無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
遥か昔から人間は自然の恵みから糸を紡ぎ、編み上げることで生活を豊かにしてきた。あまりに自然な営みすぎて、いつの時代から編み物をしていたのかはっきりわからないくらい、人間にとって編み物は常に歩みをともにしてきた存在らしい。
時代によって、編み物が持つ力はさまざまな変遷を遂げていく。自然と人間を繋ぐ役割や、戦地で愛する人の命を守る衣服になったり、編む行為自体が祈りや癒しの役割を果たしたり、権力への静かな抵抗運動の原動力にもなってきた。
そして、編み物の力の影には常に女性たちの存在があった。これだけ歴史に影響を与えてきた大きな力の存在が広く知られていないのは、女性が社会を支え続けてきた事実を多くの男性が無視してきたように、編み物が持つ力、女性達の力を社会が軽んじ、見過ごしてきたからだろう。
今、編み物をする人が増えているのは、これまで見過ごされてきた、社会を支え、権力に静かな抵抗を続けてきた存在に気づき始める人が増えているから…だと思いたい。
Posted by ブクログ
編み物の持つ力。私の名前は「編子」という。名前負けしてはいけないと思い、小学校高学年ぐらいから編み物を始めた。主にかぎ針編みが得意。棒針も時々やるが凝ったものは編まない。単なる趣味の域を出ないものだと思っていたが、編み物にこんな歴史があったとは。内容は主に欧米の近現代史にスポットがあたっている。
縄文時代の縄模様。そしてどうやらそれぐらいのむかしから「あんぎん・編衣」というものがあったらしい。機織り以前のことだ。道具は編み針のみ、そして糸があれば編める。民衆の手仕事の象徴となるのはわかる気がする。さて、これからは編むための糸の自給についても考えていかねばならないのではと、読み終えてぼんやりと思った。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
小説・文芸