ジュール・ルナールの作品一覧

「ジュール・ルナール」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • にんじん
    激甘の父親の本を読んだ後は、激辛の母親…
    読むの辛かった…けど、にんじんが本当に健気で冷静で思慮深くて。今すぐ助け出しに行きたくなるけど、ちょくちょくと入る隠喩やにんじん自体の考え方が素敵すぎて。
    そして一編あたりが短いのも助かる…見てられないよ。
    じわじわと自立、成長する人参のほんの一部分を垣間見...続きを読む
  • にんじん
    痛い。痛過ぎる。表紙イラストのかわいさ故、ディズニー的ハッピーエンドを期待して購入したが、初っ端から虐待の嵐。顔が引き攣るシーンが度々出てくる。毒親の発言が自分の思考と化していた(刷り込み、思い込み?)が、大人になるにつれ、自分の意見をちゃんと言語化できていく。最後の、「ああ、誰も僕を愛してくれない...続きを読む
  • にんじん
    これは大人が読む本だと今さら気づいた。子供の頃読んだ気がするがたぶん子供向け版だったと思う。赤裸々な自伝である。子供時代の思い出は無邪気なだけではないはずである。両親のいやな面を見たり、残酷なことを楽しんだり(動物だけでなく人に対しても)、異性に性的な感情を抱いたり。みんなが平気で忘れて向き合わない...続きを読む
  • にんじん
    すばらしかった。名作と評判だったので読んでみました。
    最初あまりに主人公が家族にいじめられるので、
    知的障害があるのかとか、ものすごい人格に問題があるとか理由があるのかとおもったら、何もない。
    兄や姉、たまに父親とは一対一だと普通に接しているし、愛情を感じる。
    主人公に悲しさを感じた時、時々現れる残...続きを読む
  • にんじん
    これで一冊書けてしまうルナールがすごい。ただ滑稽に見せたいのでも悲劇的に訴えたいのとも違う。嘘でも本当でもない見せ方で経験と和解することができるのが彼だったのだとしたら、なんて偉大な書き手だったのだろう。個人的に背表紙の作品紹介は、?と思う。

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