児玉敦子の作品一覧
「児玉敦子」の「嘘の木」「影を呑んだ少女」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「児玉敦子」の「嘘の木」「影を呑んだ少女」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
嘘の木で衝撃を受けて、2冊め。
自分が小中学生の頃に読んでいたら、本当にハマって大好きだっただろうと思う。
本国では児童書とのことだが、大人が読んでも充分に面白い。
主人公が取り替えっ子側、という設定もすごいが、目線で見える家族の歪みが顕になっていき、取り巻いていたものの見え方が180度変わっていく場面。その過程で大人の弱さと過ちも残酷なまでに描写していく。
子ども向けに書いた本なのに、すごく子供を信じているのだなと思う。
昔ながらの児童書だったらこういう終わり方しないかもしれない、でもこういうところも自分が子供だったらたまらないんじゃないかと思う。
全世界の読書好き女の子に読んで欲しい。
Posted by ブクログ
児童文学のファンタジーと思って読んだら、少しホラーで、サスペンスでもあり、ミステリーでもあり、とってもダークな大人向けファンタジーですね???
あらすじにもある父親の死はちょうど小説の中間くらいで起こるんですが
そこから、タイトルである『嘘の木』が本格的に物語に登場します。
そこからが!もう!!面白すぎ!!です!!
とにかく登場人物みんな味があっていいし、
物語全体のまとう雰囲気もいいし、
終わり方もとっっっても好きでした。
最後までモヤモヤして、父親の死の全貌を予測しながら読むんだけど、かすってもいなかった笑
最後はスッキリーー!です。ドーパミン出ます。
本当に児童文学ですか??
個人的には
ハーディングの作品はこれで4冊目。いつにも増して凝った世界観で、珍しく物語に入り込むのに少し時間のかかってしまった作品でしたが、最後まで読んで、あぁやはりハーディングらしい、イギリスの王道ファンタジーだと納得がいきました。ぜひ皆様に読んでほしい一冊です。