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もちろん検索はしているし、むしろ検索は上手いほうだと思うけれども、最初から検索することはあまりないように思う。まずはぼんやりと妄想しながら手を動かすところから始めて、やがてあれこれと単語を書き出し、さらに連想を広げて、一見無関係に思われるものを線でつなぎ、また妄想に戻る。自分で書いたもの、描いたもの、ときにはそれを声に出したものに影響されて、それまで考えてもいなかったことが浮かび上がってくる。そうしてようやく僕は検索を始める。(本文より)例えば、「台風一過」と聞いて、一瞬、「台風一家」を想像する人は多いけれど、「台風一家」の家族構成を考え、家族の会話を考え、台風一家ならではの悩みはないだろうかと考えてみる。パソコンの前にしがみつくより、“頭の中で遊ぶ癖”を身に着けよう! 元NHK「中の人」で、作家として活躍中のユルいクリエーターが、発想のヒントを大公開。
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Posted by ブクログ
Audiobook にて。
元NHKのディレクターであり作家である著者。
作家ってどうやってこんなお話をひらめいているんだろう?という疑問は誰もが一度は浮かぶと思う。そういった「頭の柔らかい人」の頭の中を文章化した、というような内容。
次から次へと言葉遊び、妄想を繰り広げてとんでもない発想に行き着く様を見せてくれる。
「与えられた問題に対して質問を持っていく」
クライアントに与えられた問題の答えをただ持っていくのではなく、どうせなら「こちらの方が真の問題ではないですか?」と自分で質問を持っていく方が面白いと言う。
問題に対して答えを探すと、間違えないようにとありがちなアイディアになってしまうので、まず問題自体を疑ってみるというのは新しい視点に感じた。
Posted by ブクログ
アイデアを生み出す思考法を「妄想」と表現しています。
・妄想のルール
・妄想の広げ方
・妄想する具体的な方法
・妄想のアウトプット法
・妄想のアレンジ方法
クリエイターの思考の仕方を詳しく教えてくれているという、凡人にはめちゃくちゃありがたい本です。
妄想術もたくさんあって、常に手を変え品を変えて色々考えてるんだろうなと感心します。
「うぐっ」ときたところ
・面白いと思った記事はすぐに読む(後で読もうとしても読まない)
・すぐに正解を探そうとしない
・苦し紛れに無理やり出す単語こそが、普段の自分にはなかなか見つけられないもの。
・相手の言ったことをメモにするなら、写真を撮るか録音をすればいい。わざわざ手を動かしてメモを取るのだから自分の感情を入れる
Posted by ブクログ
何気に発想法関連の本は初めて読みました。面白かったですね。自分ができるかどうかはさておき、突拍子もないアイデアをぶち上げる人はこんなことを考えているのかと驚きました。
特に面白かった箇所はこの辺です。
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1. アウトプットをしない限り、まだ何ものでもない。だからまずは書いてみる。何も考えずにただ書き始める。ある程度書き散らかすうちに、ようやく自分の書きたかったことが見えてくる
2. 課題に合わせて考えるというよりは、既に頭のどこかにあるアイデアの種を呼び出す感覚に近い。日ごろから種を少しずつ頭の引き出しにしまっておく
3. 最初から対象の企画に役立つものを求めると、せいぜい自分の想像できる範囲の中でしか探せない。何かを面白いと感じたら、役に立つかどうかは気にせずどんどん調べる。その場で読み、メモにする
4. 問題に対して、ただ回答を持って行くなんてつまらない。どうせなら、自分で問題を見つけ出す方が楽しい
5. 話題を楽しくできないなら、見た目や切り口を楽しくする ⇒擬人化、アニメ化、話し手、話し方、場所…。擬人化するときは1人だけにしない。最低限2人に喋らせてみる
6. 駅に貼られている広告ポスターは0.1秒程度しか見られないから、有名タレントを使わずに印象に残すには、色が一番効果的。一瞬で人の記憶に残るのは「色」
7. 自分一人ではなかなか気づくことのできない無意識の言葉を引っ張り出す道具として、点が三つの顔は面白い存在
8. 人の性格は一つだけではない。ときどき僕は、とても明るい乗客としてタクシーに乗ってみたり、気弱なおじさんとしてコンビニでパンを買ったりする
9. ずっと同じことを集中して長く考え続けるよりも、ある程度の間隔をあけて、何度も繰り返し考える方がよい
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なかなか著者のような発想を、自分の仕事(経営コンサル)に活かすのは難しそうだなあとは思いつつも、興味深くはある。何かに活かせないか。アートな感性が求められますね。
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