山本健吉の作品一覧

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作品一覧

2021/02/12更新

ユーザーレビュー

  • ことばの歳時記
    697

    山本 健吉
    1907年~1988年。長崎生まれ。本名、石橋貞吉。父は評論家・小説家の石橋忍月。慶應義塾大学国文科卒。改造社に入社、「俳句研究」の編集に携わる。文芸評論家として古典から現代文学に至るまで幅広い評論活動で知られる。『芭蕉』で新潮社文学賞および日本芸術院賞、『古典と現代文学』で読...続きを読む
  • ことばの歳時記
    歳時記の季語を、歳時記の編纂者が随筆風に解説しつつ関連する俳句を紹介していく内容だが、あまりに高踏的なので途中からなかなかノリについて行けず読み進むまでに時間がかかった。上皇が音読しているというから、それもそのはず。
    一旦慣れれば面白く、著者の興味が国語だけでなく、風土の方にもあり、民俗学に近い記載...続きを読む
  • 俳句鑑賞歳時記
    歳時記にならった構成となっており、春・夏・秋・冬・新年に章分けがなされ、それぞれ時候・天文・地理・人事・動物・植物の順に、それぞれの季語を含む句と、それに対する著者の鑑賞・批評が収められています。なお、著者の季語についての研究成果は、『基本季語五〇〇選』(1989年、講談社学術文庫)にまとめられてお...続きを読む
  • 俳句とは何か
    『山本健吉俳句読本』の第一巻として刊行された本を、再編集したものです。

    著者は、俳諧が連歌にその源流をもっているということに着目して、談笑の場における諧謔精神を受け継ぎながらも、それを芸術的に昇華したところに、俳諧の本質を見ようとしています。そのうえで、ディアローグにおいて成り立つ芸術として俳諧を...続きを読む
  • 奥の細道
    北千住から大垣まで歩いて旅をしてこの話は終わるが、最後はやはり次の旅へ行くところで終わる。
    ただの旅行記ではなく、そこは歌人、歌枕を巡り歌を書きつつ各地をめぐっている。但し同行している曽良の書いた曽良日記が記録であるのに対し、こちらは旅順を変えて書いたり景色の描写をちょっと工夫したりと効果的な描写に...続きを読む

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