、犯人が十人の殺害を計画していると見破ったヨーナは、サーガとともに連続殺人犯の動機に迫る。浮かび上がってきた被害者の共通点を見つけたヨーナは、30年前に起こった、陰惨な事件の真実を探るが――。 巧みな伏線とスピード感、ダイナミックな展開と精緻なディテールの融合からなる、シリーズ最高傑作!
  • うさぎが逃げる 無敵遊戯セットアップ
    3.0
    女子高生のうさぎの秘密は、ネットを騒がす天才ハッカー「グレー」なこと。うさぎはある企業をハッキングしたことがきっかけで、現実で追われることに――ネットの遊びがリアルを侵食する、青春デジタルミステリー!
  • うさぎ幻化行
    3.4
    飛行機事故で突然この世を去ってしまった、義兄・最上圭一。優秀な音響技術者だった彼は、遺書とは別に「うさぎ」宛に不思議な“音のメッセージ”を遺していた。圭一から「うさぎ」と呼ばれ、可愛がられていたリツ子は、早速メッセージを聞くことに。環境庁が選定した、日本の音風景百選を録音したものと思われるが、どこか不自然なひっかかりを覚える。謎を抱えながら、録音されたと思しき音源を訪ね歩くうちに、リツ子は奇妙な矛盾に気づく――。横浜、札幌、山口、香川、岩手……、音風景を巡る謎を、旅情豊かに描いた連作長編。

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  • うさぎとトランペット
    3.7
    宇佐子は、転校生のミキちゃんを仲間はずれにするクラスの雰囲気に傷ついて、学校へ行けなくなった。微熱が続く夜明け、宇佐子は公園から響いてくるトランペットの音色に心惹かれる。ミキちゃんに誘われて町のウィンド・オーケストラでトランペットを習うことになった宇佐子は、きらめく音、ブラスの楽しさ、演奏する喜びを知る。音楽に解き放たれて、伸びやかな心が育っていく……。
  • 兎と猫
    無料あり
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  • 兎とよばれた女
    4.1
    神さまは兎のすべてでした。とにかく神さまが好きだったから。兎は、どんなに苦しくても孤独でも美と純粋を求めつづけたのでした。兎を主人公とし、神と呼ばれる、見えない存在との精神性の高いやりとりと、絶対的な愛を描く。「不滅の少女」と呼ばれた矢川澄子の代表作であり、真骨頂!
  • うさぎ通り丸亀不動産 あの部屋、ワケアリ物件でした
    3.2
    うさぎ通りにある小さな商店街の「丸亀不動産」。唯一の社員・美波の採用理由は「視えるひと」だったから。女社長は心霊現象の原因究明と問題解決のため、住人が出て行くアパートへ美波を調査に行かせるが、生来気が弱く除霊能力もない彼女には何もできない。「出た」アパートの最後の住人・華子と知り合うが、彼女は無理心中家族の生き残りだった事を知る。先に死んだ両親や弟が化けて出ていたのだが、その理由を知って美波は一策を講じる。生前妻に言った「ある一言」をわびようとするサラリーマンの話や、大音量の結婚式の定番ソングが掛かる部屋で死んだ男性が、この世に残した思いなど、なぜかやむを得ず出てくる幽霊たちにはみんな切ない事情があって……。ワケアリ物件が集まる不動産屋とライバル店のイケメン営業も絡んで、必死すぎの美波に思わず笑って共感! 死んだ人と残された人をつなぐ不動産の、新感覚お仕事小説。
  • 兎の島
    3.9
    川の中洲で共食いを繰り返す異常繁殖した白兎たち、 耳から生えてきた肢に身体を乗っ取られた作家、 レストランで供される怪しい肉料理と太古の絶滅動物の目撃譚、 死んだ母親から届いたフェイスブックの友達申請…… 今、世界の文芸シーンでブームの渦中にある〈スパニッシュ・ホラー〉の旗手による、11篇の鮮烈な迷宮的悪夢が本邦初上陸!!! 現実と地続きに現出する奇怪な歪み、底知れぬ不安と恐怖を、 生理的嫌悪感を催すような濃密で冷たい筆致で描き切った、 現代スペインホラー文芸の旗手による11篇の鮮烈な傑作怪奇幻想短編集! 〈スパニッシュ・ホラー文芸〉とは マリアーナ・エンリケス、ピラール・キンタナ、サマンタ・シュウェブリン、フェルナンダ・メルチョール、グアダルーペ・ネッテル――今、スペイン語圏の女性作家が目覚ましい躍進を遂げている。作家によっては三十か国以上で翻訳され、世界中で好評を博すなど、現代文芸シーンにおける一大ブームとなっている。中でも、社会的なテーマを織り込みながら、現実と非現実の境界を揺るがす不安や恐怖を描いた作品群である〈スパニッシュ・ホラー文芸〉は、特に高く評価され、全米図書賞などの著名な賞の候補にも作品が上がるなど、今、最も注目すべき熱い文芸ジャンルの一つである。そして、このほど本書で初めて邦訳紹介するスペインの新進作家エルビラ・ナバロも、その代表的な書き手として数えられる。 作者エルビラ・ナバロは世界最大の文学誌Granta誌(英)のスペイン語圏ベスト若手作家にも選出された気鋭の作家。 本書の英訳版(2021)は、ニューヨーク・タイムズ紙、ロサンゼルス・タイムズ紙などの各紙誌でも絶賛され、同年の全米図書賞翻訳文学部門ロングリストにノミネートされた。 「この作家は生まれながらの文学的才能に恵まれている」エンリケ・ビラ=マタス 「不安を掻き立てる、カフカ風ですばらしい語り口」マヌエル・ジョレンテ La isla de los conejos, 2019 【目 次】 ヘラルドの手紙 ストリキニーネ 兎の島 後戻り パリ近郊 ミオトラグス 地獄様式建築に関する覚書 最上階の部屋 メモリアル 歯茎 占い師 謝辞 訳者あとがき

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  • ウサギの天使が呼んでいる
    3.7
    上司とのトラブルで会社を辞めた深町さくら。彼女は再就職をするまで、兄・ユリオの家に転がり込み、ショッピングサイト《ほしがり堂》を経営する彼の仕事を手伝うことに。節操なく色々なモノをほしがり、方々から集めたガラクタ(お宝)をほしい人に売るユリオ。そんな彼がほしがるモノをゲットしに行くと、なぜか決まって事件に巻き込まれてしまう! 身元不明のゾンビの死体の謎、ゴミ屋敷に隠された秘密など、ほしがりの兄と苦労人の妹がお宝をめぐる数々の事件に挑む。〈浜村渚の計算ノート〉シリーズの著者が描くポップな連作ミステリ。
  • 兎の秘密 昔むかしミステリー
    3.0
    「かちかち山」の兎と狸の「妖しい関係」があぶりだす、殺人事件の真相。「浦島太郎」が乗った亀は、タイムマシンだった? 「花咲爺」で本当の悪者は誰だったのか? サルカニ合戦を恐れ、さる年の男を拒絶する蟹座の女。一寸法師と内視鏡の深い関係とは――。日本の昔ばなしを斬新な発想で愉しむ、異色短編集。
  • うさぎの町の殺人
    4.3
    次々と起こる事件。町の暗部迫った父の運命は山間にある「三浦半島二子山ピープルタウン」。 町が造成される前から多くのうさぎが棲息していたことから「うさぎが丘」と呼ばれていた。娘の大学進学を機に越してきた黒田父娘は、 平凡な日々を過ごしていたが、うさぎの惨殺や大学生連続自殺が発生。 不穏な空気が漂う中、娘が失踪。父は行方を探して奔走するが、町の暗部に迫ってしまい……。
  • うさぎのモコ
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 子うさぎのモコは、はねるのがだいすき。ぽーんととんだら、なにが見える? 「はねるのだいすき」など4編を収録。
  • うさぎパン
    4.1
    お嬢様学校育ちの優子は、高校生になって同級生の富田君と大好きなパン屋巡りを始める。継母と暮らす優子と両親が離婚した富田君。二人はお互いへの淡い思い、家族への気持ちを深めていく。そんなある日、優子の前に思いがけない女性が現れ……。書き下ろし短編「はちみつ」も加えた、ささやかだけれど眩い青春の日々の物語。
  • うさぎマークの怪盗団
    -
    悪い奴から大金を盗み、うさぎのマークを現場に残す謎の怪盗団。中学生・由希と小学生・弘の姉弟は、ひょんなことからおまめとして仲間に加えてもらったが……。ある日、怪盗団が盗みに入った家の主人が射殺された!! 盗みはしても殺しはしない義賊〃うさぎマーク〃の名誉にかけて真犯人を捜し出せ!
  • 牛
    無料あり

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  • 牛
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  • 牛家
    3.7
    あるゴミ屋敷の清掃をすることになった特殊清掃員。期間は二日間。作業は順調に進んでいたが……いてはいけないもの、片付けられない部屋、様相を変え続ける内装……これは現実なのか、それとも……!? ※この作品は、第二十一回日本ホラー小説大賞佳作となった「牛家」に、書き下ろし作品「瓶人」を加え、文庫化したものが底本になります。
  • 牛尾刑事・事件簿 殺人の債権
    1.0
    1巻440円 (税込)
    蜜月の幸福感に浸っていた鮎子を残して夫・家形圭介が突然失踪。相前後して、落合繁の新婚家庭から妻・朱美がやはり忽然と姿を消す。その上、落合の結婚披露宴に出席した友人二人が相次いで変死体で発見される。錯綜する謎と二転三転するストーリー。

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  • 牛尾刑事・事件簿 山の屍
    -
    1巻550円 (税込)
    カルチャースクールで小説の勉強を始めた川名純子は、受講生仲間の本村真美子から”取材をかねた売春”を勧められた。取材の後、純子は、客の高見友一から「自分は余命いくばくもない」という告白とともに「山の屍」と題された小説を託される。純子はそれを自分の作品として懸賞小説に応募し、新人賞を受賞してしまうが・・・・。お馴染み牛尾刑事シリーズの傑作長編ミステリー。

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  • 牛男
    -
    1巻330円 (税込)
    あるところに、せむしの男がいた。男は〈牛〉と呼ばれていた。 〈牛〉が物乞いをして暮らしていると、通りかかった紳士から「使用人にならないか」と声をかけられる。その日から使用人として〈牛〉は働くことになる。 ある日、紳士が、女性を連れ込み、次々と殺害していることを知る。それを機に〈牛〉は、紳士の“手伝い”をするようになる……。
  • 潮の葬列
    -
    1巻671円 (税込)
    私立探偵の秋津慎平は、人生を甘く見ていたのかもしれない。そう非難されても返す言葉はなかっただろう。もっとも大切にすべき女を、もっとも軽んじることをしたのだから――。 秋津のパートナーの敬子が、友人の結婚式に参列するため、式場となっている徳島県の高松市へ発った。秋津は敬子との関係を深めるため、敬子に合流した後、四国旅行を計画した。だが、秋津の女へのだらしなさのせいで、敬子と会えなくなった。敬子はどうなったのか? 秋津は悔恨を胸に、敬子を捜すことになる――。
  • 潮の墓標
    -
    愛の破滅と再生を描く海洋サスペンスロマン。紀淡海峡へクルーザーで出た社長に専務が隠していた牙をむき出し、狂暴な態度で襲いかかった。荘厳な海上で展開する男女五人の劇的な二日間を壮麗な筆致で描く。
  • 牛車
    無料あり
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    1巻0円 (税込)
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  • 牛とキャッチボールを おてんば牛『べべ』と、なっちゃんの共進会
    -
    1巻550円 (税込)
    祖父母の死をきっかけに牧場のオーナーの父と険悪な関係になった一人娘のなっちゃんが、「共進会」に向けて牛の調教を学ぶ中で父との関係を修復し、新しい目標を見つけていく物語。牧場の借金で追い詰められている父は、更に大けがという不運に見舞われ、拒絶されながらも、牛と「キャッチボール」をする(気持ちを伝え合う)姿勢の大切さを娘に教える。牧場は結局人手に渡ることになるが、なっちゃんは父と和解し、牛飼いを目指す決意を固める。
  • 失うことは永遠にない
    3.5
    1巻1,584円 (税込)
    私も、みんなと家族だったらよかった。  東京・目黒の家で暮らす小学5年生の奈保子の家族は、父親の不倫をきっかけに崩壊しつつあった。奈保子は母の失踪を機に、大阪にある父の実家にひとり預けられることになる。河原で出会った同じ年の少女・アサコが奈保子を連れて帰ったのは、血のつながらない4人の兄弟たちが住む、穴ぐらのような家だった。なかでも歳の離れた長男の鋭い眼光に、奈保子は心を奪われるが──。 痴呆が進んだ祖父の静けさと、灼熱の太陽を反射して光る大阪の川面が、冷え切った主人公の心を揺さぶる。人がはじめて対峙する「孤独」を丁寧に描いた、少女のひと夏の成長物語。
  • 失われた愛の記憶を
    4.0
    ノーラ・ロバーツが好きなら、読むべき本!――――BookBub(電子書籍専門サイト) RITA賞受賞のベストセラー作家が贈る2014年ロマンティック・タイムズ誌大賞受賞作! 4歳のとき、目の前で父親が母親を殺害したのを目撃したエリザベスはすべての記憶を失い、生まれた町を離れた。23年後、仕事で町に戻ったとき大地震に遭遇し、複雑な気持ちを抱えたまま彼女はずっと会っていなかった父を訪ねる。だが病気のせいで記憶が混乱しつつも母への変わらない愛を語る父を見て、疑念がわきはじめた。本当に父は母を殺したの? 愛し合いながら別れた元夫のFBI捜査官ギャリックとともに調査を開始するが、意外な町の秘密が徐々に明らかに…… 原題:Virtue Falls
  • 失われたいくつかの物の目録
    3.8
    解体された東ドイツの宮殿、絶滅種のトラ、太平洋に沈んだ島、老いたグレタ・ガルボ……自然や芸術作品が雄弁に語り始める。テキストと、ダークな線画(カラーデバイスでの閲覧推奨)が織りなす夢の目録。第七回日本翻訳大賞受賞。
  • 失われた黄金都市
    4.0
    コンピューターの能力を飛躍的に向上させる鉱石ブルー・ダイアモンド。その鉱脈を求めてコンゴの奥地に分け入った調査隊が何者かに全滅させられた。隊から最後に送られてきた映像には、ゴリラに似た動物の姿と奇妙な建築物の影が。実はこの地には、繁栄を誇った古代文明の伝説があった。真相を究明すべく、女性科学者ロスは第二次調査隊を組織、手話のできるゴリラをともない現地に飛ぶ!
  • 失われた過去と未来の犯罪
    4.0
    ある日、人類は記憶障害に陥り外部装置なしでは記憶を保てなくなった。バラバラにされた心と身体が引き起こす、悲劇と喜劇。様々な生の記憶を宿す「わたし」とは一体何者なのか。壮大な物語が幕を開ける!
  • 失われた近代を求めて(上)
    4.0
    1~2巻1,799円 (税込)
    「言文一致体」という日本語文体誕生の秘密と日本で独自の展開を遂げた「自然主義」。橋本治がはじめて近代日本文学の作品群と向き合いながら、新しい言葉を獲得していく書き手たちのドラマを、小説家の視線と身体性から鮮やかに描き、「近代」の組み立て直しを試みる本格評論。
  • 失われた手稿譜 ヴィヴァルディをめぐる物語
    5.0
    作曲家で聖職者だったヴィヴァルディは、膨大な数の自筆楽譜を遺した。兄の魂を守ろうとする弟、欲にまみれた司祭、古書愛好家、ユダヤ人音楽学者、ムッソリーニ、詩人エズラ・パウンド…様々な人間の愛憎、欲望、無知が絡み合い、楽譜は数奇な運命を辿る。優れた小説に与えられるG・コミッソ文学賞受賞。/解説=田村和紀夫
  • 失われた少女
    NEW
    -
    雪に埋もれた別荘でひっそりと暮らす作家・伊波伸二。ある日突然、彼のもとに記憶をなくしたという少女が迷い込んできた。行き場のない少女を匿うことになった伊波だが、少女の訪れとともに、静かだった彼の周辺で数々の異変が起こり始める。近くの空き家で血痕が発見されたことを皮切りに、やがて次々に殺人事件が発生。周辺では怪しい「雪男」の噂が囁かれるが、次第に伊波は身元不明の少女に疑問を抱くようになる。彼女は一体何者なのか。殺人事件の犯人とは? 白銀の世界で巻き起こる衝撃のミステリ。
  • 失われた少女
    -
    1巻484円 (税込)
    小説家・伊波伸二は四年前に妻をなくしてから避暑地の別荘にひっそりと暮していた。そこへ記憶を喪失した美少女が現われた。同時に彼の身の回りに奇妙な出来事が起こりはじめた。恐怖と混乱を軽妙なタッチで描く赤川ライト・ミステリー。

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  • 失われた青春
    -
    1巻550円 (税込)
    ポールヴァレリーを下敷きに論攷を勧めながら、戦乱の渦中に突入していく男の物語。自らを殺そうとした女性を貴方は愛せるであろうか?
  • 失われた世界
    4.5
    「描かれた世界は情熱的で、目が眩くらむほど壮大で、 遺伝子レベルで心を揺さぶる魅力を放つ」 解説・角幡唯介(探検家・ノンフィクション作家) 冒険SF小説の金字塔を読みやすい新訳で! ロンドンの若き新聞記者マローンが恋焦がれる才女グラディス。 彼女との結婚の条件は「英雄的な行いを為すこと」。博覧強記で乱暴者の 科学者・チャレンジャー教授が話す「未知の台地と恐竜の存在」。 その真偽を確かめるため、マローンとチャレンジャーはロクストン卿、サマリー教授と船で旅立つ。 たどり着いた台地で彼らを待ち受けるものとは――。 心揺さぶる冒険SF小説の古典的傑作を読みやすい新訳で贈る。
  • 失われた世界
    値引きあり
    3.8
    変人として有名なチャレンジャー教授は、南米に絶滅動物たちの生息する台地があると主張して譲らない。真偽を確かめるべく、新聞記者の「ぼく」、懐疑派のサマリー教授、運動万能のロクストン卿は探検隊を結成し、アマゾンの奥地を目指すが……「シャーロック・ホームズ」生みの親による胸躍るSFの大傑作を読みやすい新訳で。
  • 失われた地平線
    4.3
    正体不明の男に乗っ取られた飛行機は、ヒマラヤ山脈のさらに奥地に不時着する。辿り着いた先には不老不死の楽園があったのだが――。世界中で読み継がれる冒険小説の名作が、美しい訳文で待望の復刊!
  • 失われた時を求めて1 スワン家のほうへ
    -
    1~10巻1,430~1,870円 (税込)
    この作品は一般的な形式の小説とは異なり、近代小説のモデルを築いたといわれる。構造はあたかも交響楽のようであり、物語は筋や局面にたよることなく展開する。その一切の構造は、過ぎゆく時、あるいは過ぎゆくように思われる時の、雰囲気と感覚だけでできている。印象派の画家モネの作品を思わせるので、本電子本の表紙には、大半モネの作品を用いた。第1巻は語り手(私)が田舎のコンブレーに滞在していたころの、大叔母や祖母との暮らしの思い出だが、スワン氏が夕食に訪れたある夜の出来事ほど鮮明によみがえるものはなかった。後半では社交界の寵児スワン氏の恋が描かれる。もと高級娼婦オデットをめぐる苦悶の果てに氏は彼女と結ばれて娘ジルベルトをもうけた。「失われた時を求めて」は7編の小説からなり、本電子版ではこれを10巻にして提供する。「スワン家のほうへ」「咲く乙女たちのかげに」「ゲルマントのほう」「ソドムとゴモラ」「囚われの女」「逃げ去る女」「見出された時」がそれだ。井上究一郎氏の手になる流麗な訳でお贈りする。
  • 『失われた時を求めて』の謎 隠された構造を探る
    -
    1巻7,480円 (税込)
    『失われた時を求めて』は幾重もの謎に包まれている.──長篇はいかに誕生したのか? 対比されているのはスワン家とゲルマント家なのか? ヒロイン・アルベルチーヌはなぜ捉えどころがないのか? 「私」という一人称の仕掛けとは?──小説と批評を総合した希有なる作品の隠された構造を,草稿研究の先駆者が精緻に読み解く.

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  • 失われた半身
    無料あり
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    1巻0円 (税込)
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  • 失われた町
    4.2
    ある日、突然にひとつの町から住人が消失した――三十年ごとに起きるといわれる、町の「消失」。不可解なこの現象は、悲しみを察知してさらにその範囲を広げていく。そのため、人々は悲しむことを禁じられ、失われた町の痕跡は国家によって抹消されていった……。残された者たちは何を想って「今」を生きるのか。消滅という理不尽な悲劇の中でも、決して失われることのない希望を描く傑作長編。
  • 失われた岬
    4.3
    1巻1,320円 (税込)
    ノーベル文学賞を受賞した作家・一ノ瀬が、授賞式前日に失踪した。彼の足取りを追った担当編集の相沢は、北海道のある岬の存在に辿り着く。その岬では30年ほど前から何人も消息不明になっており、得体のしれない薬草の噂まで流れていた。相沢は過酷な道のりの果てにようやく一ノ瀬を見つけ出すが、すでに彼は変わり果てた姿になっており……。人を人たらしめるものとは何か。生きる意味を問う、戦慄のサスペンス・ミステリ!
  • 喪われた道
    -
    尺八、黒衣、天蓋―青梅山中で殺された男はなぜか虚無僧姿だった。調査を開始した浅見光彦は、尺八名人だった男が、以前住んでいた修善寺ゆかりの名曲「滝落」だけは拒絶していたことに疑問を抱いた。急遽伊豆へ赴き、事件当日、修善寺でも虚無僧が目撃されていた事実を掴む。偶然なのか?直後、第二の殺人が起きた!
  • 喪われた道
    5.0
    虚無僧姿の男の死体が、青梅街道で発見された。被害者は会社役員、羽田栄三。羽田は死の直前「失われた道の意味がわかった」と妻に語ったという。取材で近辺を訪れていた浅見は事件に深く関わることに……。
  • 失なわれたものの伝説(電子復刻版)
    5.0
    室戸雄はスパーリングパートナー。ある日、千田有愛と名乗る美女の訪問を受けた。そして、有愛に紹介された謎の人物日高律との出会いが、室戸雄の人生を変えた。伊能、乙丸、鬼島、千吉良。室戸と同じように集められた仲間は、各々が特別な技能の持ち主で、共に心に深い傷を負っていた。こんな奇妙なチームに日高が与えた目的地は、奄美群島徳之島の北西海上に浮かぶ伝説の島・喜宝島だった。長篇冒険小説。

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  • 失はれる物語
    4.1
    1巻759円 (税込)
    目覚めると、私は闇の中にいた。交通事故により全身不随のうえ音も視覚も、五感の全てを奪われていたのだ。残ったのは右腕の皮膚感覚のみ。ピアニストの妻はその腕を鍵盤に見たて、日々の想いを演奏で伝えることを思いつく。それは、永劫の囚人となった私の唯一の救いとなるが……。表題作のほか、「Calling You」「傷」など傑作短篇5作とリリカルな怪作「ボクの賢いパンツくん」、書き下ろし「ウソカノ」の2作を初収録。
  • 丑之刻子、参ります。
    3.0
    1巻722円 (税込)
    頼まれれば人を呪い殺す! 陰気で禍々しいヒロイン登場 誰かを呪ってほしければ、摩栖太羅神社の裏の神木に、黒い憎悪の念と、依頼書を収めた藁人形を打ち付けておけばいい。 その願いを叶えるために、ひと打ちひと打ち呪いを込めて打ってやろう――私は《呪い姫》丑之刻子。 とある会社のOLとして働く馬野時子。 「幽霊」と揶揄される佇まいと愛想のなさで、社内でも浮きまくりだがそれは表の姿。 彼女の本来の仕事は依頼された恨み事をはらすということなのだ。 そんな刻子のもとに、とある頼みごとが持ち込まれるが――。
  • 丑三つ時から夜明けまで
    3.0
    犯行現場は完全なる密室、容疑者には完璧なアリバイ――こんな事件、犯人は幽霊以外ありえない! 霊能力者ばかりを集めた静岡県警捜査五課は、そんな不可能犯罪に出動する特殊部隊だ。捜査一課の刑事である私と上司の米田は、今日も難事件の現場で五課の七種課長と丁々発止の推理合戦を繰り広げるのだが……。驚愕の設定と二転三転する真相。異色ユーモアミステリー。
  • 丑三つの村(電子復刻版)
    4.0
    「小夜更けて鬼人衆こそ歩くなれ」「南無や帰依仏南無や帰依法南無や帰依僧」昭和13年5月21日午前1時すぎ、犬丸継男は、祖母はんの枕許に立った。右手に薪割り斧を無造作に持って……。中国山地の山間に位置するここ日暮谷では22戸111名の全村民が深い闇の中で眠っていた。犬丸は斧を振りかぶり、そのままどさっと振り下した。「やったぞ皆殺しじゃ」叫びながら、一気に薮の向こうに駆け下りた。

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  • うしろ
    3.6
    音大のある静かな町に建つ瀟洒なマンションには、面接を経て選ばれた住人たちが暮らしている。この建物の主はある呪術的な仕掛けを施していた。やがて狂い始める日常。なぜだか『うしろ』が気になる……。
  • うしろ姿
    -
    1巻704円 (税込)
    「シミタツ」こと志水辰夫が、ある重大な決意をもって発表した作品集である。 これを最後の仕事にすると決めて犯罪に手を染める男が背負ってきた過去について明かす、という「トマト」。7篇から成る短篇集の最初にこの作品を選んだというのは、シミタツの思い、覚悟の表れと受け取っていいだろう。短篇の名手は、作品を通して読者に思いを伝えられると信じている。著者の尊い思いに触れてみたい――。

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