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Posted by ブクログ 2021年04月04日
京極夏彦史上最長だという大長編。やはりこれは紙で、それも合本版で読まないとダメでしょう。あまり妖怪も知らないし、実名小説なのに知っている名前が少なかったけれど、十分楽しめた。基本的にはお馬鹿な話なのでなかなか笑える。作中の小ネタがわかる人なら余計面白いのかも(これだけ膨大なネタがあればいくつかは引っ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年05月05日
単行本は三分冊だったのが、文庫では合本でも出た。そうこなくっちゃ。
1960年代の映画『妖怪百物語』とか『妖怪大戦争』へのオマージュかと思われたが、それなら子役時代の神木隆之介くん主演の2005年の映画『妖怪大戦争』で、京極夏彦も企画にかんでいる(妖怪として登場もしている)のでもう済ませてあるは...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年04月22日
厚みが5センチほどもある、文庫とはおもえない重さであった。足の指に落としたら、ぜったいに痛いだろうとおもう。単行本でシリーズ3冊を既読。おお笑いしながら読んだ。それが幸せな体験となってわたしのなかにあったためか、場所を取るんだよなあとおもいつつも欲しくなって購入した。読み終えてみれば水木しげる大先生...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年10月17日
日本から霊などがいなくなり、妖怪が人々の目に見えるようになるお話
「この世に不思議な事など何もない」と言い、実物の妖怪を出してこなかった京極夏彦がとうとう人の目に見える形で妖怪を登場させるというのに驚く
豆富小僧は妖怪として登場してたけど、そんな概念としての存在ではなく、デジタルデータすら書き換えて...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月13日
『虚実妖怪百物語 序/破/急』の3冊を1冊にまとめた合巻版
分厚い。片手で読むのがつらかった。
ダイモンに支配され余裕のなくなった日本を妖怪馬鹿が救うという話。ほんとど冗談や馬鹿ばなしばかりで、よくこれだけの話が描けると思う。
また、出てくる人物はほとんど実名と思われ、こんな風に書いて大丈夫?と思...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月04日
この話の中には馬鹿がいっぱい出てくる。右を見ても左を見ても馬鹿という有り様。もう馬鹿ばっかり。でもこの馬鹿はかっこいい馬鹿なのだ。素敵な馬鹿なのだ。余裕のある馬鹿なのだ。余裕があるからこそ馬鹿なのだ。特に妖怪馬鹿がいっぱい出てくる。もううようよと出てくる。そうして京極版妖怪大戦争になるのだが、そこは...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年05月19日
合本版を購入。長すぎて、読み終えた時には何とも言えない達成感。内容を一言でいうなら、カオスです。水木しげる、荒俣宏はじめ、登場人物はことごとく実在の方たち。さらに古今のあらゆるサブカルが総動員され、現実世界に侵食してくる感じ。内輪話のオンパレード。
装丁は京極さんのこだわりが炸裂し、文章がページをま...続きを読む
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