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年頃の息子と娘を育てながら平穏に暮らしていた石川一登・貴代美夫妻。9月のある週末、息子の規士が帰宅せず連絡が途絶えてしまう。警察に相談した矢先、規士の友人が殺害されたと聞き、一登は胸騒ぎを覚える。逃走中の少年は二人だが、行方不明者は三人。息子は犯人か、それとも……。規士の無実を望む一登と、犯人でも生きていて欲しいと願う貴代美。揺れ動く父と母の思い――。心に深く突き刺さる衝撃のサスペンスミステリー。
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「望み」
2020年10月9日公開 出演:堤真一、石田ゆり子、岡田健史
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
家族の在り方、それぞれの望みと考えた方がぶつかり合う 読んだ人は自分の家族と当てはめてしまう内容だと思う。 現実に自分の家族がこうなったら…私はどの立場に立つんだろう。
息子の規士が帰ってこなくなった時と 同時に起こった事件で家族が翻弄されていく物語。 その事件の被害者か加害者、それとも… 気になる展開でとてもドキドキしました! そして結果がわかる前までの周囲の対応や視線、 とても辛いものがあった。 何も分かっていないままの憶測で話が進む怖さ、 とても不気味で腹が...続きを読む立ちました。 終始暗い展開が続くので、 元気のあるときに読むことを勧めます。 内容はとても読みやすくて一気読みでした! 面白かった!
とある殺人事件に関わっているとされる行方不明になった息子。息子は加害者なのか被害者なのか。加害者であっても命は助かってほしいと願う母親と、被害者であっても息子が人を殺すはずがないと信じたい父親。劇的な展開はないけどストーリーに没入させられる。
揺さぶられたなー最後までドキドキでどんどん読み進めた。設定が面白すぎる! 悲しい最後しかないのにこんなにも面白いのか。
物語の展開に、胸が締め付けられるような思いが何度もありながら、でも先を読まずにはいられない物語でした。望みとはいったい何だろう、結末を迎えても考えさせられました。息子と対面する両親の姿、妹の姿に涙がこぼれました。読みごたえのある作品です。
2024に読んだ本の中で、1番インパクトがあった本。 父親の心情も、母親の心情も、苦しいくらいに分かり、読み進むのが辛く、息をするのもしんどいくらいだった。 展開が遅々として進まず、蛇の生殺しだったのが、中盤から激流のように流れ出し、クライマックスに。 自分の身に起こったら、と考えて、どちらを選ぶか...続きを読むや、親子間でのコミュニケーションや子供の守り方や教育、様々なことを考えさせられた。
行方不明になっている息子が凶悪少年犯罪に"加害者側"か"被害者側"として関わっている事が判明し、父親、母親、娘(妹)の3人が事件の真相が明かされるまでの間、それぞれが「加害者だとしても生きていてほしい」「自分の息子がこんな凶悪な事件の犯人であるはずがない」と行...続きを読む方不明の息子にそれぞれの望みを抱き、苦しみ、悩み続けるお話し。 かなり重々しい雰囲気ではありながらも、続きがとても気になりスラスラと読めました。 私は子供がいないので親目線で読む事はできませんでしたが、自分の両親が、自分の兄弟がと、また違った目線で「自分ならどう望むだろう」と考えながら読ませていただきました。
切ない。。。
私にも高校生になる息子がいる。。。 私だったら、、、と何度も自問自答しても答えが出ない。読み終えた後も、ずっとモヤモヤとした気持ちがおさまらないが、同世代の子供を持つ親として読んで欲しい一冊だと思う。
自分の家族が殺人の加害者か被害者ならどちらであってほしいか。 もし自分がこの状況に置かれたとしたら、どちらを望むか考えたけど、結論は出なかった。 「望みなき望み」 この言葉に尽きると思う。 とても考えさせられる小説だった。
・斬新な設定のミステリーで、犯人は誰だ?ではなく、この人は犯人か?被害者か?という視点で物語が進んでいく。 ・そして、事件そのものの核心からはずっと離れたところで、当事者家族の、それぞれの心の葛藤や行動が揺れ動いていく様は、どこか現実離れなようでいて、でももしかするとリアルでもある。 ・特に、親目線...続きを読むでその時々の心境を追ってみると、いつかこんなことがあってもおかしくはないし、そうなったら自分ならどちらを「望む」のだろうと考えてしまう。 ・夫婦で、それぞれ何を大切に思い、信じていくのか、またどう心境が変わっていくのかが違うのも興味深い。どちらのパターンも十分ありえるよな、とも思う。 ・そして結末は、予想できなかった。それだけはないだろうと思いながら読み、そして、ちゃんと衝撃を受けた。いわゆる大どんでん返しな結末ではないけれど、それでも十分に衝撃であり、納得感もあり、これしかないよなぁとも思う。 ・親目線で見れたからかもしれないけど、印象に残る名作でした。
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望み
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雫井脩介
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