失せ物屋お百

失せ物屋お百

704円 (税込)

3pt

3.8

「化け物長屋」に住むお百の左目は、人には見えないものを見る。お百はその力を使っていわく付きの捜し物を行う「失せ物屋」を営むが、そこに化け狸の焦茶丸が転がりこんできて――。 忘れた記憶、幽霊が落とした簪。奇妙な依頼に隠れた江戸の因果を、お百と焦茶丸が見つけ出す。

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失せ物屋お百 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2020年11月20日

    面白かった!
    お百と化け狸の焦げ茶丸のコンビが最高。
    焦げ茶丸の命名の経緯もw
    お百は、その目の色と能力故に悲惨な過去を背負っているけれど、焦げ茶丸と過すことで少しでも癒されていってほしい。
    最終話、お百のピンチにはどうなるかと思ったけど、ああいう結末で本当によかった。
    2人の活躍の続きが楽しみ。

    0

    Posted by ブクログ 2020年02月05日

    初読みの作家さんです。

    ミステリーとファンタジーを合わせたような作風はよく見ますが、一気に読み終えてしまうくらい面白かった。
    続きが楽しみですね(^^)

    0

    Posted by ブクログ 2020年05月16日

    お百さんいいキャラですね。この設定だと鱗を探す展開になりそうですが、そうならないあたり焦茶丸は不憫ですが。
    あまり時代ものっぽい感じが強くないので、このまま現代ものにも置き換えられそう。巻数の表示はないですが、シリーズ化しそうな感じですね。

    0

    Posted by ブクログ 2020年04月09日

    Tさんのおすすめ。

    化け物長屋に住む失せ物探しを生業としているお百。
    ある夜に狸の化け物が迷い込み
    黒い眼帯の下の不思議な力を持つ青い瞳が、実は蛇神の青いウロコと判る。
    狸の焦茶丸はウロコを返してほしいが、お百は千両稼ぐまで返さない言う。
    かくして、二人の共同生活(?)がはじまる。

    探す失せ物は...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年03月05日

    琵琶丸って何者? から始まる。お百が付けた名前は焦茶丸。ズボラなお百と世話好き?な焦茶丸、二人?は楽しい相棒になりつつある気がする。さてさて、失せ物探しの商売が上手くいって大儲け出来るだろうか。

    0

    Posted by ブクログ 2024年01月18日

    人には見えないものが見えるお百と化け狸の焦茶丸が、色んな依頼に対応していく、ラノベ的時代小説。

    子どもなのに世話好きでお母さんみたいな焦茶丸がとに可愛い!

    化け物長屋の個性的な面々も魅力的だし、ストーリーもまだ中途半端だし、シリーズ化されていくのかな?というかんじ。

    0

    Posted by ブクログ 2020年07月28日

    「化け物長屋」に住むお百の左目は、人には見えないものを見る。お百はその力を使っていわく付きの捜し物を行う「失せ物屋」を営むが、そこに化け狸の焦茶丸が転がりこんできて―。忘れた記憶、幽霊が落とした簪。奇妙な依頼に隠れた因果を、お百と焦茶丸が見つけ出す。業と人情の詰まった、江戸あやかし物語。

    0

    Posted by ブクログ 2020年07月27日

    序章というべき1作目なのでしょうが、安定感抜群、軽く読める割りに重厚感あるストーリー。
    きっと千両箱は隙間だらけなんだろうけど、これからの展開、二人の掛け合いに期待が大きい。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年10月18日

     不思議な青い左目で人には見えないものを見る力のあるお百は、いわく付きの捜し物を請け負っている。そこに失われた主の鱗を探す化け狸の焦茶丸が居着く。
     死にかけた老人の忘れた記憶から隠した物を探したり、水死した娘が落とした簪を探したりと、次から次へ不思議な依頼が舞いこむ。
     生きている人間が一番怖いと...続きを読む

    0

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