浅生鴨のレビュー一覧

  • 選ばない仕事選び

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    こういう本を待ってました。仕事の「できる・できない」と、あなた自身の価値には何の関係もない。仕事を生きる理由にしない。もっとひょうひょうと、流されるままに楽しもうという気持ちになる。

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    2025年12月16日
  • 選ばない仕事選び

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    優しい言葉なんだけど、じんわりと「仕事」に対するメタ認知を強化できる本

    対象年齢は低め、中高生に向けて書かれているのだが、「仕事と作業の違い」等、ところどころでハッとさせられる文章もあった。現代を生き抜くうえで必要な「あ、そうかも」が詰まっていた。

    この本を読むと『この世にたやすい仕事はない』の解像度もまた上がる気がする。仕事がテーマの本はあまり読めてないのだけど、『舟を編む』や『半沢直樹』みたいなスタンスからもう少し肩の力抜いて、人生を大切にしながら仕事も楽しんでいこうかという方向に世の中がシフトしていっているのかもしれないなあ。

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    2025年12月09日
  • 選ばない仕事選び

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    筆者は、何かいわれるたびに意見をコロコロ変えてしまうので、「あ、そうかも」という口ぐせをペンネーム(浅生鴨)にしてしまったらしい。ばかばかしい人は好きだ。この人がどう仕事について書くのか、俄然興味が湧いてくる。

    感想を書こうとすると、どうがんばってもネタバレになるので、自分に置き換え考えたことを綴ろうと思う。ワークをしてみた。この本に基づいてQを立ててみた。

    Q1.お金をもらっていないけれど、仕事といえそうなことはなにかな?

    詩を書くこと、旅行記をかくこと、楽器を演奏すること、エッセイをかくこと

    Q2.お金をもらっていた仕事で、ただの作業から「仕事」に変化した瞬間はある?

    工作のおね

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    2025年12月02日
  • 選ばない仕事選び

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    ちくまプリマーっぽい良い平易さ。子供にいつかこの本に出会って欲しいなと思いました。

    選ばない、ということは開かれていることだと自分は解釈しました。その感覚は大事にしたい

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    2025年11月10日
  • 選ばない仕事選び

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    意外と良かった
    すらすら読める

    印象に残った文は何個かあった。というか、たくさんあった。

    ◇「社会人」とは
    「役割を持った人」

    どんな役割を持ちたいか

    ◇できることをできる限りやるのがプロ

    ◇仕事とは世界に何かを付け加えること
    ほんの少し世界を変えること

    その過程でつながりが生まれる

    ◇仕事は社会とつながるための手段

    ◇お金は勝手に払われるもの

    ◇迷ったら、数が少ない方を選ぶ

    そのたった3つがほかの20とバランスをとっているから(やりたい理由、やりたくない理由の)


    ◇仕事をおもしろがること

    やってきた仕事はとりあえずやる
    おもしろさを見つけていく
    おもしろがること

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    2025年10月25日
  • 選ばない仕事選び

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    好きを仕事にするではなく、嫌いを仕事にしない、とか、どんな仕事、どんな選択にもあとになってから選んで良かったと思えるような出来事があり、逆にどんな可能性を選んでも後悔する、というような話とか。とにかく人に押し付けない本書の姿勢がとても良いと感じられた。

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    2025年10月19日
  • ぼくらは嘘でつながっている。―――元NHKディレクターの作家が明かす人間関係の悩みが消えるシンプルな思考法

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    面白かった。これは借りるのではなく、買いの本だった。
    あとがきの日付が1582年ってそりゃ確かにこの本では散々人の言うことなど全部嘘なのだということを言われてきたけれど…
    読んで、全部わかった訳じゃない、でもそれは当たり前の話で、自分の真実に取り込めた話と取り込めない話があっただけなのだ、ということなのかな。

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    2024年03月30日
  • 面白い! を生み出す妄想術 だから僕は、ググらない。(大和出版)

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    オーディオブックで

    例えば、電車を待つとき、
    スマホでSNSを眺めるのよりも
    自分の頭の中を検索していくほうが
    おもしろい

    これには同感

    そして私はこの連想妄想ゲームみたいなのが
    けっこう好きなんじゃないか?
    と気づいてしまったから
    ますます脳が休まなくなる

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    2023年09月23日
  • 伴走者 夏・マラソン編

    購入済み

    視覚障害者のスポーツ

    ストーリーのテーマが「視覚障害者のスポーツ」というあまり取り上げられないテーマで、それだけでも興味深いのに、それ以外の読みどころがたくさんあった。この作者の作品を初めて読んだが、構成の巧みさ 登場人物のキャラクターの鮮やかさ 細部に至るまでの表現の切れ味に圧倒された。

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    2023年01月24日
  • ぼくらは嘘でつながっている。―――元NHKディレクターの作家が明かす人間関係の悩みが消えるシンプルな思考法

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    全体の何割が嘘なのか、読んでいるうちにわからなくなるが、読めば読むほどそんなことどうでもよくなる。

    浅生鴨氏が(草河文世氏が?)言うように、事実が事実のまま表現することが不可能である以上、事実を伝えるために嘘は必要不可欠なのだ。

    嘘というと人を騙しているようだが、それは嘘に対する狭い解釈のさらに一部でしかない。

    どうせ嘘しかないのだから、私たちはもっと気楽に他者や世界と繋がっていいのではないか。

    この本文の結びがコロコロと変わる(常体、敬体、べらんめえ)ように、その場その場でコロコロ変わりながらいけばいいのだ。

    という感想を、本当にこの本を読んで得たのかどうか、嘘か誠か、もうよくわか

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    2022年09月22日
  • 面白い! を生み出す妄想術 だから僕は、ググらない。(大和出版)

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    声にだしてハウリング。お風呂、お散歩、血の巡り。ネットで検索できるのは過去のこと。
    それにしても、表紙の男性は顔色が悪すぎる。何故か?妄想してみよう…

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    2020年11月11日
  • 面白い! を生み出す妄想術 だから僕は、ググらない。(大和出版)

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    「妄想術」というタイトルだと、ハウツーにも見えるけど、本著は良質なエッセイだと言って間違いない。

    多分。

    妄想ってすごく面白いし、誰にも迷惑かけないのに、何だかあんまりやるのもなって思ってしまっていた。
    そんな弱腰じゃダメだな。
    浅生鴨さんを見習って、ガンガン妄想して自分の世界や思いを深く広くしていこう。

    妄想こそが私を、そして社会を、世界を動かす原動力なのだ。

    多分。

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    2020年09月25日
  • 伴走者

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    ネタバレ

    「けれども強いから最強なんじゃない。たくさんの弱さを知っているから世界最強なんだ」(315ページ)

    「『弱さのない人は強くなれない』
     そうだ。弱さが俺たちを強くする。弱さを知る者だけが、その弱さを克服できる。たった一つの感覚の代わりに、多くの感覚に頼る力が晴の強さだ。頼れること。それが本当の強さなのだ」(同)

     目が見えない世界で、感覚だけでスキーをするのがどんなに怖いことか。でも、目が見えないはずの晴は怯えない。
     晴と伴走者の涼介が一緒に街を歩いているシーンで、些細な段差で晴がつまずく。一人で歩いているときは気を張っているけれど、助けてくれる人がいるときは、油断してしまうと言う。
     

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    2020年09月07日
  • 面白い! を生み出す妄想術 だから僕は、ググらない。(大和出版)

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    妄想力が高い人の妄想術について。落書き、声に出してみる、人の頭をかりる、人に見せて恥をかく、シンプルな答えを求める、のあたりは本当にそうだなと思った。このアイデアはイケてるぞー、と頭の中で考えているだけではそのアイデアは世の中に存在してないということだし、だいたいは自己満足なものなになっていることが多い。明日からまたやってみよう。

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    2020年09月06日
  • 伴走者

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    ネタバレ

    視覚障害者のパラスポーツを描く。

    夏編:ブラインドマラソンと冬編:ブラインドスキーの2編からなる。

    夏編のランナー・内田は事故による中途失明者。
    冬編のスキーヤー・晴は先天性の視覚障害。

    二人とも全盲光覚なしという、視覚障害としては最重度だが、作中、特に視覚支援学校(盲学校)が描かれる冬編では、視覚障害にもグラデーションがあることがそっと触れられている。

    そしてそれぞれの伴走者には、それぞれの競技に屈折した関わりをもち、かつそれぞれのパートナーと出会うまでパラスポーツにも視覚障害者にも関わりがなかったという共通点がある。

    正直、両編とも半分過ぎくらいで何となく先を予想していて、両編と

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    2020年08月05日
  • アグニオン

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    いままでSFを食わず嫌いしていてごめんなさい。面白かった!
    『反穀物の人類史』とオーバーラップする。

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    2020年02月13日
  • 選ばない仕事選び

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    ネタバレ

    またまた中高生向けですが、真剣に読みました。

    仕事のほうが人を選ぶ、という考え方。

    そして、仕事とお金は関係ないよ、というお話。

    理屈では分かるけれども、

    なかなか現代では持ちにく発想だなーと思いながら、

    でもこれは一人の人のある考えだから、そういう生き方もあるのか、とういことと、

    そういう考えでやってきた人はまあまあいるのかなーとか、

    あとはまあ、とにかく実際に経験することでしか、その真意は分からない気もするけれど、

    どうでしょう。

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    2025年12月17日
  • 選ばない仕事選び

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    新しい考え方を知った。腑に落ちる点も多くあった。仕事が自分を選ぶ、発想がなかったなぁ。中高生向けなのに、大人にも、おすすめ。付箋はりはりで読みました。

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    2025年11月11日
  • 選ばない仕事選び

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    読めてよかったです。
    中高生向けですが、大人にも合う!と思います。
    中でも、頑張りすぎてしまう人に。

    ジェンダーとか関係ないかもですが、出産育児を経験した女性の仕事選びの本も読んでみたいと思いました。
    身体の変化とケアすべき存在がいる中での仕事はまた違う側面もあるなぁ、と。
    大切な部分は共通していると思いますが。

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    2025年10月23日
  • 選ばない仕事選び

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    仕事の責任はいつでも放り投げていいだったり、将来は変わるものだから決めすぎなくていいだったり、タメになる考え方がたくさんあった。こういう大人が身近に一人欲しい。
    なんでも真面目に考えすぎると病んじゃうから、人生このくらいでいいんだよな…と思う。

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    2025年10月23日