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挿絵は多いが中身は濃厚
日本で訳されている作品には外れがない。挿絵が多く、いつもより短くてシンプルな筋立てだが、いつも通り濃い人生が描かれる。敵に追われ、妨害を乗り越え、舟を進める少年。父に教えられた道を必死にたどるが、なかなかうまくはいかない。ネタバレになるので難しいことは脇に置くと、手に汗握るストーリーは単純におもしろ
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