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二月の苫小牧。完全犯罪をもくろむ男が用意した完璧なはずのアリバイは、意外な人物によって崩される。人を【援護/まも】るつもりが、いつも必ず容疑者にしてしまう――史上最も不器用な「探偵」が活躍する、デビュー作『掃除機探偵の推理と冒険』に続く新感覚ミステリ
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Posted by ブクログ
完璧なはずの計画で事件を起こした者たち。しかし彼らの計画を潰してしまうのは、よりにもよって不器用で使えない新人だと思っていた臼月トウコ。しかも味方をするつもりが余計に窮地に追い込んでしまうって……! ユーモラスな読み心地の倒叙ミステリ連作です。
これは酷いなあ。犯人の立場からしたらやってられない。臼月トウコは別に捜査をするわけでもなく、たまたまほんのちょっと口を突っ込んできただけなのに、それでよりにもよって犯人の計画をぶっ潰してしまうんですね。しかも良かれと思って! あーダメだ。悪意がないだけ余計にたちの悪いやつだ。もちろん、犯人以外の人物にとっては愉快で仕方のないことです。特に「偶然の事情」は一番いけ好かない犯人だったので、快哉を叫びたくなります。
お気に入りは「阿迦奢に旅立つ」。倒叙だもん犯人は分かっているし、だけれどどういうふうにやったんだろこれ? って思っていたら、そういうことだったのね!
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