佐久間裕美子のレビュー一覧

  • 編むことは力 ひび割れた世界のなかで、私たちの生をつなぎあわせる

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    編み物が抵抗のツールとして多くの場で使われてきたということにとても驚いたけど、実際に自分もプロテストグッズを編んでみたりしていくと、確かにこの行為は抵抗であり、ケアであると実感する。
    編み物をやらない人には読みづらい部分があるかもしれない。でも「抵抗の社会史」としてぜひ読んでみてほしい1冊。

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    2025年08月02日
  • 編むことは力 ひび割れた世界のなかで、私たちの生をつなぎあわせる

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    フェミニズムも色々。幅があるのはそれだけの厚みになってきたということ。おばあちゃん、素敵。そういう語り方もあるよね。

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    2025年04月30日
  • ヒップな生活革命 ideaink 〈アイデアインク〉

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    『世界中に散らばった小さなコミュニティは、呼応しあってより大きな文化の潮流を形成し、大きな力を前に、ただ無力感に打ちひしがれながら何もできずに生きていく必要はない、ということを私たちに教えてくれる』

    『自分の身の回りの小さなところから始めて自分の場所や仲間を見つけ、自分の表現を形にすることで、独立した存在になることは、「できる」ということ』
    グルーヴはひとりじゃ生まれない。

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    2024年08月23日
  • ピンヒールははかない

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    コロナ禍の一番緊張感があった時期、佐久間さんが毎日のようにやってくれたインスタライブに支えられていた。著書を読むのは(こんにちは未来本を除けば)初だけどとても良かった、あの強くおおらかなお人柄はこういう過去に支えられてあるのだなと。ご本人のプライベートについて、特に過去のことはよく知らなかったので最後は涙。アメリカに長く住み現地で様々なアイデンティティをもった人たちと人間関係を築いておられるからこそのインサイトフルなエピソードが沢山。これが2017年とは。いま日本社会で生きる人たち、特に、30代で様々な生き方の選択に迫られやすい時期にいるひとたちが共感できる話がたくさんあるのでぜひ読んでほしい

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    2023年07月02日
  • ピンヒールははかない

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    今の自分にとって、吐きそうなくらいずっしりくるものがあった!人生の可能性を狭めてるのは、自分だなと思った。日本の文化や社会のせいもあるかもしれない。知ってるのと知らないのとでは、全然違う。人生のこれからにまだまだ辛いこともあるんだろうな、頑張れ自分!(笑)

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    2022年09月17日
  • Weの市民革命

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    とても勉強になった

    なんとなく大量生産の服は好きになれず、車を使うよりもう歩きや自転車が好きだったから、ぴたっとはまった感覚

    ちゃんと考えて物を買おう、使おう

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    2021年05月17日
  • Weの市民革命

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    自分がアメリカに住んでいる時は、
    学校生活のことばかりで、アメリカの政治や経済について
    全く何も「知ろう」としなかったことが今思えばすごく恥ずかしい。
    税金を支払って、住んでいるわけだから
    今自分が住んでいる国の最低限のことは知っておかないと。
    アメリカから見た日本、や
    おそらくきっとこれから日本も同じようなことが起きるんじゃないかって
    少し先に起こりそうなことを知ることができる。
    政治的なことや思想は人それぞれだから
    いろんなことを知った上で最終的に自分の意見を持っておけばいいんだと思う。

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    2021年02月13日
  • 真面目にマリファナの話をしよう

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    ジャパニーズで最近話題の大麻とは何なのか、
    北の田舎には「大麻」(おおあさ)と言う地域がある、

    なんならそこら辺に生えてるし、
    ジャパニーズ神道には麻が絡んでくる、

    のに、なぜ大麻はダメなのか、

    そして、ジャパニーズの大麻を禁じたと思われるアメリカは大麻を非犯罪化されはじめている、

    そんなアメリカの大麻の歴史を細かく説明してくれている本、


    あまりにもムヅカシイ、
    読むのが大変だった、

    簡単に「大麻最高!!」みたいな本ではない、


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    2021年02月06日
  • 真面目にマリファナの話をしよう

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    マリファナは悪だ!と言うイメージが強い日本に向けて、佐久間裕美子さんの情報収集力と編集力に感謝です。今までにもたくさんのマリファナの記事や本で説明したり解説したものを読んできましたが、どれも信憑性にかけていたところ、こちらの本は歴史だけでなく、他の国の差別の話しや社会性、そして科学的な細かい成分の説明もわかりやすく、説得力があります。勉強になりました。

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    2020年12月10日
  • ピンヒールははかない

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    この本はわたしのバイブルみたいな本になった
    30歳になる目前で出会えてよかったな
    選んだ道が最善の道 という言葉が良かったな
    自分をハッピーにできるのは自分しかいないね
    人と比べることは悲しいことだ
    Don’t miss out on any fun

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    2020年06月18日
  • 真面目にマリファナの話をしよう

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    筆者はマリファナを勧めている訳ではない。
    中立の立場から、「マリファナはどうしてアメリカで禁止され、日本で禁止されたのか。そしてなぜ解禁されていったのか」という歴史を数多くの取材に基づいて分かりやすく示してくれる。

    マリファナは擁護派でも禁止派でも無かったが、
    読み終えることで柔軟な考えを持つことができた。

    途中で引用された、ティモシーリアリーの言葉。
    マリファナは危険なのか?というケネディからの問いに対し、
    「サー、自動車は不適切な方法で使用されれば危険です。この世の中で人間が直面している危険は、人間の馬鹿さと無知でしかありません」

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    2020年01月27日
  • ピンヒールははかない

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    ニューヨークに生きる女性のストーリーが、楽しいことも悲しいことも書かれていて、こんな生き方もあるのかと思える

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    2019年05月22日
  • ピンヒールははかない

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    女性の生き様についての本だけど、アメリカの空気感と相まってカラッと大事なことが書かれていました。死に目に息子の元妻に対して"Promise me not to miss out on any fun."と言える人になりたいです。

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    2019年01月05日
  • テロリストの息子(TEDブックス)

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    ネタバレ

    テロリストの息子として、周囲からの偏見やいじめに会い、継父からは暴力を受け、実の父親を信じることもできなかった作者が、誰かを恨むのではなく、平和を伝えようとしている。誰もがこうなれるわけではないと思うが、彼は自分をキング牧師やガンジーにはなれないが、敵対者と対話していこうとする努力を続けていることには感嘆する。
    「あらゆる種類の信仰者に対して僕は敬意を持っているし、異教徒間の対話を推奨しているけれど、これまでの人生、宗教が武器として使われるのをずっと見てきたから、すべての武器を置くことにした」

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    2016年06月28日
  • ヒップな生活革命 ideaink 〈アイデアインク〉

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    DIY, オーガニック, ハンドメイド, ローカル, 若者, カルチャー, リベラル, ポートランド, LGBT

    いい意味でも悪い意味でもやっぱりアメリカは先を行くのを感じた。

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    2015年04月06日
  • ヒップな生活革命 ideaink 〈アイデアインク〉

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    ヒップな人々、というネーミングが抜群。いるいるこういう人。特に、身につけるもの食べる物へのこだわりは持っていたい。

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    2014年12月09日
  • ヒップな生活革命 ideaink 〈アイデアインク〉

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    ネットがこの世に登場して20年が経った。その時から大企業、大量生産の時代は終わり、草の根活動の時代になると言われていたが、なかなか実現しなかった。しかし、金融危機や大企業の海外移転等で、いわゆる従来型の仕事はなくなり、大企業が海外で低コストで製造した商品を大量に売りさばくということもできなくなってきた。そして、今従来なら時代遅れと言われていた物が再び脚光を浴びている。ネットも登場した時は、何だかんだ言いながらも大企業が牛耳っていたが、SNSやスマホの普及で、今度こそ草の根活動の時代となった。従来なら告知手段がなく、売り様のなかった商品も今なら宣伝コストもかけずに、自分のこだわり商品を、それを理

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    2014年10月13日
  • ヒップな生活革命 ideaink 〈アイデアインク〉

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    PERISCOPEの人。アメリカから発せられる新しいインディペンデントなムーブメントが、どういう背景で起こっているのか取材した本。食・音楽・ファッション・クラフト・雑誌など様々なカルチャーで起こっている『ヒップ』な事象について紹介しつつ、なぜそこで起こりえたのか、どんな課題があってそれを解決していったのかを、社会背景やテクノロジーの進化の影響といった点から考察されていてよい。単純な模倣によるカルチャーの輸入はヒップじゃないのよなー。

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    2014年09月15日
  • 編むことは力 ひび割れた世界のなかで、私たちの生をつなぎあわせる

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    思ったよりも社会的、特にフェミニズム的な内容が多くて面白かった

    絡まった時潔く解ける人が良い編み手
    色々な意味を含む素敵な言葉

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    2025年10月31日
  • 編むことは力 ひび割れた世界のなかで、私たちの生をつなぎあわせる

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    編み物の持つ力。私の名前は「編子」という。名前負けしてはいけないと思い、小学校高学年ぐらいから編み物を始めた。主にかぎ針編みが得意。棒針も時々やるが凝ったものは編まない。単なる趣味の域を出ないものだと思っていたが、編み物にこんな歴史があったとは。内容は主に欧米の近現代史にスポットがあたっている。
     縄文時代の縄模様。そしてどうやらそれぐらいのむかしから「あんぎん・編衣」というものがあったらしい。機織り以前のことだ。道具は編み針のみ、そして糸があれば編める。民衆の手仕事の象徴となるのはわかる気がする。さて、これからは編むための糸の自給についても考えていかねばならないのではと、読み終えてぼんやりと

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    2025年09月17日