あらすじ
(1)仕事選びに正解なんてない。仕事に触れ、仕事とは何かを少しずつ知り、自分の好き嫌いや向き不向きを知っていく。でも、何を選んでもたいして変わらない。それを知っていれば、急いで選ばなきゃと焦る必要もなくなるはず。どれを選んでも、多分、だいじょうぶ。 (2)将来のことなんて何も考えず、行き当たりばったりに生きてきて、仕事なんてやりたくないと今でも思いつつ、それでも何となく楽しく毎日を過ごしている僕自身について書こうと思う。仕事や働き方について僕がどう考えているのかを、そして、これまでどんなふうに僕がいろいろな仕事と出会ってきたのかを、君に伝えてみようと思う。もちろん僕だからこうなったわけで、君も同じようになるとは限らない。僕と君とは違う人生を歩んでいるわけだからね。それに、なによりも、大人のアドバイスは真に受けちゃいけないからね。 (3)出会った時が仕事の始まり 世の中にあるほとんどの仕事を僕らは知らない。だから、まだ決めなくていい。 【目次】Ⅰ 仕事について考えてみよう/Ⅱ どうやって仕事に出会うの?/Ⅲ 働かなくても生きていける?
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Posted by ブクログ
著者の語り口が柔らかく読みやすい。気づいたら最後まで読んでた。世の中に出回っている意識高い自己啓発本よりも浅生鴨さんの柔らかい本書の内容の方が説得力がある。浅生さんも言っていたが、結局本書も結果論の側面があるため、そこには留意する必要がある(仕事が自分を選ぶ)が、91ページの「仕事を面白がること」127ページの「どんな進路を選んだとしても必ず後悔する」、187ページの「選ばない幸せ」はかなり真実味を帯びていて自分の人生観と比べても腑に落ちる。
特に91ページの仕事を面白がることは部活が楽しくなくてやめようと考えていた時の自分の心情にピッタリだった。当時はこれだけ楽しくない部活を楽しめるようになれば俺は何でも楽しんでやることができるぞという心持ちで頑張った。127ページの「どんな進路を選んだとしても必ず後悔する」も大学進学で第二希望の大学に来た自分にとってとても腑に落ちる。
結局自分の選択を正解にするのは自分だけであり、他人に決めてもらうことはできない。正解がないから失敗もない。失敗を恐れず未来に進みたい。そう思うことができる本でした。
Posted by ブクログ
こういう本を待ってました。仕事の「できる・できない」と、あなた自身の価値には何の関係もない。仕事を生きる理由にしない。もっとひょうひょうと、流されるままに楽しもうという気持ちになる。
Posted by ブクログ
優しい言葉なんだけど、じんわりと「仕事」に対するメタ認知を強化できる本
対象年齢は低め、中高生に向けて書かれているのだが、「仕事と作業の違い」等、ところどころでハッとさせられる文章もあった。現代を生き抜くうえで必要な「あ、そうかも」が詰まっていた。
この本を読むと『この世にたやすい仕事はない』の解像度もまた上がる気がする。仕事がテーマの本はあまり読めてないのだけど、『舟を編む』や『半沢直樹』みたいなスタンスからもう少し肩の力抜いて、人生を大切にしながら仕事も楽しんでいこうかという方向に世の中がシフトしていっているのかもしれないなあ。
Posted by ブクログ
ちくまプリマーっぽい良い平易さ。子供にいつかこの本に出会って欲しいなと思いました。
選ばない、ということは開かれていることだと自分は解釈しました。その感覚は大事にしたい
Posted by ブクログ
意外と良かった
すらすら読める
印象に残った文は何個かあった。というか、たくさんあった。
◇「社会人」とは
「役割を持った人」
どんな役割を持ちたいか
◇できることをできる限りやるのがプロ
◇仕事とは世界に何かを付け加えること
ほんの少し世界を変えること
その過程でつながりが生まれる
◇仕事は社会とつながるための手段
◇お金は勝手に払われるもの
◇迷ったら、数が少ない方を選ぶ
そのたった3つがほかの20とバランスをとっているから(やりたい理由、やりたくない理由の)
◇仕事をおもしろがること
やってきた仕事はとりあえずやる
おもしろさを見つけていく
おもしろがること
やりたいやりたくないではなく
おもしろがることが仕事とうまく付き合う方法
中・高生はもちろんだけれども、中高年にもよい本と思いました。
なんでもおもしろがりたい。
そういう人生でありたいなと今の感想。
よい本でした。広い視野に立てた感じ。
Posted by ブクログ
好きを仕事にするではなく、嫌いを仕事にしない、とか、どんな仕事、どんな選択にもあとになってから選んで良かったと思えるような出来事があり、逆にどんな可能性を選んでも後悔する、というような話とか。とにかく人に押し付けない本書の姿勢がとても良いと感じられた。
Posted by ブクログ
来年度受験となる子の進路を考えるきっかけとなる本になりそうと思い読みました。
内容は、仕事とは、こうゆうものでこうすべきであるなど、硬い言葉で書かれていません。
また、著者の経験を分かりやすく混ぜられていて、中学生でも読み切れると思います。
ちょっと文章は、重複か所が多いのが気になりました。
子どもに高校どうやって考えたのって言われて、偏差値で行ける高校に行った。としか、言えなかった私。
中学の時に将来なんて考えることは、なかった。親、学校にひかれたレールを歩んでいた。
それが悪かったがと言われても悪くわなかった。
将来の仕事を考える。
答えのないこの問いに対して、考えて考えて何度も失敗して、振り返って、良かったと思えるような人生を歩んでほしいものです。
きっと何を選んでも正解です。
Posted by ブクログ
中高生向けの本と知らずに読みました。
読みやすかったです。
連載記事なので毎回 ゴロゴロしていたいという作者の言葉に そうだなぁと思いつつ作者もそういいながら仕事をしている という状況
確かに中学生の頃の自分は英語の先生になりたくて 英語科に進学するもそこでPCに出会いそっちの方向に進んでいく。しかも気がついたら今は…と全く違う職業に就いているので でもその頃学んだことは全てなんらかの人生の役に立っているなと思います。
Posted by ブクログ
またまた中高生向けですが、真剣に読みました。
仕事のほうが人を選ぶ、という考え方。
そして、仕事とお金は関係ないよ、というお話。
理屈では分かるけれども、
なかなか現代では持ちにく発想だなーと思いながら、
でもこれは一人の人のある考えだから、そういう生き方もあるのか、とういことと、
そういう考えでやってきた人はまあまあいるのかなーとか、
あとはまあ、とにかく実際に経験することでしか、その真意は分からない気もするけれど、
どうでしょう。
Posted by ブクログ
新しい考え方を知った。腑に落ちる点も多くあった。仕事が自分を選ぶ、発想がなかったなぁ。中高生向けなのに、大人にも、おすすめ。付箋はりはりで読みました。
Posted by ブクログ
読めてよかったです。
中高生向けですが、大人にも合う!と思います。
中でも、頑張りすぎてしまう人に。
ジェンダーとか関係ないかもですが、出産育児を経験した女性の仕事選びの本も読んでみたいと思いました。
身体の変化とケアすべき存在がいる中での仕事はまた違う側面もあるなぁ、と。
大切な部分は共通していると思いますが。
Posted by ブクログ
仕事の責任はいつでも放り投げていいだったり、将来は変わるものだから決めすぎなくていいだったり、タメになる考え方がたくさんあった。こういう大人が身近に一人欲しい。
なんでも真面目に考えすぎると病んじゃうから、人生このくらいでいいんだよな…と思う。
Posted by ブクログ
終始中高生くらいの若者に語りかけるような文体で書かれているので、読書の習慣がない人でも読みやすいと思います。
「仕事を友達と考える」という発想は、それまで自分の中にはなかった新しいものの見方を教えられた気がします。
ただ「僕はできるだけ何もしたくない」「ずっとゴロゴロしていたい」というフレーズが何度も繰り返し出てくるのはちょっと気になってしまいました。
「そんな僕でも大丈夫なんだから、君たちだって大丈夫」というメッセージの裏返しだと自分は解釈しましたが、それにしてもちょっと多いかな、と。
Posted by ブクログ
仕事を辞めたいのに辞められない人は読んだらいいと思う。
仕事は結局人生においての一部分でしかなく、体や心は替えが効かないが仕事は替えが効くこと、それでも多くの時間を取られるわけだからなるべくコミットし楽しみを見つけようという考え方。
考えはおよそ共感するが
元が連載記事なので、わざわざ本で読む必要性も感じなかった。ネット記事とか動画とかでいい。
Posted by ブクログ
自分が内定先を選ぶにあたって、本屋を歩き回っていた時に見つけた本。悩みすぎて訳がわからなくなってきていた自分にとって、「選ばなかった方の道を歩んでいる自分が見え隠れする。どこか後悔している気持ちが複雑に混じり合いながら、僕たちは生きていく。」この言葉にはある種救われるような気持ちになった。多分次の会社に入社して、後悔することとかもう1つのことを選んでいた自分のこととか、想像するんだと思う。だけど、別にみんなそんなものだきっと。複雑な気持ち込みで生きていくもんだ、という言葉には少し救われた気持ちになった。
いろんな人の仕事に対する考え方の本って面白い。麻生さんは仕事はお金じゃないと言っているし、森博嗣は仕事はお金でしかないと言っている。色々比較し、まとめてみたいな。
仕事は社会とつながる手段。その関係の中に、自分の存在が形を持ち始める。働かないと、孤独になる。だけど振り分け先は多い方がいい。仕事が人生の全てではなく要素の1つだから。
Posted by ブクログ
私が今まで頭ではなんとなく思っていて、言葉にできなかった「職業と仕事の違い」を文章でわかりやすく書いてる。
簡単に要約すると、
職業は名詞【医師、サラリーマン、お笑い芸人、編集者、フリーターなど】
仕事は動詞【人を医療によって助けたい、人をギャグで笑顔にしたい、モノを売りたいなど】
詳しいことは著書を読んでほしいが、中高生や将来のなりたい夢について悩んでる人にぜひ今一度自分が何をしたいのかを具体的に考えてほしいと思うし、なりたい自分を探すために大学などで知識を増やしてほしいと思う。
「仕事は選ぶのではなく、仕事が私を選ぶのだ」
「だからなんでもとりあえずやってみる」
「日によって好き嫌いはコロコロ変わる。必ずしも好きを仕事にしなくていい」
「嫌いを仕事にしない方が重要」
仕事だけではなく、すべての事や行動が縁とタイミングだと私は思っているので、仕事に関わらず誘われたらなんでもとりあえずやってみるというのは自分にしっくりきた。
基本的に学生に向けての著書ですが、主婦のわたしもメモをとるくらいにはもう一度仕事について考えるような新書でした。あとちくまプリマーは読みやすい。3.6