【感想・ネタバレ】選ばない仕事選びのレビュー

あらすじ

(1)仕事選びに正解なんてない。仕事に触れ、仕事とは何かを少しずつ知り、自分の好き嫌いや向き不向きを知っていく。でも、何を選んでもたいして変わらない。それを知っていれば、急いで選ばなきゃと焦る必要もなくなるはず。どれを選んでも、多分、だいじょうぶ。 (2)将来のことなんて何も考えず、行き当たりばったりに生きてきて、仕事なんてやりたくないと今でも思いつつ、それでも何となく楽しく毎日を過ごしている僕自身について書こうと思う。仕事や働き方について僕がどう考えているのかを、そして、これまでどんなふうに僕がいろいろな仕事と出会ってきたのかを、君に伝えてみようと思う。もちろん僕だからこうなったわけで、君も同じようになるとは限らない。僕と君とは違う人生を歩んでいるわけだからね。それに、なによりも、大人のアドバイスは真に受けちゃいけないからね。 (3)出会った時が仕事の始まり 世の中にあるほとんどの仕事を僕らは知らない。だから、まだ決めなくていい。 【目次】Ⅰ 仕事について考えてみよう/Ⅱ どうやって仕事に出会うの?/Ⅲ 働かなくても生きていける?

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ちくまプリマーっぽい良い平易さ。子供にいつかこの本に出会って欲しいなと思いました。

選ばない、ということは開かれていることだと自分は解釈しました。その感覚は大事にしたい

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2025年11月10日

Posted by ブクログ

意外と良かった
すらすら読める

印象に残った文は何個かあった。というか、たくさんあった。

◇「社会人」とは
「役割を持った人」

どんな役割を持ちたいか

◇できることをできる限りやるのがプロ

◇仕事とは世界に何かを付け加えること
ほんの少し世界を変えること

その過程でつながりが生まれる

◇仕事は社会とつながるための手段

◇お金は勝手に払われるもの

◇迷ったら、数が少ない方を選ぶ

そのたった3つがほかの20とバランスをとっているから(やりたい理由、やりたくない理由の)


◇仕事をおもしろがること

やってきた仕事はとりあえずやる
おもしろさを見つけていく
おもしろがること

やりたいやりたくないではなく
おもしろがることが仕事とうまく付き合う方法

中・高生はもちろんだけれども、中高年にもよい本と思いました。

なんでもおもしろがりたい。
そういう人生でありたいなと今の感想。

よい本でした。広い視野に立てた感じ。

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2025年10月25日

Posted by ブクログ

好きを仕事にするではなく、嫌いを仕事にしない、とか、どんな仕事、どんな選択にもあとになってから選んで良かったと思えるような出来事があり、逆にどんな可能性を選んでも後悔する、というような話とか。とにかく人に押し付けない本書の姿勢がとても良いと感じられた。

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2025年10月19日

Posted by ブクログ

新しい考え方を知った。腑に落ちる点も多くあった。仕事が自分を選ぶ、発想がなかったなぁ。中高生向けなのに、大人にも、おすすめ。付箋はりはりで読みました。

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2025年11月11日

Posted by ブクログ

読めてよかったです。
中高生向けですが、大人にも合う!と思います。
中でも、頑張りすぎてしまう人に。

ジェンダーとか関係ないかもですが、出産育児を経験した女性の仕事選びの本も読んでみたいと思いました。
身体の変化とケアすべき存在がいる中での仕事はまた違う側面もあるなぁ、と。
大切な部分は共通していると思いますが。

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2025年10月23日

Posted by ブクログ

仕事の責任はいつでも放り投げていいだったり、将来は変わるものだから決めすぎなくていいだったり、タメになる考え方がたくさんあった。こういう大人が身近に一人欲しい。
なんでも真面目に考えすぎると病んじゃうから、人生このくらいでいいんだよな…と思う。

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2025年10月23日

Posted by ブクログ

自分が内定先を選ぶにあたって、本屋を歩き回っていた時に見つけた本。悩みすぎて訳がわからなくなってきていた自分にとって、「選ばなかった方の道を歩んでいる自分が見え隠れする。どこか後悔している気持ちが複雑に混じり合いながら、僕たちは生きていく。」この言葉にはある種救われるような気持ちになった。多分次の会社に入社して、後悔することとかもう1つのことを選んでいた自分のこととか、想像するんだと思う。だけど、別にみんなそんなものだきっと。複雑な気持ち込みで生きていくもんだ、という言葉には少し救われた気持ちになった。

いろんな人の仕事に対する考え方の本って面白い。麻生さんは仕事はお金じゃないと言っているし、森博嗣は仕事はお金でしかないと言っている。色々比較し、まとめてみたいな。

仕事は社会とつながる手段。その関係の中に、自分の存在が形を持ち始める。働かないと、孤独になる。だけど振り分け先は多い方がいい。仕事が人生の全てではなく要素の1つだから。

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2025年11月24日

Posted by ブクログ

私が今まで頭ではなんとなく思っていて、言葉にできなかった「職業と仕事の違い」を文章でわかりやすく書いてる。
簡単に要約すると、
職業は名詞【医師、サラリーマン、お笑い芸人、編集者、フリーターなど】
仕事は動詞【人を医療によって助けたい、人をギャグで笑顔にしたい、モノを売りたいなど】
詳しいことは著書を読んでほしいが、中高生や将来のなりたい夢について悩んでる人にぜひ今一度自分が何をしたいのかを具体的に考えてほしいと思うし、なりたい自分を探すために大学などで知識を増やしてほしいと思う。


「仕事は選ぶのではなく、仕事が私を選ぶのだ」
「だからなんでもとりあえずやってみる」

「日によって好き嫌いはコロコロ変わる。必ずしも好きを仕事にしなくていい」
「嫌いを仕事にしない方が重要」

仕事だけではなく、すべての事や行動が縁とタイミングだと私は思っているので、仕事に関わらず誘われたらなんでもとりあえずやってみるというのは自分にしっくりきた。

基本的に学生に向けての著書ですが、主婦のわたしもメモをとるくらいにはもう一度仕事について考えるような新書でした。あとちくまプリマーは読みやすい。3.6

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2025年11月23日

Posted by ブクログ

中高生向けなので読みやすくて、かつ、啓発的。

「仕事は選ぶな、先のことは今考えなくてもよい」というメッセージは転職が当たり前になったいまの時代だからこそ理解できるし、還暦過ぎた私などは特にそうだよなあ、と思うのだが、では果たして50年近く前の中学生の自分にそれが伝わるかというと、昭和という時代背景もあり、なかなか難しいのではないかと思いました。

「どんな人になりたいのか、どういう風に生きたいのか」が大事というのは確かにそのとおりだけれど、中高生でそういうことを自覚することもまた困難なことだと思う。

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2025年11月12日

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