作品一覧

  • 選ばない仕事選び
    4.2
    1巻935円 (税込)
    (1)仕事選びに正解なんてない。仕事に触れ、仕事とは何かを少しずつ知り、自分の好き嫌いや向き不向きを知っていく。でも、何を選んでもたいして変わらない。それを知っていれば、急いで選ばなきゃと焦る必要もなくなるはず。どれを選んでも、多分、だいじょうぶ。 (2)将来のことなんて何も考えず、行き当たりばったりに生きてきて、仕事なんてやりたくないと今でも思いつつ、それでも何となく楽しく毎日を過ごしている僕自身について書こうと思う。仕事や働き方について僕がどう考えているのかを、そして、これまでどんなふうに僕がいろいろな仕事と出会ってきたのかを、君に伝えてみようと思う。もちろん僕だからこうなったわけで、君も同じようになるとは限らない。僕と君とは違う人生を歩んでいるわけだからね。それに、なによりも、大人のアドバイスは真に受けちゃいけないからね。 (3)出会った時が仕事の始まり 世の中にあるほとんどの仕事を僕らは知らない。だから、まだ決めなくていい。 【目次】Ⅰ 仕事について考えてみよう/Ⅱ どうやって仕事に出会うの?/Ⅲ 働かなくても生きていける?
  • ぼくらは嘘でつながっている。―――元NHKディレクターの作家が明かす人間関係の悩みが消えるシンプルな思考法
    4.2
    1巻1,650円 (税込)
    「嘘のつき方」が、人間関係を決めている。 人間はみんな嘘つき。だから相手の嘘を暴いたり、自分の正しさを押し付けてもいいことはない。嘘の功罪を知り尽くした元NHK制作局ディレクターの作家が、嘘を分解して全貌を明らかにし、「信じたい嘘」を共有することで幸せな人間関係を築く方法を伝える。
  • 伴走者
    3.0
    1巻704円 (税込)
    伴走者。それは視覚障害のある選手が安心して全力を出せるように、選手の目の代わりとなって周囲の状況や方向を伝えたり、タイム管理をしたりしながら、レースの流れを読んで共に戦う存在。勝利に貪欲なブラインドランナー・内田と、機械のように正確な走りを信条とする伴走者の淡島。好対照な二人がコンビを組んで、パラリンピック出場を目指す!
  • 伴走者
    3.9
    1巻748円 (税込)
    「お前は伴走者だ。俺の目だ」 伴走者とは、視覚障害者と共に走るランナーである。「速いが勝てない」と言われ続けた淡島は、サッカーのスター選手として活躍しながら事故で視力を失った内田の伴走者として、パラリンピック出場を賭け国際大会で金メダルを狙う。アルペンスキーのガイドレーサーを描く「冬・スキー編」も収録。解説・川越宗一。
  • 面白い! を生み出す妄想術 だから僕は、ググらない。(大和出版)
    3.6
    1巻1,300円 (税込)
    もちろん検索はしているし、むしろ検索は上手いほうだと思うけれども、最初から検索することはあまりないように思う。まずはぼんやりと妄想しながら手を動かすところから始めて、やがてあれこれと単語を書き出し、さらに連想を広げて、一見無関係に思われるものを線でつなぎ、また妄想に戻る。自分で書いたもの、描いたもの、ときにはそれを声に出したものに影響されて、それまで考えてもいなかったことが浮かび上がってくる。そうしてようやく僕は検索を始める。(本文より)例えば、「台風一過」と聞いて、一瞬、「台風一家」を想像する人は多いけれど、「台風一家」の家族構成を考え、家族の会話を考え、台風一家ならではの悩みはないだろうかと考えてみる。パソコンの前にしがみつくより、“頭の中で遊ぶ癖”を身に着けよう! 元NHK「中の人」で、作家として活躍中のユルいクリエーターが、発想のヒントを大公開。
  • 二・二六―HUMAN LOST 人間失格―(新潮文庫nex)
    3.0
    1巻572円 (税込)
    昭和111年、医療革命によって死が克服された日本。人間が異形化する「ヒューマン・ロスト」現象により人類を滅ぼさんとする堀木正雄のかつての部下・西園寺省吾は、存在しないはずの「寿命以外で死ぬ若者」に出会う。その姿は戦争で若者が死なない世界を夢見た記憶を思い出させるのだった。SFアニメ『HUMAN LOST 人間失格』の過去を浅生鴨が創案するオリジナルストーリー。
  • 猫たちの色メガネ (角川ebook)
    -
    1巻1,210円 (税込)
    さばみけしろくろはちわれぶちちゃとら。猫のまばたきひとつで、地球は止まる。疲れた心をでんぐり返す、不思議で毛だらけな27の物語。 ※本書は2017年9月29日に配信を開始した単行本「猫たちの色メガネ」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
  • 伴走者 夏・マラソン編
    無料あり
    5.0
    1巻0円 (税込)
    2月27日発売の浅生鴨さんの小説『伴走者』の2作品の中から、「夏・マラソン編」を無料公開!「速いが勝てない」と言われ続けた淡島は伴走者として、勝利に貪欲で傲慢な視覚障害者ランナーの内田と組むことに。パラリンピック出場を賭け、南国のマラソン大会で金メダルを狙う二人のレースに、次々に試練が襲いかかり……!?選手を勝たせるためなら手段は選ばない。伴走者の熱くてひたむきな戦いを描く、新しいスポーツ小説!

    試し読み

    フォロー
  • アグニオン
    3.7
    1巻1,496円 (税込)
    人類から悪意を分離すれば、善き人(アグニオン)の世界が訪れるはず――。全てを有機神経知能(サピエンティア)に管理された未来社会で、恐るべき最終計画が始動した。人々の欲望を削ぎ、嫉妬も争いも根絶せんとする監理者に、少年たちはどう立ち向かうのか? 秀逸なツイートで世を沸かせ、マルチな才能で大注目の元NHKPR1号、圧巻のデビュー長篇!

ユーザーレビュー

  • 選ばない仕事選び

    Posted by ブクログ

    こういう本を待ってました。仕事の「できる・できない」と、あなた自身の価値には何の関係もない。仕事を生きる理由にしない。もっとひょうひょうと、流されるままに楽しもうという気持ちになる。

    0
    2025年12月16日
  • 選ばない仕事選び

    Posted by ブクログ

    優しい言葉なんだけど、じんわりと「仕事」に対するメタ認知を強化できる本

    対象年齢は低め、中高生に向けて書かれているのだが、「仕事と作業の違い」等、ところどころでハッとさせられる文章もあった。現代を生き抜くうえで必要な「あ、そうかも」が詰まっていた。

    この本を読むと『この世にたやすい仕事はない』の解像度もまた上がる気がする。仕事がテーマの本はあまり読めてないのだけど、『舟を編む』や『半沢直樹』みたいなスタンスからもう少し肩の力抜いて、人生を大切にしながら仕事も楽しんでいこうかという方向に世の中がシフトしていっているのかもしれないなあ。

    0
    2025年12月09日
  • 選ばない仕事選び

    Posted by ブクログ

    筆者は、何かいわれるたびに意見をコロコロ変えてしまうので、「あ、そうかも」という口ぐせをペンネーム(浅生鴨)にしてしまったらしい。ばかばかしい人は好きだ。この人がどう仕事について書くのか、俄然興味が湧いてくる。

    感想を書こうとすると、どうがんばってもネタバレになるので、自分に置き換え考えたことを綴ろうと思う。ワークをしてみた。この本に基づいてQを立ててみた。

    Q1.お金をもらっていないけれど、仕事といえそうなことはなにかな?

    詩を書くこと、旅行記をかくこと、楽器を演奏すること、エッセイをかくこと

    Q2.お金をもらっていた仕事で、ただの作業から「仕事」に変化した瞬間はある?

    工作のおね

    0
    2025年12月02日
  • 選ばない仕事選び

    Posted by ブクログ

    ちくまプリマーっぽい良い平易さ。子供にいつかこの本に出会って欲しいなと思いました。

    選ばない、ということは開かれていることだと自分は解釈しました。その感覚は大事にしたい

    0
    2025年11月10日
  • 選ばない仕事選び

    Posted by ブクログ

    意外と良かった
    すらすら読める

    印象に残った文は何個かあった。というか、たくさんあった。

    ◇「社会人」とは
    「役割を持った人」

    どんな役割を持ちたいか

    ◇できることをできる限りやるのがプロ

    ◇仕事とは世界に何かを付け加えること
    ほんの少し世界を変えること

    その過程でつながりが生まれる

    ◇仕事は社会とつながるための手段

    ◇お金は勝手に払われるもの

    ◇迷ったら、数が少ない方を選ぶ

    そのたった3つがほかの20とバランスをとっているから(やりたい理由、やりたくない理由の)


    ◇仕事をおもしろがること

    やってきた仕事はとりあえずやる
    おもしろさを見つけていく
    おもしろがること

    0
    2025年10月25日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!