浅生鴨のレビュー一覧

  • 選ばない仕事選び

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    筆者は、何かいわれるたびに意見をコロコロ変えてしまうので、「あ、そうかも」という口ぐせをペンネーム(浅生鴨)にしてしまったらしい。ばかばかしい人は好きだ。この人がどう仕事について書くのか、俄然興味が湧いてくる。

    感想を書こうとすると、どうがんばってもネタバレになるので、自分に置き換え考えたことを綴ろうと思う。ワークをしてみた。この本に基づいてQを立ててみた。

    Q1.お金をもらっていないけれど、仕事といえそうなことはなにかな?

    詩を書くこと、旅行記をかくこと、楽器を演奏すること、エッセイをかくこと

    Q2.お金をもらっていた仕事で、ただの作業から「仕事」に変化した瞬間はある?

    工作のおね

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    2025年12月02日
  • 選ばない仕事選び

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    ちくまプリマーっぽい良い平易さ。子供にいつかこの本に出会って欲しいなと思いました。

    選ばない、ということは開かれていることだと自分は解釈しました。その感覚は大事にしたい

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    2025年11月10日
  • 選ばない仕事選び

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    意外と良かった
    すらすら読める

    印象に残った文は何個かあった。というか、たくさんあった。

    ◇「社会人」とは
    「役割を持った人」

    どんな役割を持ちたいか

    ◇できることをできる限りやるのがプロ

    ◇仕事とは世界に何かを付け加えること
    ほんの少し世界を変えること

    その過程でつながりが生まれる

    ◇仕事は社会とつながるための手段

    ◇お金は勝手に払われるもの

    ◇迷ったら、数が少ない方を選ぶ

    そのたった3つがほかの20とバランスをとっているから(やりたい理由、やりたくない理由の)


    ◇仕事をおもしろがること

    やってきた仕事はとりあえずやる
    おもしろさを見つけていく
    おもしろがること

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    2025年10月25日
  • 選ばない仕事選び

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    好きを仕事にするではなく、嫌いを仕事にしない、とか、どんな仕事、どんな選択にもあとになってから選んで良かったと思えるような出来事があり、逆にどんな可能性を選んでも後悔する、というような話とか。とにかく人に押し付けない本書の姿勢がとても良いと感じられた。

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    2025年10月19日
  • ぼくらは嘘でつながっている。―――元NHKディレクターの作家が明かす人間関係の悩みが消えるシンプルな思考法

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    面白かった。これは借りるのではなく、買いの本だった。
    あとがきの日付が1582年ってそりゃ確かにこの本では散々人の言うことなど全部嘘なのだということを言われてきたけれど…
    読んで、全部わかった訳じゃない、でもそれは当たり前の話で、自分の真実に取り込めた話と取り込めない話があっただけなのだ、ということなのかな。

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    2024年03月30日
  • 面白い! を生み出す妄想術 だから僕は、ググらない。(大和出版)

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    オーディオブックで

    例えば、電車を待つとき、
    スマホでSNSを眺めるのよりも
    自分の頭の中を検索していくほうが
    おもしろい

    これには同感

    そして私はこの連想妄想ゲームみたいなのが
    けっこう好きなんじゃないか?
    と気づいてしまったから
    ますます脳が休まなくなる

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    2023年09月23日
  • 伴走者 夏・マラソン編

    購入済み

    視覚障害者のスポーツ

    ストーリーのテーマが「視覚障害者のスポーツ」というあまり取り上げられないテーマで、それだけでも興味深いのに、それ以外の読みどころがたくさんあった。この作者の作品を初めて読んだが、構成の巧みさ 登場人物のキャラクターの鮮やかさ 細部に至るまでの表現の切れ味に圧倒された。

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    2023年01月24日
  • ぼくらは嘘でつながっている。―――元NHKディレクターの作家が明かす人間関係の悩みが消えるシンプルな思考法

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    全体の何割が嘘なのか、読んでいるうちにわからなくなるが、読めば読むほどそんなことどうでもよくなる。

    浅生鴨氏が(草河文世氏が?)言うように、事実が事実のまま表現することが不可能である以上、事実を伝えるために嘘は必要不可欠なのだ。

    嘘というと人を騙しているようだが、それは嘘に対する狭い解釈のさらに一部でしかない。

    どうせ嘘しかないのだから、私たちはもっと気楽に他者や世界と繋がっていいのではないか。

    この本文の結びがコロコロと変わる(常体、敬体、べらんめえ)ように、その場その場でコロコロ変わりながらいけばいいのだ。

    という感想を、本当にこの本を読んで得たのかどうか、嘘か誠か、もうよくわか

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    2022年09月22日
  • 面白い! を生み出す妄想術 だから僕は、ググらない。(大和出版)

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    声にだしてハウリング。お風呂、お散歩、血の巡り。ネットで検索できるのは過去のこと。
    それにしても、表紙の男性は顔色が悪すぎる。何故か?妄想してみよう…

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    2020年11月11日
  • 面白い! を生み出す妄想術 だから僕は、ググらない。(大和出版)

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    「妄想術」というタイトルだと、ハウツーにも見えるけど、本著は良質なエッセイだと言って間違いない。

    多分。

    妄想ってすごく面白いし、誰にも迷惑かけないのに、何だかあんまりやるのもなって思ってしまっていた。
    そんな弱腰じゃダメだな。
    浅生鴨さんを見習って、ガンガン妄想して自分の世界や思いを深く広くしていこう。

    妄想こそが私を、そして社会を、世界を動かす原動力なのだ。

    多分。

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    2020年09月25日
  • 伴走者

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    ネタバレ

    「けれども強いから最強なんじゃない。たくさんの弱さを知っているから世界最強なんだ」(315ページ)

    「『弱さのない人は強くなれない』
     そうだ。弱さが俺たちを強くする。弱さを知る者だけが、その弱さを克服できる。たった一つの感覚の代わりに、多くの感覚に頼る力が晴の強さだ。頼れること。それが本当の強さなのだ」(同)

     目が見えない世界で、感覚だけでスキーをするのがどんなに怖いことか。でも、目が見えないはずの晴は怯えない。
     晴と伴走者の涼介が一緒に街を歩いているシーンで、些細な段差で晴がつまずく。一人で歩いているときは気を張っているけれど、助けてくれる人がいるときは、油断してしまうと言う。
     

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    2020年09月07日
  • 面白い! を生み出す妄想術 だから僕は、ググらない。(大和出版)

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    妄想力が高い人の妄想術について。落書き、声に出してみる、人の頭をかりる、人に見せて恥をかく、シンプルな答えを求める、のあたりは本当にそうだなと思った。このアイデアはイケてるぞー、と頭の中で考えているだけではそのアイデアは世の中に存在してないということだし、だいたいは自己満足なものなになっていることが多い。明日からまたやってみよう。

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    2020年09月06日
  • 伴走者

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    ネタバレ

    視覚障害者のパラスポーツを描く。

    夏編:ブラインドマラソンと冬編:ブラインドスキーの2編からなる。

    夏編のランナー・内田は事故による中途失明者。
    冬編のスキーヤー・晴は先天性の視覚障害。

    二人とも全盲光覚なしという、視覚障害としては最重度だが、作中、特に視覚支援学校(盲学校)が描かれる冬編では、視覚障害にもグラデーションがあることがそっと触れられている。

    そしてそれぞれの伴走者には、それぞれの競技に屈折した関わりをもち、かつそれぞれのパートナーと出会うまでパラスポーツにも視覚障害者にも関わりがなかったという共通点がある。

    正直、両編とも半分過ぎくらいで何となく先を予想していて、両編と

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    2020年08月05日
  • アグニオン

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    いままでSFを食わず嫌いしていてごめんなさい。面白かった!
    『反穀物の人類史』とオーバーラップする。

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    2020年02月13日
  • 選ばない仕事選び

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    新しい考え方を知った。腑に落ちる点も多くあった。仕事が自分を選ぶ、発想がなかったなぁ。中高生向けなのに、大人にも、おすすめ。付箋はりはりで読みました。

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    2025年11月11日
  • 選ばない仕事選び

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    読めてよかったです。
    中高生向けですが、大人にも合う!と思います。
    中でも、頑張りすぎてしまう人に。

    ジェンダーとか関係ないかもですが、出産育児を経験した女性の仕事選びの本も読んでみたいと思いました。
    身体の変化とケアすべき存在がいる中での仕事はまた違う側面もあるなぁ、と。
    大切な部分は共通していると思いますが。

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    2025年10月23日
  • 選ばない仕事選び

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    仕事の責任はいつでも放り投げていいだったり、将来は変わるものだから決めすぎなくていいだったり、タメになる考え方がたくさんあった。こういう大人が身近に一人欲しい。
    なんでも真面目に考えすぎると病んじゃうから、人生このくらいでいいんだよな…と思う。

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    2025年10月23日
  • 伴走者

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    「お前は伴走者だ。俺の目だ」
    二人がお互いの信頼を得てここにいたるまでを思うと泣けてきました。
    マラソン編は同年齢の同性の伴走者でしたが、スキー編は女子高生スキーヤーの伴走者で二人の複雑な心境を楽しみました。晴が大会に出て入賞することは叶いませんでしたが、晴が涼介と滑ることが楽しく、涼介も「晴と滑るのは、すごく楽しい」と言葉で言えるまでに変わったことが嬉しく、晴によって涼介が変わっていくところをもっとみたいと思いました。
    多くの障壁を乗り越えて目標に向かっているパラアスリートの姿に感服しました。

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    2025年06月06日
  • 伴走者

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    身障者に対する深い視点と心温まるストーリーに感動した。盲目選手の生き方を通じて、視覚に頼りすぎている自分の脆さにも気づき、他者への思いやりをより深く理解することができた。
    また、物語の中で描かれた「寄り添う姿勢」や「必要以上に気を使わないこと」などが、日常生活においても大切だと感じた。
    この学びを生活に活かし、他者に対する理解と配慮を深めていきたい。

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    2025年02月22日
  • ぼくらは嘘でつながっている。―――元NHKディレクターの作家が明かす人間関係の悩みが消えるシンプルな思考法

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    「嘘=事実ではないこと」と定義すると、人間は外界の事実情報の100%を自分の中に取り込むことができないので全ての記憶や認識は嘘になる。そして取り込む際に100%のうちそぎ落とされる情報は人によって全くと言っていいほど異なる。そのため人の数だけ嘘があり、その嘘から認識しているその人にとっての真実もまた異なる。というところから本書の論は始まる。

    そして私たちがつく嘘は、個々人が持っている異なる世界観の共通認識同士を繋ぐための変換ツールである。と、僕は解釈しました。

    少し脳科学っぽい要素もありながら全体的に哲学チックな内容でしたが、文章が面白くて非常にとっつきやすく読みやすかったです。後半になる

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    2023年07月09日