Posted by ブクログ
2018年10月21日
ケント・ギルバート氏による中国と韓国の批判本。記述が詳しく、根拠まで詳細に記している。よく調べていると思う。説得力ある。以前、サンデーモーニングに出ていた時は、左翼的発言が多かったように思うが、今は全く逆で真っ当な発言をしている。参考になった。
「文化大革命のおかげで、儒教の中心となる「仁義礼智信...続きを読む」などの優れた部分は破壊され、文革後の中国人からは、すっかり抜け落ちてしまいました。その結果、中国人は極端な拝金主義に陥るのです」p19
「(父親の詐欺を訴え出た子供に孔子は)私の村では正直とは、この事例とは違います。父は子のためには罪を隠してかばい、子は父のために罪を隠してかばうものです。この罪を隠すことのなかにこそ、正直の精神があるのです。(文化大革命のなかでも生き残った中国人の考え方)」p24
「中国人が、国際法という公のルールを守ることよりも、「自国だけの利益」を、いや、実際には共産党幹部や軍の将軍が、「自分とその一族の利益だけ」を守ることの方が重要だと考えているからです」p25
「中国人は詐欺やペテンでも「騙すより騙される方が悪い」と考えます。弱肉強食の厳しい世の中を生き残るためなので、嘘をつくことに罪悪感など持っていられないのです」p47
「(CIAが毎年発行する「ザ・ワールド・ファクトブック」)成立時から現在まで一度も滅ぶことなく継続している「世界最古の独立国家」は、実は日本です」p49
「朝鮮戦争で大被害を受けた韓国は、中国に「謝罪と賠償」を求めたことがあったでしょうか。そして中国は韓国に「謝罪と賠償」をしたでしょうか。事大主義のため、強い立場である中国には強気に出られないのです」p88
「日本は韓国併合以来、劣悪だった朝鮮半島の衛生状態を大幅に改善し、一般庶民にまで教育を施し、金銭面その他でも多大な援助を行なってきました。しかし、韓国人は歴史を歪曲し、受けた恩への感謝どころか、日本への批判を続けています」p113
「国家に忠誠を尽くすことは非民主主義的であり、非人間的であり、ファシズムそのものであり、愛国心は悪だなどと思い込んだ国民は、自分の祖国に誇りを持てません。国民の精神が荒廃すれば、その国の衰退は必然です」p146
「安保法案にしても、これが成立すると困る国家が日本の近隣に存在します。その国家の意図を汲んだ「反日勢力」が、放送局をはじめとする日本のメディアを内部からコントロールしている疑いが濃厚なのです」p183
「(沖縄)反基地勢力のなかの急進的左派には、中国人や韓国人と見られる人物も確認されています。彼らは日本国内を混乱させる目的を持った工作員と見て間違いないでしょう。日本にはスパイ防止法がないため、やりたい放題です」p188