小説 - KADOKAWA作品一覧
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4.2教会で働く聖女・リゼルカは突然魔力を失った。焦るリゼルカを、魔法士のシャノンが保護しに来る。多くの浮名を流すシャノンとは幼馴染だが、昔から苦手だった。 力がない自分は無価値だと悩むリゼルカに、研究者が提案した回復方法は、建国の祖の血を引くシャノンと『契る』こと。シャノンは堅物のリゼルカには無理だと言うが、少しずつ彼に慣れると決める。 保護のための同居生活の中、リゼルカはシャノンと触れ合う練習を始める。初めての経験に戸惑うリゼルカだが、遊び人のはずのシャノンもどこかぎこちなく――? ※紙書籍初版&電子特典として、書き下ろしショートストーリー【冬が来る前に。】を収録 詳細は紙書籍の帯、電子書籍の巻末をご確認ください ==キャラクター紹介== ○リゼルカ 教会の聖女として、人々の治療に当たっている。 強大な魔力をもつ。 13歳から教会に所属し、外の世界のことはあまり知らない。 「魔力を取り戻すためならなんでもします」 ○シャノン 代々王の側近を務める家の出身で、優秀な魔法士。 「女性好きの遊び人」という噂だが――? 「潔癖な君には無理なんじゃない?」
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-私は今日、顔も知らぬ方へ嫁ぐ――。 雨月智世(うづき ともよ)、20歳。婚約者の玄永宵江(はるなが しょうえ)に結納をすっぽかされ、そのまま婚礼の日を迎えた。 しかし彼は、黒曜石のような瞳に喜びを湛えて言った。 「嫁に来てくれて、嬉しい」 意外な言葉に戸惑いつつ新婚生活が始まるが、宵江は多忙で、所属する警察部隊には何やら秘密もある様子。 帝都で横行する辻斬り相手に苦闘する彼に、智世は力になりたいと悩むが……。 これは、優しい旦那様と一生懸命な花嫁の、幸せな物語。 ※本電子書籍は「贄の花嫁」シリーズ全3冊を収録しています。 【収録作品】 『贄の花嫁 優しい契約結婚』 『贄の花嫁 新婚旅行と水神様』 『贄の花嫁 黒い夢と願いの子』
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4.7第22回日本ホラー小説大賞〈優秀賞〉受賞作が書き下ろしを加え文庫化! 選考委員も驚嘆! 「破天荒な大風呂敷が広げられる。総合的な筆力では今回の候補作中、一頭地を抜いていると感じた」綾辻行人 「『悪因研』の活動が、すべて○○であったとしたら、かなり怖いサイコホラー。違った楽しみ方もさせてもらった」貴志祐介 「邪神との闘いという王道のモチーフに果敢に挑んだ力作。読了後、確かにタイトルはこれしかないと、しみじみ納得」宮部みゆき === 東京郊外で両親と暮らす八州朋子には、大きな悩みがあった。30歳を過ぎた兄が二階の自室にこもり、家族にも姿を見せない生活が何年も続いているのだ。職場で知り合った男・加東に心惹かれる朋子だが、兄のことは話せずにいた。 そのころ、元警察官の仰木と6人の男女たちは、考古学者・砂原が遺した予言を元に『悪因研』を名乗り〈悪因〉の探索を続けていた。〈悪因〉は人々を邪悪な存在〈悪果〉に変えて破滅をもたらす。6人は五感で〈悪果〉を識別する能力を持つ者たちだった。 〈悪果〉を嗅ぎ分ける男・掛井は、同じショッピングモールで働く朋子への想いを募らせている。そして、掛井の仲間・卓美がある症状を発症し……。 === クトゥルー神話を思わせる魅力的な異形描写や、「世界の命運を握る存在」という大掛かりな題材。それらと不思議にも共存する、「ひきこもり」という現代社会的なテーマ。兄の存在と自分の未来に悩む女性主人公ほか登場人物の心情描写のバランスにも注目の作品。 装画=藤田新策 文庫化にあたり、書き下ろし短編「屋根裏」を収録。
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4.0地球に巨大な隕石が落ちてくる――。 救いのないニュースで、人間たちはパニックに陥った。街が狂気の渦に飲み込まれる中、僕はひとまず会社へ出勤してみる。しかし、そこで待ち受けていたのは、閑散としたオフィスと、血まみれの死体だった……。 明日をも知れぬ恐怖で次第に歪んでいく日常を潜りぬけ、僕は逃げる。途中で出会った、殺人犯の老人や、ひきこもりの無口な少女とともに、僕は逃げる。 空に光る隕石から。 そして避けられない運命から。
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4.5鎌倉に春一番が吹いた日、一台の快速電車が脱線し、多くの死傷者が出てしまう。 事故から二ヶ月ほど経った頃、嘆き悲しむ遺族たちは、ある噂を耳にする。事故現場の最寄り駅である西由比ヶ浜駅に女性の幽霊がいて、彼女に頼むと、過去に戻って事故当日の電車に乗ることができるという。遺族の誰もが会いにいった。婚約者を亡くした女性が、父親を亡くした青年が、片思いの女性を亡くした少年が……。 愛する人に再会した彼らがとる行動とは――。
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-美貌の実力派女優・鈴子(すずこ)は人気絶頂のなか、年上のちょっと冴えない舞台出身の脇役俳優・由崎克彦(ゆざきかつひこ)と結婚。奔放で飾らない鈴子の人柄で明るい家庭を渋谷区松涛に構えていた。克彦の仕事場である世田谷区の撮影所で鈴子は、弁当を届けにきていた女子高生・佳恵(よしえ)に出逢い、鈴子に憧れていた彼女を自宅のお手伝いさんとして採用する。鈴子の寵愛を受けていた佳恵だが、鈴子が娘を出産したことで様子が一変する。赤ちゃんの世話役として、いけすかない別の若い女性が家に入ってきたのだ。そして悲劇が起こる。赤ちゃんが亡くなった状態で自宅から発見されたのだ――。スキャンダラスに報じられた事件の7年後、由崎家には4つになる娘の日阿子(ひあこ)と、新しいお手伝いさんの暁子(あきこ)がいた。元気はつらつで食欲旺盛な日阿子はテレビドラマの子役に抜擢され、その笑顔が日本中を夢中にさせる存在に。この家の平和を心から願う控えめなお手伝いさんの暁子だが、彼女には胸に隠したある「秘密」があった――。幸せそうに見える家族。けれど実際は、それぞれが人に言えない暗い過去や闇を抱えながら生きている。夫婦とは、親子とは、血のつながりとは……という深いテーマに挑んだ、家族の魂の再生の物語。 ※本書は、2016年4月1日に配信を開始した単行本「虹の巣」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
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3.9バイトに明け暮れ、これからの人生に漠然と不安を抱く美大生の伊織は、ある日特別 な条件を満たす客人のみを迎える「真夜中の喫茶店」の噂を耳にする。まるで興味のな い伊織だが、不思議な巡り合わせでその喫茶店を訪れることに。迎えてくれたのは、人形のように美しく聡明な店主・透子だった。 紅茶専門店だというその店で透子が淹れた一杯と、その紅茶にまつわる話を聞いた伊織は次第に心が解きほぐされ――。 深夜23時。今宵も弱った心を癒す喫茶店の扉が開く。
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3.9始発出勤・深夜安行の激務をこなす小鳥遊静(たかなし・しず)は、美味しいごはんを食べることが大好き。 ただし生来の小食のせいで残してしまうことにコンプレックスがあり、外食や人前での食事が苦手。 ある日、隣室に住む大学院生・一之瀬開を助けたことから、お礼としてごはんに招かれる。 恐る恐るお呼ばれに応じた静を出迎えてくれたのは、水引模様や七宝つなぎの華やかな豆皿と、厚焼き玉子やよだれ鶏などいろとりどりの料理だった。 「好きなものを、好きなだけ食べてください」と言ってくれる開に、静はトラウマ克服のためのごはん会をお願いして……。 限界小食OL×大食い系お料理大学院生の、美味しいごはんと癒しの物語。
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3.7事故物件から事故物件へと移り住み、事故履報告義務のない物件に変える棲師(すみし)を生業としている、霊能力者の亜嵐。 だが本当の姿は、生きた人間より幽霊の方がマシだという、ただの引きこもり。 今回依頼を受けて引っ越すことになったのは〈住むと不幸になる呪いのマンション〉と呼ばれていて、 しかも女性が自殺したマンションの一室。 このマンションに住んでいた人は不気味がり、怯え、とうとう皆出て行ってしまった。 そこにオッドアイの怪談師・ナイトが現れる。 明夜行われるトークライブでこの呪いのマンションの〈真実〉を語りたいので、真実探しの協力をしてほしいとのこと。 どうやら先日あった怪談ライブで、呪いのマンションの話をした怪談師が話し終えた途端、 血を吹いて倒れてしまうという怪奇現象が起きたのだという。しかも2人も――。 その理由は〈真実〉が語られていないからだと推測し、 2人は協力して真実を探しだそうとするが、ライブまでは残り34時間を切っていて……。 引きこもりの〈棲師〉×美形オッドアイの凸凹コンビが 怪奇現象の裏に隠された真実を浮かび上がらせていく!
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3.9穏やかな海辺の町、千葉の館山にひっそりと建つ紅茶専門の喫茶店『Tea Room 渚』。店を営む“夫婦”には、4つのルールがある。 1.互いの部屋には入らない。 2.共同生活に関わることは一人で判断しない。 3.本当の夫婦でないことは他言しない。 4.どちらか一方の申し出で、いつでも関係を解消できる。 神経質で毒舌な秀二と、社交的で明るいあやめ。訳あって偽装夫婦となった二人のもとを訪れるのは、困った事情を持つお客さんばかりで……。
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3.5母の形見の行方を追う孤独な少女・アイレは、 手がかりを求め、差出人不明の招待状を携えて仮面オークション会場に足を踏み入れる。 絵画、宝石、アンティーク…。様々な品の売り立て(セール)が進行する中、 アイレは特殊な審美眼で、商品の中に贋作が紛れ込んでいることを見破る。 これをきっかけに、オークションを運営する侯爵家の若き当主・バルトルートに才能を見出され、 物腰柔らかな第五王子・フェリクス、ムードメーカーの男爵家次男・ジョシュアとともに、 オークショングループ<ハウス>の一員として、彼らの仕事を手伝うことに! 最初は上から目線のバルトルートが気に入らないアイレ。 しかし他人に上手く頼ることができない自分の性格を見抜き、 不器用ながらも手を差し伸べてくれるバルトルートに、徐々に心を開いていく。 しかし同時に、異常なまでに物の真贋に固執するバルトルートに違和感を覚える。 どうやらその理由は、彼がオークションを主催しているわけにも深く関わっているようで…?
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4.2数多一人は超有名劇団 『パンドラ』 の舞台に立つことを夢見てやまない青年。ついに入団試験を乗り越え、パンドラの一員となった彼だったが、その矢先に 『パンドラ』 は、ある人物によって解散を余儀なくされる。彼女は静かに言う。「映画を撮ります」 と。その役者として抜擢された数多は、彼女とたったふたりで映画を創るための日々をスタートすることになるが――。 『全ての創作は、人の心を動かすためにある』 彼女のその言葉が意味するところとは。そして彼女が撮ろうとする映画とは一体……? 全ての謎を秘めたままクラッパーボードの音が鳴る。
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-『土佐日記(全)』 平安時代の大歌人紀貫之が、任国土佐から京へと戻る旅を、侍女になりすまし仮名文字で綴った紀行文学の名作。天候不順や海賊、亡くした娘への想いなどが、船旅の一行の姿とともに生き生きとよみがえる! 『蜻蛉日記』 美貌と和歌の才能に恵まれ、藤原兼家という出世街道まっしぐらな夫をもちながら、蜻蛉のようにはかない自らの身の上を嘆く、二一年間の記録。有名章段を味わいながら、真摯に生きた一女性の真情に迫る。 『和泉式部日記』 為尊親王の死後、弟の敦道親王から和泉式部へ手紙が届き、新たな恋が始まった。恋多き女、和泉式部が秀逸な歌とともに綴った王朝女流日記の傑作。平安時代の愛の苦悩を通して古典を楽しむ恰好の入門。 『紫式部日記』 平安時代の宮廷生活を活写する回想録。同僚女房や清少納言への冷静な評価などから、当時の後宮が手に取るように読み取れる。現代語訳、幅広い寸評やコラムで、『源氏物語』成立背景もよくわかる最良の一冊。 『更級日記』 平安時代の女性の日記。東国育ちの作者が京へ上り憧れの物語を読みふけった少女時代。結婚、夫との死別、その後の寂しい生活。ついに思いこがれた生活を手にすることのなかった一生をダイジェストで読む。 ※本電子書籍はビギナーズ・クラシックス 日本の古典「土佐日記(全)」「蜻蛉日記」「和泉式部日記」「紫式部日記」「更級日記」を1冊にまとめた合本版です。
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5.0高度経済成長からバブルが弾けるまでを商社マンとして駆け抜けた尾津。2年前に失業し、妻にも去られたが、いまは孤独を飼い慣らせるようになった。そんな尾津のもとに、ある日見知らぬ青年が訪ねて告げた――「あなたは、“アダム”の一人です」。尾津は、恐るべき機能の秘めた未来予測ソフトウェア「ヒミコ」の解錠鍵の片割れで、「ヒミコ」を狙うある勢力から狙われているというのだ。話を一笑に付した尾津だが、青年はその後首をつり、さまざまな人物が接触してくるようになる。尾津は身の危険を感じ、培った交渉術を駆使しながら、もう一人の解錠鍵“イヴ”にあたる人物を捜し当てるが――。 時代の変わり目で奮闘する男の行き着く先は? 現在読むべきノンストップサスペンス! ※本電子書籍は「ニッポン泥棒(上)」「ニッポン泥棒(下)」の2冊を合わせた合本版です。
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3.5三協銀行新大阪支店で強盗事件が発生。犯人は現金約400万円を奪い、客のひとりを拳銃で撃って人質として連れ去った。大阪府警捜査一課が緊急捜査を開始するや否や、身代金1億円を要求する脅迫状が届く。「オレワイマオコツテマス――」。脅迫状には切断された指が同封されていた。刑事の黒田は、相棒の“マメちゃん”こと亀田刑事とともに、知能犯との駆け引きに挑む。 ※本作品はKADOKAWA/角川書店、東京創元社、文藝春秋で同一タイトルの作品が販売されております。本編内容は同じとなりますので予めご了承下さい。既に同作品をご購入されているお客様におかれましてはご注意下さい。
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3.7今日も一日頑張ったあなたを、旨い酒と美味い料理でお出迎え。恵比寿の繁華街の片隅に、たたずむ「四季-Shiki-」。日本酒専門のこの店で供されるのは、客の好みに合わせたお酒と自慢の料理。仕事でへとへとの体には爽やかな爽酒でほっと一息、くたくたの心には薫り高い薫酒で心ゆくまでゆったりと。あなたの疲れた心と体に、ぴったりのお酒がここにあります。酒と肴と思い出と、人生に寄り添うこの店に、どうぞ癒やしにいらっしゃい。実在する日本酒が多数登場。読んだら飲みたくなる、日本酒レビューも収録!!
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4.5マネー、外交、政治……このままでは日本は再び敗れる! 戦時中フィリピンで生死を彷徨い捕虜となった評論家・山本七平。戦後三十年、かつての敗因と同じ行動パターンが社会の隅々まで覆っていることを危惧した筆者が、戦争体験を踏まえ冷徹な眼差しで書き綴った日本人への処方箋。北朝鮮の核保有など、国際的緊張の中に放り込まれた日本が生き残るために知らなければならないこと。執筆三十年後にして初めて書籍化された、日本人論の決定版。
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-「優れた著作である、というより怖ろしい力を秘めた本である」――三浦雅士(新版解説) あるものを発生させる力というのは、その発生自体が目的で終息するわけではない。発生した後もその力は一つの傾向を保ち、発生させたものの変化を促し続けるのである――。古代人が諺や枕詞、呪詞に顕した神意と神への信頼を、折口は「生命の指標(らいふ・いんできす)」と名づけ、詩歌や物語の変遷を辿りながら、古代より脈打つ日本文学の精神を追究する。生涯にわたり書き改め続けた貴重な論考。 解説・井口樹生/三浦雅士 (目次) 詞章の伝承 文学様式の発生 律文学の根柢 声楽と文学と 小説戯曲文学における物語要素 文学と饗宴と 異人と文学と 翁舞・翁歌 日本文学の内容 日本文学発想法の一面――誹階文学と隠者文学と 笑う民族文学 追い書き 解説「日本文学の発生 序説」の課題 井口樹生 新版解説 凝視と方針 三浦雅士 著者略年譜
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3.51994年から2011年まで日本ホラー小説大賞に設けられていた《短編賞》部門。賞の30周年を記念し、集成として名作が復活! 玩具修理者は壊れた人形も、死んだ猫も直してくれる――。小林泰三の色褪せないデビュー作「玩具修理者」。「10年に1人の才能」と絶賛された沙藤一樹が描く、ゴミだらけの橋で見つかった1本のテープの物語「D-ブリッジ・テープ」など計5編を収録。《大賞》とは異なる魅力があふれた、究極のホラー短編集! <収録作品> 小林泰三「玩具修理者」 沙藤一樹「D‐ブリッジ・テープ」 朱川湊人「白い部屋で月の歌を」 森山東「お見世出し」 あせごのまん「余は如何にして服部ヒロシとなりしか」 ※本書は日本ホラー小説大賞の短編賞受賞作の中から5篇を収録したアンソロジーです。
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-1巻1,683円 (税込)日本ホラー小説大賞、角川ホラー文庫の歴史を彩る名作たちが、まとめて読める! 小林泰三の色褪せないデビュー作「玩具修理者」。「十年に一人の才能」と選考委員から絶賛された沙藤一樹が描く、ごみにあふれた橋で少年の死体と一緒に発見された、一本のテープを巡る物語「D-ブリッジ・テープ」。町会館で見つけた古本を手にしたら……。異色の怪談、朱雀門出の「寅淡語怪録」など、計11編を収録。《大賞》では測れない、規格外の怖さ。奇想天外な《短編賞》の世界を味わってみませんか? <収録作品> 小林泰三「玩具修理者」 沙藤一樹「D‐ブリッジ・テープ」 朱川湊人「白い部屋で月の歌を」 森山東「お見世出し」 あせごのまん「余は如何にして服部ヒロシとなりしか」 吉岡暁「サンマイ崩れ」 曽根圭介「鼻」 雀野日名子「トンコ」 田辺青蛙「生き屏風」 朱雀門出「寅淡語怪録」(「今昔奇怪録」の原題) 国広正人「穴らしきものに入る」 *日本ホラー小説大賞《短編賞》受賞作から11編を収録しました。 ※本書は2023年11月刊行の『日本ホラー小説大賞《短編賞》集成1』と『日本ホラー小説大賞《短編賞》集成2』を合本したものです。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 元祖猫国堂は、猫国(にゃんごく)という名の江戸を思わせる猫の国の老舗和菓子屋です。今の当主は商売上手な2代目の千兵衛(せんべえさん)。そもそもは、菓子職工の間で”神“と崇められる伝説の匠である初代(大変な男前!)が、猫国七福神様にお供えする菓子を考案し、名をあげたのが店の始まりです。看板菓子には、三代目が考案した上生菓子の「したり顔」「見あげれば」「福招き」はじめ、「キメ団子」「忍び団子」といった猫ならではのお菓子や、お菓子にちなんだ季節の行事「おやつ合わせ」「きなこ浴びせ」「うろうろづつみ」「ぺろりんまつり」などなど。 作る猫、食べる猫、踊る猫、寝る猫……甘いもの大好きな猫たちの国の、猫にまつわるお菓子の暮らし。どこを読んでも甘くておいしい。 着物を着た二足歩行の猫たちの国、猫国のお菓子の物語。
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3.9又吉直樹の初長編小説にして、『火花』『劇場』に続く第3弾小説が1万字を超える加筆を行い待望の文庫化! 38歳の誕生日に一通のメールが届いた。 呼び起こされる痛恨の記憶と目前に立ち上がるあの日々の続き。 漫画家を目指し上京した永山が住んだ、美術系の学生が集う共同住宅・通称「ハウス」。 飯島、田村、仲野、めぐみ、奥……同居人たちとの生活の中で降ってわいた希望と、 すべてを打ち砕いたある騒動。そして「おまえは絶対になにも成し遂げられない」という仲野の予言。 神様はなんで才能に見合った夢しか持てへんように設定してくれんかったんやろ。 それかゴミみたいな扱い受けても傷つかん精神力をくれたらよかったのに。 何者かになろうとあがいた青春と何者にもなれなかった現在、 上京以降の20年の末に永山に辿り着いた境地は? そして「人間」とは?
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4.5神に、抗え。 人間らしさって、なんだろう。 生きていくために、何を選択していけば良いのだろう。 神の敷いた新たなルールの下で繰り返される、史上最大の自問自答。 異色のディストピア青春小説。 ※※※ 西暦20XX年、全人類の夢に神が現れた。 曰く、死後の世界の環境保全のため、 「人間レベル」を導入することにした、と。 生前の善行によって個々のレベルが測定され、 死後の世界での待遇を決定する、というのだ。 以降、人類は 自身の考えや感情とは違う行動を選択せざるを得ない種となっていった。 世界は穏やかに混乱し、 「人間レベル」は人が純粋に生きることに対する足かせのように 人類を侵していったのだ。 善と偽善が入り乱れ、うまく泳ぐ者もいれば、生きにくさに溺れてしまう者もいた。 高校生の平野雄一はそんな世界に反感を抱き――。 ひとり、神に抗おうとしたのであった。
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4.0「鵺王」。陸軍少将でありながら「ホトトギス」の俳人であった亡父の俳号だ。 自らも年老い、父に思いを馳せる演出家・充彦のもとに、四十歳年下の女から一本の電話が入る。いい加減、子どもを認知してほしい――。作家としても一線で活躍を続ける充彦だが、私生活は修羅の連続だった。最初の結婚が破談になった折、女優・弥勒黒美とのありもしない醜聞で放送局を退職に追い込まれた。愛人を同い年の演出家に奪われ、その娘しぐれを奪い返し、彼女との間に子を為した。心休まる時のない人生だったが、因縁の女優・黒美と句会で再会したことで、充彦の晩年に思わぬ変化が訪れる。女や父、芝居に小説を語り合い、和解したかに思ったのも束の間、黒美から充彦に宛て軍用トランクが送られてくる。中にあったのは父の字で〈尼港事件〉と書かれた封筒だった――。戦時下の外地で、父は高浜虚子の師事を仰いでいたのだろうか。時空を超え、忌まわしき過去の扉が開いてゆく。久世光彦を髣髴とさせる官能と怪奇、幻想。醜聞の果てに男が見た真実とは。
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