児玉敦子の作品一覧
「児玉敦子」の「千の目が光る森」「嘘の木」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「児玉敦子」の「千の目が光る森」「嘘の木」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
著者フランシス・ハーディングのトークイベントを聴きに行ったのを機に手に取った作品。おもしろかった! ファンタジーを含むミステリーで、思春期の女の子が主人公のYA的としても読めるが、通底するテーマは深く、重層的なおもしろさがある。何より、『嘘の木』の発想そのものに「やられた!」感あり。主人公の驚くべき勇気と聡明さにページを繰る手が止まらない。19世紀のイギリス。社会の中で固定化された役割に窮屈な思いを抱きながらも懸命に生きていく人たち。男女や身分の差別意識とは。家族への思いとは。学問的探究心とは。さまざまな葛藤が交錯する読み応えある一冊。
Posted by ブクログ
地下都市カヴェルナ。そこに住む人々は、表情を持たずに生まれ、《面(おも)》と呼ばれる表情を学習し、場面に応じて使い分けて生活している。世を捨てたように生きていたチーズの匠グランディブルは、ある日、チーズ作りの洞窟で記憶を失くした少女と出会い、弟子にした。ネヴァフェルと名付けられた少女は、7年後、素直で好奇心旺盛な子どもに成長する。グランディブルの危機を救おうとしたネヴァフェルは、自らの秘密を知り権謀術数渦巻く宮廷に行くことになった。
舞台設定も、小道具も、とにかく全てが独創的で非常に面白かった。素直で無知だったネヴァフェルが、世界と人々の汚さを知り、傷付きながら成長していく様子が、若木の伸び
Posted by ブクログ
嘘の木で衝撃を受けて、2冊め。
自分が小中学生の頃に読んでいたら、本当にハマって大好きだっただろうと思う。
本国では児童書とのことだが、大人が読んでも充分に面白い。
主人公が取り替えっ子側、という設定もすごいが、目線で見える家族の歪みが顕になっていき、取り巻いていたものの見え方が180度変わっていく場面。その過程で大人の弱さと過ちも残酷なまでに描写していく。
子ども向けに書いた本なのに、すごく子供を信じているのだなと思う。
昔ながらの児童書だったらこういう終わり方しないかもしれない、でもこういうところも自分が子供だったらたまらないんじゃないかと思う。
全世界の読書好き女の子に読んで欲しい。