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戦後の混乱した世相と、その中に生きる人間のひとひとりの苦悩とを、『人生劇場』の尾崎氏一流のユーモラスな筆致で描いた傑作、全4編。
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南総の名家・里見家の二男・弥九郎時蕘(ときたか)は、生来の非力で、うつけ者とそしられたが、14歳で、里見家十三将の筆頭・正木氏を継いで、安房南条の鳥山城主となるや、突然変異で、鬼神のごとき膂力(りょりょく)を発揮して勇名を駛せるが、神通力を喪失したときは、元の非力者に還ってしまい、大正16年、土岐頼春との合戦にはぶざまな敗戦をしてしまう。だが、翌年の合戦には鬼神のごとき膂力を恢復して、一人で50余人を斬って捨て、天下に剛勇ぶりを知られる。……秀吉小田原攻めのかげに盛名を失った里見一族の狂い咲き、正木大膳亮時蕘の数奇な半生を描いた「奇蹟の武将」ほか、珠玉の時代小説集。
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芳土女子大学の学生である佐藤ノミエの綽名は、キャンパス110番という。キャンパスは、校庭の意味。事ある所には、彼女がいつもパトロール・カーのように現れて、あざやかに事件を解決していくからだ。粋で、おしゃれで、冒険好き、行きずりの男の子とのキッスなんかへいちゃらで、適当に正義派で人情家で、気はやさしくて合気道の達人というノミエが、東北出の重タンクを思わせる松子と組んで、手当たり次第に演じるボーイ・ハントのアバンチュール、笑いと涙のタッグ・マッチとは……。青春の息吹にむせる、生きのいい現代娘のスカっと胸のすくような無責任行状記。
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川柳は座右におき、いつも眺めているのがいい。年を重ねるほどに、今までわからなかった句がわかるようになる。こうして面白い句を拾いあげ、掌にためるのがおちぼひろいの楽しみである。ユーモアの達人である著者が、先達の作品から秀句を拾いあげ、掌上で男心や女心の微妙な味わいを楽しんでみる、卓抜エッセイ。
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小説にちりばめた、愛らしくかわいい小物類とおいしい料理。田辺聖子の夢がいっぱいのオリジナル版カラー美術館。きれいな物、おいしい物を手づくりで! ――ゆめゆめしい布の袋、お遊び小もの、ヅカ風お好み焼き、遠くへ行きたい弁当など、各分野の第一人者が実作し詳しい作り方を付けた、田辺作品に登場する手芸と料理。小箱、ペーパーレース、貝、箸枕、人形などの、田辺コレクション。すべての項目に、著者の楽しいエッセイを織り込んで贈る、オールカラーのオリジナル文庫。
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「果歩の悩み、溶かしてやるよ」 人気パティシエ・江竜 司との仕事が決まった、百貨店バイヤーの果歩。 実は江竜は高校のクラスメイトで、仲の良い男友達との初仕事にわくわくする果歩だったけれど…。 なんと自分の誕生日に、恋人の浮気が発覚!その場で”重い”という理由でフラれてしまった。 仕事に打ち込んで忘れようとしたものの、落ち込んでいる果歩の様子にただ一人気づいた江竜は、やさしくキスをしてきて…? 「比べろよ、今までの男と」 聞いたことのない息遣い、見たことのない顔――初めて知る江竜の一面に、果歩はカラダも心もとろとろに溶けてしまい…。 甘い香りに溺れていく、男友達との癒やされラブ第1巻!
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戦国最強と言われた立花宗茂が当主になる前、筑前に感動の青春群像ストーリーがあった。大国に翻弄された若き武将らを描く歴史長編! 関ヶ原の戦いに参戦せずとも、当時最強の武将と謳われた立花宗茂。だがその一世代前、宗茂活躍の礎ともなった若き武将や姫たちがいた。──時を遡ること40年、筑前国の要衝を占める立花家は、「西の大友」と呼ばれる名門であった。大友宗家から立花入りした15歳の三左衛門は、四つ年上の勇将・和泉、三つ上の軍師・弥十郎らと出会う。腕に覚えのあった三左衛門は和泉に打ち負かさられるも、すぐに弟子入り。寡兵で大軍を退けた弥十郎の知略にも驚かされる。また、当主の娘・皐月姫や和泉の妹・佳月らの恋心も絡み、三将の絆は深まっていく。8年が過ぎる。筑前では毛利の調略が進み、諸将が次々に大友を離反。立花家は孤立していく中で家中も毛利派と大友派に分裂する。そしてついに、三将の運命を変える大きな政変が……。
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十年前の世界同時大災害で家族を失った少年・大橋タカヤは、ある日、機械仕掛けの化物と遭遇する。現れた二人の少女が化物と戦うが、二人ともピンチに陥ってしまう。そのときタカヤの力が覚醒し、化物を撃退した。戦闘後タカヤは、大災害が、実は人類に反旗を翻したAIによる侵略だったと知らされる。そして二人の少女は愛華と美帆といい、虚数兵器デイブレイクを用いて機械仕掛けの悪魔――メカニクスと戦う存在らしく……!?
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グリモアコート――日本で誕生した、大和魔女のみが着用することができる最高峰の万能魔法具だ。常夜坂女学院は、大和魔女の素質がある少女が集まる学院である。眩星織音は、とある目的のため、この学院に男であることを隠して入学することになった。しかし、クラスメートの少女・千輪環に、男であることがバレてしまう。幸い、環の協力を得られることになった織音は、学年で一番の大和魔女・若宮の座を目指すが……!?
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神の差配により、罪を犯した者は身体の一部が異形化させられてしまう世界。生まれながらに身体に変異をもつ原罪種として、罪人を捕らえ裁く治安維持組織の職に就く主人公ヨシュアは、みなし子の女の子カナンと共同生活を始める。しかしこれをきっかけに、ヨシュアは避けがたい運命の波に飲み込まれていく。 数年後、成長したカナンは王政打倒を掲げる革命軍に所属することに。革命軍を率いる女性ノアとカナンの友情とその蹉跌、そして暴かれる神の真実。運命に翻弄されながらも真実のために起ち上がった人間たちの戦いは、壮絶なクライマックスへと向かう。
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聖女ルーナは、ラリエント公爵家の長女。不吉な白髪で生まれた彼女は、公爵家伝来の聖力にも乏しく不遇の身。妹のシシリアや冷酷な父親は、ルーナを日常的に虐待。挙句の果てに公爵家の汚職を擦り付け、彼女を断頭台へ送ってしまう。死んだはずのルーナだったが、五年前の過去へ転生! ――しかも覚醒した真の聖力を手に入れて。二度目の人生を生き直すことを決意したルーナの前に現れたのは、王国最恐の王子・アレクシウス!?(1話・2話収録)
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社会のルールはどのように決めるべきか? すべての人が納得できる正義はあるのか? 現代政治哲学の起点となった主著『正義論』を平易に読み解き、ロールズ思想の核心をつかむ! 【本書のおもな内容】 ●「多様性を認めながら対立をなくす」ことのジレンマ ●ロールズが語った正義の構想は綺麗事なのか ●「力こそは正義」は根本的な誤解である ●画期的な思考実験「無知のヴェール」 ●「誰もが納得する格差」はあり得るのか? ●自尊心がなければ自由になれない ●「正義は人それぞれ」と言っていられない理由 ●現代的にアップデートされた社会契約論 ●ロールズがたどり着いた「公正としての正義」 多様性の尊重と対立の回避のどちらかを諦めるのではなく、両方を取るためには、社会の構造(仕組みやルール)についての、何かしらの工夫が必要です。そして、そのような工夫を見つけ出すことこそが、ロールズの課題でした。『正義論』においてロールズが取り組んだのは、まさにこの問題、すなわち、人々が多様なアイデンティティをもっており、正義についても異なる意見を持っている、ということを前提にした上で、それでも正義が成立するとすればどのようなものとなるのか、という問題です。 はたして私たちは、社会の中の答えのない対立を、乗り越えることができるのか。その問題を解く手掛かりが、ロールズの『正義論』の中にあります。これから全四章に分けて、そのことをみなさんと一緒に見ていきたいと思います。――「はじめに」より ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 100ページで教養をイッキ読み! 現代新書の新シリーズ「現代新書100(ハンドレッド)」刊行開始!! 1:それは、どんな思想なのか(概論) 2:なぜ、その思想が生まれたのか(時代背景) 3:なぜ、その思想が今こそ読まれるべきなのか(現在への応用) テーマを上記の3点に絞り、本文100ページ+αでコンパクトにまとめた、 「一気に読める教養新書」です! ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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婚約前提の初顔合わせだというのに、父親譲りの悪役顔の物凄い形相で睨みつけてくる公爵令嬢イザベラ。 そこまで不本意なら断ってくれた方がいいんだけど…思わず失言した貧乏伯爵家の三男ギルは、勢いよくビンタをされてしまう。 しかもギルには、笑顔のひとつも見せないくせに、他の男の前では恥ずかしそうに微笑むってどういうこと!? ある日、平民の少女を空き部屋に連行するイザベラを目撃し、助けに飛び込むと、そこにはイザベラのとんでもない姿が……! こじらせ悪役令嬢イザベラが勘違いをまき散らし、婚約に向け暴走! ハッピー読み切りストーリー!! ※この作品は『悪役令嬢みたいに断罪されそうだったけど、全力で愛されてます! 不幸な運命に「ざまぁ」しますわ! アンソロジーコミック』第5巻収録作品と同一の内容を単話版として再編集したものとなります。
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「リッカルド様は探っている……?」 ビアンキ子爵家長女・フランチェスカは、妹のアレッシアを溺愛する母に虐げられる日々を送る。家庭を顧みない父に代わって懸命に子爵家を支えているけれど、婚約者のリッカルドは何やら子爵家を探っているようで……。 ※この作品は『不幸令嬢でしたが、ハッピーエンドを迎えました アンソロジーコミック5』収録作品と同一の内容を単話版として再編集したものとなります。
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江口夏実、読み切り短編2編を1冊に! 『鬼灯の冷徹』完結から『出禁のモグラ』連載開始までの間に発表した、読み切り『羽人の星』と『ぬえはどうみえる?』の2作品を収録した電子短編集。 『羽人の星』:肥満体型の主人公は、自分が運動しなくても痩せられる星を求めて地球を飛び出し、羽をもつ種族「羽人」が暮らす星に辿り着く。そこで彼が目の当たりにしたものとは――? 『ぬえはどうみえる?』:ありとあらゆる時代に、様々な星に現れる謎の存在・ヌエ。「食べ物という報酬をもらえば、どんなものでも作り出すことができる」と言うヌエに、星々の生き物たちは何を望む。
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「私、実は……あがり症なんですっ……!」 『完璧令嬢』と謳われている侯爵令嬢のキャロット。しかし、実態は極度のあがり症! 周囲に悟られないようにポーカーフェイスを保ってきたが、そのせいで婚約破棄されてしまう。奇跡的に舞い込んだ次の縁談の相手は、由緒正しい生まれで、妖しい美貌をそなえたロジェット公爵! 頑張りの限界を感じたキャロットは、公爵様に秘密を打ち明けてしまうことに──! ※この作品は『不幸令嬢でしたが、ハッピーエンドを迎えました アンソロジーコミック3』収録作品と同一の内容を単話版として再編集したものとなります。
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突然起こる事件、そこに颯爽と現れ、華麗な推理で解決する、名探偵。そのように振る舞う霧ノ宮才華は、僕の先輩だ。しかも財閥のお嬢様で、僕みたいな平凡学生が近づけるような人ではないのに、なぜか僕は先輩の助手にされている。事件現場へ赴き、首を突っ込んでいく中、ついに本物の殺人事件が起こる。 「深き闇の中を彷徨いし謎、この私が白日の下に暴いてみせよう」先輩の推理が閃いても、残念ながら謎は解けない。
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学園生活を安全に送る方法はただ一つ―――… それはワンコ系王子様のフラグを折ること!? 王立学園に通うリリアーナは普通の貴族のご令嬢。 普通の貴族と違うのは 子どもの頃から他人の”フラグ”が見えることだった! 不吉なフラグを折ることで 悪役令嬢にされそうになるイベントをなんとかくぐり抜けていくリリアーナだったが そのせいで王子・レオンハルトに気に入られて、婚約者になってしまう。 そんな学園生活を無事に切り抜けたいリリアーナに さらなる試練が…!? リリアーナ人生最大規模のフラグがみんなに立ってしまい…悪役令嬢として断罪寸前!? 断罪フラグもいりません! 私にだけ見える悪役令嬢フラグ、絶対回避してみせます! まさかのフラグ折り異世界ファンタジーラブ(!?)読み切り。
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魔女アリアハイネは、ある日、森で少年ラヴァリと出会う。魔女狩りに来た彼に才能を見出し、弟子として育成するため、一緒に暮らすために。数年後、美しく成長したラヴァルは、アリアハイネに異常なまでの愛情を示すようになり…!?
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圧倒的に強い力でねじ伏せられてぐちゃぐちゃにされたら今だけは、 みっともなく泣いても「弱い」と馬鹿にされずに済むだろうか―― パワハラで突然のリストラ、妻には離婚を切り出され、再就職先も見つからないのに プライドも捨てきれない”詰んでる”おじさん、和田。 安アパートの隣人・キクチのようなナメた態度を取る若者にイライラしっぱなしだが、 キクチは和田のような男を「ぐちゃぐちゃに泣かせたくなっちゃう」と言い放ち……!? 「さびしい」と言えないのは、強い男でいたいから? 男に抱かれてすがりたくなるのは、弱い男になってしまったから? すべての”強くあるべき男たち”の、屈服と救済の愛!
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昭和14年、日米開戦2年前。険悪な状況のなかで、第6回日米学生会議が開かれた。日本からは、各大学から男女あわせて48名の大学生が参加。宮澤喜一、奈良靖彦、苫米地俊博、山室勇臣ら参加学生は、巨大な国・アメリカに何を見たか。戦争を超え、国境を超えた真の友情を描く大型ノンフィクション。(講談社文庫)
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「11歳の時、私はなぜ、“この作品には何かがある”と直覚したのだろう。最近になってやっと、その正体が見えてきた」。『赤毛のアン』には、「幸福(しあわせ)」とは何か、その秘密が隠されている。「仮想」「受容」「奇蹟」「ひたむきさ」「偶有性」「セレンディピティ」……。茂木健一郎が読み解く「幸福論」(講談社文庫)。
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「もう家族なって、いらない!」代々、精霊召喚のスキルを得てきた伯爵家の令嬢ファルマは、10歳になり蟲使いのスキルを得たことで、両親から失望され幽閉される。その後、農家の主婦だった前世の記憶と本から得た知識を元に、家からの脱走資金を貯めるために野菜作りを始めるが? 幸せになるために、家を捨て自立を目指す元伯爵令嬢の愛と勇気のラブ・ファンタジー!(第1話「家からの脱出」を収録)
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