無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
もう高校は昔の話なので、どちらかというと下宿のお姉さんや加藤先生の目線で読んでしまう。
子供の非行って自傷行為と紙一重なんよね…。
大人目線の山本は、慢性的な抑鬱状態に加え親友の死が重なり、どう感情の整理をつけたら良いか分からず暴走しているのが丸わかりなのだが、本人は自覚ゼロであくまでドライなのが凄く切ない。
世のしがらみから逃れるため死へと突っ走った能登。
彼に憧れ、同じく死に急ぐ山本。
自分もいつ死ぬかも分からないのに存在しない悪と戦う絵里。
生きるか死ぬか、善か悪かという極論は傷ついた子供には特に魅力的に思えるだろうが、最後にチェーンソー男が言ったように「世界は複雑」。
死んで世界の理不尽から逃れるより泥臭く生き延びてほしい。
Posted by ブクログ
【本の内容】
「ごめんなさい。やっぱり私はあいつと戦います」
平凡な高校生・山本陽介の前に現れたセーラー服の美少女・雪崎絵理。
彼女が夜な夜な戦うのは、チェーンソーを振り回す不死身の男。
何のために戦っているのかわからない。
が、とにかく奴を倒さなければ世界に希望はない。
目的のない青春の日々を“チェーンソー男”との戦いに消費していく陽介と絵理。
日常と非日常の狭間の中、次第に距離が近づきつつあった二人に迫る、別れ、そして最終決戦。
次世代文学の旗手・滝本竜彦のデビュー作、待望の文庫化。
[ 目次 ]
[ POP ]
普通の生活を送る高校生・山本陽介。
友達が死んだり、期末テストが近かったりして、なんだか落ち込み、高級霜降り和牛二キログラムを万引きしてしまった。
その格好悪さにさらに落ち込みながらの帰り道、雪崎絵里に出会う。
有名進学校の制服を着たその女子高生は、チェーンソー男と戦う美少女戦士だった。
軽い文体、いまどきの若者特有のなんだか冷めた語り口。
謎のチェーンソー男と戦う美少女。
こんな紹介だとなんだかなあと引いてしまうとは思うのだが、騙されたと思ってぜひ読まれたい。
全てを持っているようでも、喪失感がまとわりつき、自分が何を求めているのかもわからない、しかし、夢中になれる何かを持っていなければならないとだめなような世の中に生きる現代の人々。
陽介も絵里もそんな人々と同じ悩みを持つ一人だ。
チェーンソー男との戦いに決着するとき真の幸せはあるのか、ないのか。
本書の結末はある意味自己の許しだなあと思う。
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
少年・青年マンガ
試し読み
少年・青年マンガ
小説・文芸
少年・青年マンガ
ラノベ