一ノ瀬泰造の作品一覧

「一ノ瀬泰造」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • 地雷を踏んだらサヨウナラ
    戦争の最前線に飛び込んだ、戦場カメラマンの生々しい手記と写真の数々。
    常に銃弾や砲弾が飛び交う戦場と、ふとした瞬間に年相応の若者らしい顔を見せる兵士達と、戦争が日常の一部と化した国で生きる人々を撮った写真の迫力は凄まじい。
  • 地雷を踏んだらサヨウナラ
    私がこの本で一番興味をひかれたのは、銃弾飛び交う中で撮影された緊張感あふれる写真ではない。カンボジアの風景のようにおおらかな泰造さんの独特の文章でもない。
    では何が一番良かったかと言えば、時折挟み込まれる泰造さんと母親との手紙のやり取りだ。
    母親の手紙を読むと、自由にふるまう泰造さんを好きなようにさ...続きを読む
  • 地雷を踏んだらサヨウナラ
    エッセイというのか分からないけれど。

    ひょうひょうとしているのに、楽しそうなのに、どこか読んでいて悲しい。
    親御さんの気持ちが分かるからだろうか。当人の押さえきれない夢を感じるからだろうか。

    その後のカンボジアを思うと、何を目指して戦っていたのか、とまた悲しくなる。
    ポル・ポトを考えると、先生は...続きを読む
  • 地雷を踏んだらサヨウナラ
    日記と書簡中心で、いろんな人に同じエピソードを書いておりダブりがあるものの、文章が軽妙かつ臨場感があるのであまり気にならず。母親からの書簡は泣かせますね。結局、ロンノル政権軍とクメールルージュの最前線であるシェムレアプから、クメールルージュ支配下のアンコールワットに入ろうとして、処刑されてしまったら...続きを読む
  • 地雷を踏んだらサヨウナラ
    戦地でも、その土地全部が戦争しててどこもかしこも危ないわけではない。戦争中であっても、そこに住んで生活する人たちがいる。子供は遊ぶし、料理屋も営業する。当たり前なんだろうけど、そのことに気づかされた。いつ、死んでもおかしくない生と死が隣り合わせの中で、写真を撮る。いつ地雷を踏むやも知れない。さっきま...続きを読む

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