プロフィール

  • 作者名:佐久間裕美子(サクマユミコ)
  • 性別:女性
  • 生年月日:1973年
  • 出身地:日本 / 東京都
  • 職業:フリーライター

慶應義塾大学卒。イェール大学大学院修士課程修了。著書に『ヒップな生活革命』がある。また、『日本はこうしてオリンピックを勝ち取った! 世界を動かすプレゼン力』(ニック・バーリー)の翻訳も手がける。

作品一覧

  • 今日もよく生きた~ニューヨーク流、自分の愛で方~
    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    ニューヨークに暮らして約30年。この街で出会った人々から教えてもらい、少しずつ築き上げたセルフケア、セルフラブの道具箱のおかげで、なんとか自分らしく生き抜いてきた。揃えた道具を取り出しては自分という存在を理解すること、許すこと、愛することを身につけるためのすべを、もがきながら習得しようとしてきた著者。呑気に無傷で生きるなんてできない社会の中で、「今日もよく生きた」と自分に言ってあげたくなる一冊。
  • 編むことは力 ひび割れた世界のなかで、私たちの生をつなぎあわせる
    3.9
    1巻2,970円 (税込)
    編み物は,フェミニズムや社会運動を支えるツールでもあった.フランス革命時のトリコテウス,アメリカ革命時のスピニング・ビーズ,大戦時のニッティング・スパイ,トランプ政権時のプッシーハット・プロジェクト…….個人と政治,愛と経済を結びつけ,社会を幾度となく編み直してきたパワーの歴史をたどるエッセイ.

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  • Weの市民革命
    3.8
    1巻1,540円 (税込)
    トランプ時代、パンデミック、ブラック・ライブズ・マター、大統領選…… いまアメリカで沸きあがる、「私たち」のムーブメント ロングセラー『ヒップな生活革命』の“その先”のストーリー 金融危機後のインディペンデント文化の開花を描いた『ヒップな生活革命』から6年。 その間に出現したトランプ政権を受けて、「消費」を通じたミレニアルたちの運動が活発化した。企業は政治・社会的スタンスを明確にするようになり、「サステイナブル」に一段と取り組むようになった。「ジェントリフィケーション」の波を受けたブルックリンでも、インディペンデントが生き残るための創意工夫がより深化していった。 ……ところに迎えたコロナウイルスとブラック・ライブズ・マター、そして大統領選。 それらは、以前からプログレッシブ(進歩主義的)な市民たちが求めてきた施策をさらに前進させた。「インターセクショナリティ(交差性)」はより強固なものになった。 このプログレスは今後、どこに向かっていくのか。そこには、どんなルーツがあるのか。 こういう時代に「物を買う(消費する)」行為をどう考えていけばいいのか。 共通するキーワードは「We(ウィ)」。いま「私たち」の力は、良くも悪くも、これまでになく大きなものになっている。 アメリカの変化は世界の変化を照らし出す。 20年以上にわたりニューヨークに住み、アメリカ各地を見続けてきたライターが、アメリカで沸きあがる新たなムーブメントのリアルな可能性と希望を、最前線から伝える。 自分以外の誰かのために、声を上げたり、 行動を起こすから、「We」なのだ。(本文より)
  • 真面目にマリファナの話をしよう
    3.9
    1巻1,324円 (税込)
    なぜアメリカは解禁に踏み切ったのか? バブル前夜のマリファナ・ビジネスの最前線を追う。 2014年、全米で初めてコロラド州で嗜好目的のマリファナ使用が合法化された。 これを潮目に業界は急成長。 マリファナ観光から栽培学校まで誕生、 関連株は「ビットコイン並」に急騰し、 シリコンバレーの超エリートやセレブが続々参入するなど マリファナ・ビジネスは4兆円の巨大市場「グリーン・ラッシュ」となった。 連邦政府が“悪”とこだわり、 長い間非合法ドラッグとして扱われてきたマリファナが なぜ世界市場を席巻するほどのムーブメント化したのか? 合法化にいたるまでのアメリカの歴史と解禁後のいまを追うと ガン、エイズ、緑内障などの医療使用解禁派の存在や、 政治家の思惑、リーマン・ショックによる行政の財政難も見てきた――。 日本人の知らないアメリカのマリファナ事情を解き明かす 前代未聞のノンフィクション。 第一章 マリファナ・ロードマップ 第二章 なぜアメリカはマリファナを解禁するのか 第三章 もしも自分が患者だったら
  • ピンヒールははかない
    4.0
    1巻1,056円 (税込)
    めいっぱい生きる。 NYブルックリンひとり暮らし。どこまでも走り続けたい。 ニューヨークで暮らすようになって、もうすぐ20年になる。 ここでは「シングル=不幸」と思わせるプレッシャーがない。 周りには、果敢に恋愛や別れを繰り返しながら、社会の中で生き生きと頑張っている女性が山ほどいる。一生懸命生きれば生きるほど、 人生は簡単ではないけれど、せっかくだったら、フルスロットルで めいっぱい生きたい。だから自分の足を減速させるピンヒールははかない。 大都会、シングルライフ、女と女と女の話。
  • テロリストの息子(TEDブックス)
    3.6
    憎しみの中に育っても、「選択」することはできる。 ジハードを唱えるようになった父親が殺人を犯したとき、その息子はまだ7歳だった。 1993年、投獄中の父はNY世界貿易センターの爆破に手を染める 。家族を襲う、迫害と差別と分裂の危機。 しかし、狂気と憎悪が連鎖するテロリズムの道を、彼は選ばなかった。 共感と平和と非暴力の道を自ら選択した、テロリストの息子の実話。全米図書館協会アレックス賞受賞。
  • ヒップな生活革命 ideaink 〈アイデアインク〉
    3.9
    1巻875円 (税込)
    アメリカから、変革の波が広がる。 アメリカ人の意識が、大きく変わり始めた。 抜群においしくなったコーヒー、「買うな」とうたう企業広告、地元生産を貫くブランド、再燃するレコード熱…… サブプライム金融危機を受け、新たなる「ヒップスター」たちが衣食住の各所で変革の波となり、大企業主導の社会の中で独立した場所を広げている。 私たちは無力ではない。 ニューヨークに住みアメリカ文化を追い続けてきたライターが、現地で進化する「生き方の革命」をレポートする。 「これからのアイデア」をコンパクトに提供するブックシリーズ第11弾。画期的なブックデザインはグルーヴィジョンズ。

ユーザーレビュー

  • 編むことは力 ひび割れた世界のなかで、私たちの生をつなぎあわせる

    Posted by ブクログ

    編み物が抵抗のツールとして多くの場で使われてきたということにとても驚いたけど、実際に自分もプロテストグッズを編んでみたりしていくと、確かにこの行為は抵抗であり、ケアであると実感する。
    編み物をやらない人には読みづらい部分があるかもしれない。でも「抵抗の社会史」としてぜひ読んでみてほしい1冊。

    0
    2025年08月02日
  • 編むことは力 ひび割れた世界のなかで、私たちの生をつなぎあわせる

    Posted by ブクログ

    フェミニズムも色々。幅があるのはそれだけの厚みになってきたということ。おばあちゃん、素敵。そういう語り方もあるよね。

    0
    2025年04月30日
  • ヒップな生活革命 ideaink 〈アイデアインク〉

    Posted by ブクログ

    『世界中に散らばった小さなコミュニティは、呼応しあってより大きな文化の潮流を形成し、大きな力を前に、ただ無力感に打ちひしがれながら何もできずに生きていく必要はない、ということを私たちに教えてくれる』

    『自分の身の回りの小さなところから始めて自分の場所や仲間を見つけ、自分の表現を形にすることで、独立した存在になることは、「できる」ということ』
    グルーヴはひとりじゃ生まれない。

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    2024年08月23日
  • ピンヒールははかない

    Posted by ブクログ

    コロナ禍の一番緊張感があった時期、佐久間さんが毎日のようにやってくれたインスタライブに支えられていた。著書を読むのは(こんにちは未来本を除けば)初だけどとても良かった、あの強くおおらかなお人柄はこういう過去に支えられてあるのだなと。ご本人のプライベートについて、特に過去のことはよく知らなかったので最後は涙。アメリカに長く住み現地で様々なアイデンティティをもった人たちと人間関係を築いておられるからこそのインサイトフルなエピソードが沢山。これが2017年とは。いま日本社会で生きる人たち、特に、30代で様々な生き方の選択に迫られやすい時期にいるひとたちが共感できる話がたくさんあるのでぜひ読んでほしい

    0
    2023年07月02日
  • ピンヒールははかない

    Posted by ブクログ

    今の自分にとって、吐きそうなくらいずっしりくるものがあった!人生の可能性を狭めてるのは、自分だなと思った。日本の文化や社会のせいもあるかもしれない。知ってるのと知らないのとでは、全然違う。人生のこれからにまだまだ辛いこともあるんだろうな、頑張れ自分!(笑)

    0
    2022年09月17日

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