市民作品一覧

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  • 一流のふるまい日本語編 美しい言葉えらび入門 人間力を上げる敬語力
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    一流のふるまいを基本から丁寧に、伝統のこころから説く大好評シリーズ第三弾! <本文より>  私達が普段、無意識に使っている言葉にも、古典の伝統は息づいています。それを意識して使う時こそ言葉の重みを感じ、深みも増すものです。接客用語のようにただマニュアル通りに形ばかりの丁寧な言葉を使うのではなく、相手を思うこころが根底にあって、そのこころを言葉という形に変える事が大切なのだと思います。人は何気ない時、何気ない言葉からこころの優しさを感じるものです。こころあっての言葉、美しい言葉は飾りたてた言葉を言うのではありません。 (中略) 日本語は難しい…という概念を外していただき、普段使いのシンプルな言葉の中にふっくらとしたこころが宿り、明かりが灯るように感じていただければ幸いです。 <目次> 「花笑みの言葉」と「ことだま」 ●第一章 敬語と挨拶はじめの一歩 もう一度敬語のおさらい 丁寧語 尊敬語 謙譲語1 謙譲語2 美化語 コンビニ敬語・接客敬語 押さえておきたいあいさつ言葉 ●第二章 その言葉にご用心 言葉は正しく使いましょう ぼかす言葉~あいまいにぼかす 「~させていただく」は取扱注意 大丈夫です 「~していただく」の過剰使用と使用上の注意 言葉の算数 足し算・引き算 「ら抜き」言葉 「れ足す」言葉 「さ入れ」言葉 「だ抜き」言葉 ●第三章 市民権を得た造語と若者言葉 市民権を得た造語 今どきの若者言葉 ●第四章 もう迷わない 言葉の違いと意味 正しく覚える言葉の意味と使い方 本当はこんな意味 漢字の変換要注意 間違っている慣用句 どちらを使えばいいのでしょうか? 似ている言葉 ●第五章 素敵な日本人であるために 言葉と文化で日本を知る 暦にまつわる言葉 四季を彩る美しい言葉 二十四節気 日本の色 言葉の意味を知るこころ <著者> 小柴 皐月(こしば さつき) 東京都中央区入船町に生まれる。筝曲演奏家 伝統文化コーディネーター。幼少より生田流筝曲を習い国際的に演奏活動を行う筝曲家。小中高校の芸術鑑賞教室では邦楽アンサンブル猫勧進として20年にわたり200校以上の学校を訪問して約10万人の児童生徒に邦楽の魅力を届けている。 世界首脳会議、サッチャー元首相、ブータン国王など国賓来日のレセプションなどで演奏を担当。伝統文化コーディネーターとして国内数々のイベントにて「和の文化」の紹介普及活動にも取り組んでいる。 ★impress QuickBooks(R)は、気軽に電子書籍を楽しんでいただきたいという想いから生まれた電子専門レーベルです。
  • 一流のマナー入門4冊セット 日常生活編・ビジネス編・日本語編・男子力編
    5.0
    Kindleストアトップ10入りするなど大好評の『一流のふるまい日常生活編 美しい所作とマナー入門 自分を変える和の礼法』をはじめ、同シリーズ4冊を1冊にまとめました。表面的な形だけでなく、その根拠や成り立ちをふまえ、心から学べるシリーズです。 "時代が流れても変わらないのは相手を思う「心」です" <目次> ●日常生活編 美しい所作とマナー入門 自分を変える和の礼法 一章 知っていると恥をかかない基本の所作 二章 贈り物には気持ちを添える 三章 誰にも聞けない訪問の心得 四章 身だしなみレッスンで自分磨き ●ビジネス編 美しい所作とマナー入門 一瞬で信頼をつかむ 一章 社会人としての心構えと自覚 二章 相手の心をつかむ会話とあいさつ 三章 取引先との信頼を築く接客対応 四章 毎日のオフィスの心得 五章 仕事を円滑に進める気配り ●日本語編 美しい言葉えらび入門 人間力を上げる敬語力 一章 敬語と挨拶はじめの一歩 二章 その言葉にご用心 三章 市民権を得た造語と若者言葉 四章 もう迷わない 言葉の違いと意味 五章 素敵な日本人であるために ●男子力編 男の品格入門 仕事も恋愛もワンランクアップ 一章 日本男子のスタイル 二章 日本男子の美しい姿 三章 日本男子の言葉とセンス 四章 日本男子の和の食文化 五章 日本男子の人間関係のつくり方 六章 日本男子、自然を愛でる心を養う 七章 日本男子の正しい生き方 <著者> 小柴 皐月(こしば さつき) 東京都中央区入船町に生まれる。筝曲演奏家 伝統文化コーディネーター。幼少より生田流筝曲を習い国際的に演奏活動を行う筝曲家。小中高校の芸術鑑賞教室では邦楽アンサンブル猫勧進として20年にわたり200校以上の学校を訪問して約10万人の児童生徒に邦楽の魅力を届けている。国賓来日のレセプションなどで演奏を担当。
  • 偽りの保守・安倍晋三の正体
    3.0
    吉田茂を源とする自民党主流の政治を追い続けてきた、毎日新聞を代表する"保守本流"政治記者・岸井と、保守と対峙し続けてきた"市民派"論客・佐高が、「本物の保守」とは何かを語り、安倍晋三とその取り巻きたちの虚妄を鋭く衝く!
  • 稲盛和夫と福島の子どもたち 人は何のために生きるのか(KKロングセラーズ)
    -
    「JALの再建が一段落したら、真っ先に福島に行く」「本書は、2013年7月、京セラの創業者で現名誉会長でもある稲盛和夫氏を招き、盛和塾福島の主催で開催された市民フォーラム『人は何のために生きるのか――大震災・原発被災の苦しみを乗り越えて』と題した稲盛氏の話と、それを聴講したザベリオ学園(郡山市、会津若松市)の小学5年から中学3年までの生徒たちの感想文をまとめたものです」編者・ジャーナリスト 下村満子「まえがき」より。まえがき 稲盛フィロソフィの核心を子どもたちは、まっすぐに心で受け止めた――下村満子、第1部 人は何のために生きるのか――稲盛和夫〔講演記録〕1善いことを思い、善いことを行えば、人生には良い結果が生まれる 2宇宙には素晴らしい愛が充満し、すべてを慈しみ育てていく意志がある 3因果の法則に従うことで好転した私の人生 4「他に善かれかし」と願う一途な思いが強大なパワーを発揮する 5人生の目的は魂を磨くこと 第2部 稲盛和夫先生への手紙――郡山ザベリオ学園小学校(福島県郡山市) 第3部 稲盛和夫講演会に参加して――郡山ザベリオ学園中学校(福島県郡山市) 稲盛和夫氏の講演に子どもたちは感銘を受けました――学園長 守屋博子 稲盛和夫塾長と福島の子どもたちの縁に感謝――学園後援会会長 山口松之進
  • いのちのスタートライン
    4.7
    42歳の働き盛りにあったビジネスマン。多忙な仕事の傍ら、市民ランナーとしてマラソンに勤しんでいた彼を突然襲った睾丸ガン告知、全身転移、そして抗ガン剤の副作用による間質性肺炎の併発。生存率20%以下と言われた死の淵で、彼を奮い立たせたのは、100キロメートルウルトラマラソンに復帰するという、途方もない夢だった。子どもたちの将来、妻の明るく健気な支え、復職への不安……。涙と感動、奇跡のガン生還記。
  • 命の対価 独立系ニュース通信社の使命
    -
    報道によって提供される世界観は、歪んだものになってしまうと言わざるを得ません。日本国民が自衛隊の海外派遣問題やテロとの戦い、または憲法改正など、「この国のゆくえ」に関わる重大な決断を迫られたとき、その判断材料が歪んでいては正しい結論は出せないのです。そこには戦争報道が担う社会的責務のひとつがあると信じています。よく人に言われるのは、「なぜそれほど危険な取材ばかりするのか」とか「命知らずだね」といったものばかりです。しかし私たちにも一定の取材基準はあります。無闇に戦火に飛び込んでいるわけではありません。その基準になるのは少なくてもその現場で一般市民が犠牲になっているかどうかです。市民の立場から伝えるべき現実があるかどうか。そして最終的に取材に行く行かないを決めるのは、記者本人なのです。(第1章より抜粋)

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  • いのちの砦「釜石方式」に訊け 釜石医師会 医療継続に捧げた医師たちの93日間
    -
    巨大地震の直後、「レスキュー機能ゼロ」という状況が訪れることを、私たちは覚悟しなければならない。行政との通信手段が断たれたとき、あるいは行政そのものが動けなくなった時に、一体誰が市民を救うのか?それは一大テーマである。荒野で、弱者、貧者に手を差し伸べられるのは誰なのか。根源的な問いを東日本大震災は突きつけた。本書が追跡したのは、そこだった。そして「レスキュー機能ゼロ」地帯に、果敢に挑んだのが一般社団法人 釜石医師会のドクターたちだった。本書はその記録である。(序章より)
  • いのちのパレード
    4.0
    1巻1,155円 (税込)
    万里は中3、バレー部のセッターだ。エースのセナから、とつぜん「妊娠した」と告白を受ける。セナは、黙って転校していった。市民病院で看護師として働いている万里の母、万里に思いを寄せる勇馬、仕事で忙殺される中で妊娠した勇馬の姉……、みんなの命の物語が並行して進んでいく。万里は修学旅行先の京都で買った土産の小箱を胸に、久しぶりにセナに会いに行く。そして……。
  • 異邦人
    4.5
    選挙違反で逃走中の俺は、ふとした出来心から井須賀市で暮らし始めるが、奇妙な事が起こった。市民が「外の世界」の記憶を失い、町から出られなくなったのだ。なぜ、町は“隔離”されたのか? 時空の歪みがもたらす超常世界と化した地で、異邦人となった俺と市民との不条理極まる戦いが始まった…!

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  • 今を生きる思想 宇沢弘文 新たなる資本主義の道を求めて
    3.3
    ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 約100ページで教養をイッキ読み! 現代新書の新シリーズ「現代新書100(ハンドレッド)」刊行開始!! 1:それは、どんな思想なのか(概論) 2:なぜ、その思想が生まれたのか(時代背景) 3:なぜ、その思想が今こそ読まれるべきなのか(現在への応用) テーマを上記の3点に絞り、本文100ページ+αでコンパクトにまとめた、 「一気に読める教養新書」です! ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■  経済学者・宇沢弘文は、半世紀も先取りして、行き過ぎた市場原理主義を是正するための、新たな経済学づくりに挑んだ。すべての人々の人間的尊厳が守られ、魂の自立が保たれ、市民的権利が最大限に享受できる。そのような社会を支える経済体制を実現するため、「社会的共通資本の経済学」を構築した。  この小著では、経済学の専門的な話はできるだけ避け、宇沢が「社会的共通資本」という概念をつくりだした経緯や思想的な背景に焦点をあててみたい。宇沢が環境問題の研究を始めたのは半世紀も前であり、地球温暖化の問題に取り組んだのは30年あまり前からだった。先見の明というより、問題を見定める際の明確な基準、つまり、思想があったからこそ、これほど早く問題の所在に気づくことができたのである。  ロシアがウクライナに侵略して戦争が始まったとき、欧州のある金融機関が、武器を製造する企業への投資をESG投資に分類し直すという動きがあった。ふつう、ESG投資家は人道主義の観点から、軍需産業への投資には抑制的だ。しかし、アメリカなどがウクライナに武器を供与する現実を目の当たりにして、「防衛産業への投資は民主主義や人権を守るうえで重要である」と態度を豹変させたのである。  ESGやSDGsに先駆けて「持続可能な社会」の条件を探求した宇沢なら、このようなESG投資を認めることは絶対にあり得ない。思想が許さないからだ。「ステークホルダー資本主義」「ESG投資」「SDGs」を叫んでみたところで、一本筋の通った思想がなければ、結局は換骨奪胎され、より歪な形で市場原理主義に回収されてしまうのがオチだ。  資本主義見直しの潮流が始まった直後、世界はコロナ・パンデミックに襲われ、ウクライナの戦争に直面した。危機に危機が折り重なって、社会は混沌の度を深めている。 宇沢の思想に共鳴するかしないかが問題なのではない。生涯にわたって資本主義を問いつづけた経済学者の思考の軌跡は、かならずや混沌から抜け出すヒントを与えるはずである。(はじめに より)
  • 「移民の国アメリカ」の境界:歴史のなかのシティズンシップ・人種・ナショナリズム
    -
    移民史研究の金字塔 本書は、アメリカ社会に深く根を下ろしながらも、「移民」から「市民」へというスキームの外に置かれた人びとの経験を通して、アメリカすなわち「移民の国」という自画像や通説的理解を歴史的に問い直す研究である。 「正しい」国境の越え方、「正しくない」国境の越え方はどう変容してきたのか、米墨国境はどのように主権意識と結びつくようになったのか、それ自体としては勤勉といった美徳として称賛される労働は、なぜ正規の在留資格を欠くという一点において不法就労として白眼視されるのか、ナショナリズムに呪縛されない公正な移民制度とは何か――こうした根本的な問いを立て、アメリカに国境意識が芽生えた20世紀初頭にさかのぼり、国境・主権国家・国民国家の自明性を検証する。非合法移民が問題化される過程を論じるなかで、フィリピン系、メキシコ系、日系、中国系移民らの、それぞれまったく異なる経験と法的・歴史的背景が詳細に綴られ、まさに圧巻である。 アメリカ歴史家協会、アメリカ歴史学会、アメリカンスタディーズ学会ほか主要学会賞を総なめにした、移民史研究の金字塔。
  • 移民の子どもの隣に座る  大阪・ミナミの「教室」から
    4.2
    さまざまな国の人が集まる大阪・ミナミ。日本屈指の繁華街に、移民の子どもを支える市民団体「Minamiこども教室」がある。著者は記者としての取材を兼ね、ボランティアを続けてきた。「移民のルーツをもつ子どもたち」と接するなかで見えてきた「共生」の本質を、多数のエピソードから描く。
  • “イヤな”議員になる/育てる
    -
    1巻1,925円 (税込)
    行政にとって“イヤな”議員は、市民にとっては“いい”議員!? 選挙にかかるカネの話から、当選後の議会での戦い方までを網羅。 “イヤな”=“いい”議員になりたいあなたと、そんな議員を(に)育てたい市民・職員、必携の書! 選挙に勝つための様々な秘策を指南する【選挙編】、結果を引き出す、議員活動のポイントを示す【議員編】、議員とつきあいながら、最高の「イヤな議員」に“育てる”ための【職員編】【市民編】の四部構成! 「議会は無風が一番いい」という行政にとって、与しやすい議員は、市民にとって無用の議員。行政にとって“イヤなところ”を突く議員になってこそ、市民にとって“いい”議員になる。 選挙を知り尽くし、議員としての経験のある著者が、①選挙に勝つための様々な秘策から、②議員になった後、結果を引き出す動き方、③職員・市民の立場から、そうした議員との付き合い方(育て方)までを解説する。
  • 医療経済の嘘
    4.0
    財政破綻後の夕張に医師として赴任した筆者は、夕張市民が笑顔で生活していたことに驚く。その後、夕張および全国のデータさらに医療経済学的知見から見えてきたのは、医療経済の拡大が必ずしも健康と比例しない現実であった。医学的・経済学的な見地から、医療や地域の問題を鮮やかに描き出し、日本の明るい未来への処方箋を提示する希望の書。
  • 医療詐欺 「先端医療」と「新薬」は、まず疑うのが正しい
    3.8
    STAP細胞騒動、終わりなき患者のたらい回し、何を信じてよいのかわからない高度医療の実態……、医療崩壊列島ニッポンで超高齢社会を生き抜くための知恵を、「医療ガバナンスの旗手」が授ける。本当に役立つ医療とは? 医療をダメにする本当の「癌」とは? 患者=一般市民だけが知らない「医療の不都合な真実」を糺す!
  • 医療防衛 なぜ日本医師会は闘うのか【電子特典付き】
    3.5
    情報操作から医療を守れ! 医療の敗北は「市民社会」の敗北だ。海堂尊のベストセラー医療小説『螺鈿迷宮』主人公の医学生・天馬大吉らが日本医師会に乗り込んだ! そこでわかった本当の真実とは……?  ★豪華電子版特典付き! 【電子書籍・共通あとがき】 【著作解説】電子版あとがき『医療防衛 なぜ日本医師会は闘うのか』 付録1【海堂尊・全著作リスト】 付録2【作品相関図】 付録3【桜宮年表】 付録4【「桜宮サーガ」年代順リスト】 付録5【「桜宮サーガ」構造】 付録6【「海堂ラボ」登場人物リスト】 付録7【関連小文索引】
  • 岩手県における生活支援相談員の活動と地域福祉 ―東日本大震災からの10年「誰一人、独りぼっちにしない」
    -
    被災地において、社協職員として市民の生活再建に寄り添う生活支援相談員。本書は東日本大震災で組織された岩手県の生活支援相談員の10年の実践を事例で紹介。今後、他地域でも役立てられるよう、フェーズごとに組織と活動のノウハウを示した。社協、行政職員の必携書。 ※本電子書籍は同名出版物(紙版)を底本として作成しました。記載内容は、印刷出版当時のものです。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。また、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
  • インターネット白書2013-2014
    -
    1996年から続くインターネット白書の最新刊。人々の生活からビジネスまで、あらゆる分野に大きな影響を与えてきたインターネット。その最新動向を36人の識者の寄稿と統計資料で読み解きます。2014年以降はウェアラブルデバイスをはじめ、モノのインターネットが発展するIoT(Internet of Things)、データを使いやすい形で広く流通させるオープンデータや、市民が行政に参加するオープンガバメントの潮流など、これまでにない新しいインターネットの姿を展望します。電子版も発売。

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  • インターネットは言葉をどう変えたか
    3.0
    顔文字、絵文字、アスキーアート、スラング、ミーム…… 気鋭の〈インターネット言語学者〉が軽妙な語り口で紡ぐ、 言葉とコミュニケーションの現在地! 本書は気鋭の〈インターネット言語学者〉が鋭い分析をユーモラスに語った、デジタル時代の新たな言語学への情熱あふれたガイドブックである。 大文字の“LOL”が小文字の“lol”になる過程でどう定義や意味が変化したか、日本で生まれた絵文字がなぜ世界で市民権を得たのか、年代によって句読点の使い方が違うのはなぜか、オンライン上での会話で語尾を伸ばすのはどうしてか(「はい~」「よろしくー」)……など、SNSやチャットなどで使われる、一見無秩序でカオティックな言葉の中にあるパターンや一定のルールをひも解き、人間の言語全般についての理解を深めていく。 また、手紙や印刷機、電話といったインターネット以前のメディアが言葉に与えた影響、方言などの共同体特有の言語とネットワークの関係、スペルチェックなどのソフトウェアがもたらす言葉の変容など、進化しつづけるテクノロジーと言語の変化との関連をさまざまな角度から紹介。 言語は人類にとって最も壮大なオープンソース・プロジェクトであり、インターネットはその言語に急速かつ興味深い方法で変化をもたらしている。オンラインコミュニティ上でおこなわれる会話は、次々に新しいスラングや専門用語を生み出し、目まぐるしいスピードで広まっていく。「弱いつながり」を多く生み出すことで言語の変化を早め、それがハッシュタグや面白動画がバズる現象にもつながっていると著者は述べる。 言葉とコミュニケーションの変容を見つめ、言語が持つしなやかな強さと柔軟さ、そしてなによりも言葉というものの面白さと興味深さを実感できる、革新的で希望にあふれた一冊!
  • インドネシア大虐殺 二つのクーデターと史上最大級の惨劇
    4.3
    一九六○年代後半、インドネシアで二度のクーデターが起こった。事件発生の日付から、前者は九・三○事件、後者は三・一一政変と呼ばれる。この一連の事件が原因となって、独立の英雄スカルノは失脚し、反共の軍人スハルトが全権を掌握する。権力闘争の裏で、二○○万人とも言われる市民が巻き添えとなり、残酷な手口で殺戮された。本書は、いまだ多くの謎が残る虐殺の真相に、長年に及ぶ現地調査と最新資料から迫る。
  • インフラ・イノベーション 強くて豊かな国をつくる日本再生プロジェクト
    3.5
    日本復活の道筋が見えてくる! 先駆的なプロジェクトや新技術の導入が地域社会や産業、経済、文化に大きな構造変化をもたらしている。現地取材から見えてくるのは、国家政策としてのインフラ・プロジェクトのあり方だ。デフレを終わらせ、活力ある日本を甦らせるための政策提言! 市民生活の充実と防災の強化を図り、都市の効率化と地方活性化を目指す。未来に向けた投資で日本を変える!
  • Weの市民革命
    3.9
    トランプ時代、パンデミック、ブラック・ライブズ・マター、大統領選…… いまアメリカで沸きあがる、「私たち」のムーブメント ロングセラー『ヒップな生活革命』の“その先”のストーリー 金融危機後のインディペンデント文化の開花を描いた『ヒップな生活革命』から6年。 その間に出現したトランプ政権を受けて、「消費」を通じたミレニアルたちの運動が活発化した。企業は政治・社会的スタンスを明確にするようになり、「サステイナブル」に一段と取り組むようになった。「ジェントリフィケーション」の波を受けたブルックリンでも、インディペンデントが生き残るための創意工夫がより深化していった。 ……ところに迎えたコロナウイルスとブラック・ライブズ・マター、そして大統領選。 それらは、以前からプログレッシブ(進歩主義的)な市民たちが求めてきた施策をさらに前進させた。「インターセクショナリティ(交差性)」はより強固なものになった。 このプログレスは今後、どこに向かっていくのか。そこには、どんなルーツがあるのか。 こういう時代に「物を買う(消費する)」行為をどう考えていけばいいのか。 共通するキーワードは「We(ウィ)」。いま「私たち」の力は、良くも悪くも、これまでになく大きなものになっている。 アメリカの変化は世界の変化を照らし出す。 20年以上にわたりニューヨークに住み、アメリカ各地を見続けてきたライターが、アメリカで沸きあがる新たなムーブメントのリアルな可能性と希望を、最前線から伝える。 自分以外の誰かのために、声を上げたり、 行動を起こすから、「We」なのだ。(本文より)
  • ウィンザーの陽気な女房たち
    -
    大酒呑みでほら吹きで臆病で女にだらしなく汚職も平気でやってのけ、臆面もない世俗的欲望の追求者フォルスタフ。『ヘンリー四世』で活躍するフォルスタフを気に入ったエリザベス女王が、今度は恋するフォルスタフを観たいと所望したために仕上げられた喜劇、という伝説がある。当時のロンドン近郊を舞台にした現代写実劇に近い市民劇。
  • ウイグル人という罪─中国による民族浄化の真実─
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中国・新疆ウイグル自治区──そこでは今、何が起きているのか。 タクラマカン砂漠、さまよえる湖ロプノール、天山山脈……。ロバ車が行き交うポプラ並木、羊の串焼きの匂い── かつて旅人たちを魅了したウイグルの美しい風景、陽気な人々が今、その地から消されようとしている。 1000万人以上の市民が、街のいたるところに設置された監視カメラで常に見張られている。突然やってきた警官に連行され収監。さまざまな拷問を受け、二度と帰らない罪なき人々。強制労働、不妊手術、臓器を取られる子どもたち…… 同時代に起きていることとは信じがたい、中国による非道な行ないを黙殺していいのか? ウイグルの人たちの証言を漫画でTwitter上に発表し、その作品が各国で翻訳・拡散されている清水ともみ氏の漫画、産経新聞北京支局時代から現地取材を続けるジャーナリスト・福島香織氏のレポートで、ウイグルの人たちが置かれている現状を伝える。
  • Welcome To Dietoroit 1巻
    -
    1~2巻330円 (税込)
    悪魔と人間が共存する都市・デトロイト。デトロイト警察のエクソシストたちは、日々市民と悪魔の共存と平和を守るため奮闘している! 「人探し」のためデトロイトに訪れた少年・モーガン、時を同じくして市内で起こりだした怪事件、唯一の手掛かり「ファマ・グロリオサ」とは…
  • ウクライナ侵攻 『地政学×地経学』の衝撃 ~領土、エネルギー、脱炭素、3つの戦い~
    -
    1巻1,320円 (税込)
    8年間モスクワ駐在した筆者がウクライナ侵攻の衝撃を「地政学」と「地経学」の二つの観点から詳述した必読書!! 本書の内容 ウクライナ侵攻したロシアは世界最大のエネルギー供給国。これに伴い領土を巡る地政学的危機はエネルギーと脱炭素を巡る地経学的攻防に発展。『地政学×地経学』の衝撃は我国の日常生活やビジネスに直接影響を及ぼし続けている。LNG争奪戦と石油を巡る攻防戦、石炭回帰と原発抗争といった「不都合な現実」を冷静に分析し、モスクワに延べ8年駐在した筆者が、領土、エネルギー、脱炭素の3つの視座から侵攻の衝撃と今後の展望を解説。 ウクライナ侵攻を巡り、1.ウクライナの歴史・沿革、2.軍事・安保上の分析、3.侵攻の背景と今後の展望、4.エネルギーや経済的な影響を扱った書籍は多数あり。本書は、上述の1~4の要素の連関から、「領土を巡る地政学上の事象」と「エネルギー・脱炭素の地経学上の攻防」が掛け合わさり、大きな衝撃となっていることを読み解くもの。ロシア市民社会の様相を、侵攻後もロシア人と接触する機会を持つ筆者が考察し、「侵攻後プーチンのロシア」の今後を予測。ロシアはガスと石油の分野では引き続きキャスティングボードというべき隠然たる影響力を保有。脱ロシアが脱炭素を加速するという見解は短絡的。石炭回帰や原発でのロシア依存を再認識させることとなり、脱ロシアと脱炭素が中国へのレアアース依存を強める構造を生み出している。これらの「不都合な現実」を本書ではあぶりだす。
  • ウクライナ・ダイアリー 不屈の民の記録
    4.5
    第一章 恐怖の10日間 ―2022年冬 「君はどうするの?」 ルビコン川 私は当事者だ 「負けると決めつけている」 「我々の土地だ」 ゴーストタウンのオアシス 妻の決断 第二章 独りぼっちの侵攻前夜 ―2021~22年冬 現実を直視しているのか? 頼りになる取材先 「2日で陥落」 「半分殺す」 「準備はできている」のか? これが日本だったら 最後の晩餐 第三章 ブチャの衝撃 ―2022年春 戦争と平和の間 君が正しかった ジェノサイドの現場 恐怖ではなく怒り ママとの再会 祝福は空襲警報 市民の抵抗疑わず 初めて団結した町 瓦礫の宮殿 地下の暮らし 第四章 私の記憶 ―2004~19年 広場を埋め尽くした市民 マイダンを死守した「コサックの伝統」 麻薬と冷笑主義 「反ロ記者」 「私たちを見捨てたのでは」 マリウポリの子供たち 第五章 コサックを探して ―2022年夏 陽気な兵士 泣くほど美味いパン 農業という生き方 敵を笑い倒す 勝利への貢献 ウクライナのレモネード ライフ・ボランティア・バランス 発起人は民間人 「ハッカー」と接触 第六章 民の記憶 ―2022年夏 ママの生家 政治の話はタブー 生存者の証言 くたばるのを見るまで かき消された歴史 最高のコーヒー 一晩で40発 ヴィバルディの響き クールな市長 第七章 パラレルワールド ―2022年秋 ウクライナと日本の距離 初めての楽観 歴史家の疑問 早く帰りたい 第八章 ネーションの目覚め ―2022~23年冬 真っ暗な街 地下室の恐怖 ヘルソン行きの車掌 最年少の閣僚 「日本より進んでいる」 「勝利の世代」 成長した「ハッカー」 二度目の記者会見 もう1つの戦い あとがき
  • ウクライナ日記 国民的作家が綴った祖国激動の155日
    4.0
    ウクライナの国民的作家による「マイダン革命」勃発後半年間の記録と考察。2022年のロシアによるウクライナ侵攻の根源を伝える。世界的なベストセラー小説『ペンギンの憂鬱』の著者であるウクライナの作家アンドレイ・クルコフが、2013年に起きた市民デモ「マイダン(独立広場)革命」の激動の日々――自由を求める市民側と警察や特殊部隊の武力衝突、大統領の国外逃亡、クリミア半島のロシア編入、続く内乱――を一市民の視点から書き留めたドキュメント。池上彰氏のウクライナ解説付。浅田次郎氏推薦。
  • ウクライナの現場から
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ロシアによるウクライナ侵攻間もない2022年3月、著者はウクライナに入国した。 リビウ、キーウ、ブチャ、イルピン。 そこには戦禍により、人生を狂わされた数多くの「一般市民」がいた。 まず命をまもるべきか? あるいは国(民主主義)を守るために戦うべきか? 市民たちの生の声に取材、「戦争のリアル」と「世界の行く末」について 今までの世界各地での現場取材を含め、戦場ジャーナリストが「現場目線」で考える。 ウクライナ現地取材写真を多数収録。
  • うちのママは巡査部長 生活安全課・黒川千明の事件手帖 1
    完結
    -
    DV・ストーカー対策に、少年少女の非行防止。さらには不法投棄の取り締まりまで…!? 市民生活の安全と平穏は、生活安全課のママさん刑事・黒川千明が守ります! ドラマの女王が描く、愛と勇気の女性警察官物語、待望の第1巻発売です!!
  • 宇宙兵志願
    4.2
    22世紀、第三次世界大戦後のアメリカでは、植民星への移住が進む一方、大多数の国民は福祉としに押しこめられ、配給に頼って生活していた。21歳になったアンドリューはそんな荒廃した地球から抜け出すため、北アメリカ連邦軍に志願する。5年間の兵役を終えれば高額の退職金と市民権が与えられ、宇宙に旅立つことも可能になるからだ。だが脱落者続出の過酷な訓練は耐え抜き勝ち取った配属先は、思いもよらぬ場所だった!
  • 腕貫探偵
    3.8
    大学に、病院に、警察署に……突如現れる「市民サーヴィス課臨時出張所」。そこに座る年齢不詳の奇妙な男に、悩める市民たちはついつい相談を持ちかけてしまう。隣人の遺体が移動した? 幸せ絶頂の母がなぜ突然鬱に? 二股がバレた恋人との復縁はあり? 小さな謎も大きな謎も、冷静かつ鋭い洞察力で腕貫男がさらりと解明! ユーモアたっぷりに描く連作ミステリ7編。

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  • 腕貫探偵、残業中
    3.7
    有能な公務員探偵はオフタイムも大忙し! 「市民サーヴィス課臨時出張所」で、市民の相談に乗る腕貫着用の男。明晰な推理力を持つ彼のもとへは、業務時間外も不可思議な出来事が持ち込まれる。レストランに押し入った強盗の本当の目的は? 撮った覚えのない、想い人とのツーショット写真が見つかった? 女教師が生前に引き出した五千万円の行方は? “腕貫男”のグルメなプライベートにも迫る連作ミステリ6編。

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  • ウドの樹木医
    完結
    5.0
    街路樹のパトロール、民間の庭の樹木診断、市民の庭作りアドバイス…。新米樹木医・大木要、今日もがんばります! 知ってそうで良くわからない樹木のことがわかる、ヒーリング・コミック!!
  • 《裏政治と裏科学》でぶった斬る 今後30年、新時代の動向
    -
    時空を超える「高嶋サイエンス」から見えてくる これからの30年、新時代を生きるための基礎! これまでの科学・物理・宗教も終了! 脱物質・脱戦争・脱経済が始まり 1+1=0(無限)世界の構築に向かう 衝撃と評判を呼んだ前作 『知ったらひっくり返る この国《裏政界と裏科学》超奥底の秘密 日本解体を無効化する複合発酵篇』 に続く白熱の対話! ・私の技術では空気から植物が育ちますし、水は100%リサイクルできます。またあらゆる有害物質を全て消せます。その消した水を使えば、米も野菜も全てできることが証明されています。藤原先生と一緒に放射能を消してきましたし、ありとあらゆる重金属も消しましたし、食べ物もつくってきました。 ・なぜそのようなことが可能になるのかといえば、産霊といって、エネルギーがこの世界とあちらの世界を出たり入ったりするからです。その力で、あらゆる物質は消すことができ、あらゆる物質は生むことができるのです。それを色即是空、空即是色といいます。 ・その大もとには、ブラックホールとビッグバンが同じところにあって、終わりが初めで初めが終わりであり、無辺無相であるという宇宙の原理があります。私が実践しているのは、その世界を技術で証明することです。 ・この科学技術を利用して、人類が100億人、180億人地球で生きるのは簡単なことです。水と食料とエネルギーが自給自足できますから、その技術でアフリカや中央アジアや砂漠の真ん中に都市国家を形成することができます。そうすれば、人口が増えても地球上の資源を奪い合って争わなくてもよくなりますし、水と食料とエネルギーがただになって、今の紙幣経済も終わります。 ・もっと大事なことは、これから科学技術を通して、みなさんに生きる楽しみ、喜びを知っていただくことです。 ・この世にはゼロからモノが生まれる瞬間ほど豊かなものはありません。それよりも人間は、目の前でモノが生まれてくる瞬間、有害なものが消えていく瞬間、がんになっても死なないという世界を見た瞬間に、真の喜びや豊かさを感じられるのです。 ・どんなに苦しくても、少し考え方を変えれば、それが喜びに変わってしまうという世界が、科学と技術のハイパー・イノベーションの中に潜んでいます。争うことはよしなさいと言うことも大事ですが、それよりも今の人が喜びや豊かさを見つけることで、争いも自然になくなってくるのではないでしょうか。 ・今回のパラダイムシフトはただ単に政治経済の枠組みの話だけではありません。もっと大きな宇宙観、宇宙がどういうものかという概念の変化から始まります。そうなると、人としては多分生きやすくなると思います。 ・世界の流れの中では、今までは影の政府やディープ・ステート(国家内国家)といわれる、戦争を仕掛ける連中がいました。 ・トランプはアメリカを外から自国内に引っ込ませ、戦争屋を一掃しようとしていますが、同時に本気で潰そうとしているのが、メルケル首相率いる戦争屋・金融屋のドイツと、中国共産党です。ここを放っておくとろくなことがないからです。 ・中国については、今トランプが生き血を抜くようにカネを吸い上げ、向こうずねを蹴飛ばして、共産党を一生懸命ひっくり返そうとしています。イスラエルのために世界が動くことはもうあり得ない。 ・これからあらゆる権威が崩壊し、世界秩序が変わる中で、「こんなはずじゃなかった」と既存の権威にしがみつく人が日本でもかなり出てくると思います。そういう人はそこで一生の時間が止まってしまって、後は何もできなくなります。 ・ただ、今までの常識にしがみつくと非常に苦しくなります。中枢の人間が、戦争や影の政府などのウソを次々と暴露するようになったからです。ウソだらけというのは、政府自体もそうです。 いわゆる国民国家はもう維持できなくなるでしょう。 ・今後、国民国家がどんどん溶けていったら、しばらくは市民経済の時代が来るでしょう。決してウソをつかないシステムが市民の中から出てきた。 ・現在のイタリア、ドイツなどは第1次大戦後にできたので、まだ100年くらいしか経っていません。アメリカ建国も1775年頃ですから、できてから250年弱です。国民国家とはそんなもので、なくなったところで人々は終わりません。 ・創価学会からとてつもないカネを巻き上げた野村秋介は、後藤組が集金したカネの半分を持っていって、カダフィに送りました。カダフィはアングロサクソンのフリーメーソンと戦っていたから、後援資金を送っていたのです。相対をやめれば争いもなくなります。

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  • 運動嫌い!経験ゼロ!でもうまくいく 絶対変わる!ウォーキング&ランニング こんなにいいことがあるからみんなが走る
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「運動なんかしたくない」と思いつつ、みんなが走っているのが気になる。なぜそんなに人気なんだろう――「そんなにいいのかしら」「でもきっといいんだろうな」「確かに運動不足による体の不調を感じる」そんな人は案外多いものです。本書では、プロから市民ランナーまでの指導で人気絶大の金哲彦先生が語る、マラソンの魅力やウォーキング&ランニングの仕方を超初心者のために、雑学や面白いエピソードをイラストをたくさん散りばめて紹介します。まずは「喫煙者」「禁酒したくない」「疲れやすい」「運動経験なし」など個性別に指南。どうすればいいかを具体的に提案します。読み進めるうちに絶対走りたくなるはずですよ。
  • 運命の訪れ 王宮への招待
    5.0
    妹が父親のわからない息子を出産後すぐに亡くなってから十二年。ダレルは妹の遺児フィリップを父親に会わせてやりたい一心でついにその男性を捜し当てた――ヴァレダー州国の国王アレックスを。アメリカの一市民であるダレルが会えるわけもない相手だったが、アレックスが妹のもとに残した指輪が証拠となり、対面がかなった。フィリップの写真をひと目見て我が子と認めた彼から城に招待され、ともに過ごすうちにダレルはアレックスに惹かれている自分に気づく。かつて妹が恋した男性、そして王でもある彼に思いを寄せるなんて。しかも彼はまもなく別の女性との結婚式を控えているというのに。ダレルの心は揺れるばかりだった。★ハーレクイン・イマージュの人気作家たちが毎月お届けしている〈王宮への招待〉も、ご好評のうちに四話目を迎えました。今月は数々の受賞歴を誇るレベッカ・ウインターズがヨーロッパの小国を舞台に、国王とアメリカ人女性の恋を描きます。★
  • 永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編
    4.0
    カントが普通の言葉で語り始めた! 本書で繰り返し説くのは、自分の頭で考えることの困難と重要性。「永遠平和のために」は常備軍の廃止、国際連合の設立を唱え、「啓蒙とは何か」は、他人の意見をあたかも自分のもののように思いこむ弊害を指摘している。他に「世界市民という視点からみた普遍史の理念」「人類の歴史の憶測的な起源」「万物の終焉」を収録。現在でも輝きを失わないカントの現実的な問題意識に貫かれた論文集。
  • 英国経験論とロック哲学
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 人間は白紙(タブラ・ラサ)で生まれ、あらゆる知識は私たちの経験によっているとする立場が、経験論である。特に、英国ではジョン・ロックがその代表的な思想家になる。17~18世紀に、近代哲学の認識論において、経験論と合理論の二大潮流が生まれた。本書は、その経験論をロックの哲学とともに解明する。 【目次】 序 第一章 英国経験論の性格と市民社会の原理 一 英国経験論の性格 二 英国経験論と市民社会の成立 三 市民社会の原理 第二章 近代革命における「自由」と「平等」――その系譜と性格―― 一 序 二 ロックの政治思想 三 独立革命「独立宣言」 四 フランス革命と「人権宣言」 第三章 ジョン・ロックにおける認識の問題――その体系の統一的把握について―― 一 序 二 『自然法論』における認識の問題 三 『政府二論』の基本問題 四 『人間悟性論』の問題性 五 「自然的啓示」と「直接的啓示」 第四章 『寛容に関する書簡』の考察 跋 人名索引 服部 知文 哲学者。専門は、英国経験主義哲学。 著書に、『英国経験論とロック哲学』『青春の虚像』など、 訳書に、J・ロック『教育の関する考察』J・ロック『キリスト教の合理性・奇跡論』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 英語だけでは勝てない 異文化理解をビジネス力とする
    完結
    -
    米英の様相が大きく変わろうとしている今、されど英語であり、異文化理解なのです。 かつて「英語ができれば、それでいいのか!」という題で書いた著作を改めて電子書籍で世に問うものです。ビジネスにおける語学力(英語さもなくば中国語)の重要性が増している今日、語学(英語)プラスのプラス部分の重要性と語学(英語)習得の様々な方法を選択肢として提示しています。 【目次】 電子本のためのまえがき 皆、目先の利益に捉われている 一章 今のままだとあなたや子供は「二級市民」にしかなれない 二章 どこにいても武器になる英語、外国語 三章 決定的に不足しているのはサバイバル能力 四章 一級市民であるグローバル人材になる 五章 はみだしものを育てよう あとがき 二十一世紀の日本に必要な人材は、ハイブリッド(複合型)の日本人 【著者】 津田倫男 企業アドバイザリーで国際ビジネス展開を助言する傍ら、30年に及ぶ国際交流ボランティア活動を行う。出張等で訪れた国は70ヶ国に及び、米国には高校、大学院と併せて8年在住。著作に「仕事ができるのに嫌われない人の思考法」(角川SSC新書)、「十代の留学が子供の未来をひらく」(文藝春秋)ほか
  • 《英雄》の世紀 ベートーヴェンと近代の創成者たち
    4.5
    ベートーヴェンはナポレオン戴冠の知らせを聞いて作曲中の第三シンフォニーの楽譜を床にたたきつけたといいます。「ボナパルト」なるタイトルを持つはずだったこの交響曲は標題をあらため、英雄交響曲《シンフォニア・エロイカ》として発表されました。ナポレオンに落胆したものの、革命の時代に終止符をうつ「英雄」を待望していたのです。 ドイツ人作曲家ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン(1770-1827年)の生きた18世紀から19世紀にかけてのヨーロッパは、革命の進行する激動の世紀でした。この時代の人々にとって、自前の代表者をもちえないドイツですら、「英雄」とは実在する観念でした。どのようにして英雄像はリアリティを持ったのでしょうか。 馬上のナポレオンを目撃したヘーゲル。皇帝となったナポレオンに謁見したゲーテ。 ナポレオンという「英雄」は幻想にすぎなかったのか。ベートーヴェンの生涯をたどりつつ同時代の偉人たちをとおして、「英雄の世紀」を臨場感あふれる筆致で描きます。 西洋史の泰斗が達意の文章でおくる近代創成のロマン!! 【本書の内容】 はじめに 第一章 英雄(エロイカ)の世紀 第二章 啓蒙の賢人から普遍の天才へ 第三章 啓蒙都市民の誕生 第四章 ヨーロッパ国際関係のなかのドイツ 第五章 ナポレオン革命 第六章 ナポレオン・ショック 第七章 市民と英雄 第八章 古典主義からロマン主義へ 第九章 静穏の一八二〇年代 主要参考文献 学術文庫版あとがき 関係年表
  • 疫病2020
    4.3
    1巻1,760円 (税込)
    この“怪物”がすべてを暴いた――。 本書は「この星を支配し続ける人類を脅かす最大の敵はウイルスである」というノーベル生理学・医学賞受賞者ジョシュア・レダーバーグの言葉から始まる。 読み進むにつれ、読者の胸にその意味が迫ってくるだろう。武漢でいち早く“謎の肺炎”をキャッチした二人の医師の運命、翻弄される武漢市民、動き出す共産党の規律検査委員会、そして警察の公安部門。彼らはなぜ肺炎の発生を隠そうとしたのか。 筆者は現地の状況をつぶさに分析しながら、その秘密を暴いていく。武漢に派遣された現役の中国人医師が明かす医療最前線は驚愕の連続だった。暗中模索の中、信じられない方法で医師たちは謎の病と戦った。中国人を救った「5種類の薬品」とは何か。なぜ中国はこの病を克服できたのか。すべてが筆者のペンによって明らかにされていく。 一方、後手、後手にまわる日本と、いち早く的確な対策で国民の命を救った台湾――両者の根本姿勢の違いは、時間が経過するにつれ、信じがたい「差」となって現われてくる。官邸・厚労省はなぜ国民の期待を裏切ったのか。筆者は、政府の足枷となった2つの“障害物”の正体に淡々と迫る。 迷走する安倍政権は緊急経済対策でも国民の期待に応えられなかった。苛立った日本最大の圧力団体の“絶対権力者”が動き、あり得ない逆転劇が起こったことを日本のジャーナリズムは全く報じなかった。その裏舞台が初めて白日の下に晒される。 その時々の筆者自身のツイッターを散りばめ、読者を同じ時間にいざないながら謎を解いていく新しい形のノンフィクション。日本人はなぜこれほどの政策失敗の中でも生き抜くことができたのか。コロナ襲来の「現実」と未来への「教訓」にまで踏み込んだコロナ本の決定版。 ●中国人現役医師が明かす驚愕の医療最前線 ●中国人の命を救った「5つの薬品」 ●武漢病毒研究所、恐るべき杜撰体質 ●中国共産党員が解説する弾圧と隠蔽、全情報 ●国民が知らなかった官邸・厚労省の裏切り ●総理も愕然、創価学会“絶対権力者”の逆襲 ●危険すぎるトヨタの中国への技術供与
  • エゴ・エリス-剣奴の血- 1
    -
    1巻814円 (税込)
    時は、西暦75年。古代ローマ帝国。 円形闘技場に投獄された罪人――アロン。 市民の娯楽として「殺されるべき罪人」であるアロンには、決して死んではいけない、深き業を背負っていた――。 『終のひと』の清水俊が超絶筆致で描く、歴史スペクタクル、開幕!!!!
  • エゴ・エリス-剣奴の血-【単話版】第1話
    続巻入荷
    -
    1~15巻91円 (税込)
    時は、西暦75年。古代ローマ帝国。 円形闘技場に投獄された罪人――アロン。 剣闘士同士の闘いのみならず、 罪人の処刑としても使われている円形競技場は、 市民にとって、一番の“娯楽”施設であった。 しかし、「殺されるべき罪人」であるアロンには、 決して殺されてはいけない、決して死んではいけない、 誰よりも深き業を背負っていた――。 これは、復讐に取り憑かれた一人の男の、 ‶運命〟に抗い続けた物語――。 超絶筆致で描く歴史スペクタクル、開幕!!!!
  • エジプト革命
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「民衆は体制の打倒を望む!」「ムバーラク、バーテル(もう駄目)!」大小様々な「革命」を経験してきたエジプトの近現代史。二〇一一年の革命は、政治の暴力と腐敗に屈しない、宗教者や一般市民による地道な抵抗運動の結実であった。アメリカとの駆け引き、パレスチナ問題への影響。アラブ世界の大国が、新たな国づくりを模索する。
  • SS ~特別高度機動隊員~
    -
    “SS”――それは高度な特殊技能を有する機動隊員のみに与えられる特別な称号。主人公の高良風馬(たから・ふうま)巡査は、アクロバティックな忍者スポーツ「パルクール」を得意とする新人機動隊員。SSに憧れているが、具体的にどうすれば受章できるのか分からない。訓練に明け暮れていたある日のこと、ドローンを扱う班の新人女性隊員・碓氷凛子(うすい・りんこ)がSS候補だという噂を聞きつけて……。「パルクール」で市民の命を救う――新感覚ポリスアクション!!
  • SMアンダーグラウンド
    4.0
    ルーシー・ブラックマン失踪事件により、容疑者として捜査線上に浮かび上がったSM愛好者組織。彼らは若い女性を誘拐し、監禁場所で陵辱の限りを尽くした末、殺害する「スナッフ」フィルムの撮影を準備していた。組織脱退者の告白により暴かれる性的欲望者たちの異様な生態。彼らはごく普通の市民生活を送りながら獲物を待ち構えているのだ。

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  • SDGsがひらくビジネス新時代
    5.0
    SDGsの時代が始まっている。「働きがいも 経済成長も」「ジェンダー平等を実現しよう」など17の目標からなるSDGsに取り組む企業が増えてきた。消費者たちもSNSを通じて自らの価値観を積極的に発信し、企業はその声を無視できなくなっている。そして企業側も、SNSを通じて自らの社会的価値を発信するようになってきた。こうした流れは今、巨大なうねりとなって世界を変えようとしている。経営トップから「SDGs市民」まで幅広く取材し、現代社会が、そしてビジネスがどこへ向かおうとしているのか、鋭く考察。学生からビジネスパーソンまで必読の書!
  • SDGs用語辞典 イラスト・図解でよくわかる! 地球を救う厳選キーワード400
    -
    1巻1,584円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・SDGsの基本 ・17の目標とターゲット ・世界のキーパーソン ・経済の重要ワード この1冊があれば、何でもわかる! SDGsにまつわる400の用語を50音順でわかりやすく紹介。 ■内容 読む前に知っておきたいSDGsの基本 SDGs17の目標 SDGs169のターゲット 用語辞典(あ~わ) 目的別逆引きインデックス ■監修者について 小林 亮(こばやし・まこと) 玉川大学教育学部教授。心理学博士。臨床心理士・公認心理師。 慶應義塾大学文学部卒業。同大学院修士課程(教育心理学)修了後、ドイツ学術交流会(DAAD)奨学生として、ドイツ・コンスタンツ大学にて心理学の博士号を取得。 パリのユネスコ本部教育局でインターンを行う。2003年より現職。日本国際理解教育学会理事。 現在、玉川大学教育学部にてユネスコスクール担当教員としてSDGs指導力育成をめざした教師教育プログラムを開発、実施している。 玉川大学ユネスコクラブ顧問および日本ユネスコ協会連盟評議員として、ユネスコ青少年育成活動に従事、大学ユネスコクラブの全国的ネットワーク化に取り組む。 主な著書に『ユネスコスクール-地球市民教育の理念と実践』(明石書店,2014年)、『世界を変えるSDGs』(あかね書房,2020年)、監修書に『世界でいちばん素敵なSDGsの教室(三才ブックス,2021年)』など。
  • エスニシティ ゼロワン Vol.1
    3.0
    大規模な気候変動の後、人々は悪環境から人類を守るために囲郭都市を作りあげた。そこでは市民は厳格に管理され、少しでも秩序を乱すような者は囲郭都市から追放されてしまう。しかし、追放された人々は空白地帯と呼ばれる外界で生き延び、この世界の在り方に疑問を持つようになった。
  • エセー 1 人間とはなにか
    続巻入荷
    -
    モンテーニュは乱世のただ中に生きたエリートだったが、一市民を自覚してもいた。「エセー」は中庭を見下ろす塔の三階に設けた小部屋で紡がれた自己と人間探求の書だ。全3巻、107章からなる浩瀚なものだが、長年これに親しんだ訳者の手によって、大きなテーマに沿って6割強にあたる章が選ばれ、新たな3冊本としてまとめられた。これによって「エセー」はいっそう身近なものとなったので、読者は興味ある章から読んでいけばいいのである。この巻には「さまざまな手段でひとは似たような結果に行き着く」から巻末の長編「経験について」まで、人間のありようを記した18章を収めた。
  • エックハルト研究序説
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 エックハルトのラテン語著作による初の本格的業績。彼の神論と秘蹟論の中に基本思想を見出し、始原論、存在論、救済論へと考察を展開。 【目次より】 端書 I 序論 1 エックハルトの生涯 2 ドイツ語著作とラテン語著作 3 エックハルト研究の新しい動向 II 原点 1 『命題集へのコラチオ』 2 『命題集へのコラチオ』の解釈の試み 2.1 「本質的属性」と「ペルソナ的属性」 2.2 「測られたる高さ」と「測られざる高さ」 2.3 「不変性」と「可変性」 2.4 「霊的被造物」と「物体的被造物」 2.5 「アクチオ」と「パッシオ」 2.6 「義を齎す恩寵」と「蘇りの栄光」 3 結び III 始原論 1 『三部作』,『創世記注解』と『ヨハネ福音書注解』 2 『創世記注解』における「始原」 2.1 「イデア的理念」 2.2 「知性的存在」 2.3 「永遠と第一の単一の今」 2.4 「存在」 3 『ヨハネ福音書注解』における「始原」 3.1 「理念」 3.2 「知性」 3.3 「存在」 4 結び IV 存在論 1 『パリ討論集』 2 『パリ討論集』における 「存在」 2.1 四つの論証 2.2 形象論 2.3 「存在の純粋性」 2.4 アナロギア論 2.5 トマスの存在概念との比較 3 『創世記注解』 における 「存在」 3.1 神の「存在」 3.2 被造物の「存在」 4 結び V 神認識論 1 『聖アウグスティヌスの祝日にパリで行われた説教』 2 『聖アウグスティヌスの祝日にパリで行われた説教』における神認識論 2.1 「理論的学」,「論理的学」,「倫理的ないし実践的学」 2.2 神認識の三つの方法 2.3 「除去」,「卓越」,「原因」 2.4 「鏡を通して光のうちで」行われる神認識 2.5 「存在」と「徳」 2.6 「修身的徳」,「市民的徳」,「対神徳」 2.7 恩寵の到来する七つの様態 2.8 「愛における激しさ」 3 結び VI 秘蹟論 1 『1294年にパリで行われた復活祭のための説教』 2 『1294年にパリで行われた復活祭のための説教』における秘蹟論 2.1 「熱意をもって聴かれるもの」の条件 2.2 聖体の秘蹟の四つの条件 2.3 「魂の最後の表象からの浄化」 2.4 「自分に固有の弱さの認識」 3 結び VII 結語 後記 参考文献 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 中山 善樹 1950年生まれ。京都大学文学部哲学科卒業。同大学院修士課程修了。アレクサンダー・フォン・フンボルト財団奨励研究員としてケルン大学トマス研究所に研究留学。同志社大学文学部教授。文学博士。 著書に、『エックハルト研究序説』、訳書に、『エックハルト ラテン語著作集(5巻)』K・ラッシュ『神とは何か』など。
  • 江戸時代の「不都合すぎる真実」 日本を三流にした徳川の過ち
    3.0
    天下泰平の世が長く続き、環境にもエコロジー、人情味にあふれる江戸時代を「理想の社会」と憧れる日本人は多いが、はたして本当だろうか? 本書は、「特権階級的に恵まれた江戸市民の暮らし」「鎖国はオランダに騙されただけ」「全国はげ山だらけの自然破壊」など、徳川300年の治世の“不都合すぎる真実”を明らかにする。時代劇や小説で知る江戸時代のイメージが決定的に覆される一冊! 【目次】●プロローグ 「江戸時代礼賛論」を全面的に否定する理由 ●第1章 豊臣の天下はなぜ短命だったのか? ●第2章 関ヶ原で西軍が負けた失敗の本質 ●第3章 世界史から鎖国の原因と功罪を解き明かす ●第4章 徳川家康の祖法を守って「じり貧300年」 ●第5章 「日本は300の国からなっていた」という伝説 ●第6章 武士道とは縁遠い、江戸時代の普通の武士たち ●第7章 江戸時代と現代の北朝鮮はこんなに似ている ●第8章 西郷どんの視点から見た幕末維新
  • 江戸・東京水道史
    3.5
    徳川氏入国以降中心都市となった江戸では、拡大する市街に上水を供するため、すでに独創的な工夫を絶えず続けていた。東京と改まってのち、明治20年の横浜に始まる近代水道は同31年に東京でも通水を開始する。以来日本の首都として急速に発展した東京は、震災、戦災、水害、渇水、地盤沈下、断水と度重なる危機をどう乗り越え、発展してきたのか。家康が家臣に命じ小石川の上水を引いてから淀橋浄水場が「跡地」となるまで、供給側と市民生活の変貌を描く。戦前より長年、東京都水道局で実務に携わった著者渾身の「水道の文化史」。(原本:『水道の文化史』鹿島出版会、1981年刊)
  • NHKスペシャル取材班、「デジタルハンター」になる
    4.6
    新型コロナ禍で現場に行けなくなったNHKスペシャル取材班が、デジタル調査報道でミャンマー騒乱の「真相」を突き止めるまで――。 19歳少女は軍に銃殺されたのか? ミャンマー軍はなぜ暴走したのか? 報道は激動の世界で何ができるのか? NHKの特別調査チームが「オシント(OSINT:Open Source Intelligence)」を駆使した新しい調査報道に挑戦した奮闘記。インターネット上の様々な情報や、SNSに投稿された動画や画像、地図情報や衛星画像など誰もがアクセスできる「公開情報」を使って、「不都合な真実」を暴くことはできるのか? 【本書のおもな内容】 ●ロシア・ウクライナ報道でも注目される「OSINT(オシント)」 ●現地に入らずに取材をする「新しい手法」 ●1000件以上のデータ分析・検証で見えた「真相」 ●「自撮り」でドキュメンタリーを作る ●新型コロナがヒトに感染したのはいつだったのか ●世界中が注目するネット調査集団「べリングキャット」 ●ダイニング・キッチンから「軍の非道」を暴く ●SNSから投稿が突然消えていった背景 ●「4秒に満たない動画」に映っていたもの ●位置情報や衛星画像という「強力な武器」 ●市民への攻撃に使われた兵器を特定する ●元将校たちが明かした「クーデターの真の理由」 ●誰もが「権力ウォッチャー」であるために 【目次】 ■第1部 コロナ禍で模索する国際報道の現場 第1章 誰も現地に行けない…Nスペ「ミャンマー」に辿り着くまで 第2章 OSINTを駆使するデジタルハンターとの出会い 第3章 クーデター発生!「ダイニング・キッチンでの“闘い”」 ■第2部 デジタル調査団結成! オールドメディアの挑戦 第1章 「OSINTチーム」前途多難の船出 第2章 「エンジェルの死の謎」に挑む ■第3部 総勢30人の取材班が結集・奮闘の記録 第1章 オンラインでOSINT技術を学んだディレクターたち 第2章 ウェブサイトとの連動に挑戦 ■第4部 OSINTで軍暴走の闇を暴け! 第1章 未解明の“バゴー事件”の検証 第2章 軍の暴走の背景に何があったのか?
  • 「NHKから国民を守る党」の研究
    3.8
    2019年7月の参議院議員選挙において、一人の新人参議院議員と一つの新たな国政政党が誕生した。 立花孝志議員(当時: 51)と、NHKから国民を守る党である。 立花とN国党の選挙戦略は今までの政治の常識からかい離しており、 支持者以外の一般市民やメディアに大きな衝撃を与えた。 本書では、無視できない大きさになったN国党について、 なぜN国党がここまで伸び、国会で議席を獲得するまでに至ったのかについて正しい知識を提供し、 ユーチューブというテクノロジーを利用して日本の民主主義が生み出したN国党という現象に対してどう対抗していくか、 そして今後出てくるであろうN国党的政治から、どのように自由主義・民主主義を守っていくのかについて、 同じユーチューバーである「えらいてんちょう」氏が分析して示していく。 はじめに 自由主義・民主主義を守るために 第一章 立花孝志の正体とN国党の誕生 第二章 ユーチューブと立花孝志 第三章 N国党を他のカルト団体と比較する 第四章 N国等党は今後どうなっていくのか 第五章 N国党のロジックを党員が激白 終わりに 知性と良心を取り戻すために
  • NHKの自立を求めて 「放送を語る会」の30年
    -
    NHKは誰のもの? NHK職員、市民、研究者、ジャーナリストが問い、提言し、運動し続けた30年のドキュメント。 ジャーナリスト・金平茂紀氏推薦!
  • NPOという生き方
    4.0
    福祉、環境、国際協力、学校など様々な分野に広がるNPO。その活動は、企業や行政の限界を克服し、新たな市民社会の原動力になっている。その一方、机上の理想論、脆弱な組織づくりで失敗するケースも多い。これからのNPOに何が求められているのか。まず独自のミッション(使命)を構築することから出発する、と著者は説く。その具体例として、YMCAや淀川キリスト教病院、さらに、ヤマト運輸の小倉昌男氏が創業した「スワン・カフェ&ベーカリー」の活動を紹介。他に類を見ないオリジナルな発想が求められている。また、マネジメントの視点から、卓越した事業展開、スタッフの人事管理、財務の基盤づくりなど、必要な戦略を解説する。著者は、長年ビジネスの現場に従事していただけに、非営利とはいえ自立できない組織では意味がないことを強調する。豊富な事例と体験が、感動と活力ある世界を描き出す。「もう一つの生き方」を新鮮に提示する意欲作。
  • NPOの活用と実践 夢と志の市民プロジェクトおこし!
    -
    行政でもない、企業でもない第三の勢力・NPO。非営利の市民活動による社会的起業、コミュニティ再建、共生・参加型まちづくり、新事業・雇用創出などのノウハウとマネジメント戦略を、先駆的な米国の事例とともに紹介する。
  • 榎がいた海 駆逐艦榎の最後
    完結
    -
    昭和20年6月、福井県小浜湾で日本海軍の駆逐艦榎が米軍の投下した機雷により大破した。 太平洋戦争末期、悲劇に見舞われた駆逐艦榎と小浜の人々との交流を描いた、戦争を知らない世代へ伝えたい物語。 小浜湾に停泊していた軽巡洋艦酒匂の物語も番外編として収録。『ぼくらの駆逐艦・榎ー戦後70年の証言ー』の続編。 小浜の市民劇団である劇の会「久須夜」(現・劇団久須夜)が昭和54年に上演した演劇『海ゆかば水ずくかばねー悲劇の駆逐艦「榎」ー』を原案とし、駆逐艦榎の元乗組員や戦争体験者の証言をもとに戦時中の小浜の様子を描く。
  • エピデミック
    -
    死に至る重症の肺炎を引き起こす謎の感染症が突如東京からほど近い海辺の町に発生。 感染拡大により医療だけでなく行政、市民生活がきしみ、崩れかける中、フィールド疫学者たちがエピデミックに立ち向かう。
  • エラスムス 闘う人文主義者
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    中世の大ベストセラー『痴愚神礼讃』の名を知る人は多いだろう。ヨーロッパ文化への貢献者に与えられる栄えある賞に今もその名を残す、西洋知性の粋、デジデリウス・エラスムス。宗教改革をはじめ、世俗権力と教会の対立が顕在化し、争いが絶えなかった狂乱の時代を生きた彼は、つねに学問に打ち込み、「何者にもその道を譲らない」という自らの信条が揺るぐことはなかった。派閥に属さない知性的な態度や人間味あふれる魅力的な人柄、「世界市民」としての生き方を、西欧文化を知悉する著者が憧憬をこめて描き出す傑作評伝。 【目次】まえがき/第1章 我、何者にも譲らず/第2章 不信の時代/第3章 変革への底流/第4章 古代へのめざめ/第5章 ふたつの友情/第6章 イタリアへの旅/第7章 ヴェネツィアの印刷業者/第8章 ゆっくり急げ/第9章 『痴愚神礼讃』/第10章 宗教改革の嵐/第11章 嵐のなかの生涯/第12章 自由意志論争/第13章 栄光ある孤立/はしがき
  • LCCがもっと安くなる裏ワザ 格安航空券徹底活用術
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    格安航空会社LCCが日本で市民権を得て5年ほどが経ち、驚くほど安く飛行機に乗れるようになった。ここでは、ただでさえ安いLCCを攻略し、よりお得に利用するテクニックを紹介する! 〈主な内容〉 ●今さら聞けないLCCの基本Q&A ●国内外LCC各社徹底比較 ●絶対押さえたい激安セール ●便利な旅サイト「Traicy」「スカイスキャナー」 ●厳選弾丸ツアー、香港経由2都市周遊ワザ ●国内格安ワザ大阪編・九州編 ●LCCでポイントを貯める、底値を見極める ●オーストラリアのお得ワザ、ヨーロッパのお得ワザ ※本書は『月刊ラジオライフ』(毎月25日発売)に掲載された記事を電子版として再編集したものです。そのため、記述は掲載当時の情報にもとづいています。価格・仕様の変更等が行われていたり、サービスが終了している場合があります。なお、各記事の初出は以下のとおりです。 ・2017年3月号(P107-115) 一部画像の削除等、紙版とは異なる場合があります。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。本書はあくまで報道の見地から「事実」を掲載したものです。「事実」を実際に行い、万が一事故やトラブルに巻き込まれた場合でも、小社および筆者は一切の責任を負いかねます。本書に掲載された情報の取り扱いはすべて自己責任で行ってください。
  • エルドアンのトルコ 米中覇権戦争の狭間、中東で何が起こっているのか
    -
    1巻1,980円 (税込)
    目 次 まえがき 第一章 クーデター未遂事件――二〇一六年七月  1 アルジャジーラによる映像で見るクーデター未遂事件  2 これまでのクーデターとの比較による失敗の原因  3 クーデターの黒幕は誰だったのか  4 クーデター未遂事件直後の弾圧  5 『シュピーゲル』と『ツァイト』による事件の再構成  6 その後も続く報道の弾圧と密告社会  7 亡命トルコ人のインタビュー 第二章 二つのトルコ  1 アタチュルクのトルコ  2 エルドアンのトルコ 第三章 さらに進むエルドアンの強権政治――クーデター未遂事件への序章  1 民主化運動を支援したリベラルなプレス、実業界  2 2・28プロセスを支えたグループへの復讐――軍・司法・市民エリートと教育  3 開発経済による富を分け与える手法  4 民衆の心を惹きつけるマニューバビリティ  5 ネオオスマン主義と「現代のスルタン」への野望 第四章 トルコの外交――冷戦から第二の冷戦へ  1 冷戦時代のトルコと新オスマン主義  2 孤立からの脱却を図って――「トルコ・ロシア・イランの奇妙な三国同盟  3 西側の手からこぼれ落ちようとするトルコ 第五章 米中覇権戦争の中のトルコ  1 現在のトルコ  2 第二の冷戦  3 中国の台頭――経済  4 中国の台頭――軍事  5 米中貿易戦争勃発  6 姿を明確に現した米中覇権戦争 第六章 第二の冷戦が熾烈になる中、トルコで起こっていたこと  1 国内政治  2 外交と経済  3 一帯一路とその先にあるもの――ドルの束縛からの離脱の試み 第七章 これからの世界  1 アメリカ  2 ヨーロッパ  3 ロシア  4 イラン  5 中東  6 アジアと日本
  • ELVISと生きる限り As long as I have you
    -
    1巻1,048円 (税込)
    J‐ELVIS・森泰仁の雄叫びを聞いてみなよ!エルヴィス・インパーソネーター・コンテスト優勝、メンフィス名誉市民賞受賞。暗闇の中でR&Rに憧れ、キングの歌に心を癒された、生まれながらの落ちこぼれ野郎がメンフィスを熱狂させる真実のストーリー。

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  • 冤罪 足利事件 「らせんの真実」を追った四〇〇日
    4.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 DNAの2重らせん構造のように、捜査や鑑定、裁判のミスが複雑に絡み合い17年半もの自由が奪われた冤罪事件。地元紙記者が執念で悲劇の真実に迫った長期連載ルポ待望の書籍化。「菅家さんを支える会・栃木」代表の西巻糸子さんがこれまでメディアに語ることのなかった自身の生い立ちや市民運動に関わるようになった経緯を追録したほか、一審から再審無罪までの各判決要旨や取り調べ録音テープの詳細、警察庁と最高検の内部検証結果を巻末資料に網羅した、裁判員裁判時代の必読書。日本版ピュリツァー賞の第16回平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞受賞。

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  • AIと共生する人間とテクノロジーのゆくえ(Miraikanトークス)
    -
    人の知性はどう変わる? AI(人工知能)に関し、人がどういうふうに関わり、どう使っていくのか。12人の慧眼が照らし出すAI社会の甘夢あるいは悪夢。何か答えを求めるのではなく、議論して探る、それ自体が目的となる会議のありようを模索するアゴラ市民会議。その一環として2019年に実施したイベント「どんな未来を生きていく? ~AIと共生する人間とテクノロジーのゆくえ~」を電子書籍化したものです。※本電子書籍は期間限定価格で配信しております。価格は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。
  • ALS―天国への寄り道―
    -
    1巻990円 (税込)
    毎日のささやかなやりとりが愛しく、恋しい。 妻の死を期してもなお紡ぎ続けられる夫婦の絆のものがたり。 「出すのを忘れただけなの」ときまり悪そうに言う君と、一日遅れの誕生日ケーキを一緒にほおばったこと。 近くのデパートに呼び出されて、少し高いポロシャツを買ってもらったこと。 釣りに行く日には、朝三時に朝食と昼食用の弁当を作ってくれたこと。 たくさんの思い出を、今もはっきりと覚えている——。 不治の病、ALS。徐々に筋力が衰え、体が思う様に動かなくなり、最後には呼吸が止まる。 ある日突然、医師からの宣告で妻の余命は1年未満になった。 唐突に突き付けられた現実と向き合い、抗い続ける中で見えてきた本当に大切なものとは……。 互いに支えあい、どんなに辛くとも前に進む夫婦の姿が描かれる。 〈著者紹介〉 島崎 二郎(しまざき じろう) 1949(昭和24)年、岡山県生まれ。1972(昭和47)年に倉敷市役所に就職。 福祉事務所及び市民課の課長主幹を歴任する。その間に「年金事業への発展に対する功績」が認められ、2004年に社会保険庁長官賞を受ける。

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  • 「おいしい人生」を生きるための授業
    3.8
    同じ生きているなら、まずいものよりおいしいものをいっぱい食べたいですよね。それと同じで、せっかく生まれたのだから、「まずい人生」よりも希望に満ちあふれた「おいしい人生」をおくりたくはありませんか? では、「おいしい人生」をおくるにはどうしたらいいのでしょうか? この本では、各章を“○時間目”としました。1時間目で「おいしい人生」とは何かについて考えていきます。そして、2時間目以降では、もう少し具体的な例をもとにみなさんと一緒に「楽しい人生」を考えていきたいと思っています。(以上、本書「はじめに」より抜粋) 還暦でライフネット生命を開業し、古希で教育界に転身。軽やかにチャレンジを続け、読書家・世界史通としても知られる筆者が、これからの日本を担う世代に向けてやさしく語りかける。「知識×考える力」を磨けば、未来はきっと明るくなる! 将来への希望が湧いてくる4つの特別講義! 【本書の時間割】■1時間目 「幸せってなんだろう?」 ●「人間が生きていくってどういうことだろう?」 ●「僕たちにとって幸せとはどんなもの?」 ●「幸せな人生をおくるには、何をどうすればいいの?」 ■2時間目 「仕事ってなんだろう?」 ●「自分で働いてお金を稼ぐ意味って?」 ●「10年後、社会や仕事はどうなっているだろう?」 ●「仕事はどうやって選んだらいいのだろう?」 ■3時間目 「社会と政治ってなんだろう?」 ●「政府は市民のために何をしてくれるの?」 ●「なんで税金の使いみちが問題になるの?」 ●「政府に任せておけば僕たちは幸せになれる?」 ■4時間目 「勉強ってなんだろう?」 ●「学校の勉強はどんな役に立つの?」 ●「これから僕たちは何を学んでいけばいいの?」
  • オイディプス
    -
    テーバイ王の子オイディプスは、スピンクスを退治してテーバイの王位に即く。初めのうちはきわめて幸福に暮らし、先王の妃イオカステーとの間に二男二女を儲け十数年を経る。ところが突然市に悪疫が流行(はや)り出し、作物は実らず、家畜は倒れ、女は子供を産むことができなくなる。そこで、市の司祭は市民達を引き連れて王に嘆願に来る。先きのスピンクス退治同様、なんらかの方法で今度も市を救ってもらいたいというのである。王自身も前から心配していて、デルポイの神託を伺わせに使いを派遣していた。その報告によれば、「先きに非業の死をとげた先王の仇を打たないかぎり禍(わざわい)はやまない」という。オイディプスはあらゆる手段を尽くしてその犯人を探し出してみせると誓う…自らがその犯人であることを知らずして。
  • 黄金仮面
    4.3
    ある年の春、どこからともなく金製の仮面をつけた怪人物の風評が起こり、東京市民の間で大評判になってしまった。金色燦爛たる怪人は上野公園で開かれていた大博覧会の会場から大真珠を、はたまた日光の鷲尾侯爵邸から国宝級の如来像をまんまと盗み出してしまう。その怪盗にあろうことか娘の不二子が恋情を寄せてしまい、困りはてた富豪大鳥氏は明智小五郎に出馬を要請する。貴重な美術品ばかりを狙う謎の怪盗黄金仮面、その美しくも不気味な仮面に隠された素顔を、名探偵は暴くことができるだろうか? 真に驚嘆すべき傑作に、発表時の雰囲気を伝える吉邨二郎の挿絵を再録した。

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  • 欧州 絶望の現場を歩く―広がるBrexitの衝撃
    -
    1巻1,430円 (税込)
    欧州はいま、混迷の中にあります。英EU離脱と世界経済への影響、テロの多発、バルカン半島から大量に密輸される銃器、難民流入の深刻化など、さまざまな問題が輻輳的に絡み合い、大きな歪みを生じさせているのです。 本書は、イギリス在住のジャーナリストが、欧州で起きている問題の一つひとつの現場を歩き、話を聞き、ルポとしてまとめた1冊です。なぜ英国はEU離脱を選ぶに至ったのか、離脱が世界経済に及ぼす影響、次の離脱が危ぶまれている国はどこなのか、次々と繰り出されるテロの新常態にどのように対処しているのか、政治経済と難民問題を秤にかけざるを得なくなっている政治家たちの苦悩とは――。政府筋、金融シティ、一般市民、難民など、現地徹底取材によって、欧州が抱える問題の本質を探ります。 はじめに 1  EU崩壊の胎動 2  二大政党制の崩壊 3  英国分裂の危機 4  英国人がEUとの離婚を選んだ理由 5  ブレグジットが経済に与える衝撃 6  押し寄せる絶望の難民たち 7  テロ対策の新常態 8  離脱ドミノへの起爆剤、「五つ星運動」 9  拡散するブレグジットの衝撃 10 英国は没落を回避できるか おわりに  <著者プロフィール> 木村 正人(きむら・まさと) 1961(昭和36)年生まれ。京都大学法学部卒。産経新聞大阪社会部、東京本社政治部・外信部を経てロンドン支局長を務めた。国際政治、安全保障、欧州経済に詳しく、現在、ロンドンを拠点に国際ジャーナリストとして活動している。著書に『EU崩壊』『見えない世界戦争―「サイバー戦」最新報告』(いずれも新潮新書)。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『欧州 絶望の現場を歩く―広がるBrexitの衝撃』(2017年1月20日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
  • 欧州のエネルギーシフト
    3.4
    世界の環境・エネルギー政策をリードしてきた感のあるヨーロッパ。だが、実態は、国ごとに事情が異なり、国内にも大きな矛盾や対立を抱えている。風力や太陽光発電をどう普及させるか。原発の廃炉や核のゴミ問題にどう対応するのか。草の根の市民や自治体の動きは? エネルギー革命最前線からの報告。

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  • 欧州分裂クライシス ポピュリズム革命はどこへ向かうか
    3.5
    離脱した英国、極右と戦うドイツ、そして極右政党が台頭するフランス、オランダ、イタリア……。2020年、欧州にいま激震が走っている。現体制の破壊を目指すポピュリズム革命という病が、所得格差の拡大やグローバル化、移民・難民の増加、重厚長大産業の衰退、伝統的な政党に対する市民の不満を「栄養」として、各地で増殖しているのだ。それは、かつての共産主義と同等、いやそれ以上の脅威ともいわれる。在独30年のジャーナリストが、欧州情勢の最前線をリポートし、その深層を読み解く。
  • 王子に捧げる処女 1巻
    -
    「私…まだ…その……経験がないんです」。澄み切ったキレイな瞳、少年のような無邪気な笑顔、細いのにがっしりした身体…これは夢!?憧れのスーパースター「タケル様」が今、私を抱きしめている!地味で冴えない小市民「美希」におとずれた奇跡、絶世の美男子たちが彼女を奪い合う!?ちょっと(…イヤだいぶ(笑))エッチなプリンセスストーリー☆
  • 王の綽名
    3.6
    禿頭王、肥満帝、青歯王、合羽王、長脛王、金袋大公、ドラキュラ公、助平ジジイ……今も伝わる55の王の綽名から、近代ヨーロッパのなりたちがわかる。ゴシップとスキャンダルに彩られた、華麗で野蛮な中世・近世欧州史! 『小説フランス革命』や『ナポレオン』をはじめ、スケールの大きな歴史小説で多くのファンを持つ直木賞作家・佐藤賢一氏が、中世から近世にかけてのヨーロッパの王の「綽名」にまつわる逸話を在位の時代順にひもといていく歴史エッセイ。1話=4ページのエスプリの効いたコラム集という趣きで、寄席の謎解きのように軽妙な語りが時空をまたいで逸話と逸話をつないでく。読んでいるとはっと掌を打ったり、思わず吹き出したり。 本書に登場するのは、9世紀のフランス・ドイツ・イタリアの元となったフランク王国の王から19世紀の二月革命で廃位されるフランスの「市民王」まで56人。北欧のヴァイキングや戦乱やまぬイベリア半島の王も登場し、星雲状態だった中世ヨーロッパがほぼ現在の国々の勢力図になっていくまでの1000年が活写される。残虐非道な謀略、親子兄弟の骨肉の争い、結婚や世継ぎを巡る醜聞、そこにカトリック教会など宗教がからみ、時に100年も続く戦争に発展する。まさに血で血を洗う歴史である。
  • 黄斑変性症 ぼくは自分で治した
    -
    黄斑変性症に悩んでいませんか?それならまず、これを読んでみて ぼくは、難病といわれる黄斑変性症を食生活と生活スタイルを換えるだけで、治療もせずに自分で直しました。その体験をみさなんに伝えます。 【目次】 01. はじめに 02. カメラのピントが合わない 03. 診察までの不安 04. いよいよ診察 05. さてどうする? 06. 日本から貴重な情報を得る 07. 青汁をはじめる 08. ぼくの青汁定番 09. 東京で山口康三さんの本を買う 10. 膨らみが小さくなった 11. 午前中は空腹がいい 12. 乳製品は食べない 13. アルコールはどうする? 14. 水を十分に飲む 15. 食生活スタイルのまとめ 16. 3回目の診察結果 17. 早寝早起き 18. 早起きの徳と早寝のコツ 19. 毎日1万3000歩歩く 20. ぼくはこうして、毎日1万3000歩を達成した 21. 雨にも負けず、風にも負けず? 22. ブルーライトと紫外線から目を保護する 23. 目の体操 24. 目の疲れをとる 25. これまでの効果は? 26. ドイツ人での効果は? 27. 定期的な診察は必要 28. あったかーい枕 29. 目には健康なからだが一番 30. まとめ  食生活まとめ  生活スタイルまとめ 【著者】 ふくもとまさお ジャーナリスト、ライター。ドイツ・ベルリン在住 1985年から在独。そのうち、はじめの6年間は東ドイツで生活 著書に、『ドイツ・低線量被曝から28年 – チェルノブイリはおわっていない』、『小さな革命 – 東ドイツ市民の体験』(いずれも言叢社刊)、『きみたちには、起こってしまったことに責任はない でもそれが、もう繰り返されないことには責任があるからね 「小さな平和」を求めて』(電子書籍)など。 ホームページ:ベルリン@対話工房(https://taiwakobo.de/)
  • 大江健三郎
    4.3
    死と再生、終末と救済を一貫して問い、闘い続ける圧倒的な大江文学。 女性原理を主軸にした長篇二篇に短篇とエッセーで全体像を提示する。 著者による加筆修訂。 [収録作品] 悲しみは人生の親戚――子どもの死に見舞われながら人生の事業に乗り出す女性を描いた長篇「人生の親戚」と汚染させた地球が舞台の近未来SF「治療塔」。 部屋に閉じ籠り<鳥たち>と暮らす青年を描く「鳥」、隣人となった「山の人」の自由への希求が市民たちを戦慄させる「狩猟で暮したわれらの先祖」。他に『ヒロシマ・ノート』より「人間の威厳について」、『私という小説家の作り方』より「ナラティブ・つまりいかに語るかの問題」。 解説=池澤夏樹 年譜=尾崎真理子 月報=中村文則・野崎歓
  • 叢書パルマコン05 大阪時事新報の研究 「関西ジャーナリズム」と福澤精神
    -
    1巻4,620円 (税込)
    明治38年に福澤諭吉が生んだ一流紙『時事新報』の「分身同体」として創刊された『大阪時事新報』。同紙は、大阪発祥の大衆紙『朝日』『毎日』の牙城を脅かす存在とはなり得なかったが、「関西ジャーナリズム」のもう一つの姿を体現していた。啓蒙主義的市民主義を掲げて、関西に市民社会の移入を試みた名門紙の挫折の歴史を追うことで、新聞メディア衰退期の今こそ、その立ち返るべき地点をも逆照射する画期的な関西メディア史。
  • 図説 日本の城と城下町1 大阪城
    3.0
    1巻1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大阪城には、1400年もの歴史が折り重なっている。難波宮、本願寺の前史から、豊臣期、徳川期、市民の手で復興した現在の三代目天守閣まで、数奇な歴史に彩られた城下町大阪の見どころを徹底解説。現地写真のほか古地図や絵図、地形図を駆使して歴史の地層を掘り起こし、町に秘められた物語と痕跡をたどる。城郭を中心に発展してきた町の歴史・文化を探訪するシリーズ第1弾。作家・有栖川有栖氏の巻頭インタビューも収載。
  • 大坂城全史 ──歴史と構造の謎を解く
    -
    かつて浄土真宗の聖地として栄え、織田信長の後を承けた豊臣秀吉、徳川家康・秀忠まで、時の権力者が本拠地として修築を重ねた大坂城。豊臣家の居城として栄華を極めるが、大阪夏の陣で落城。江戸幕府に再築されるものの、幕末には大部分が焼失した。明治以降、大阪市民の支持を得て天守閣が復興、現在まで市民に愛され続けている。長きにわたり権力者たちの興亡の舞台となった名城を、最新の研究成果に基づき読み解く、通説を刷新する決定版通史。
  • お金は君を見ている 最高峰のお金持ちが語る75の小さな秘密
    4.2
    数カ国語で翻訳! 韓国発の世界的ミリオンセラーが日本上陸! 一般市民向けの講座に、感激した人が続出! ネットで拡散されて1000万回以上視聴された 「伝説のお金の授業」を書籍化! とてつもなく貧しい境遇から成り上がり、 韓国人として初めて、 アメリカの外食産業で大成功した希代の起業家が語る お金についての「小さな秘密」とは何か!? そして、お金の持つ「5つの属性」と お金持ちになるための「4つの能力」とは―― 「お金はひとつの【人格体】である。 お金を愛しすぎて家の中に閉じ込めておけば、 お金は機会さえあれば出て行ってしまおうとする。 他のお金に、お金の持ち主がケチだから来るなと言うだろう。 逆に、価値のある所と良いことに使われたお金はその待遇に感動し、 再び他のお金を連れて持ち主を見つける。それがお金の本質だ。」 (本文より) お金の本質を理解することで、必ずお金持ちへの道は開ける。 お金をどのように使うべきか。 お金をどのように使ってはいけないか。 ゼロから本物の富豪になった者だけが知る「お金の特性」を 完全に理解できる新しいマネーバイブル!
  • 掟破りの成功法則(愛蔵版) 破天荒創業者のマジ語り
    -
    多くの読者の魂に火をつけた好著『掟破りの成功法則』が登場! 無一文からはじめ、独自のビジネスで世を変えた14人の創業者。宮脇修(海洋堂)、高橋がなり(元ソフト・オン・デマンド)、北原照久(トーイズ)、堀之内九一郎(創庫生活館<生活創庫>)、青木秀雄(MKタクシー)、森下篤史(テンポスバスターズ)、春山満(ハンディネットワーク インターナショナル)、河原成美(博多一風堂)、片岡勝(市民バンク)、杉本哲哉(マクロミル)、晝間輝夫(浜松ホトニクス)、古川益蔵(まんだらけ)、野田義治(サンズエンタテインメント)。難病で首から下が動かなくなった自分を「とことんラッキー」と言う人物、中小企業に担保を取らずに融資し「本当に信用できるのは土地や債権より人の夢だ」と言う人物。カネにもコネにも頼らず成功を掴んだからこそ語れる、熱いビジネス界の突破法を語り尽くす!

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  • 大佛次郎の「大東亜戦争」
    5.0
    誰よりも西欧市民精神を理解し、大衆にそれを伝えようとした作家・大佛次郎は、誰よりも真剣に対米戦争の勝利を願い、傷ついた。「戦争協力」の一言では片づけられない「ペンの戦い」を読み解く。
  • オズとエルザ(1)
    完結
    3.5
    人々を恐怖に染めた吸血鬼伝説も今は昔。急速な産業の発展と文化息づく19世紀末の英国にあって吸血鬼も今や立派な小市民!?これはそんな吸血鬼の血を引く、とある兄妹の穏やかな日々の記録である。
  • お世話になっております。陰陽課です
    3.6
    念願の公務員に採用され、京都市役所で働くことになった火乃宮祈理(ひのみやいのり)。入庁式を終えて彼女が配属されたのは、通称・陰陽課。京都の町には人間に紛れて暮らす妖怪がたくさんいて、そこは市民である彼らの生活を守る部署だというのだ。 混乱する祈理の教育係についたのは、白銀の髪に赤いシャツでガラの悪い、公認陰陽師の五行(ごぎょう)主任。妖怪の次は陰陽師……?と、訝しむ祈理は、陰陽師らしからぬ風貌の五行と、町を治める鬼や狐の親分との顔合わせに向かうことになるのだが……。 チンピラ陰陽師×マジメ女子の凸凹コンビによる、不思議な公務員生活が始まります。
  • おっかねえお前が一番【単話】1
    完結
    -
    全5巻220円 (税込)
    金欠のなんでも屋・力はある夜バイクタクシーの仕事中、スーツにサングラスの訳有りそうな男を乗せる。走行中サグと呼ばれて市民に憎まれている暴走族と鉢合わせしそうになるも難を逃れた二人。後日、その男の正体を知った力は…ピカレスクBL開幕!! ※本電子書籍は『mimosa vol.10』収録の「おっかねえお前が一番 第一話」と同じ内容です。
  • おとな旅プレミアム 宮島・広島 尾道・倉敷 第4版
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●本電子書籍は、固定レイアウト型(フィックス型)で作成されております。 ●本書は、同名の紙媒体の出版物(紙書籍版)を底本として作成しているため、内容は、原則、紙書籍版印刷当時のものとなります。 ●ご購入前に必ず、当説明文末尾の【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】をご確認ください。 神が宿る島、水の旅情 優美で荘厳、厳島神社大鳥居の修復完了 圧倒的な宮島の佇まい、尾道・倉敷の懐かしい風景 宮島、広島、尾道、倉敷の「歩く・観る」「買う」「食べる」「泊まる」の最新情報をアップデートした’24-’25年版。 修復工事が完了し、美しくよみがえった厳島神社の大鳥居、旧広島市民球場の跡地にオープンしたひろしまゲートパークなど新情報もピックアップ。 州浜に立つ社殿が象徴的な厳島神社は、参拝の手順から見どころ、ご利益までイラストと豊富な写真で徹底解説。その背景に広がる霊峰・弥山含めて、夢のような景色と自然に恵まれた島々を堪能できるスポットを紹介します。 広島では史跡とアート巡りを深堀り、尾道の坂道さんぽ、しまなみ海道のサイクリング、倉敷の美観地区散策など、海の美しさだけではなく、懐かしい風景と出会えるプランもさまざま。 「食べる」は、カキや穴子飯の海の恵みから、広島のお好み焼き、つけ麺、ラーメンまで。 尾道の魚料理、倉敷の風情ある民家で楽しむランチまで、旅情溢れるグルメも紹介します。 歴史特集では、海上交通の重要ルートであった瀬戸内と宮島の歩みを振り返り、美観地区・倉敷の歴史を辿ります。詳細な別冊地図で安心ナビゲート。トラベルカレンダーで1年を通した気温、降水量、気候、旬の食材、イベント開催などが一望。 【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】 ●特典がある場合の利用期限は、紙書籍版の利用期限が適用されます。 ●構成および一部の表記について、紙書籍版と異なる場合があります。 ●紙書籍版のような、「別冊があり、取り外して別冊ごとに使用すること」はできません。 ●紙書籍版とは色味が異なる可能性があります。また、フルカラーページや網掛けページがある場合には、モノクロ端末では見づらくなる可能性があります。ご購入前に、必ず、電子書籍版のサンプルにて表示状態をご確認ください。
  • 大人の道徳―西洋近代思想を問い直す
    4.0
    2018年4月、小中学校で「道徳」が「特別の教科」化され、児童生徒の評価対象に加えられることになった。 しかし、そもそも日本人にとって「道徳」とは何だろうか? この問いに答えられる親や教師はいるのか。 なぜ「学校」に通わなければならないのか? なぜ「合理的」でなければならないのか? なぜ「やりたいことをやりたいように」やってはダメなのか? なぜ「ならぬことはならぬ」のか? なぜ「市民は国家のために死ななければならない」のか? なぜ「誰もが市民でもあり、奴隷でもある」のか? なぜ「学校は社会に対して閉じられるべき」なのか? そもそも「人格」「自由」「民主主義」「国家」とは何だろうか? こうした基本的な問いをマクラに、ポップなイラストを織り交ぜながら、まず道徳の前提となる「近代」とは何かというごく基本的な意味から説き起こしていく。 ベースとするのはデカルト、カントの人間観と道徳観、ホッブズ、ロック、ルソーの国家観と市民観。 さらに中江兆民やレジス・ドゥブレなど、共和主義やリベラリズムの伝統もふまえながら近代的人間としての「道徳」と「市民」および「国民」としての「道徳」の原理を解説していく。 大人たちが最低限知っておくべき前提から問い直す一冊。
  • おばっちのブイサイン
    4.0
    市民病院に入院しているわたしのおばさん、“おばっち”。不満をぶちまけたりしたいはずなのに、いつもみんなに元気をくれる。
  • オバマ大統領 ボストン爆破事件 追悼式典スピーチ
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    2013年4月15日ボストン・マラソン当日に起きた爆破事件。 事件発生直後、テロへの戦いへの強い決意と犠牲者、そしてその家族、ボストン市民をはじめ、アメリカ国民への強いメッセージを示した追悼式典におけるオバマ大統領のスピーチを和訳とともに全文収録。
  • オバマへの手紙 ヒロシマ訪問秘録
    5.0
    2016年5月27日、オバマ米大統領が、現職の米大統領として初めて、広島を訪問した。米国内ではずっと、「原爆の謝罪につながる」として避けられてきたヒロシマ訪問がなぜ可能になったのか。 筆者は読売新聞のワシントン特派員として3年間アメリカに駐在したが、そのとき、アメリカ人が知っている日本の都市が、東京の次が広島であることに驚き、以来、ずっと広島と原爆に興味を抱いてきた。そして2011年、広島テレビの社長に就任したとき、ひとつの可能性に賭けてみようと思った。 ――2016年のサミットは日本で開かれる。この年はオバマの最後の年でもある。そのとき、広島を訪問する可能性は、ある。 筆者は地元メディア社長として、その人脈をフル稼働して、ヒロシマ訪問を動かしはじめた。広島市民の声をホワイトハウスに届けた「オバマへの手紙」をはじめ、日米両国でのロビー活動にいそしむなど、慎重に準備は進められた。そして――記憶に新しいオバマ訪問の舞台裏を、ダイナミックに描いたインサイドストーリー。 ヒロシマの平和の心を世界へ。感動の秘話満載のルポルタージュ。 オバマ広島演説(英文/日本語訳)を付録として掲載。
  • オフショア第一号
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    1~3巻1,650~1,870円 (税込)
    アジアを読む文芸誌 これまでウェブでアジアのインディー音楽やインディペンデントなアート情報を発信してきたOffshoreがリニューアル。寄稿者を迎え、エッセイや論考、創作など、アジアをキーワードに書かれた文芸作品が集まる文芸誌に生まれ変わりました。定義が複雑で広大なアジア、境界線を引くことのできないアジア、均すことのできないアジアを、そのまま体現する誌面です。無限に広がり続けるウェブ世界から離れ、じっくり腰据えて読む。「オフショア」は瞬発力がなくてバズらないけれども、五十年後百年後まで読まれることを目指します。 【目次】 エッセイ「西成、福清、小白兎」得能洋平 詩「40 の目」/「わたしはあなたの名前を呼べない」太田明日香 連載・第一回 イントロダクション「台湾における市民による地下メディア実践と民主化との関係――1990 年代の台湾の地下ラジオ運動を軸として」ローカルメディア研究者 和田 敬 エッセイ「BALI ~八重山~奄美 アッチャーアッチャー」宮里千里 創作「シルクロード・サンドストーム」紅坂 紫 聞き書き「工場の李さん」檀上 遼 インタビュー「dj sniff『平行的玉音軌』ができるまで――リサーチと思考、作曲の過程をトレースする」 聞き手・構成:山本佳奈子 エッセイ「理由のないスープ」鈴木並木 【著者】 山本佳奈子 1983年生まれ、尼崎市出身。2011年に中国、香港、タイ、台湾などを訪れ、各都市に住む音楽家や表現者、アーティストらと交流を深める。現在進行形のアジアを日本語で伝える必要性を強く感じ、自身が編集・企画・執筆を担うウェブマガジン『Offshore』を立ち上げた。那覇市に4年間、福建省福州市に一年間、大阪市此花区に一年間住み、2020年より神戸市在住。中国のインディー音楽、地下音楽が専門。音楽そのものではなく、音楽を実践する「人」や、音楽が流通する「社会」や「政治」に焦点をあわせる。
  • オペラの運命 十九世紀を魅了した「一夜の夢」
    4.2
    オペラ――この総合芸術は特定の時代、地域、社会階層、そしてそれらが醸し出す特有の雰囲気ときわめて密接に結びついている。オペラはどのように勃興し、隆盛をきわめ、そして衰退したのか。それを解く鍵は、貴族社会の残照と市民社会の熱気とが奇跡的に融合していた十九世紀の劇場という「場」にある。本書は、あまたの作品と、その上演・受容形態をとりあげながら「オペラ的な場」の興亡をたどる野心的な試みである。
  • 朧月市役所妖怪課 河童コロッケ
    3.4
    希望を胸に自治体アシスタントとなった宵原秀也は、赴任先の朧月市役所で、怪しい部署に配属となった。妖怪課――町に跋扈する妖怪と市民とのトラブル処理が仕事らしいが!? 汗と涙の青春妖怪お仕事エンタ、開幕!
  • 朧月市役所妖怪課【全3冊 合本版】
    5.0
    1巻1,540円 (税込)
    この朧月市は、妖怪たちを封じ込めるために作られた自治体なんだよ――亡き父の遺志を受け継ぎ、晴れて公務員となった宵原秀也の赴任先は、朧月市役所内の謎の部署「妖怪課」。なんでも町中に現れる妖怪と市民との間のトラブルの処理が仕事らしい。秀也は困惑するが、そんな彼の気持ちとは裏腹に、立て続けに妖怪がかかわる事件が勃発。秀也は額に汗し、不器用ながら事件の処理に奔走する中、いつしか仕事に対する自信が芽生え、そして、淡い恋も……。読むと元気になる、お仕事&妖怪青春エンタメが、シリーズ合本版で登場!
  • 思い通りに演奏できる! オカリナ 上達のポイント50
    完結
    -
    全1巻1,793円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 楽しみながら、上手くなる! ★ オカリナの魅力を引き出すための 技術&表現力がこの1冊でわかります!! ★ 音程が安定する構え方・呼吸。 ★ 曲にメリハリをつける演奏のコツ。 ★ 合奏や本番を成功させるには。 ・・・etc. ◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆  この本は、オカリナが“もっとうまくなる” ために必要な、 とっておきのポイントを50個紹介しています。 いずれも、私が今まで多くの人を教えてきた中で 効果のあった実践的なものばかりです。 初級者の人でも、中級者の人でも、 今よりももっと上手になるためのヒントがたっぷり詰まっています。 もちろん、上級者にとっても有益な考え方を紹介しています。 ぜひ、この本で紹介しているテクニックやポイントを実践してみてください。 この本をきっかけに、オカリナがもっと楽しく、 もっと身近なものに感じられるようになっていただけたらと思います。 小棚木恵美子 ◆◇◆ 本書について ◆◇◆  この本は、オカリナを演奏する中で、 つまずきがちな奏法やテクニックについて、 50のポイントを見開きで紹介しています。 ポイントにはそれぞれ、 主に3つのチェック項目がありますので、 読んで理解を深め、解決のヒントにしてください。 なお、チェック内には、 練習課題や譜例も掲載していますので、 合わせて練習してみましょう。 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆  ☆ STEP1 基本を押さえるのが上達への道 * ポイント1 オカリナを知ればもっと楽しめる ~楽器編 * ポイント2 オカリナを知ればもっと楽しめる ~歴史編 * ポイント3  一人でも大勢でも楽しめる!懐の深さが魅力 ・・・など全9ポイント ☆ STEP2 ふだんの練習で確実にうまくなろう! * ポイント10 小さく軽いオカリナはどこにでも持って行ける! * ポイント11 最初は楽譜に音名を描き込んで指使いを覚える! * ポイント12 半音の指使いは「音程が低くなる理屈」を理解する ・・・など全16ポイント ☆ STEP3 上級者が気をつけているコツでレベルアップ! * ポイント26 中音から高音への行き来は体と指の動かし方がポイント * ポイント27 高音は息の量を増やすことで正しく吹ける * ポイント28 低い音は指を柔らかくして押さえるとよい ・・・など全20ポイント ☆ STEP4 「いい演奏だったね!」といわれるための本番の心得 * ポイント46 演奏場所によって生音とマイクを使い分けよう * ポイント47 ふだんの練習も、できるだけ本番を想定しよう *ポイント48 うまくなるには、ある程度の場数も必要! ・・・など全5ポイント ◆◇◆ 監修者プロフィール ◆◇◆  小棚木恵美子 (こたなぎ・えみこ) 吹奏楽団でクラリネットを演奏していたとき、 ゲスト出演したオカリナ奏者の音を聴いてオカリナの世界へ。 ナイトオカリナ楽団に所属し、 オカリナだけのオーケストラやアンサンブルでの演奏を行うほか、 カルチャーセンターや市民講座にてオカリナのレッスンを行い、 オカリナのすそのを広げる活動を続けている。
  • 檻の中の裁判官 なぜ正義を全うできないのか
    3.6
    元判事、ベストセラー『絶望の裁判所』著者による、 司法批判の集大成! 平成の司法制度改革は大失敗!? 政府と電力会社に追随した根拠なき「原発再稼働容認」、 カルロス・ゴーン事件で改めて露見した世界的に特異な「人質司法」、 参加者の人権をないがしろにした「裁判員裁判」、 国家が犯人1人に責任を押し付ける「死刑制度」…… 閉ざされ歪んだ司法の世界にメスを入れ、改善への道を示す! ● 出世コースに乗れば生涯収入7億超えも! 「天下り」もあり、国家に逆らえない。 ● 無罪判決や行政に不利な判決を出した判事たちは 人事や異動で報復を受けた。 ● 在野の法律家から判事を選任する「法曹一元制度」を 活用し、“市民のための司法”を取り戻せ! 〈目次〉 第1章 個人としての裁判官とその問題 第2章 官僚・公人としての裁判官 第3章 裁判官の仕事とその問題点 第4章 裁判官の本質と役割――儀礼と幻想の奥にあるもの 第5章 戦後裁判官史、裁判官と表現 第6章 法曹一元制度と裁判官システムの未来
  • 俺たちのアビリティフォース
    -
    不器用な気質で、人との距離を感じて学校内で馴染めずにいたレッカ。 それでも放課後になると市民病院にいる義姉のせせらぎルナに会いに行くことを楽しみに毎日を過ごしていた。 そんなある日、「憑依生命体」という正体不明の狂戦士が現れ、ルナがいる市民病院を襲う。 騒乱の中でなんとか彼女の元へ向かうレッカだったが、憑依生命体と対峙した時、「エフェクト」という力が覚醒して――。 同じ力を持つ仲間との交流、敵組織との関わり…… 悩み、葛藤しながらも成長していくレッカの姿を描くSFビルドゥングスロマン。 <目次> 『非現実の幕開け』 『変化するコミュニティ』 『無知だった領域』 『組織の在り方』 『sweets for the moon』 『夕焼けのカゲロウ』 『作戦決行』 『託された希望』 『おまけ』

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  • 音楽と真のリーダーシップ カーネギーホール総監督兼芸術監督は語る
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    クリエイティビティを阻害せずにベクトルを合わせる! 異能集団をまとめ収益と社会性を両立させてきたリーダーに学ぶ組織運営の真髄 「リーダーシップとは、答えを与えることではなく、その答えを導き出すための問いを考えることだ」 「お金がなければ文化も社会貢献もない!」 「チェリストとしての自分は、オーケストラのなかで日々同じことの繰り返しだった。しかしビジネスは今日と明日で状況が変わり、違うことをしなければならない。なんとクリエイティブな世界だ!と申し上げたい」 本書は、我が儘なアーチストたちで構成される世界的な芸術・文化的組織を率い、市民の支持を得ると同時に収益も上げてきたリーダーが、その実践するマネジメント哲学、リーダーシップのあり方を幅広く語るもの。カーネギーホールのエグゼクティブ・ディレクター兼芸術担当として組織の運営に携わるクライブ・ギリンソンに、Arch Street Pressの編集主幹ロバート・リムがインタビューをする形式となっています。 ここで語られる内容は、決して文化の話でもなければ、クラシック音楽の話でもない。組織運営を考える時、またリーダーシップを考える上で、非常に大きな示唆に飛んだものになっている。アメリカでは、ビジネスのクラスのテキストとして採用されている大学が複数ある。個々のクリエイティビティを殺すことなくいかに全体を一つの方向にまとめ上げるか?よき企業市民としての組織、つまり社会から支持される組織のあり方とは?など多くの企業が直面する課題に論及しており、マネジメントにとって大いに参考になる内容が満載である。

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